この記事では、銀河系を舞台に「フォース」という力を使ってさまざまな戦いが起こる『スターウォーズ』シリーズについて紹介していきます。
『スターウォーズ』シリーズは40年以上にわたって制作・公開された大人気シリーズで、原作者はアメリカの映画監督であるジョージ・ルーカスさんです。
そんな『スターウォーズ』シリーズで使われている用語や主要キャラクター、シリーズすべてを視聴できる動画サイトも紹介していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/E0AHdsENmDg)
そもそも『スターウォーズ』ってどんな話?
まずは『スターウォーズ』がどんな話なのかを、簡単に説明していきますね。
『スターウォーズ』とは、「スカイウォーカー」という名前をもつ人物たちが主人公となり、銀河系を支配しようとする銀河帝国軍と壮大な戦いをくり広げる作品です。
本シリーズの第1作目はアメリカで1977年に公開され、その後40年以上にわたって世界中の人たちを熱狂させてきた、大人気シリーズですよ。
第1作目はシンプルに悪人をやっつけていくというストレートな面白さなのですが、第2作目は暗い雰囲気のストーリーになっているなど、作品ごとに違う楽しみ方ができるのも本シリーズの特徴です。
他にも宗教や政治・親子や師弟の争いなど、身近によくある問題も描かれています。銀河系を巡っての戦いとどこにでもあるような身近な問題が、とても広い層の人たちに興奮と共感を与えていますよ。
『スターウォーズ』シリーズの用語を紹介!
ここで『スターウォーズ』シリーズの、すべての作品で使われている用語を紹介します。
フォース
『スターウォーズ』の世界に存在しているエネルギー体。銀河にある物すべてを包み込んでいて、作中のキャラクターが用いる超常的な能力のエネルギー源となっています。
ジェダイ(ジェダイの騎士)
フォースと光の剣(ライトセーバー)を使って、銀河系の自由と正義を守るために戦う人たち。簡単に言うと、銀河系の警察ですね。
これらの用語を使い、次の項目では『スターウォーズ』シリーズの主要キャラを紹介していきます。
『スターウォーズ』シリーズの主要キャラを紹介!
ここでは『スターウォーズ』シリーズに登場する主要キャラを紹介していきます。
アナキン・スカイウォーカー
アナキン・スカイウォーカーは、エピソード1・2・3の主人公です。
“フォースにバランスをもたらす選ばれし者”として見出され、非常に強いフォースを持っています。
無自覚にフォースを使う才能と動体視力をもっており、子供でありながらジェダイの騎士としてスカウトされるほどの天才でした。
また9歳の時にはC-3POというロボットを作るほどメカニックにも精通していて、宇宙船や戦闘機の操縦に関しても超一流の実力をもっています。
ルーク・スカイウォーカー
ルーク・スカイウォーカーは、エピソード4・5・6の主人公です。ルークの父親はアナキン・スカイウォーカーですね。
父親と同じく強力なフォースの使い手であり、ライトセーバーを使いはじめてからわずか数年でマフィアを1人で壊滅させるほど、高い戦闘力を誇っています。
善良な養父母にあずけられ、ごく普通の家庭で育ったことから、純粋で温和な性格をもっていますよ。
レイ
レイはエピソード7・8・9の主人公です。生まれながらに高いフォースの才能を持っており、戦士として高い実力を発揮していますよ。
エピソード9にて名前を聞かれたときに「レイ・スカイウォーカー」を名乗ったことから、その名前で表記されることあります。
『スターウォーズ』シリーズ唯一の女性主人公であり、シリーズに大きな影響を及ぼす”あるキャラクター”の孫娘でもありますね。
ダース・ベイダー
ダース・ベイダーは、エピソード4・5・6で登場する敵側のボスです。「ダース・ヴェイダー」と表記されることもありますね。
フォースに関して天性の才能をもっていて、戦闘力と技術力にも秀でています。もともとはジェダイの騎士でしたが、あるキッカケによって敵側に移りました。
アナキンの師匠である人物と戦った際に、すべての手足を失って全身に火傷を負ったため、半分人間半分サイボーグとなって復活します。
『スターウォーズ』シリーズを”公開順”で紹介!
『スターウォーズ』シリーズは、エピソード4・5・6が公開された後にエピソード1・2・3が公開されるなど、ナンバリングがややこしいことになっています。
その理由はあとで説明するので、ここでは『スターウォーズ』シリーズを”公開順”で紹介しますね。
- 1977年:スターウォーズ(エピソード4:新たなる希望)
- 1980年:スターウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)
- 1983年:スターウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)
- 1999年:スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- 2002年:スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- 2005年:スターウォーズ エピソード3/シスの復讐
- 2015年:スターウォーズ/フォースの覚醒
- 2017年:スターウォーズ/最後のジェダイ
- 2019年:スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
※()内の文字は、公開時にはタイトルに付けられていなかったのですが、後にサブタイトルとして付けられました。
この順番で数えて最初の3作は「旧三部作」、4〜6作目は「新3部作」、7〜9作目は「続三部作」と言われています。
最後の3作(フォースの覚醒・最後のジェダイ・スカイウォーカーの夜明け)のタイトルには、「エピソード◯◯」が入っていません。
しかし、映画の内容はエピソード6の続きになっているので『フォースの覚醒』から順にエピソード7・8・9と言われていますよ。
なので公開順にエピソードを並べると4→5→6→1→2→3→7→8→9となります。
『スターウォーズ』シリーズを”時系列順”で紹介!
そしてここでは『スターウォーズ』シリーズを”時系列順”で紹介していきます!
- 1999年:スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- 2002年:スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- 2005年:スターウォーズ エピソード3/シスの逆襲
- 1977年:スターウォーズ(エピソード4:新たなる希望)
- 1980年:スターウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)
- 1983年:スターウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)
- 2015年:スターウォーズ/フォースの覚醒
- 2017年:スターウォーズ/最後のジェダイ
- 2019年:スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
最後の3作(フォースの覚醒・最後のジェダイ・スカイウォーカーの夜明け)は、「公開順=時系列順」なので順番は変わりません。
『スターウォーズ』シリーズを視聴するときは、”公開順”と”時系列順”のどちらで見ても楽しめますよ。お時間があればシリーズを2周して、両方の順番で視聴してみてくださいね。
なぜ『スターウォーズ』シリーズは”4”から始まったのか?
ここでは「なぜ『スターウォーズ』シリーズは”エピソード4(新たなる希望)”から始まったのか?」を説明していきます。
本シリーズの原作者であるジョージ・ルーカスさんは「1作目が大ヒットしなければ続編が作れない」と判断し、もともと練っていた構想の中で一番ヒットしそうだった『新たなる希望』から映画化しました。
またエピソード1・2・3で描かれている時代は、制作当時(1970年代中盤)の技術と予算では映画化が不可能だったというのも、エピソード4から始まった理由ですね。
それでは次の項目から「旧三部作」「新三部作」「続三部作」の作品について、それぞれ紹介していきます!
全てはここから始まった!「旧三部作」
『スターウォーズ』シリーズのスタートとなる「旧三部作」。公開順だと1~3作目(エピソード4・5・6)ですね。
「旧三部作」は、主人公のルーク・スカイウォーカーを中心として物語が進んでいきます。それぞれの内容を、簡単に紹介しますね。
スターウォーズ(エピソード4:新たなる希望)
ジェダイの騎士が滅亡してから20年。銀河系は銀河帝国軍に支配されていました。しかし、銀河帝国軍の兵器である”デス・スター”の設計図が盗まれます。
スターウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)
ダース・ベイダーは皇帝からの信頼を取り戻すため”デス・スター”を破壊したルークを探そうと、調査用のドロイドを銀河系の各地に送ります。
スターウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)
銀河帝国軍が再び”デス・スター”の製造をはじめたことから、反乱軍との最後の戦いが始まります。
『スターウォーズ』シリーズ:新三部作
「旧三部作」に続いて公開されたのが「新三部作」ですね。公開順だと4~6作目(エピソード1・2・3)ですね。
「新三部作」では主人公がアナキン・スカイウォーカーに変わり、「旧三部作」以前のストーリーを描いています。それぞれの内容を簡単に紹介しますね。
スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
本作の舞台となる砂漠の惑星タトゥイーンには、ケタ外れに強いフォースを持つ奴隷の少年アナキンがいました。やがて自由になったアナキンは、ジェダイの騎士になる訓練を受けることになります。
スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
青年へと成長したアナキンは師匠から指導してもらい、フォースの力を習得して優秀なジェダイの騎士となるべく努力していました。
そんなとき元女王の命が狙われる事件が発生したため、アナキンと師匠はその事件の調査に向かいます。
スターウォーズ エピソード3/シスの復讐
各地で争いが起こるなか、最高議長が拉致される事件が発生したため、アナキンと師匠が救出に向かいます。最高議長の救出に成功したものの、アナキンは忠誠と愛と誘惑との間で悩み苦しんでいました。
そしてついはアナキンは”ある決断”をします。その決断が「旧三部作」にも続く大きな流れになっていきました。
『スターウォーズ』シリーズ:続三部作
そして「新三部作」に続いて公開され、2020年9月現在では最新であるのが「続三部作」ですね。公開順だと7~9作目(エピソード7・8・9)ですね。
「続三部作」では主人公がレイ・スカイウォーカーに変わり、「旧三部作」・「新三部作」の集大成として描かれています。それぞれの内容を簡単に紹介しますね。
スターウォーズ/フォースの覚醒
とある砂漠の惑星で生活している主人公・レイは、ある人物たちと出会ったことがキッカケで、運命が大きく変わっていきます。
スターウォーズ/最後のジェダイ
前作『フォースの覚醒』でついに登場した”あの人物”。その人物によって銀河はどう動くのか?そしてフォースが覚醒したレイはその人物のもとで修行をして、やがて大きな決戦に巻き込まれていきます。
スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
ダース・ベイダーを尊敬し、その遺志を受け継いだある若者。そして”あの人物”の想いを引き継いで、強力なフォースを覚醒させたレイ。この2人の戦いが、銀河系に大きな影響を与えていきます。
『スターウォーズ』シリーズを視聴するなら
ここで『スターウォーズ』シリーズを視聴できる動画サイトを紹介します。
U-NEXTとディズニープラスには「30日のお試し期間」があり、その期間内なら無料で見ることができます。
しかしディズニープラスでは、2020年9月現在『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のみ視聴できません。
新作映画は、公開されて1年ほど経ってからディズニープラスにて視聴できるので、2020年以内には視聴できるようになる思います。
ぜひどちらかのサービスに登録して、『スターウォーズ』シリーズを視聴してみてはいかがでしょうか?
『スターウォーズ』シリーズに関する情報まとめ
『スターウォーズ』シリーズについて紹介しました。40年以上にわたって世界中で大人気を誇っているシリーズでしたね。
情報のボリュームがとても多かったので、この記事の流れを整理しました。以下の4つを押さえていただければ、『スターウォーズ』シリーズの知識はバッチリですよ。
- 『スターウォーズ』とは「スカイウォーカー」と銀河帝国軍が戦う作品。
- 「フォース」というエネルギーを使って多くの能力が用いられる。
- 「ジェダイ(ジェダイの騎士)」とは銀河系の警察。
- 本シリーズには”公開順”と”時系列順”があり、どちらから見ても楽しめる。
本シリーズは”公開順”と”時系列順”のどちらで見ても楽しめますが、筆者は”時系列順”で『エピソード1』から見ることをオススメします。
”時系列順”だと、ダース・ベイダーがどうやって誕生したのかがよく分かり、”公開順”と比べると映像に対しての違和感も少ないからですね。
もちろん、”公開順”で見ていってどんどんキレイになる映像やルークの活躍を楽しむのも、素晴らしいと思います。ぜひあなたの好きなように『スターウォーズ』シリーズを楽しんでくださいね!