この記事では、イギリス出身の女優:エミリー・ワトソンさんについて紹介していきます。
エミリー・ワトソンさんは主に映画で活躍している女優で、2020年9月現在までに数多くの賞を受賞・ノミネートされていますよ。
そんなワトソンさんのプロフィールや出演作、ワトソンさんが大絶賛している映画まで紹介していきます。ぜひ最後まで読んでくださいね!
エミリー・ワトソンさんのプロフィール
- 本名:Emily Anita Watson(エミリー・アニータ・ワトソン)
- 生年月日:1967年1月14日
- 出身地:イギリス、ロンドン
- デビュー年:1992年
エミリー・ワトソンさんは1992年にイングランドを拠点にする劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」に所属して、主に舞台で活躍していました。
そして1996年に映画『奇跡の海』にて映画デビューして大きな反響を得たワトソンさんは、その後も多くの映画に出演していきます。
2015年にはスペインで開催された第63回サン・セバスティアン国際映画祭で、「生涯功労賞」とも呼ばれるドノスティア賞を受賞した名女優ですよ。
エミリー・ワトソンさんの出演作を3つ紹介!
ここではエミリー・ワトソンさんが出演した映画の中から、筆者が厳選した”3つの映画”を紹介していきます。それが以下の3つですよ!
- 1996年:『奇跡の海』
- 1998年:『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』
- 2015年:『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
記念すべき映画初出演作であり初主演映画でもある『奇跡の海』、第71回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』。
そしてイギリスの王妃でありインドの皇后であるエリザベス王妃を演じた『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』の3作について、次の項目から詳しく紹介していきますね。
記念すべき映画初出演作であり初主演映画でもある『奇跡の海』
『奇跡の海』は1996年に公開されたシリアス映画です。油田労働者であるヤンと結婚したベス。しかし事故で全身麻痺になってしまったヤンは、ベスに愛人を作るよう説得する…というあらすじですね。
エミリー・ワトソンさんは本作で、純朴ですがときどきヒステリーを起こす主人公:ベスを演じました。
もともと本作の監督は、別の女優にベス役をオファーしていました。しかし過激なヌードシーンがあることから断られ、ワトソンさんがベス役に抜擢されたというエピソードがあります。
本作は数多くの賞を受賞していますよ。とくにワトソンさんの演技は高く評価され、第69回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされました。
天才チェリストを好演!『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』
『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』は1998年に公開された伝記映画(実在した人の人生を描いた映画)です。本作は天才チェリスト(チェロ弾き):ジャクリーヌ・デュ・プレさんの人生を描いています。
エミリー・ワトソンさんは本作で、1961年から73年まで大活躍するも26才という若さで亡くなった天才チェリスト:ジャクリーヌ・デュ・プレさんを演じました。
チェリストの人生を描いているので、作中ではチェロの美しい音色を何回も聴くことができます。その音色とワトソンさんの高い演技力が噛み合って、とても心が揺さぶられる内容になっていますよ。
しかし本作が公開される前には、ジャクリーヌさんの仕事仲間の方たちから「事実と違う!」という抗議も出たので、半分フィクションと考えて見ることをオススメします。
高貴な王妃を熱演!『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』は2015年に公開されたロマンティック・コメディ映画です。エリザベス王女と妹マーガレット王女が、一夜の経験を通して成長していく…というあらすじですね。
エミリー・ワトソンさんは本作で、エリザベスとマーガレットの母親:エリザベス王妃を演じました。
ほとんど城の外に出たことが無いエリザベスとマーガレットが、どうにかして”外の世界”を体験するために奮闘していきます。
王族としての立場や”外の世界”で暮らす人たちとの身分の違いを理由にして、姉妹の2人を守ろうとするエリザベス王妃。そんな王妃を熱演するワトソンさんの演技を、ぜひチェックしてくださいね!
エミリー・ワトソンさんの出演作をいますぐ見よう!!
ここで『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』を視聴できる動画サイトを紹介していきます。
(2020年9月現在『奇跡の海』を視聴できる動画サイトはありませんでした)
amazon prime videoとU-NEXTには「30日のお試し期間」があり、その期間内なら無料で見ることができます。
またU-NEXTには、動画の再生画面に「字幕と吹き替えの切り替え機能」があるので、1つの動画で字幕と吹き替えの両方を楽しめます。
しかしVideoMarketは「登録初月無料」となっており、月末に登録すると翌日から月額料金がかかってしまうので、注意してくださいね。
ぜひどれかのサービスに登録して、エミリー・ワトソンさんが大活躍するこの2作を視聴してみてはいかがでしょうか?
アカデミー賞とゴールデングローブ賞に2回ずつノミネート!
エミリー・ワトソンさんは数多くの賞を受賞・ノミネートされてきましたが、その中でもっとも素晴らしいのは「アカデミー賞に2回もノミネートされたこと」だと思います。
初主演を務めた『奇跡の海』、そして天才チェリストを演じた『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』で、それぞれ1回ずつアカデミー賞 主演女優賞にノミネートされました!
さらにゴールデングローブ賞では、同じく『奇跡の海』と『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』で最優秀主演女優賞にノミネートされていますよ。
そして数々の功績を認められ、2015年には「生涯功労賞」とも呼ばれるドノスティア賞を受賞しました。
ドノスティア賞を受賞した人の中には、日本の映画監督である是枝裕和さんや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』でヒロインを演じたペネロペ・クルスさんなどがいますよ。
エミリー・ワトソンさんが大絶賛する映画とは!!
ここでエミリー・ワトソンさんが大絶賛し、ワトソンさん自身も大きな影響を受けたという映画を紹介します。
その映画とは、1945年にフランスで公開された『天井桟敷の人々(てんじょうさじきのひとびと)』という作品ですね。
本作は2部構成になっていて、第1部では女芸人やパントマイマーなど、さまざまな人たちの恋愛を描いています。第2部ではその恋愛がどんどんもつれていくという内容になっていますよ。
ワトソンさんは本作を「私の心の中で燻り続ける、永遠に消えない灯火とも言えましょう」と表現しています。
映画はもちろん、ドラマでも大活躍するエミリー・ワトソンさん!
2020年9月現在までに30作ほどの映画に出演していて、主に映画のジャンルで活躍しているエミリー・ワトソンさん。しかしテレビドラマでも大活躍していますよ!
2019年の5月から6月に渡ってアメリカで放送されたテレビドラマ『チェルノブイリ』では、ロシア原子力研究所のウラナ・ホミュック博士を熱演しています。
本作は1986年に起きた「チェルノブイリ原子力発電所事故」をモデルに制作されていて、ホミュック博士は事故の真相を明らかにするため奔走しました。
「本当はこの事故の当事者だったのではないか?」と思わせるほど迫真の演技をしているワトソンさんから、目が離せない作品になっていますよ。
エミリー・ワトソンさんに関する情報まとめ
エミリー・ワトソンさんについて紹介しました。アカデミー賞に2回もノミネートされるなど、とても素晴らしい実力と実績をもつ女優でしたね。
この記事で紹介した3作では、いずれも主役クラスとして活躍しています。どの作品を見ても、ワトソンさんの魅力がよく伝わりますよ。
ワトソンさんが出演した映画だけでなく、ワトソンさんが絶賛している映画や活躍しているドラマも紹介したので、いろいろな形で女優:エミリーワトソンさんとぜひ触れ合ってみてくださいね。