『007 美しき獲物たち』とは、1985年公開のイギリス・アメリカ合衆国制作のスパイアクション映画です。監督はジョン・グレン、主演はロジャー・ムーアが務めています。
ロジャー・ムーアが3代目ジェームズボンドとしての最後の作品ということもあり、集大成になるよう制作されました。
様々なシーンでのスタントアクションを盛り込みつつもロジャー・ムーアがもつユーモア性を融合させた『007 美しき獲物たち』は見ごたえたっぷりの大作ですよ。
本記事では、『007 美しき獲物たち』のあらすじや登場人物、口コミ等の情報を紹介していきます。より一層楽しめるようになるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
『007』シリーズとは
『007 』シリーズとは、スパイ小説を原作とした作品のことで、イギリスの作家「イアン・フレミング」が執筆しています。
『007』シリーズは、1953年の第1作目『カジノ・ロワイヤル』から始まり、イアン・フレミングが没する1964年まで書き継がれました。
『007』は“ダブル・オー・セブン”と読み、『007』シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドがコードネームとして使用しています。
『007シリーズ』の大ヒットによってスパイ小説のブームが起き、『007シリーズ』の影響を受けた作家の手により続々と派生作品が生み出されました。
『007 美しき獲物たち』ってどんな映画?
『007 美しき獲物たち』は『007』シリーズの主人公「ジェームズ・ボンド」がスパイとして活躍するアクション映画で、シリーズ第14作目の作品になります。
原作小説はイアン・フレミングの短編『バラと拳銃』(From a View to a Kill)です。
ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品ということもあり、ムーアボンドの集大成として制作されました。
雪原で遭難した003の遺体から、ボンドはチップを回収します。遺体から発見されたチップは、一般的なチップとは異なり、核爆発により発生するEMPにも耐えうるものでした。
製造元のゾーリン産業が怪しいと睨んだ英国情報局は、ボンドに社長のマックス・ゾーリンの内偵を命じます。
ゾーリンを追うことで、ボンドは彼が企ている恐ろしい計画を知ることになるのです…。
『007 美しき獲物たち』の登場人物
それでは、『007 美しき獲物たち』の主要の登場人物を紹介していきます。
- ジェームズ・ボンド(演:ロジャー・ムーア)…本作の主人公であり、英国情報局のエージェント
- ステイシー・サットン(演:タニア・ロバーツ)…本作のヒロインであるボンドガール
- マックス・ゾーリン(演:クリストファー・オーケン)…本作の悪役
- メイデイ(演:グレース・ジョーンズ)…ゾーリンのボディーガード的存在
『007 美しき獲物たち』のキャスト紹介
それでは、『007 美しき獲物たち』に出演する主要キャストを紹介していきます。
ロジャー・ムーア(ジェームズ・ボンド 役)
本作の主人公であるジェームズ・ボンド役を演じるのは、イギリス出身の俳優「ロジャー・ムーア」です。
3代目のジェームズ・ボンドとして、『007 死ぬのはやつらだ』から『007 美しき獲物たち』までの13年、シリーズ7作品に連続出演しました。
- 『007』シリーズ
- 『セイント 天国野郎』
タニア・ロバーツ(ステイシー・サットン 役)
本作品のボンドガールを務めるステイシー・サットンを演じるのは、アメリカ合衆国の女優「タニア・ロバーツ」です。
CMや映画出演のほかに、モデルやダンスのインストラクターなど、幅広く活躍していました。
- 『シーナ』
- 『チャーリーズ・エンジェル』
クリストファー・オーケン(マックス・ゾーリン 役)
『007 美しき獲物たち』の悪役として登場するマックス・ゾーリンを演じるのは、アメリカ合衆国の俳優「クリストファー・オーケン」です。
『007』シリーズの悪役では初となる、アカデミー賞受賞歴のある俳優ということで、注目を浴びました。
- 『ゴッド・アーミー』シリーズ
- 『ディア・ハンター』
グレース・ジョーンズ(メイデイ 役)
ゾーリンのボディーガードとしてボンドの前に立ちはだかるメイデイを演じたのは、ジャマイカ系アメリカ人の「グレース・ジョーンズ」です。
モデルや女優業だけでなく、音楽活動ではレゲエやディスコのジャンルでも活躍していました。
- 『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』
- 『ブーメラン』
見ごたえたっぷりのアクションシーン!
『007 美しき獲物たち』の見どころとして、様々な場面でのアクションシーンが挙げられます。
スキー&スノーボード、カーチェイス、騎馬上での格闘、飛行船を追っての空中スタント、ゴールデンゲートブリッジの欄干上での格闘など、見ていてハラハラするようなシーンが満載です。
まさにムーアボンドの集大成に相応しい見どころ満載のシーンの連続に、夢中になること間違いなしでしょう。
悪役マックス・ゾーリンの存在感が頭から離れない!
もう一つ、『007 美しき獲物たち』の見どころを挙げるとすれば、悪役マックス・ゾーリンの存在は無視できません。
ボンド映画で初の、アカデミー賞受賞歴のある俳優を悪役に起用したということもあり、クリストファー・オーケンが演じるマックス・ゾーリンが纏う気味の悪さはとても印象的です。
天才肌で、自分の部下を笑顔で始末する冷酷で恐ろしいマックス・ゾーリンの恐ろしさは、しばらく観た人の頭から離れないでしょう。
『007 美しき獲物たち』の口コミ紹介
それでは、『007 美しき獲物たち』の口コミを紹介していきます。
デュランデュランの曲が印象的でかっこいいです。
あとはフランス、乗馬、スキー、鉱山、橋など見どころは盛りだくさんです。(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/14187/review/263/?c=1&sort=hrf)
オープニングテーマが好き!!
クリストファー・ウォーケンの邪悪な悪役も良い!!
背景もいいし!!(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/14187/review/20/?c=5&sort=hrf)
大掛かりなボンドカーは登場しないが小型兵器が数多く登場し軽く楽しめる。
それとは別に高所、空中、雪山、とボンドのアクションが冴えていてかなり楽しめる映画になっている。
清楚な美人のタニヤロバーツがスカート姿で奮闘してるのもいい。ボンド映画の中では優秀作品。ヂュランヂュランの歌もいいねえ。
(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/14187/review/19/?c=6&sort=hrf)
ムーアボンド最後の作品ということもあり、見どころ満載のアクションシーンは『007』ファンにも納得の出来のようです。
また、悪役であるクリフトファー・オーケンが演じるマックス・ゾーリンも、視聴した人たちにとって印象深いキャラクターになっていますね。
デュラン・デュランが手掛けたオープニングテーマ「A View to a Kill」は耳に残る印象的な曲なので、聞いたことがある人も多いのでは?
『007 美しき獲物たち』を筆者が視聴した感想
筆者が実際に『007 美しき獲物たち』を視聴した感想としては、最初から最後まで見ごたえたっぷりのアクション映画でした。
地上や空中など様々なシーンでアクションが展開されるので、観ていて飽きが来ません。
また、悪役のマックス・ゾーリンの不気味さからは目が離せませんでした。異常発達児ということもあり、行動が全く読めません。
オープニング曲でもある「A View to a Kill」は、印象的でかっこいい曲となっていますよ。
『007 美しき獲物たち』の視聴方法
それでは、2020年10月現在『007 美しき獲物たち』を視聴可能な動画サービスを紹介していきます。
現在、月額性のサービスでは『007 美しき獲物たち』を配信していませんが、「TSUTAYA」「music.jp」「video Market」などではレンタルをすることができます。
「Amazon」では『007 美しき獲物たち』のBlu-rayとDVDを販売しており、お手軽なレンタルもできるので興味がある方はぜひチェックしてください!
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『007 美しき獲物たち』の情報まとめ
今回は『007 美しき獲物たち』についての情報を紹介していきました。ムーアボンド最後の作品ということもあり、集大成に相応しい作品に仕上がっています。
見どころ満載のアクションシーンと、存在感のある悪役ゾーリンには目が離せないことでしょう。
また、オープニング曲である「A View to a Kill」は印象的で、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
最後まで見どころたっぷりの『007 美しき獲物たち』の世界に、あなたもぜひ飛び込んでみて下さい。