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『007 スカイフォール』のあらすじやキャスト、トリビアを紹介!

今回はスパイアクション映画の代表作である『007』シリーズの23作目、『007 スカイフォール』を紹介します。

ダニエル・クレイグが3度目のジェームズ・ボンドを務める本作は、『007』シリーズ50周年記念作品であり、興行収入も約11億ドル(約1200億円)シリーズ最高記録を樹立しました。

この記事は『007 スカイフォール』のあらすじやキャスト、トリビアについて紹介します。最後まで読めば、あなたも本作の魅力を十分知ることができるはず!

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/2Qj_Bsbpfz0)

『007 スカイフォール』の概要

映画の概要
  • 原題:Skyfall
  • 監督:サム・メンデス
  • 脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ジョン・ローガン
  • 制作:マイケル・G・ウィルソン/バーバラ・ブロッコリ
  • 主題歌:アデル『スカイフォール』
  • 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • 公開日:2012年10月23日(イギリス/ロンドン・プレミア)/2012年10月26日(イギリス)/2012年11月9日(アメリカ合衆国)/2012年12月1日(日本)
  • 上映時間:142分
  • 制作国:イギリス/アメリカ合衆国
  • 制作費:約2億ドル
  • 興行収入:約11億ドル

『007 スカイフォール』の予告映像とあらすじ

『007 スカイフォール』の予告映像とあらすじはこちらになります。

あらすじ

トルコ・イスタンブールで、テロ組織に潜入中のNATO諜報員のリストが収められたハードドライブが何者かに奪われた。007と新人女性エージェントのイヴが奪還に向かうも作戦は失敗し、007は消息不明となる。

3か月後、Mは情報国防委員会の新委員長ギャレス・マロリーにトルコでの失敗を問われ、引退を勧められる。Mはこの提案を拒むが、その直後に何者かがMI6本部のシステムをハッキング、本部が爆破されてしまう。

一方、007ことジェームズ・ボンドは生きていたが、酒に溺れる生活を送っていた。そんな中、サイバーテロによりMI6本部が爆破されたというニュースを目にし、ボンドはイギリスに帰国、再びMのもとに現れる。

『007 スカイフォール』のメインキャスト紹介

ジェームズ・ボンド(演:ダニエル・クレイグ)

イギリスの秘密情報部(MI6)に所属し、殺しのライセンスが与えられたエージェント。コードネームは『007』(ダブルオーセブン)。

ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは本作が3度目になります。前2作の『007 カジノ・ロワイヤル』と『007 慰めの報酬』では、まだ経験が浅い、若き日のボンドを見事に演じていましたね。

本作のボンドはベテランのエージェントとして描かれるので、クレイグ・ボンドの新たな魅力を知ることができるでしょう。

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M(演:ジュディ・デンチ)

MI6の局長で、ボンドの上司。本作では主要人物の1人で、過去に焦点が当てられています。

Mを演じるのはイギリス出身の女優ジュディ・デンチ。『007 ゴールデンアイ』からM(3代目)を演じ、その人気を確固たるものにしました。現在も第一線で活躍している女優です。

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ラウル・シルヴァ(演:ハビエル・バルデム)

本作の悪役で、Mに恨みを持つサイバーテロリスト。過去にMI6に所属し、Mの部下として活動していました。しかし、ある身勝手な行動が原因でMに見捨てられたことから、Mへの復讐を企てます。

シルヴァを演じたのは、スペイン出身の俳優ハビエル・バルデム。代表作の『ノーカントリー』(2007)では、冷血非常な殺し屋を演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。

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ギャレス・マロリー(演:レイフ・ファインズ)

英国政府の情報国防委員会の新たな委員長。Mには冒頭の作戦失敗の責任を問い、引退を勧めます。また、臨時のMI6の監督役でもあるため、ボンドやMにとっては少々厄介な人物です。

マロリーを演じたのは、イギリスの俳優レイフ・ファインズ。『ハリー・ポッター』シリーズでヴォルデモートを演じたことで有名です。

イヴ(演:ナオミ・ハリス)

MI6所属の新人女性エージェントで、ボンドの同僚。トルコの任務ではボンドと行動を共にします。また、作中終盤には本名が明かされます。

イヴを演じたのは、イギリスの女優のナオミ・ハリスです。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに登場するブードゥー教の預言者、ティア・ダルマを演じています。

Q(演:ベン・ウィショー)

MI6の秘密兵器開発主任。ボンドに武器・車両を提供し、任務のサポートを行います。年齢は若く、ボンドからはニキビが目立つ若造と言われますが、天才的なハッカーでもあります。

本作から007シリーズにお馴染みのQが復帰します。また、ダニエル・クレイグがボンドを務める作品の中では初登場になります。

本作のQを演じるのはイギリス出身の俳優ベン・ウィショーです。代表作に『パディントン』シリーズや『メリー・ポピンズ リターンズ』があります。

『007 スカイフォール』注目ポイントは”世代交代”

本作が007シリーズ50周年記念作品ということもあって、ストーリーは今の時代を強く反映させたものになっています。その中でも注目すべきポイントは”世代交代”です!

まず本作は、若いQの登場や、テクノロジーの進歩に伴い007のようなスパイの不要論が取り上げられるなど、”世代交代”を感じさせるシーンがいくつもあります。

この”世代交代”を意識しながら本作を観ることで、今までの007シリーズとは一味違う作品であることが分かります。鑑賞の際にはぜひ注目してみてくださいね!

次は、知っておくともっと楽しめる、本作のトリビアについて紹介します。

トリビア➀:敵のアジトは長崎県の端島(通称:軍艦島)がモデル

本作の悪役、シルヴァのアジトは、長崎県長崎市にある端島(通称:軍艦島)がモデルになっています。

軍艦島は日本の有名な観光地の一つで、様々な映画やドラマのロケ地としても有名ですね。

本作も当初は軍艦島で撮影する予定でしたが、安全性を考慮し、現地での撮影は行われませんでした。代わりに、軍艦島でのロケハンで撮影された写真をもとに、ロンドンでセットを作って撮影したそうです。

劇中ではマカオに浮かぶ謎の島「デッド・シティ」として登場します。外観はほぼ軍艦島なので、結構わかりやすいです。

トリビア➁:ショーン・コネリーが出演する可能性があった

007シリーズ50周年を迎える本作は、その記念に初代ジェームズ・ボンドを務めたショーン・コネリーをキンケイド役(スカイフォールの番人)で出演させる予定でした。

しかし、「ショーン・コネリーはボンドを演じているので、作中に別の役で登場させることは不自然ではないか」ということで、結局出演の話はなくなりました。

もしショーン・コネリーが出演していたら、新旧ボンドのコラボが観れた半面、2人のボンドがいることに違和感を感じてしまうかもしれませんね。

『007 スカイフォール』の評価・感想

『007 スカイフォール』は批評家から高い評価を得ており、中には本作を007シリーズ最高傑作とする声も。

また、その年のアカデミー賞に31年ぶりにノミネートされ、音響編集賞と歌曲賞を受賞しました。実に47年ぶりの受賞です。

さらに、興行収入は約11億ドル(約1200億円)を記録し、007シリーズ最高記録を樹立しました。

続いては『007 スカイフォール』を観た人の感想になります。

とにかくopにやられてしまいました。あまりにも美しすぎる色使いや映像、そしてアデルの壮大な曲に、ボンドの心情に合わせたような演出。

もうこのまま死んでもいいとさえ思ってしまうくらい感動しました。とにかくカッコ良すぎ、美しすぎ、幻想的すぎなopでした。

ストーリー展開も、男の夢を叶えたような、とにかく贅沢な作りとなっており、世界各国の映像も非常に美しかった。

好みもあるようですが、ハマる人は激しくハマってしまう力を持った映画だと思います。

こんなにも優雅で、美しく、カッコ良いスパイアクション映画が成立するのは、やっぱり007シリーズだけです。

(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/342363/review/3152/?c=9&sort=lrf)

凄いの一言。前2作も決して軽いという訳ではなかったが、今作はグッとストーリーを深く、シックに、でも重くなりすぎない絶妙なバランス。ボンドカーの登場シーンで007のテーマを流すオシャレも凄くいい。素晴らしい!!

(引用:https://filmarks.com/movies/27440/reviews/98860895)

ストーリーとアクションのバランスの良さが高評価につながっていますね。

他にも、映像の美しさを高く評価するレビューもあるので、その点にも注目してみると本作の魅力をより知ることができるでしょう。

シリーズ最高傑作の呼び声も高く、世界的にも高い評価を得た『007 スカイフォール』をぜひ楽しんでくださいね。

筆者の感想

本作ではボンドの幼少期について明かされたり、Mの過去を軸にストーリーが展開されたりと、今までの007シリーズにはない新しい試みがあって、個人的には一番好きな007映画です!

特にラストの展開は衝撃的で、観終わった後の余韻はハンパなかったです!

また、過去作へのオマージュも上手く盛り込まれていたので、007シリーズ50周年記念にふさわしい作品に仕上がっていると感じました。

『007 スカイフォール』が視聴できるサイト

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93-%E7%94%B7-%E8%A6%8B-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-3774381/#content

現在『007 スカイフォール』が視聴できるサイトはこちらの2つになります。

U-NEXTは新規登録を行うと、31日間の無料トライアルを体験できます。その期間中ならタダで観れますが、トライアル終了後から自動更新されてしまうので気をつけてくださいね。

VideoMarketも登録初月無料ですが、こちらも翌月から自動的に月額料金が発生します。また、登録したその日から月末まで無料になる点にも注意しましょう。

また、この2つの動画サイトでは”字幕&吹き替え”を選ぶことができます。

ぜひ今すぐどちらかの動画サイトに登録して『007 スカイフォール』を楽しんでくださいね!

まとめ

今回は『007 スカイフォール』のあらすじやキャスト、トリビアついて紹介しました。

上映時間は142分と長めですが、ストーリーとアクションがうまく融合していて、どのシーンも見逃せないほど素晴らしい作品になっています。

また、2021年4月には新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開されます。ダニエル・クレイグが演じる最後のボンドなので、公開前にクレイグ・ボンド作品を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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