あなたはジュード・ロウという俳優をご存じでしょうか?昨年(2018年)は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」に出演したことでも話題になった人物です。
この記事ではそんなジュード・ロウの魅力について、彼の代表作についても解説しながら語っていきます!
(トップ画像出典:https://images.app.goo.gl/jPxnjSbq4rRFBzKPA)
ジュード・ロウの基本プロフィール
- 誕生日:1972年12月29日
- 年齢:46歳(2019年9月現在)
- 本名:David Jude Heyworth Law
- 出生地:イングランド ロンドン
ジュード・ロウはイギリス出身のハリウッド俳優です。「シャーロックホームズ」シリーズや「ファンタスティック・ビースト 黒い魔法使いの誕生」に出演したことで知られています。
ジュードという名前はビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」とトーマス・ハーディの小説「日陰者ジュード」にちなんで名づけられたと言われています。
両親は教師、姉は画家という家庭環境で育ったジュード・ロウですが、どんなきっかけでハリウッド俳優として活動することになったのでしょうか?
元々は舞台俳優だったジュード・ロウ
ジュード・ロウは、映画デビューを果たすまで舞台俳優として活動していたようです。
12歳の頃から演技を始め、17歳の時にはテレビドラマに出演するためなんと高校を中退しています。
少年時代から演技に対する情熱は本物だったようですね。
1995年に公演された「Indiscretions」ではシアター・ワールド賞を受賞、トニー賞助演男優賞にノミネート、イアン・チャールソン新人賞を獲得するなど、その実力は確かであったようです。
ジュード・ロウ人気のきっかけとなった作品2選!
ジュード・ロウが映画デビューを果たしたのは1993年に公開された「ショッピング」という作品です。
その後、彼が出演した作品の中で、特に人気のきっかけとなった作品を2つ紹介していきます。
「ガタカ」
DNA操作で生まれた”適正者”だけが優遇される近未来”不適正者”として自然出産で生まれた若者が適正者に成りすまして宇宙へ旅立とうとするが・・・。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=LQdjccJOfyU)
「ガタカ」は1997年公開のSF映画です。ジュード・ロウは「適正者」の元水泳選手・ジェロームを演じています。
主人公のヴィンセントはジェロームのDNAを買い取り、「適正者」に成りすまして宇宙飛行士を目指すのですが・・・?
「ガタカ」は1997年のアカデミー賞アートディレクションにノミネート、1998年のゴールデングローブ賞最優秀映画音楽賞にノミネートされた作品です。
作品自体の評価が高いことが、ジュード・ロウの人気のきっかけにもなったと考えられます。
「オスカー・ワイルド」
『オスカー・ワイルド』(Wilde)は、1997年制作のイギリス映画。アイルランド出身の作家オスカー・ワイルドと、その恋人であったアルフレッド・ダグラスとの同性愛関係を描く。
1882年、講演のためにアメリカを訪れたオスカー・ワイルドは、自身の後半生について赤裸々に語り始める。
作家として成功し、妻も子供もあった作家オスカー・ワイルド。30歳を過ぎて同性愛に目覚めた彼は、16歳年下の貴族アルフレッド・ダグラスに出会い、恋に落ちる。しかしアルフレッドの父親に訴えられ、逮捕されてしまう。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89_(%E6%98%A0%E7%94%BB))
ジュード・ロウはオスカー・ワイルドの恋人、アルフレッド・ダグラスを演じています。
「ガタカ」にも言えることですが、主人公と密接なかかわりのあるキャラクターを演じたことが、ジュード・ロウの人気のきっかけとなったと考えられます。
ジュード・ロウの受賞歴がある作品を2つ紹介!
元々舞台俳優として活躍していたこともあり、ジュード・ロウの演技は高く評価されています。
今回はそんなジュード・ロウが賞をもらった作品の中からおすすめのものを2つ紹介していきます。
「リプリー」
アメリカ人の富豪から、ヨーロッパで放蕩三昧の息子ディッキーを連れ戻してほしいと頼まれたトム・リプリー。彼は大学時代の友人と偽りディッキーに近づくが、次第に彼の魅力に惹かれていく。だがバカンスは永遠には続かない。ディッキーの本心を知ったリプリーは、やがて彼に成り代わろうと考えた……。
(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/161112/story/)
1999年に公開された「リプリー」では、ジュード・ロウは富豪の息子・ディッキーを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞しました。
ちなみに主人公のリプリーを務めたのは「グッドウィルハンティング」などで知られるマッド・デイモン。
「コールド・マウンテン」
アメリカ連合国の兵士としてノースカロライナ州からヴァージニア州に送られたインマンは、激しい戦いの只中に置かれることになる。友人を失い、自分も負傷したインマンは、故郷であるコールドマウンテンと、出発前の僅かな時間しか共に過ごすことが出来なかった最愛の女性エイダに再び会うため脱走し、徒歩でコールドマウンテンに向かう旅に出た。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89_%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3)
南北戦争を背景に純愛ドラマを描いた作品です。ジュード・ロウは主人公のインマン役を務め、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。
「シャーロック・ホームズ」シリーズでおなじみのジュード・ロウ
1890年、ロンドンの探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と相棒で同居人のジョン・ワトスン博士(ジュード・ロウ)は、5人の女性を儀式で殺害したブラックウッド卿(マーク・ストロング)の新たな被害者を助けに向かう。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA_(2009%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB))
「聖書に次ぐベストセラー」とも言われる推理小説シリーズ「シャーロック・ホームズ」シリーズの劇場版にもジュード・ロウは出演しています。
ジュード・ロウはホームズの助手・ワトソン博士を演じました。ジュード・ロウは、ホームズを演じたロバート・ダウニー・Jr.の大ファンであることから、役を引き受けたそうです。
「ファンタスティック・ビースト」ではあのダンブルドア役!
↑0:56~の表情が素敵すぎです…
「ファンタスティック・ビースト」と言えば、ハリー・ポッターシリーズのスピンオフとして有名な作品です。
シリーズ2作目である「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」では若かりし頃のダンブルドアを演じたジュード・ロウ。
上記の動画では、ハリー・ポッターシリーズの超重要人物であるダンブルドアを演じるにあたって、どのような心境だったのかが述べられています。
前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を見てすぐに、他のキャラクターがどうなるのか気になって問い合わせたことを明かすジュード。それがきっかけとなったのか、その後オファーがあり「決定の連絡を受けた日は忘れられない」と、ダンブルドアが彼にとって念願の役だったことを告白している。
『ハリー・ポッター』シリーズでは、故リチャード・ハリスとマイケル・ガンボンがダンブルドアを演じている。ジュードは本作でダンブルドアを演じるに当たり、2人が演じるダンブルドアを見ないつもりだったというが、「楽しい映画を見直す絶好の機会だからと見ずには居られなかった」とチャーミングに話している。彼はダンブルドアの魅力を「落ち着いていて知的なところが好き。物事に動じない器の大きさもあり、遊び心と若々しさも感じる」と語っており、「同じように演じる必要はないが、前シリーズの彼につながる人物であるべき」と役作りの参考にしていたようだ。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=awPpLmP29i4)
ハリー・ポッターシリーズ、ファンタスティック・ビーストシリーズが好きな方は、上記の動画を観ればより作品に対する理解が深まるはずです!
ジュード・ロウの波乱な恋愛事情
俳優としては超一流のジュード・ロウですが、恋愛面においてはトラブルが多い(?)ようです。
ここからはジュード・ロウと交際経験のある女性たちを紹介していきます。
サディ・フロスト
1997年、ジュード・ロウの映画デビュー作「ショッピング」で共演したサディ・フロストと結婚し3人の子供をもうけましたが、2003年に離婚してしまいました。
シエナ・ミラー
サディと離婚した翌年の2004年、「アルフィー」で共演したシエナ・ミラーと結婚しました。
しかし、2006年には早くも離婚してしまったそうです。その後、2009年に復縁が報じられましたが、2011年には破局しています。
サマンサ・バーク
サマンサ・バークはアメリカのモデルとして活躍する人物です。2009年にジュード・ロウとの間に子供を授かりましたが、すぐに破局してしまいました。
キャサリン・ハーディング
2014年にはジュード・ロウが5人目の子供の父親になるという報道がありました。
しかし、母親であるキャサリン・ハーディングとは報道があった時点ですでに破局していたそうです・・・。
「さすがに別れすぎじゃないか?」と思わざるを得ませんが、それだけモテる男なのでしょう…
現在は?
2019年5月に、約4年にわたって交際した経営心理学者のフィリッパ・コーンと婚約したことが報じられました。幸せな家庭を築けることを願っています。
モデルとして活躍中のジュード・ロウの子供たち
ジュード・ロウの1人目の妻、サディとの間に生まれた息子のラファティ・ロウ、娘のアイリス・ロウはそれぞれ2014年、2015年にモデルデビューを果たしています。
ラファティ・ロウはバンドマンとしても活動しているようですね。
プロフィールや動画から、パンクな雰囲気を感じます。
娘のアイリス・ロウさんはインスタグラムのフォロワー数が20万人を超えています。2人ともジュード・ロウに似て、とっても美形ですね。
ジュード・ロウの主な出演作品
今回紹介してきた作品も含めて、ジュード・ロウの人気のきっかけとなった作品やおすすめの作品をまとめてみました!
- 1994-「ショッピング」
- 1997-「真夜中のサバサ」
- 1997-「ガタカ」
- 1997-「オスカー・ワイルド」
- 1999-「リプリー」
- 2000-「スターリングラード」
- 2001-「A.I.」
- 2003-「コールドマウンテン」
- 2004-「アルフィー」
- 2004-「クローサー」
- 2006-「こわれゆく世界の中で」
- 2009-「シャーロック・ホームズ」
- 2011-「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
- 2013-「サイド・エフェクト」
- 2015-「SPY/スパイ」
- 2018-「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
- 2019-「キャプテン・マーベル」
まとめ
イギリスのトップ俳優、ジュード・ロウについて語ってきました。
少年時代から演技の世界にのめりこみ、1993年に「ショッピング」で映画デビューを果たすまで、主に舞台俳優として活躍してきました。
舞台俳優としての経験からその演技力が高く評価され、1999年の「リプリー」ではアカデミー賞にノミネートされるなど、その後も数多くの賞を受賞していきます。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズやマーベルシリーズなど、超人気作品にも出演しているので、今後の活躍にも目が離せませんね!