何作品も作られている超人気シリーズって、どこから観始めればいいんだか迷いますよね。
今回紹介する映画「ジェイソン・ボーン」も10年以上続く「ボーン」シリーズの第5作目ですが、新章として位置づけられており、新規参入のきっかけにしやすい作品と言えます。
とはいえ、それまでのシリーズを観ていないとわからない専門用語も登場するので、この記事では「ボーン」シリーズ全体のネタバレを含みながら「ジェイソン・ボーン」の魅力を解説してみました。
今回の記事を読めば、シリーズ作品をすべて見なくても「ジェイソン・ボーン」を楽しめるようになりますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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そもそも「ボーン」シリーズって?
「ボーン」シリーズとは、2002年に公開された「ボーン・アイデンティティー」を第1作とするスパイ・アクション映画です。今回紹介する「ジェイソン・ボーン」は第5作目にあたります。
- 「ボーン・アイデンティティー」(2002)
- 「ボーン・スプレマシー」(2004)
- 「ボーン・アルティメイタム」(2007)
- 「ボーン・レガシー」(外伝)(2012)
- 「ジェイソン・ボーン」(2016)
主人公、ジェイソン・ボーン(以下、ボーン)役を務めたのはマット・デイモン。
ボーンは元CIAの超エリートでしたが、とある事件がきっかけで記憶を失ってしまい、CIAから命を狙われています。
ボーンが記憶を無くした理由、そしてCIAのたくらみが、おしゃれなアクションシーンとともに徐々に明らかになっていくストーリーが大人気の映画です。
「ジェイソン・ボーン」以前で描かれていたこと
※ここからの項目はネタバレを含みますので、あらかじめご理解いただけると幸いです。
「ジェイソン・ボーン」以前の作品では、ボーンが記憶を失っていた理由と、CIAがボーンを狙う理由が明らかにされます。
2つの理由にかかわるすべての元凶は、トレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦というCIAの超極秘の陰謀にありました。
トレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦については次の章で詳しく解説します。
第1作「ボーン・アイデンティティー」では、ボーンが記憶を失い、漂流していたところから始まります。
しかしボーンは元CIAのエージェントであるため、CIAの陰謀を知っている可能性がありました。
そこでCIAは自らの陰謀が世間に知れ渡らないよう、ボーンを始末しようとします。反対にボーンは戦いの中で徐々に記憶を取り戻していき、両作戦の関係者を失脚させました。
以上が「ボーン」シリーズの「ジェイソン・ボーン」より前の作品で描かれている内容です。
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トレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦とは?
それでは先ほど登場したトレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦について解説していきます。
トレッドストーン作戦とは?
トレッドストーン作戦とは、CIAが洗脳を駆使しながら自ら育てた超一流の暗殺者を世界各地に潜伏させておくという計画。
これによって、CIAがアメリカにとって邪魔だと判断した人物をすぐ殺せる状態にしておくというのが狙いです。
実はボーンはこの計画に暗殺者として参加していました。しかし、ある暗殺を失敗してしまい、自身は返り討ちにあい、記憶を喪失、行方不明になってしまいます。
記憶を失っているとはいえボーンは、CIAにとっては自身のとんでもない秘密を知っているかもしれない人物です。そのためCIAは、なんとかしてボーンを探し出して始末したいと考えていたのでした。
ブラックブライアー作戦とは?
上記のようなボーンの失敗によって、トレッドストーン作戦は見直しを余儀なくされました。
そこで、暗殺者の育成をより強力にしたものがブラックブライアー作戦です。つまり簡単に言うと、ブラックブライアー作戦はトレッドストーン作戦の強化版ということになります。
「ジェイソン・ボーン」のあらすじ
ブラックブライアー作戦の関係者を失脚させたことで、CIAとの戦いにひと段落ついたボーンが、今度はどのような事態に巻き込まれるのでしょうか?
ボーンの元仲間・ニッキーがCIAのコンピューターにハッキングを仕掛けたところから物語は動き始めます。
ハッキングによって盗んだファイルの中にはトレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦と並んで謎のファイル・アイアンハンド作戦の文字が。
さらにトレッドストーン作戦の資料にはなんとボーンの父親の名前が記載されていました。新たに明らかになった陰謀・アイアンハンド作戦、そしてCIAとボーンの父親との関係とは一体なんなのでしょうか?
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アイアンハンド作戦とは?
アイアンハンド作戦とは、「ジェイソン・ボーン」で明らかになるCIAの新たな陰謀。
世界中のネット情報を掌握し、情報操作を世界規模で行えるようにしてしまうというとんでもない陰謀です。
世界中のネット情報を管理するためCIA長官のデューイは、webサービスディープ・ドリームを運営するディープ・ドリーム社に資金提供をする代わりに、ネットユーザー情報をもらうという取引をしていました。
この陰謀を知ってしまったボーンはまたしてもCIAに命を狙われることになりますが、果たしてどんな戦いが展開されるのでしょうか?
「ジェイソン・ボーン」の登場キャラクター
新たに明らかになった陰謀と、ボーンの父親が登場したことで再び大きく動き出した物語。ここからは「ジェイソン・ボーン」の登場キャラクターを紹介していきます。
ジェイソン・ボーン/マット・デイモン
「ボーン」シリーズの主人公。ブラックブライアー作戦以後は地下格闘技の選手として姿を潜めていましたが、再び新たな陰謀に巻き込まれます。
ボーンを演じた役者さんは、「グッド・ウィル・ハンティング」などで知られるマット・デイモン。
デューイCIA長官/トミー・リー・ジョーンズ
CIAの長官・デューイはボーンを始末することに徹底的にこだわっています。
演じたのは「メン・イン・ブラック」シリーズなどで知られるトミー・リー・ジョーンズ。「ベテランエージェント」って感じのキャラクターが本当にはまり役ですね。
ヘザー・リー/アリシア・ビカンダー
デューイの部下ですが、出世欲の高い彼女は何かとデューイと意見を対立させます。
ボーンを始末することにこだわるデューイに対して、リーは逆にボーンを再びCIAに引き込もうと考えています。
ボーンにとっては頼もしい存在?にも思えますが、意外と切れ者でボーンを利用しようとする一面もあったり・・・。個人的に今作で1番気に入ってるキャラクターです。
役を務めたのは「リリーのすべて」や「トゥームレイダー ファースト・ミッション」などで知られるアリシア・ビカンダー。
アーロン・カルーア/リズ・アーメッド
ディープ・ドリームというwebサービスを展開する、ディープ・ドリーム社のCEO。彼がアイアンハンド作戦に大きくかかわっているのですが・・・。
役を務めたのは「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」にも出演したリズ・アーメッド。
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「ジェイソン・ボーン」のラストシーンは続編への布石?!
10年以上続く人気シリーズの「ボーン」シリーズですが、まだまだ続編が作られるのではないかと噂されています。
というのも、最新作「ジェイソン・ボーン」のラストシーンでボーンはCIAに戻らないかと誘われた際、「考えておく」という言葉を残したからです。
何度もCIAと死闘を繰り広げてきたボーンでしたが、元はCIAにいたわけですし、CIAに復帰する展開というのもありですよね。
スピンオフの製作は決定している
ストーリー上の続きではありませんが、スピンオフ作品として「トレッドストーン(仮)」の製作が2019年から開始されています。
タイトルから予想できるように、ボーンがトレッドストーン作戦に参加する際の経緯が描かれそうですね。
ボーンがトレッドストーン作戦に参加した背景は、「ジェイソン・ボーン」を見たら非常に気になってしまう部分ですので、完成が楽しみです!
「ジェイソン・ボーン」の吹替を担当した声優陣が豪華すぎた
普段から声優さんのラジオを聞くぐらい声優好きなぼくが胸を張っておすすめできるぐらい、「ジェイソン・ボーン」の吹き替え版はクオリティが高いです。
まず主人公・ボーンの声を担当されているのは平田広明(ひらたひろあき)さんという声優。「ワンピース」のサンジ役と言えばほとんどの方に伝わるでしょう。舞台俳優としての経験もある超ベテランです。
また、CIA長官・デューイの声を務めたのは土師孝也(はしたかや)さん。「ハリーポッター」シリーズでスネイプの声を吹き替えなされていると言えば、こちらも大抵の方に伝わる声優ではないかと思います。
「洋画は絶対字幕だ!」というほど強いこだわりがないのであれば、「ジェイソン・ボーン」は吹き替え版がおすすめです!
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「ジェイソン・ボーン」への感想
「ジェイソン・ボーン」にはどんな感想が寄せられているのでしょうか?各映画レビューサイトを覗いてみました。
- Yahoo!映画―3.67
- 映画.com―3.5
- Filmarks―3.6
マット·デイモンの代表作のシリーズてすね。アクションも見応えありです。トミー·リー·ジョーンズも渋いです。この二人だけでお腹一杯でした。
(出典:https://filmarks.com/movies/66777)
ジェイソン・ボーンが、、
マット・ディモンが、、
歳をとってる‼️
マット・ディモン実年齢50前、そりゃそうか🤣カーチェイスはやっぱりあったけどSWATの装甲車vs普通の車て、、😅💦
最後はらしい終わり方
(出典:https://filmarks.com/movies/66777)
前作から9年振りのボーン・シリーズらしいです。私は一気見したけど、マット・デイモン〜あんまり変わってない感じ。
ただボーンの哀愁を前作より強く感じたのは、彼の俳優としての成長なのかな?
背中で語る感じが良かったです。何となく画面がくっきりはっきりとした印象と、ボーンシリーズでおなじみのカーアクションは1番派手だったなぁ〜何台車壊すの⁈ってくらい。CGは使ってないらしいから、本当に迫力がありました。
トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセルと共演者も豪華。
ニッキーが引き続き出ていたのも嬉しかった。レガシー以外全部見た感想は、俳優マット・デーモンがとても気になる存在になったこと。新作も、彼の過去作品も見てみたい!と新たな楽しみも出来きました♡
(出典:https://filmarks.com/movies/66777)
ボーンも年をとったな…。
ニッキーはもう死亡フラグがばりばり立ってたからしょうがないけど、シリーズ通して出てたから悲しい。
悪役はかっこよかった。豪華キャストだったなぁ。
(出典:https://filmarks.com/movies/66777)
俳優陣に対するコメントが多くみられました。特にマット・デイモンが年齢を重ねていたことに対するコメントが目立っていた印象です。それだけシリーズを通して鑑賞しているファンがいるということでしょう。
また、アクションシーンの中でも特にカーチェイスのシーンは大絶賛でした。文章では伝えきれませんが、ぼくにとっても最高に興奮したシーンです。
まさか車でカジノに突っ込むとは思いませんでした・・・。(たまたまそのカジノが解体予定だったらしいです。)アクションシーンだけでも充分に楽しめる作品ですのでぜひ視聴してみてください!
まとめ
「ジェイソン・ボーン」は「ボーン」シリーズの最新作(2019年6月現在)ですが、新章として位置づけられており新規参入するのにぴったりな作品です。
とはいえ作品専門用語もいくつか登場するので、この記事では「ジェイソン・ボーン」以前のシリーズで描かれた内容を、ネタバレも含みながら解説してきました。
最後に「ジェイソン・ボーン」を視聴できるVOD(ビデオオンデマンドサービス)をまとめておきます。今回の記事を読んで「ジェイソン・ボーン」が気になった方はぜひ視聴してみてください!