アメコミ2大出版社の一つである”DCコミックス”を原作とした映画『ジャスティスリーグ』について紹介します。
この記事には『ジャスティスリーグ』視聴前の基礎知識、登場人物、見どころが書かれています。ぜひ最後まで読んでみてください!
(出典:https://pixabay.com/ja/photos/バットマン-トイズ-おもちゃ-1120677/)
映画『ジャスティスリーグ』作品概要
- 公開日:2017年
- 製作国:アメリカ合衆国
- 監督:ザック・スナイダー/ジョス・ウェドン
- 脚本:クリス・テリオ
- 原作:DCコミックス
- ジャンル:アクション映画
- 上映時間:120分
映画『ジャスティスリーグ』は、アメリカで制作されたDCコミックスを原作とするスーパーヒーロー映画です。『DCエクステンド・ユニバース』と言われる、DCコミックスの実写化映画シリーズの第5作品目です。
映画『ジャスティスリーグ』を楽しむための基礎知識①
はじめに、DCコミックスとは何かを説明します。DCコミックスは、アメリカの漫画出版社で、マーベルコミックに並ぶ2大アメコミ出版社の1つです。日本でいうジャンプやマガジンに該当しますね。
そのため、DCコミックスには様々な連載漫画があります。代表的なものを以下にまとめますね。
- スーパーマン
- スーパーガール
- バットマン
- キャットウーマン
- ワンダーウーマン
- ザ・フラッシュ
そのほかにも様々なヒーローが登場する作品があります。『ジャスティスリーグ』はその作品のうちの一つです。
映画『ジャスティスリーグ』を楽しむための基礎知識②
次に、『DCエクステンド・ユニバース』は、DCコミックスを原作としたメディア・フランチャイルズ及びシェアド・ユニバースです。
メディア・フランチャイルズは、創作フィクションから複数の派生作品が製作された関連メディアの集合体のことです。
シェアド・ユニバースは漫画などのフィクションにおいて、複数の著者が同一の世界設定や登場人物を共有して創作する作品群のことです。
つまり、『DCエクステンド・ユニバース』の作品である『マン・オブ・スティール』や『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』などはDCコミックスから派生された作品となります。
また、それぞれの作品は同じ世界設定を共有しているため、それぞれの作品につながりがあります。シリーズを通して1つの作品とも取れるでしょう。
映画『ジャスティスリーグ』のストーリー
この作品は前作『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の続きから物語は進行します。前作のスーパーマンの活躍をみたバットマンは、“信頼”の重要性を実感しました。
また、かつてともに戦ったバットマンとワンダーウーマンは、世界の危機が再び迫っていることを感じとります。
今のままでは敵に太刀打ちできない、そう考えた彼は世界を救うためにメタヒューマンと呼ばれる”超人的な能力”を持った人物たちと手を組む必要があると考えます。
最強チームを結成した彼らは、これから世界を襲う脅威に立ち向かっていく…というあらすじになります。
映画『ジャスティスリーグ』の登場人物①ヒーロー
バットマン/ブルース・ウェイン(演:ベン・アフレック)
昼はオーナーとしての顔を持ち、夜はゴッサムシティの犯罪者と戦う大富豪です。幼い頃、両親を亡ったことで犯罪に立ち向かうことを誓います。
自らが信じる正義のもとに活動していましたが、あらゆる脅威に対抗するため考えを改め、チームを結成しようとスカウトに奔走します。
スーパーマン/クラーク・ケント(演:ヘンリー・カヴィル)
クリプトン星の滅亡から生き延び、地球のカンザス州で育ったクリプトン星人です。
地球のために戦っていたヒーローですが、その超常的な存在に人々は恐怖を覚えました。
ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス(演:ガル・ガドット)
ゼウスとヒッポリタ女王の間に生まれた半神です。人里離れた故郷”セミッシラ”を旅立ってからは美術品の修復士として人間の世界で暮らしていました。
フラッシュ/バリー・アレン(演:エズラ・ミラー)
セントラルシティ大学の学生です。自身の能力を使い、独自で自警活動を行っていたところをバットマンからスカウトされます。
スピードフォースと呼ばれる次元から力を引き出すことで超高速で動くことのできるメタヒューマンです。
アクアマン/アーサー・カリー(演:ジェイソン・モモア)
海底王国アトランティスで生まれ、地上で育てられた水陸両棲のアトランティス人です。超人的な身体能力と、水を操る力を持つメタヒューマンです。1度バットマンのスカウトを断っています。
サイボーグ/ビクター・ストーン(左から三番目)
ゴッサムシティ大学でフットボール選手として活躍していましたが、事故によって選手生命を絶たれた学生です。父の懸命な治療により生き延びましたが、体の大部分が機械化しています。
映画『ジャスティスリーグ』の登場人物②
アルフレッド・ペニーワイズ(演:ジェレミー・アイアンズ)
ウェイン家に使える忠実な執事。バットマンの身の回りの世話からオペレーターまで幅広く活躍します。
ジェームズ・ゴードン(演:J・K・シモンズ)
ゴッサムシティ警察の本部長です。バットマンと唯一協力関係を築いている刑事で、長年の友人でもあります。
ステッペンウルフ(演:キアラン・ハインズ)
惑星アポコリプスに存在する種族ニューゴッズの一員で、本作では世界の脅威となります。
過去にも地球を訪れていましたが、アトランティスや人間、それに加勢した者たちの連合軍により追い出されました。
その際に地球に残してしまった”マザーボックス”と呼ばれる、重畳的な現象をもたらす物体を求めて再び地球に訪れます。
ロイス・レイン(演:エイミー・アダムス)
デイリープラネット社に務める新聞記者で、スーパーマンの恋人です。
映画『ジャスティスリーグ』の見所①
まず、この映画の見所一つ目は、各ヒーローの戦闘シーンです。多様な能力を持ったヒーロー、ヴィランたちの戦闘シーンは迫力満点です。
特に、ジャスティスリーグメンバーのワンダーウーマン、フラッシュ、バットマンの戦闘シーンは見ていて楽しいです。
超人的な技で戦闘するワンダーウーマン、超高速移動で敵を翻弄するも若さ故に少々詰めの甘さも出てしまうフラッシュのシーンは迫力満点です。
対して、ただの人間であるバットマンは道具や装備、環境に工夫を凝らして戦います。超人と人間の戦い方の違いが面白いポイントの一つです。
映画『ジャスティスリーグ』の見所②
二つ目の見所は、バットマンの心境の変化です。これまでのバットマンは、自身の正義を信じ、孤独に戦い続けていました。
しかし、前作でのスーパーマンとの出会いや、人間の力を超えた能力を持つ存在が脅威となりうることを知ったバットマンは、「信頼」の重要性に気づきます。
そして、今まで頑なに1人で戦ってきた彼からは考えられない、”仲間を集める”という心境の変化が見られます。
バットマンファンからしたら熱い展開であること間違いなしですね!
映画『ジャスティスリーグ』が賛否両論となった理由
映画『ジャスティスリーグ』は視聴者の中でも賛否両論な作品となっています。その理由を以下にまとめます。
- 豪華な出演陣
- 待望のクロスオーバー第1作品目
- ヒーローアクションの迫力
- 王道&痛快なストーリー
- 前作を見ていないとわかりづらい
- 新ヒーローの背景の説明がほとんどない
- わかりいくい用語が多い
- アクションシーンが微妙
1〜3に関して、DCコミックスについて何の知識もない人が見てもわからない内容は多いと思います。
4については、大人数との戦闘シーンがありごちゃごちゃしている、たくさんのヒーローがいるため、各ヒーローの戦闘シーンが短いなどが挙げられていました。
しかし、予備知識を持ってみたら絶対面白い作品だと思います!前作を視聴してから『ジャスティスリーグ』を視聴することをおすすめします。
映画『ジャスティスリーグ』の視聴方法
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。ここでは、映画『ジャスティスリーグ』の視聴方法を紹介します。
U-NEXTであれば、無料期間を利用してみることができます。その他のサービスについては、レンタル料金が発生するようでした。
また、DVD&Blu-rayも発売されているためそちらの購入やレンタルでも視聴可能になっています。この機会にぜひ視聴してみてください!
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映画『ジャスティスリーグ』のまとめ
今回は映画『ジャスティスリーグ』の基礎知識、ストーリー、登場人物、見所について紹介しました。
バットマンが超人を集結し『ジャスティスリーグ』を立ち上げ、巨悪に立ち向かうという映画です。DCコミックスでも人気のヒーローが多数登場します!
映画評価には賛否両論があり、難しい用語も多いためシリーズ作品を見てから視聴することをおすすめします!それでは、ご覧いただきありがとうございました!