今回は映画『Dr.パルナサスの鏡』を紹介します。この作品は、不死の命を手に入れた博士が鏡の中で悪魔と戦い、試行錯誤しながらも娘を悪魔に連れて行かれない様に守り抜くというお話です。
博士はどの様にして不死の命を手に入れたのか、鏡の中で悪魔と戦うとは一体どういう事なのか、気になりますよね。
本記事では、映画『Dr.パルナサスの鏡』のあらすじや3つの見所のほか、レビューや無料で観られる方法も紹介します。ぜひ最後までご覧ください！
（出典：https://unsplash.com/photos/6BJu73-UJpg）
『Dr.パルナサスの鏡』の作品情報
- 制作年：2010年
- 上映時間：124分
- 監督・脚本：テリー・ギリアム
- 出演者：ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、トム・ウェイツ、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー etc
- ジャンル：SF
まずは、映画『Dr.パルナサスの鏡』の主な作品情報を上記にまとめてご紹介しました。
監督のテリー・ギリアムさんは、代表作品として『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』『ラスベガスをやっつけろ』などがあります。
『Dr.パルナサスの鏡』の主な出演者の紹介
- ヒース・レジャー（役：トニー・シェパード/川で首を吊ろうとしていた）
- クリストファー・プラマー（役：パルナサス博士/不死の命を手に入れている）
- トム・ウェイツ（役：Mr.ニック/悪魔）
- リリー・コール（役：ヴァレンティナ/パルナサス博士の娘）
- アンドリュー・ガーフィールド（役：アントン/ヴァレンティナに恋をしている）
- ヴァーン・トロイヤー（役：パーシー/小人）
この他にも出演者はいますが、話の中心になる6人を紹介しました。
川で首を吊ろうとしていたトニー・シェパード（演：ヒース・レジャー）が主人公になります。
また、パルナサス博士、ヴァレンティナ、アントン、パーシーの4人を「パルナサス一同」と呼ぶ事にします。
主演の代役を努めた豪華俳優人の紹介
『Dr.パルナサスの鏡』の撮影途中に、トニー・シェパードを演じるヒース・レジャーが亡くなってしまいました。
その為、ヒースと仲良しだったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が残りのトニーのシーンを演じる事になりました。
以下が、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が演じた役の詳細です。
- ジョニー・デップ（役：鏡の向こうのトニー#1）
- ジュード・ロウ（役：鏡の向こうのトニー#2）
- コリン・ファレル（役：鏡の向こうのトニー#3）
『Dr.パルナサスの鏡』のあらすじ
かつて悪魔であるMr.ニック（演：トム・ウェイツ）との賭けに勝ち、不死の命を手に入れたパルナサス博士（演：クリストファー・プラマー）は、「イマジナリウム」というショーを行っていました。
イマジナリウムというのは、人の心にある欲望の世界の事です。それを、お客さんに鏡の中に入って体験してもらうのです。
しかし、パルナサス博士は不死の命を手に入れた事と引き換えに、娘のヴァレンティナ（演：リリー・コール）を16歳の誕生日にMr.ニックに引き渡さなければいけませんでした。
パルナサス博士は、Mr.ニックにヴァレンティナを渡さない方法はないかと考えていると、川で首を吊ろうとしていた青年トニー・シェパード（演：ヒース・レジャー）を見つけ助けると、状況は好転していき…。
見所①：酔っ払った青年が鏡の中に入り…
出典：https://pixabay.com/photos/binge-alcohol-drink-bottle-hops-2713502/#content酷く酒に酔った青年は、鏡の中に入る為のチケットを購入していないにも関わらず、勝手に鏡の中に入ってしまいました。
鏡の中では、酒癖の悪さを改める為に、酒はもう一滴も飲まないと青年に約束させます。
そして、その直後に｢一杯ぐらいいいだろう｣という誘いがあり、青年はお酒を飲んでしまいます。
約束を破りお酒を飲んでしまった青年はどうなってしまうのか、一瞬の出来事なので目を離さないでくださいね。
見所②：首を吊ろうとしていた青年の隠し事
出典：https://pixabay.com/photos/london-parliament-england-ben-ben-530055/#content馬車で移動していたパルナサス一同は、川で首を吊ろうとしていたトニー（演：ヒース・レジャー）を発見し、何とか助けることに成功しました。
その後、今まで全くといっていいほど人気が無かったイマジナリウムのショーが、トークが上手いトニーのおかげで、人気が出ます。
しかし、トニーは何やら大きな隠し事をパルナサス一同にしていました。その隠し事とは一体何なのか、またどういった影響を及ぼすのか、注目してご覧ください。
見所③：悪魔から解放されたヴァレンティナの行方
出典：https://pixabay.com/photos/woman-model-portrait-female-blonde-5674995/#content悪魔であるMr.ニック（演：トム・ウェイツ）の元へ連れていかれる心配が無くなり、自由になったヴァレンティナ（演：リリー・コール）ですが、パルナサス博士の前から姿を消してしまいました。
｢娘を悪魔に奪われずに済んだのに、一体どこへ行ってしまったのだ｣という思いで、パルナサス博士（演：クリストファー・プラマー）はヴァレンティナを探し続けます。
そして、遂にヴァレンティナを見つけますが、パルナサス博士はヴァレンティナに声を掛けず、その場から立ち去ってしまいました。
ヴァレンティナは一体何をしていたのか、パルナサス博士は何故ヴァレンティナに声を掛けなかったのか、それらの真相はあなたをハッピーな気分にさせるでしょう。
『Dr.パルナサスの鏡』を視聴した筆者の感想
もし、実際にイマジナリウムという人の心にある欲望の世界を、鏡の中に入る事で体験できるなら、体験してみたいと思いますか？
私は体験したくないですね。何故なら、人の欲望には目を背けたくなる様な一面もあるからです。ただ、私の様な考え方はおそらく少数派で、多くの方は体験してみたいと思うはずです。
少し迷っている方でも、『Dr.パルナサスの鏡』のトニー（演：ヒース・レジャー）の様にトークが上手い人がいるなら、簡単に鏡の中へ入ると思います。
『Dr.パルナサスの鏡』は、自分の欲望と向き合うきっかけをくれた作品になりました。
『Dr.パルナサスの鏡』のレビュー
出演：https://pixabay.com/photos/finger-feedback-confirming-3530353/#content続いては、『Dr.パルナサスの鏡』のレビューを紹介します。良いレビューと悪いレビューをそれぞれ２つずつご紹介します。
『Dr.パルナサスの鏡』の良いレビュー
https://twitter.com/tonburi_coro2/status/1327128641541697537
トニー（演：ヒース・レジャー）のトークが上手いので、女性のお客さん達が次々と鏡に入っていくシーンがありました。
フィクションだと分かっていても、思わず自分も鏡の中に入りたくなるぐらいトニーのトークは上手かったです。
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、同じ作品の中でこの3人は中々観る事ができないので貴重です。
『Dr.パルナサスの鏡』の悪いレビュー
確かに、SFという事もあり話の内容が分かりにくい部分はありますね。ただ、今回紹介した見所を中心に観て頂ければ、楽しむ事ができますので安心してください。
最後のシーンは、意見が割れる所ですね。ハッピーエンドと捉えるか、バッドエンドと捉えるかで意見が変わってくると思います。
個人的には、モヤモヤが残る事のないスッキリしたハッピーエンドと捉えているので、最後のシーンを楽しむ事ができました。
『Dr.パルナサスの鏡』を無料で観る方法
出典：https://unsplash.com/photos/ngMtsE5r9eI- Amazon Prime Video(30日間無料)
- U-NEXT(31日間無料)
『Dr.パルナサスの鏡』は上記の動画配信サービスに会員登録をすれば、一定期間は無料で観る事ができます。
また、作品の配信期間が終了すると観れなくなってしまうので、気になっている作品は早めに視聴することをオススメします。
もちろん、無料期間だけ契約して解約する事も可能なのでご安心ください。
動画配信サービスによって観れる動画が異なるので、あなたにあった動画配信サービスを選んでくださいね。
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『Drパルナサスの鏡』のまとめ
今回は、『Drパルナサスの鏡』のあらすじや３つの見所、感想やレビュー、そして無料で観られる方法をご紹介しました。
『Drパルナサスの鏡』は、パルナサス博士（演：クリストファー・プラマー）が、鏡の中で悪魔であるMr.ニック（演：トム・ウェイツ）と戦い、娘のヴァレンティナ（演：リリー・コール）を守るという映画です。
鏡の欲望の世界とはどういった感じか気になる方、鏡の中に出てくる豪華俳優陣を観たい方にはオススメです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
