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かつて凄まじい人気を誇った俳優ジョニー・デップの経歴を調べてみた

ジョニー・デップといえば『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』といった映画を代表作とする名俳優ですね。

全盛期は日本でも毎日のように名前を聞くほど人気者だったジョニー。でもいつのまにか彼の名前を聞く機会が減っているとは思いませんか?

今回はそんなジョニー・デップの、俳優としての経歴からプライベートな情報までまとめてご紹介します。

この記事を読めば、ジョニー・デップが現在どのような状況で、ピーク時はどれほど凄かったのかがすぐにわかります。彼の詳細情報を知りたい方は、ぜひ最後までお楽しみください!

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ジョニー・デップの基本情報

基本情報

  • 本名:John Christopher Depp II
  • 生年月日:1963年6月9日(201912月現在56歳)
  • 出身地:アメリカ合衆国ケンタッキー州オーエンズボロ
  • 職業:俳優、ミュージシャン、プロデューサー
  • 活動期間:1984年〜
  • デビュー作:『エルム街の悪夢(1984)

ジョニー・デップはケンタッキー州の都市オーエンズボロ出身の俳優、ミュージシャン、プロデューサーです。

少年時代はストレスから自傷行為や酒・ドラッグに手を出していました。しかし仲の良かった友人が亡くなったとき、真っ当に生きようと決心したそうです。

ジョニー・デップの若手俳優時代

高校を中退してミュージシャンとして活動していたジョニー・デップは、俳優のニコラス・ケイジから俳優への転身を勧められ、『エルム街の悪夢(1984)』で俳優デビューしました。

その後、テレビドラマ『21ジャンプストリート(1987〜1990)』でレギュラー出演します。しかし、テレビドラマは自分の性に合わないと感じたのでそれ以降は映画のみで活動することに。

『クライ・ベイビー(1990)』で映画初主演を経験したジョニー。その後『ギルバート・グレイプ(1993)』『エド・ウッド(1994)』といった映画で主演を務め、実力と知名度をつけていきます。

『ブレイブ(1997)』でジョニー・デップは主演・監督・脚本を兼務しました。それまでの功績が讃えられ、1999年には一流俳優の証“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム”にその名を刻んでいます。

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出演する度に映画が大ヒット!凄すぎる全盛期

ジョニー・デップが主演を務めた海賊映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003)』が世界的に大ヒットし、ジョニーの俳優活動は全盛期を迎えます。

『ネバーランド(2004)』『チャーリーとチョコレート工場(2005)』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007)』など、彼が主役になった映画が立て続けに成功。

当時の収入は凄まじく、一本の映画のギャラが30億円を超えることもざらにあり、2008年から2011年ごろの経済情報誌では「もっとも稼いだ俳優」として何度もジョニーの名前が載っていました。

お金の使い方も派手で、2008年に娘が腎臓病を患い入院した際に、病院にお礼として100万ポンド(当時約2億円)を寄付したり、食事会でチップを4000ドル(約32万8,000円)も支払ったりしています。

(参考:https://www.cinemacafe.net/article/2008/01/21/3180.html)

更に衝動買いでカリブ海に小島を買ったり、映画の現場スタッフ用に防寒着を500名分自腹でプレゼントしたりととんでもない気前の良さ。

2010年には撮影現場に用意された控え室が気に入らず、100万ポンド(当時約1億3000万円)かけて内装を快適&ゴージャスに大リフォームしたなんてエピソードもあります!

(参考:https://www.cinematoday.jp/news/N0028552)

2010年以降は人気が低迷気味…

そんなセレブの限りを尽くしたジョニー・デップでしたが、2010年代に入るとその栄光に陰りが見えます。

主演を務めた作品が次々と興行的に失敗し、2014年にアメリカのファッション誌『GQ』に掲載された企画「最も影響力のない人物30名」で、ジョニーは不名誉な事に30人の内の1人に選ばれてしまいました。

(参考:https://joshi-spa.jp/168222)

更に俳優としては最悪な記録ゴールデンラズベリー賞最低男優賞に、ジョニーは2014年から2019年の間に5回もノミネートされています。

その為近年では脇役としての登場が増えているようです。全盛期の活躍がすごかっただけに、ちょっと寂しい気がしますね。

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ジョニー・デップの出演作品一覧

ここまで紹介してきたようにジョニー・デップは栄光と不名誉の両方を経験しているわけですが、その俳優人生の中で数多くの作品に出演しています。

そこで、ここからはジョニー・デップが出演している作品を一覧で紹介します。※一部抜粋。

※太字になっているタイトルは、ジョニー・デップの演技が映画賞に選ばれた作品です。

出演作品一覧

 

  • 1984年 エルム街の悪夢 デビュー作品
  • 1987年〜1990年 21ジャンプストリート テレビドラマ 主演
  • 1990年 クライ・ベイビー 主演
  • 1990年 シザーハンズ 主演
  • 1993年 ギルバート・グレイプ 主演
  • 1993年 妹の恋人 主演
  • 1993年 アリゾナ・ドリーム 主演
  • 1994年 エド・ウッド 主演
  • 1995年 ニック・オブ・タイム 主演
  • 1995年 デッドマン 主演
  • 1995年 ドンファン 主演
  • 1997年 フェイク
  • 1997年 ブレイブ 主演 監督脚本兼務
  • 1998年 ラスベガスをやっつけろ 主演
  • 1999年 スリーピー・ホロウ 主演
  • 1999年 ノイズ 主演
  • 1999年 ナインスゲート 主演
  • 2000年 ショコラ
  • 2000年 夜になるまえに
  • 2001年 フロム・ヘル 主演
  • 2001年 耳に残るは君の歌声
  • 2001年 ブロウ 主演
  • 2003年 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
  • 2003年 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 主演
  • 2004年 ネバーランド 主演
  • 2004年 シークレット ウインドウ 主演
  • 2005年 リバティーン 主演
  • 2005年 チャーリーとチョコレート工場 主演
  • 2005年 ティム・バートンのコープスブライド
  • 2006年 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 主演
  • 2007年 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 主演
  • 2007年 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 主演
  • 2009年 パブリック・エネミーズ 主演
  • 2009年 Dr.パルナサスの鏡
  • 2010年 アリス・イン・ワンダーランド 主演
  • 2010年 ツーリスト 主演
  • 2011年 ランゴ アニメ 主演 製作兼務
  • 2011年 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 主演
  • 2011年 ラム・ダイアリー 主演 製作兼務
  • 2012年 ダーク・シャドウ 主演 製作兼務
  • 2013年 ローン・レンジャー 製作総指揮兼務
  • 2014年 トランセンデンス 主演
  • 2014年 Mr.タスク ギー・ラポワンテ名義
  • 2015年 チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 主演 製作兼務
  • 2015年 ブラック・スキャンダル 主演
  • 2016年 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 主演
  • 2017年 パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 主演
  • 2017年 オリエント急行殺人事件
  • 2018年 名探偵シャーロック・ノームズ アニメ
  • 2019年 Waiting for the Barbarians
  • 2020年 ミナマタ 主演 製作兼務
  • 2021年 Fantastic Beasts and Where to Find Them 3

音楽活動も行なっているジョニー・デップ

冒頭の項目でも少しだけ触れましたが、ジョニー・デップはミュージシャンとしても活動しています。ギターの腕前はかなりのもので、プロのレコーディングに参加したり、積極的にライブも行なっています。

ジョニーのギタリストとしての実力について、ロックバンド“ローリング・ストーンズ”のメンバー、キース・リチャーズはこのように語っています。

「ジョニーは、自分で思ってるよりギターが上手くて、俺はたぶんジョニーが思ってるよりギターが下手だと思う」

(引用:https://rockinon.com/blog/nakamura/130234)

下の動画は、ジョニー・デップがギターを弾いているところです。 とても気持ちよさそうに演奏していますよ!

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メガネや帽子を大量に所有している

ジョニー・デップは、メガネや帽子といった装飾品をコレクションするのが趣味です。

映画にメガネをかけて出演する際は、衣装ではなく私物のお気に入りメガネを使用していたこともあります。

ジョニーが愛用していたメガネメーカー『Tart Optical Arnel』が、ファッション誌に取り上げられるほど人気になりました。それだけ彼の影響力は凄かったのです。

帽子に関してもすごいエピソードがあり、パリにあるジョニーが所有しているアパートの、2部屋を埋め尽くすほど大量の帽子を持っていたそうです。(2011年頃)

当時交際していた女優、ヴァネッサ・パラディからも「さすがに増えすぎた分は捨てて」とまで言われる始末。男ならこのコレクション癖はちょっと分かる気もしますけどね。

(参考:https://www.cinematoday.jp/news/N0032402)

ジョニー・デップと関係が深い人物

ジョニー・デップは人を惹きつける魅力があるのか、多数の人間との交友関係があります。

俳優のニコラス・ケイジは彼を俳優の世界へ導いてくれた恩人で、ニコラスの資産が底をつきそうになった時、ジョニーは「資金援助を惜しまない」とまで宣言しました。

(参考:https://www.cinematoday.jp/news/N0020800)

映画監督のティム・バートンとも仲が良く、ティムは自身が監督を務める作品にジョニーを何度も起用している他、プライベートでも親交を深めているようです。

他にはイギリスのロックバンド“オアシス”の元メンバー、ノエル・ギャラガー(画像)も気の合う友達で、一緒にギターを演奏したり別荘でバカンスを楽しむなどしています。

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ジョニー・デップの交際歴を紹介

ジョニー・デップは俳優デビューする1年前に、メイクアップアーティストのロリ・アン・アリソンと結婚していました。しかし、2人の関係は長続きせず1985年に離婚しています。

その後ジェニファー・グレイやウィノナ・ライダーといった女優や、トップモデルのケイト・モスとの交際を経て、1998年に女優で歌手のヴァネッサ・パラディ(画像)と交際開始します。

ヴァネッサとジョニーは事実婚状態となり、1999年に娘リリーが、2002年に息子ジョンが誕生しました。ちなみにリリーは成長して女優になり、リリー=ローズ・デップ(画像)という芸名で活動中です。

結婚していなくとも、ジョニーたちは幸せな生活を続けていました。しかし、2012年にその関係は終わりを告げます。

ヴァネッサとの長い恋路に終止符を打ったジョニー。2012年末から女優のアンバー・ハード交際関係を持ちました。

ジョニーとアンバーは2014年に婚約し、翌年にロサンゼルスの自宅で結婚式を挙げています。しかし、幸せは長く保たず2016年5月に破局。

そして2019年頭にロシア出身のダンサー、ポリーナ・グレンとの熱愛が報道されました。ポリーナとジョニーは同棲状態にありましたが、2019年11月に別れてしまったようです。

(参考:https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/2019-11-19-johnny-depp-polina-glen-split)

ジョニー・デップの紹介まとめ

かつて世界中で大フィーバーを巻き起こし、現在は細々と活動を続けている俳優、ジョニー・デップについて紹介しました。

2020年に4年ぶりとなる主演作品『ミナマタ』が公開予定です。いつかまたヒット作に恵まれ、脚光を浴びる時が来ると良いですね。

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでジョニー・デップへの関心が深まったら、出演作品をぜひ鑑賞してみてください。

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naotosato
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