映画『アルマゲドン』は、誰もが一度は聞いたことある名前ではないでしょうか?この映画は、1998年に公開され世界的に大ヒットした作品です。
地球を守るために宇宙へ旅立つ男たちが描かれたSF作品となっています。今回は映画『アルマゲドン』の見どころやキャスト陣の情報などを紹介するので、ぜひ最後までご覧になってください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.instagram.com/p/B4cSEckp4rB/)
映画『アルマゲドン』作品情報
- 公開:1998年7月1日(アメリカ合衆国)、1998年12月12日(日本)
- 監督:マイケル・ベイ
- 脚本:ジョナサン・ヘンズリー/J・J・エイブラムス
- 主題歌: Aerosmith『I Don’t Want To Miss A Thing』
- 製作: ジェリー・ブラッカイマー/ゲイル・アン・ハード/マイケル・ベイ
- 配給:タッチストーン・ピクチャーズ(アメリカ合衆国)ブエナ・ビスタ(日本)
- 音楽:トレヴァー・ラビン/ジョージ・マッセンバーグ
- 制作国:アメリカ合衆国
- 上映時間:153分
映画『アルマゲドン』の予告映像とあらすじを紹介!
スペースシャトル「アトランタ」が、宇宙で謎の大爆発を起こしました。その大爆発の原因は、隕石の襲来であり、巨大な小惑星が隕石となって地球に接近していることが判明します。
このままでは18日後に地球に衝突し、人類はおろか地球上の生物が絶滅してしまうことがわかったNASAは回避策を出します。
それは地球に飛んでくる小惑星の中心に穴を掘り、そこに核爆弾を仕込んで爆破させ、真っ二つに割って軌道を変えようというとんでもない策でした。
そこで招集されたのが、「俺に掘れない井戸はない」と豪語する石油会社社長のハリーら採掘のプロ。地球の命運を託された彼らは、果たして無事に地球を守ることができるのでしょうか。
映画『アルマゲドン』の絶対に押さえたい2つのポイント
家族愛に感動
地球を守るために命がけで闘う男たちにはそれぞれ家族がいました。待ってくれている家族のため。もう一度家族と再会するため。それぞれの思いを胸に宇宙へ旅立つ8人の男たちの家族愛に感動します。
アルマゲドン=世界の終わり
映画のタイトルになった「アルマゲドン」とは、新約聖書の最後の一書「ヨハネ黙示録」で世界の終わり、世紀末の最終決戦という意味で語られているものです。
『新約聖書』はイエス・キリストの弟子たちによって書かれたキリスト教のみの聖典のことです。
映画『アルマゲドン』はまさに、地球の運命をかけた最終決戦。果たして物語は「世界の終わり」になってしまうのでしょうか。続きは映画を観て確かめてみてください。
主演のブルース・ウィリスとはどのような俳優?
映画『アルマゲドン』で、勇敢に宇宙へ旅立つチームのリーダーのハリーを演じたブルース・ウィリスとは、どのような俳優なのでしょうか?
ブルースは、1955年3月19日生まれ、ドイツ出身の俳優です。国籍はアメリカ合衆国になっています(2019年12月現在64歳)。
アメリカのアクション映画『ダイ・ハード』シリーズの主人公ジョン・マクレーン役を演じていたことで有名な俳優で、日本でも人気となっています。
他にも映画『12モンキーズ』『シックス・センス』『RED/レッド』シリーズなどで主演を務めるなど、アメリカを代表する俳優の一人です。
ヒロインのリヴ・タイラーはどのような女優?
主人公ハリーの娘のグレースを演じたリヴ・タイラーは、どのような女優なのでしょうか?
リヴ・タイラーは1977年7月1日生まれ、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の俳優です(2019年12月現在42歳)。
代表作は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、マーベル映画の『インクレディブル・ハルク』です。特に『インクレディブル・ハルク』ではヒロイン役を務めています。
また、映画『アルマゲドン』の主題歌を歌ったロックバンド「エアロスミス」のボーカル、スティーヴン・タイラーは彼女の実父で、映画公開当時はかなり話題となりました。
映画『アルマゲドン』その他のメインキャスト紹介
ベン・アフレック(A・J・フロスト役)
ベン・アフレックは、1972年8月15日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優・映画監督です(2019年12月現在47歳)。
劇中では、主人公ハリーの部下で、グレースの恋人でもあるA.J.を演じています。
彼は、映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で脚本にも携わり、アカデミー賞とゴールデングローブ賞の脚本賞を受賞しています。
ウィル・パットン(チック・チャップル役)
ウィル・パットンは、1954年6月14日生まれ。アメリカ合衆国サウスカロライナ州出身の俳優です(2019年12月現在65歳)。
劇中では、主人公ハリーの右腕で優秀なエンジニアのチック・チャップルを演じています。
代表作は、『アルマゲドン』の他に映画『フォーリング スカイズ』などです。
スティーヴ・ブシェミ(ロックハウンド役)
スティーヴ・ブシェミは、1957年12月13日生まれ。アメリカ合衆国ニューヨーク市出身の俳優・映画監督です(2019年12月現在62歳)。
劇中では、天才の頭脳を持つ地質学者かつ石油掘削員のロックハウンドを演じています。
代表作は、映画『モンスターズ・インク』シリーズや『ゴーストワールド』などです。
松田聖子(観光客役)
松田聖子さんはメインキャストではないですが、日本の有名女優も登場しているので、あわせて紹介します。
『アルマゲドン』はアメリカで制作され有名な映画ですが、日本人が出演していているのですね!
松田聖子は1962年3月10日生まれ。福岡県久留米市出身の歌手・アイドル・女優です(2019年12月現在57歳)。
劇中では、隕石が墜落し崩壊するパリの中で、ショッピングをしたいとタクシードライバーに駄々こねる観光客役として出演しています。
代表作は、『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』や『火垂るの墓』などです。
映画『アルマゲドン』の有名な主題歌紹介!
映画『アルマゲドン』の主題歌は、アメリカのロックバンド、エアロスミスの「ミス・ア・シング」です。この曲は、全米ヒットチャートでは4週連続1位を記録する大ヒットしました。
この曲は、映画のクライマックスの感動シーンにもってこいの曲調で、涙を誘うような曲になっています。
また、日本では日産や日清カップヌードルなどのCMソングに起用されており、この曲を「知っている」「聴いたことある」という人は多いのではないでしょうか。
映画『アルマゲドン』映画賞の受賞・ノミネート一覧
ここでは、映画『アルマゲドン』が受賞・ノミネートした映画賞を紹介します。また、不名誉な賞にも受賞・ノミネートされているので、あわせて紹介します。
第71回アカデミー賞(1998年)
- ノミネート:歌曲賞 – “I Don’t Want to Miss a Thing”
- ノミネート:録音賞 – キース・A・ウェスター、ケヴィン・オコネル、グレッグ・P・ラッセル
- ノミネート:音響編集賞 – ジョージ・ワッターズ二世
- ノミネート:視覚効果賞 – リチャード・R・フーヴァー、ジョン・フレイジャー、パット・マクラング
【不名誉な賞】第19回ゴールデンラズベリー賞(1998年)
- 受賞:最低男優賞 – ブルース・ウィリス
- 受賞:最低スクリーン・カップル賞 – ベン・アフレック&リヴ・タイラー
- ノミネート:最低作品賞
- ノミネート:最低監督賞 – マイケル・ベイ
- ノミネート:最低脚本/ジョー・エスターハス不名誉賞 – ジョナサン・ヘンズリー、J・J・エイブラムス
- ノミネート:最低助演女優賞 – リヴ・タイラー
- ノミネート:最低主題歌賞 – “I Don’t Want to Miss a Thing”
【不名誉な賞】第21回スティンカーズ最悪映画賞(1998年)
- 受賞:最悪の主演男優賞 – ブルース・ウィリス
- 受賞:最悪のカップル賞 – ベン・アフレック&リヴ・タイラー
- ノミネート:最悪の助演女優賞 – リヴ・タイラー
- ノミネート:最悪な総収益1億ドル以上の作品の脚本賞
- ノミネート:最悪のインチキな言葉づかい賞 – ブルース・ウィリス
興行収入は全米で約200億円、日本で135億円を記録する大ヒット作品となりましたが、評価は良くないものになりました。
評価が低かった理由として、「映画が科学的に無理な内容で現実味がない」「展開がベタすぎて読めてしまう」などが挙げられています。
映画『アルマゲドン』を実際に観た人の感想
ここでは、映画『アルマゲドン』を実際に鑑賞した人の感想を一部抜粋して紹介します。
- もし本当にこんな状況になったら同じことをする勇気があるか?私にはできないです
もちろん作り物だけれど、人の温もりというか愛というかやっぱり「最後に愛は勝つ」です 走馬灯のシーンは涙腺崩壊- 幼いころに父とみた映画。
大人になって久しぶりにみたら、父の娘の思いがリアルに伝わってきて
号泣してしまいました。SF映画が大好きだった父。
この映画は本当に面白くて、二人の中でもトップの映画でした。- 数年後にもう一度見たくなる。オチ、ストーリーがわかっていても見たくなるレベル。
- それ以外は最初も最後もなんか絵空事っぽかった。
何がどうだったんだろうと考えてみても漠然としてる。
後半、石油採掘のメンバーが必死になっても、なんだか白けた。(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84618/review/?sort=lrf)
肯定意見が多かった印象です。感動する映画として今もなお語り継がれているだけあって、泣いたという声が多く観られました。また、一部映画の内容に現実味がないところが否定意見として挙げられていました。
映画『アルマゲドン』のまとめ
今回は公開から21年が経った今でも抜群の知名度を誇る映画『アルマゲドン』についてネタバレなしで紹介しました。
世界的大ヒットし、アカデミー賞にも多くノミネートされましたが、不名誉な賞を多く獲得するなど、評価が真っ二つに割れた映画となりました。
ちなみに、全米での歴代興行収入ランキングは100番代でしたが、日本の歴代ランキングは13位でした。
ぜひ、賛否が分かれた名作をこの目で観たいという方は、VODでは配信されていないのでDVDなどでご覧になってみてください。