映画『ダイ・ハード』で有名な俳優のブルースウィリス。実は、俳優業以外にもミュージシャンとしての活動歴が長いことをご存知ですか?
今回は、俳優業以外にもマルチに活躍しているブルースウィリスの知られざる素顔を紹介していきます。ぜひ最後まで読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.cinemacafe.net/article/2014/08/26/25536.html)
ブルースウィリスのプロフィール
- 本名:Walter Bruce Willis
- 年齢:65歳(2020年1月現在)
- 生年月日:1955年3月19日
- 出生地:西ドイツ ラインラント=プファルツ州ビルケンフェルト群
- 国籍:アメリカ合衆国
- 身長:182cm
- 利き手:左
- 職業:俳優、プロデューサー、ミュージシャン
- デビュー年:1977年
- 配偶者:エマ・ヘミング(2009年結婚)
- 趣味:バスケットボール観戦、ボクシング観戦
ブルースウィリスの経歴
ブルースウィリスは、アメリカ軍の兵士の父と、ドイツ人の母との間に生まれました。高校では、演劇部に所属。卒業後は、警備員や、私立探偵を経験。
そんなブルースウィリスのキャリアスタートは、意外にもコメディ俳優なのです!
テレビドラマシリーズ『こちらブルームーン探偵社』(1985年〜1989年)のデビッド・アディスン・ジュニア役を3,000人のオーディションから勝ち取りました。
ブルースウィリスを一躍有名にした映画『ダイ・ハード』
『こちらブルームーン探偵社』で俳優デビューしたブルースウィリス。そんな彼を一躍有名にした映画は、『ダイ・ハード』(1988年)です。
映画『ダイ・ハード』のあらすじ
NY市警察のジョン・マクレーン(ブルースウィリス)は、別居中の妻に会うため日系企業ナカトミ商事を訪れる。しかし、武装テロリスト集団によってナカトミ商事は占拠されてしまう。
間一髪、人質になることを免れたジョン・マクレーンは、単独テロリストと闘うのであった。
映画『ダイ・ハード』は、興行収入約1億4,000万ドル(約152億円相当)の大ヒット映画となり、後に続編4作品が公開されました。
そして、シリーズ6作品目となる『ダイ・ハード6/イヤーワン(原題)』も公開予定です(2020年1月現在)。まだ、公開日は公表されていませんが、今から楽しみです。
ブルースウィリスの出演作品
映画『ダイ・ハード』で有名になったブルースウィリス。現在までに数多くの映画に出演しています。そこで、彼が出演した人気映画作品を一部紹介します。
公開年 | 映画タイトル |
1988年 | 『ダイ・ハード』 |
1990年 | 『ダイ・ハード2』 |
1991年 | 『ハドソン・ホーク』 |
1993年 | 『スリー・リバーズ』 |
1995年 | 『ダイ・ハード3』 |
1997年 | 『フィフス・エレメント』 |
1997年 | 『ジャッカル』 |
1998年 | 『アルマゲドン』 |
1999年 | 『シックス・センス』 |
2000年 | 『隣のヒットマン』 |
2003年 | 『ティアーズ・オブ・ザ・サン』 |
2005年 | 『ホステージ』 |
2005年 | 『シン・シティ』 |
2007年 | 『ダイ・ハード4.0』 |
2010年 | 『エクスペンダブルズ』 |
2010年 | 『RED /レッド』 |
2012年 | 『LOOPER /ルーパー』 |
2013年 | 『ダイ・ハード/ラスト・デイ』 |
2013年 | 『G.I.ジョーバック2リベンジ』 |
2013年 | 『REDリターンズ』 |
2014年 | 『エクスペンダブルズ2』 |
2014年 | 『コードネーム:プリンス』 |
2019年 | 『ミスター・ガラス』 |
人気作品だけでもすごい数に出演しています。これまでに出演した映画作品は、約77作品あります。また、2020年公開予定の映画も2作品あります。
ブルースウィリスの受賞作品と功績
ブルースウィリスは、これまで多くの作品に出演し、ドラマ・映画で賞を受賞しています。ここでは、彼の功績と受賞作品をみていきましょう。
受賞年 | 作品名 | 受賞タイトル |
1987年 | ドラマ『こちらブルームーン探偵社』 |
|
1999年 | 映画『シックス・センス』 |
|
2000年 | ドラマ『フレンズ』 | ・エミー賞ゲスト出演賞テレビ部門 |
ほかにも、数多くのドラマ、映画にノミネートされています。また、2002年にジョージ・W・ブッシュ大統領から里親に預けられた子供たちの国際的スポークスマン(代表)に任命されています。
ブルースウィリスのアクション
ブルースウィリスといえば、映画『ダイ・ハード』シリーズでのド派手なアクションが印象的です。「年齢を重ねてもすごいアクションをこなしていて凄い!」と思う方も多いでしょう。
しかし、映画『ダイ・ハード/ラストデイ』公開時、シネマトゥデイのインタビューにブルースウィリス(当時57歳)は、次のように述べています。
いいことを教えてあげよう。映画には2通りのアクションシーンがある。一つはスタントマンを使ったもの、もう一つは俳優が自らアクションを行うもの。ケガをさせないようにって製作側は気を使うけど、俳優としては自分でアクションに体当たりしたいものなんだ……でも、俺はほかの人(スタントマン)にやってもらう(爆笑)。
(引用元:https://www.cinematoday.jp/interview/A0003590)
実は、ブルースウィリスのド派手なアクションシーンは、ほとんどスタントマンが演じているのです。
これからは、スタントマンではなく、彼が演じたアクションシーンを探しながら作品を見るのも面白そうですね。
ブルースウィリスはパパラッチ嫌い
ブルースウィリスは、大がつくほどのパパラッチ嫌いとしても有名です。(動画59秒からブルースウィリスの映像。)
動画以外にも、しつこく付きまとうパパラッチに腹を立て、自身の車の窓を開け、写真を撮りまくるパパラッチに罵声と水を浴びせたそうです。
また、パパラッチがブルースウィリスに暴力を受けたと訴える事件もありました。ブルースウィリスは「フラッシュが眩しく、手で遮った際に接触しただけ」と話していたそうです。
ブルースウィリスの離婚歴や子供は?
ブルースウィリスには、離婚歴があります。女優のデミ・ムーアと1987年11月21日に結婚。2000年に離婚。離婚の原因について、ブルースウィリスは「自分が父親や夫としての役割を果たしていなかった」と述べています。
前妻デミ・ムーアとブルースウィリスの間には、3人の娘がいます。
ルーマー・ウィリス(1988年8月16日生)
スカウト・ラルー・ウィリス(1991年7月20日生)
タルーラ・ベル・ウィリス(1994年2月3日生)
現在の家族
ブルースウィルスは、23歳年下のモデル、エマ・ヘミングと2009年3月21日に再婚をしています。
2人の間には、マーベル・レイ・ウィリス(2012年生)、イブリン・ペン・ウィリス(2014年生)の2人の娘を授かっています。
妻のエマ・ヘミングスのインスタグラムには、家族写真が多くありとても幸せそうな様子が伺えます。
映画『エクスペンダブルズ3』をクビになっていた!?
ブルースウィリスは、映画『エクスペンダブルズ』(2010年)、『エクスペンダブルズ2』(2012年)にミスターチャーチ役として出演しています。しかし、シリーズ3作品目『エクスペンダブルズ3』(2014年)には、出演していません。
その理由は、製作総指揮をとる俳優シルベスター・スタローンとの出演料をめぐるトラブルです。
ブルースウィリスは、300万ドル(約2.9億円)の出演オファーに対して、400万ドルを要求。シルベスター・スタローンは、即出演オファーを取り下げ、3日後には俳優ハリソン・フォードに出演オファーをしたのです。
ミュージシャンとしてのブルースウィリス
ブルースウィリスの俳優以外のもう一つの顔が、ミュージシャンです!実際に歌っている映像をご覧ください。
見事な歌声だけでなくハーモニカまで披露しています。本当に音楽好きというのが伝わる映像です。
ブルースウィリスは、ソロアーティストとして複数のアルバムも発表しています。画像はブルースウィリスが発表したアルバム『Masters Collection』のジャケットです。
また、バンド「The Acceleraors」とも活動しています。俳優歴と同じ位にミュージシャンとしての活動歴も長いのです。
まとめ
ブルースウィリスは、テレビドラマ『こちらブルームーン探偵社』で俳優デビューを果たし、映画『ダイ・ハード』でハリウッドスターの仲間入りを果たしました。
しかし、時折パパラッチや出演陣とトラブルになることもあるなど、話題が絶えない俳優でもあります。
俳優業以外にもミュージシャンとして活躍するなど、多彩な一面を持っているブルースウィリス。今後もマルチな活躍をみせてくれることに期待です。