大工から一流俳優へ！ハリソン・フォードの経歴や性格、特技まとめ

ハリソン・フォードといえば『スター・ウォーズ』のハン・ソロや『インディ・ジョーンズ』のインディアナ・ジョーンズ博士として有名なハリウッドスターですね。

今でこそ大御所の位置にいる一流俳優のハリソンですが、若手時代は役者として中々芽が出ず、かなり苦労していたことを、あなたは知っていましたか？

ということで今回はそんな彼の出演作品や性格、特技などを紹介していきます。

この記事を読めば、ハリソン・フォードの経歴に詳しくなり、彼の出演作品をより楽しめるので、ぜひ最後までお読みください！

ハリソン・フォードの基本情報

ハリソン・フォードはアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の俳優です。芸歴は2019年時点で53年にもなります。

ハリソン・フォードが役者を目指すようになったのは、大学在学中に入った演劇クラブがきっかけです。

役者として花開くまでにかなりの時間を費やす

演技の魅力にハマったハリソン・フォードは本気で俳優になるために大学を中退し、ロサンゼルスに移住して役者の仕事を探します。

そこで有名な映画会社『コロンビア』の役員と知り合い、同社所属俳優として契約します。そして1966年に『現金作戦』という映画で、ハリソンは念願の俳優デビューを果たしました。

無事プロの役者としてデビュー出来たのは良いものの、映画やドラマの端役ばかりに起用されろくな役が貰えません。

このままではまずいと感じたのか、ハリソンはコロンビアとの契約終了後、一旦役者の仕事を減らして演技力を磨くことにしました。

大工の仕事中に映画プロデューサーのフレッド・ルースと知り合い、フレッドの紹介でジョージ・ルーカス監督作品の『アメリカン・グラフィティ』に出演が決まります。

『アメリカン・グラフィティ』に出演した時点でハリソン・フォードは、俳優デビューから7年が経過していました。

この映画での演技への姿勢が、ジョージ・ルーカス監督に認められたハリソン・フォード。これがきっかけで、後にジョージ・ルーカス監督作品の“あの超ヒット作”で大役を任されることになります。

『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役で人気が爆発！

ジョージ・ルーカスが監督を務めた“あの超ヒット作”といえばそう、1977年に公開された映画『スター・ウォーズ』ですね。

『スター・ウォーズ』シリーズは、遥か彼方の銀河を舞台に繰り広げられる、壮大なストーリーが魅力のSF映画です。2019年までに9作品が制作されました。

ハリソン・フォードはワイルドな一匹狼のハン・ソロを演じています。映画の大成功と共に、ハリソンの人気も爆発。一気にスター俳優へと成り上がりました。

『インディ・ジョーンズ』の主人公としても有名

『スター・ウォーズ』に続いて、ハリソン・フォードの代名詞となった作品は1981年公開の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』です。

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は『スター・ウォーズ』と同じくらい世界的に有名な『インディ・ジョーンズ』シリーズの第1作目です。

ハリソン・フォードは冒険好きな考古学者、インディアナ・ジョーンズ博士を演じています。

2008年に公開されたシリーズ第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』で、ハリソンは60代にも関わらず危険なアクションシーンに挑みました。

ハリソン・フォードの出演作品一覧

ハリソン・フォードが出演している作品を一覧で紹介します。かなりの出演作品があるので一部抜粋となっております。

※タイトルが太字になっている作品は、ハリソンの演技が映画賞に選ばれている作品です。

ハリソン・フォードが自分で操縦した小型飛行機が墜落！

ここからはハリソン・フォードの役者以外の面に注目していきたいと思います。

彼は飛行機とヘリコプターの操縦資格を持っており、自分で飛行機を操縦して人命救助を行ったり、日本まで飛んで来たこともあるそうです。

そんな特技を持っているハリソンですが、2015年3月に自分で操縦していた飛行機がエンジントラブルを起こして墜落してしまいました。

ハリソン・フォードは腰や足首を骨折するなどの怪我を負い、復帰には4ヶ月かかりました。

(参考：https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H2G_W5A300C1000000/?dg=1)

ハリソン・フォードは大工としても確かな腕を持っている

役者として無名の時代、ハリソン・フォードは大工として働いていたという話はすでに紹介しましたね。

ハリソンは大工としての腕も確かで、映画スタジオを改築する仕事などを通して、ハリウッド関係者からもその技術の高さが評判になっていたそうです。

ハリソン本人も大工作業は好きなようで、俳優として有名になってからもオフの日には自宅のリフォームやオリジナル家具の製作を行なっています。

マイペースな生活を好むハリソン・フォード

ハリソン・フォードはのんびりとした生活を好んでいることでも知られています。

ワイオミング州に800エーカー(約3.2k㎡)もの広大な土地を所有しており、そこで農場を開いています。役者の仕事が無いときは、農家として悠々自適に暮らしているそうです。

ハリソンはプライベートを明かさない主義で、私生活のほとんどは謎に包まれています。

その反面、出演作品の宣伝にはとても積極的で、1982年に『ブレードランナー』で初来日以降、2019年までに最低10回はプロモーション活動として日本に訪れています。

ハリソン・フォードは3度の結婚を経験。歴代奥さんを紹介！

長年役者の世界に身を置くハリソン・フォードは、これまでに3人の奥さんがいました。順番に紹介します。

１人目の奥さん：メアリー・マーカット

まず1人目は1964年に結婚したメアリー・マーカットという方。彼女がどんな人物だったのかは不明ですが、ハリソンとは大学時代から恋人同士だったようで、彼が役者を目指すきっかけを作ったそうです。

ハリソンとメアリーの間には2人の子供が生まれました。しばらくは幸せな暮らしが続きましたが、円満な生活は永遠には続かず、1979年に15年の夫婦生活に終止符を打ちます。

２人目の奥さん：メリッサ・マシスン

メアリーとの関係を終わらせてから4年後、今度はメリッサ・マシスンという脚本家の女性と再婚しました。ちなみにメリッサは名作SF映画『E.T』の脚本を書いたことで有名です。

ハリソンはメリッサとの間にも男の子と女の子を授かります。結婚から21年後の2004年、2人は離婚してしまいました。

３人目の奥さん：キャリスタ・フロックハート

そして2019年現在の奥さんは、女優のキャリスタ・フロックハート。ハリソンとは2010年に結婚しています。

キャリスタは2001年にリアムという男の子を養子として迎え入れていました。つまりハリソンには全部で5人の子供がいるということになります。

ハリソン・フォードの紹介まとめ

役者として大成するまでは非常に苦労したハリソン・フォード。現在はマイペースに俳優活動を続けていますが、理想の生活を手に入れるために彼がした努力や忍耐は見習いたいものです。

ハリソンの主演作品『インディ・ジョーンズ』シリーズの新作が、2021年公開を目指して制作が始まっているようです。完成が今から待ち遠しいですね！

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでハリソン・フォードについて知っていただけたら、数々の出演作品も視聴して貰えると嬉しいです。