演技力はもちろん、歌手顔負けの歌唱力を持っている洋画ファンなら必ず知っているアン・ハサウェイさんは、一体どんな人なのでしょうか?
全米でも日本でも大ヒットした『プラダを着た悪魔』をはじめ、歌唱力に驚かされた『レ・ミゼラブル』に出演した彼女のプロフィールや出演作品などの情報をまとめました。
アン・ハサウェイのプロフィール
- 本名:アン・ジャクリーン・ハサウェイ(Anne Jacqueline Hathaway)
- 生年月日:1982年11月12日生まれ
- 出身地:アメリカ・ニューヨーク出身
- 身長:170cm
- 職業:女優
- 活動期間:1996年〜
アン・ハサウェイさんはアイルランド人とフランス人の血を引いており、母のケイト・マッコーレーは舞台女優をしていました。名前の由来も劇作家の妻から来ているそうです。
カトリック教で育ったため幼少期は修道女を目指していましたが、兄のマイケルが同性愛者ということが分かり、性的思考を認めない宗教に属せないと感じその道を諦めました。
高校卒業後、俳優養成学校に入学し、1999年にテレビヒロインでデビューを果たし、2001年には映画デビューも果たしました。
アン・ハサウェイの出演過去作品
アン・ハサウェイさんが今までに出演した主な映画を紹介します。
- プリティ・プリンス
- ブロークバック・マウンテン
- プラダを着た悪魔
- バレンタインデー
- ゲット・スマート
- レイチェルの結婚
- ブライダル・ウォーズ
- アリス・イン・ワンダーランド
- ラブ&ドラッグ
- ダークナイト ライジング
- レ・ミゼラブル
- インターステラー
- マイ・インターン
- シンクロナイズドモンスター
- オーシャンズ8
2019年には『セレニティー』への出演も決まっており、これからも大きな活躍をする女優です。この次回作の映画では、7つもの賞に輝いた『インターステラー』で共演したマシュー・マコノヒーと再び共演します。
聞くものを惹きつけるアン・ハサウェイの歌唱力
アン・ハサウェイさんの歌唱力の高さは映画界隈では有名な話です。
高校時代にはニュージャージー州のオールイースタン高校選抜合唱団の一員として活躍していて、のちにマンハッタンのランドマークであるカーネギーホールの舞台に立ったことがあります。
その経験を活かし、ミュージカル映画の『レ・ミゼラブル』ではアカペラで『I dreamed a dream』を歌いました。
これは余談なのですが、この歌っているシーンでアン・ハサウェイさんは丸刈りになっていますがこれは監督による演出などではなく、ご本人が監督の反対を押し切って自分の希望でやってみせた演出だそうです。
アン・ハサウェイのオススメ出演作品
アン・ハサウェイさんのオススメの映画はやはり『プラダを着た悪魔』です。
最初に出演した映画『プリティ・プリンス』でプリンスのイメージがついてしまい、理想の役になれずに落ち込んでいた時期がありましたが、その低迷から抜け出したともいえるのが『プラダを着た悪魔』なのです。
プラダを着た悪魔では、悪魔のような上司に理不尽な命令をされるが負けずに立ち向かう物語で、その姿勢が多くの働く女性の共感を得ました。
また、働くことに反対する恋人ととの葛藤もあり様座な感情を見事に表現した作品となりました。
プリンスのイメージから脱却したい思い
『プリティ・プリンス』からプリンスのイメージがついてしまい、やりたい役の仕事がこなくなってしまったアン・ハサウェイさんですが、ある目標がありました。
それは人々から「あぁ、彼女ならその役だってちゃんと演じられるよ」と言われる女優になりたいからだそうです。
よりよい女優になるために、アン・ハサウェイさんは20代の時間のほとんど映画撮影のために使うようにしていたと語っています。
そのため、20代のうちに15本以上の映画に出演してさまざなタイプの役、さまざな監督のもとで演じました。その中には『プラダを着た悪魔』などの代表作もあります。
アン・ハサウェイの熱愛報道は?
多くの男性が目を奪われる美貌を持ち、現役で女優の仕事をこなしているアン・ハサウェイさんに彼氏や旦那さんはいるのでしょうか?
調べたところによると、2012年9月29日に3年間の交際をしていたアダム・シェルマンさんと結婚しているとのことです。
しかし、アダム・シェルマンさんとは2度目の結婚だという話もあります。
イタリア人のラファエロ・フォリエリさんと4年交際し、結婚したという話もありましたがラファエロさんの詐欺行為が発覚し破局しました。真実は分からないままですが幸せそうなのでファンとしては嬉しい限りです。
アン・ハサウェイのネット評判は・・・
30以上の映画に出演しアカデミー賞をはじめ、英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数多くの賞を受賞してきたアン・ハサウェイさんですが、実は世間の評判は良くありません。
18歳という若さで映画デビューを果たし、『プラダを着た悪魔』や『レイチェルの結婚』など次々と成功させてきたため世間の妬みが強く現れました。
その引き金になったのが『レ・ミゼラブル』です。この作品では監督の反対を押し切り10キロ以上も減量し髪を切り役を演じたわけですが、その姿に視聴者は「何様のつもりだ」など批判のコメントが溢れかえりました。
また、ケイティ・ホームズさんのことを「トムクルーズと結婚して有名になった実力のない女優ね。」とコメントしたこともあり、【#ハサウェイ嫌い】というトレンドが出来るほど嫌われることになりました。
批判に負けなかったのは父のおかげ
【#ハサウェイ嫌い】のバッシングから6年以上が経ちましたが、その批判にも負けずに女優として活躍できた背景にはティーンエイジャーの時に言われた父の言葉があります。
「3つ約束してほしい。23歳になるまでタトゥーは入れないこと。オートバイには乗らないこと…うちの家系には、オートバイの事故の歴史があるから。そして、嘘をつかないこと。」
アン・ハサウェイさんはこの言葉を深く心に刻み、正直に生きることをモットーに女優業に励ました。
そのため、いくら嫌われても「自分は自分のことが大好きだから」とバッシングの嵐の中でも負けずにいくつもの作品を成功させてきたのです。
アン・ハサウェイ出演作品『セレニティー:平穏の海』を紹介
この作品は漁船の船長ベイカー・ディル(マシュー・マコノヒー)の平凡だが幸せな暮らしが、前の妻であるカレンの登場で彼の日常が思いもよらずの方向へ動く物語になっています。
暴力的な新しい夫から逃れようとするカレンは、夫を釣りに連れ出してサメの泳ぐ海に取り残してほしいと元夫のベイカーに頼みますが、彼の忘れたかった過去まで蘇ってきて話は進んでいきます。
そんな前の妻であるカレンの役を演じるのがアン・ハサウェイさんです。予告だけでも元夫婦の戸惑い、緊迫感が伝わってきますね。ちなみに、珍しいブロンドヘアの彼女が見られますよ!
まとめ
アン・ハサウェイさんは女優として数多くの映画に出演しており、プロ顔負けの歌唱力を持っています。そして、36歳とは思えない美貌を持ち俳優でジュエリーデザイナーのアダム・シェルマンさんと結婚しています。
仕事への取り組み方もスパルタで、映画デビューを果たした「プリティ・プリンス」では役作りのために王女関係の本を読み漁るほどだそうです。
次回作の出演も決まっており、引っ張りだこの人気女優なので今後の活躍にも注目したいですね。
アン・ハサウェイさんのインスタグラムではお茶目な姿も投稿されているので興味ある方は是非フォローしてみて下さい。
最後に、彼女が出演していた映画の紹介記事を一覧で掲載しますので、観てみたい作品があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。