海外映画(コメディ)

【プラダを着た悪魔】夢をあきらめないで!今見ても新鮮!

恋と仕事とファッションと、働く女の子にとって大切な3大要素が満載の「プラダを着た悪魔」は、ニューヨークの一流ファッション誌編集部を舞台とした、素敵でかっこいい職場!?

華やかなロマンティック・コメディのしあがりです。自分を見失いそうになりながらも、一生懸命に生きる主人公アンドレアの奮闘は若い女性にとっては勇気を与えてくれるのでは?

田舎娘がどんどんと洗練され美しく、仕事ができる女性に変わっていく様子は目を見張ります。さあ、「悪魔」はいったい誰なんでしょうか?映画が始まりますよ!

 

「プラダを着た悪魔」作品情報

 

公開 2006年(アメリカ映画)
原題 The Devil Wears Prada
監督 デヴィッド・フランケル
キャスト アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、サイモン・ベイカー
作品概要 ローレン・ワイズバーガーによる『プラダを着た悪魔』の小説が原作です。人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズで演出を務めたデヴィッド・フランケル監督によって映画化されました。

 

「プラダを着た悪魔」あらすじ

「プラダを着た悪魔」は2006年公開のアメリカ映画です。ジャーナリストを目指すために大学卒業後、ニューヨークへやってきた田舎者のアンドレア(アン・ハサウェイ)。

最高のファッション雑誌「ランウェイ」編集長である厳しく横暴な上司、ミランダ(メリル・ストリープ)の元で奔走する姿を描きます。最初は、なかなか名前も覚えられない始末・・

それでも仲間に助けられながら奮起し、アンドレアはファッション雑誌で働く身として、自分磨きとミランダの要求を次々とこなしていき、遂には認められていきます。

 

女性が恋愛や仕事に対して、自身の信念を貫く爽快なサクセスストーリーに仕上がっています。アン・ハサウェイが次々に綺麗な衣装に身を包む様子は見とれてしまいます。

「プラダを着た悪魔」キャスティング紹介!

 

アンドレア(アン・ハサウェイ)

 

 

1982年11月12日生まれ、ニューヨーク市ブルックリン区出身。身長は170cmとすらっとしています。美しいですよね。2018年公開映画「オーシャンズ8」でも変わらぬ美しさで話題になりました。

 

主な出演映画
プリティ・プリンセス シリーズ
プラダを着た悪魔
ゲット スマート
レイチェルの結婚
ブライダル・ウォーズ
アリス・イン・ワンダーランド シリーズ
ラブ & ドラッグ
ダークナイト ライジング
レ・ミゼラブル
インターステラー
マイ・インターン
オーシャンズ8
シンクロナイズドモンスター
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ミランダ(メリル・ストリープ)

 

 

1949年6月22日生まれ。アメリカ合衆国ニュージャージー州出身で身長は168cmです。まさしく、アメリカを代表するハリウッドスターですよね。

1977年の「ジュリア」で映画デビューします。翌年の「ディア・ハンター」でオスカー助演女優賞に初ノミネートを果たします。

そして1979年の「クレイマー、クレイマー」でアカデミー助演女優賞を、1982年には「ソフィーの選択」で主演女優賞を受賞しました。

「クレイマー、クレイマー」の母親も家庭と、仕事のどちらを選ぶべきか思い悩む姿が描かれていました。その後も、「シルクウッド」「恋におちて」「マディソン郡の橋」など数多くの作品に出演してきました。

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エミリー・チャールトン(エミリー・ブラント)

 

 

1983年2月23日生まれ。イギリス、ロンドン出身です。この「プラダを着た悪魔」によって、エミリーはハリウッドに進出することになります。

2009年公開の「ヴィクトリア女王 世紀の愛」ではヴィクトリア女王を演じ、ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、英国アカデミー賞ブリタニア賞を受賞します。

2014年公開の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」ではヒロインを演じ、徹底した肉体改造を行い、初のアクションに挑戦しました。

2018年、「メリー・ポピンズ リターンズ」でゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞、サテライト賞、全米映画俳優組合賞などの主演女優賞にノミネートされた実力派女優です。

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ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)

 

 

1960年、ニューヨーク生まれ。「ラブリーボーン」(2009年)で演じた強烈な犯人役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされます。

「シェフとギャルソン、リストランテの夜」(1996年)で初監督・主演を務めました。私生活では6人の子供たちのパパでもあり多忙な日々だとか・・・

 

ネイト(エイドリアン・グレニアー)

 

 

1976年7月10日生まれ、アメリカ合衆国出身。俳優、映画監督、ミュージシャンでもある、多彩な才能の持ち主です。

2002年には、18年間音信不通だった自身の父親を捜すドキュメンタリー「SHOT IN THE DARK」で監督デビューします。

2004年にはドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」に主人公ヴィンセント・チェイスとして出演して成功を収めます。

またニューヨークで活動中のニューウェーブフォークバンド「THE HONEY BROTHERS」のドラマーとしても活動中です。

 

アンドレア役はアン・ハサウェイじゃなかったかも?

 

アンドレア役はもはや、アン・ハサウェイ以外考えられませんが、もしかしたらジュリエット・ルイスクレア・デインズが演じていたかもしれません。候補に挙がっていたようです。

また、ミランダ役にはヘレン・ミレンキム・ベイシンガーの二人も候補に挙がっていたとか・・・今ではすっかり「プラダを着た悪魔」はアン・ハサウェイとメリル・ストリープの代表作品になっています。

実は配役は、ギリギリまで悩んだようです。イメージに合ったキャスティングでなければ原作の面白さが薄っぺらいものになりかねませんから、難しい選択ですよね。

 

主演 アン・ハサウェイにインタビュー!

 

「若い女性たちに夢をあきらめないでほしいわ」

アンドレアはアメリカの中部からニューヨークに出てきて、いわば人生のレッスンを受けるのよ。大学を出たばかりの頃は、誰もが夢を持っているでしょ? でも、実際に働き出すと理想と現実にいかに折り合いをつけていくか模索しなければいけない。この葛藤をどう表現するか考えたわ。私はアンドレアほどナイーブではないけれど、彼女のような役を演じることができて嬉しかったわ。

引用:https://eiga.com/movie/1051/interview/

 

 

「プラダを着た悪魔」衣装の総額は100万ドル(約一億円)!

 

映画に出てきた衣装の総額は少なく見積もっても100万ドルだというのです!ちなみに衣装デザイナーには10万ドルの予算しか与えられていなかったため、ほとんど借りてきたとか・・

憧れのファッション業界の職場が舞台ですから予想していましたが・・・だからですね、出演者の洋服の素敵な事!見ごたえ抜群です。

ファッションには、疎かったアンドレアがみるみる綺麗になっていく様は、見ていても楽しくなります。アンドレアが本当に美しくなっていったのは、洋服のお陰なのでしょうか?

 

 

 

「プラダを着た悪魔」に原作の著者がカメオ出演していた!

 

原作は「プラダを着た悪魔」ですが、作者であるローレン・ワイズバーガーが実は出演していました。著者のワイズバーガー自身も主人公同様、「ヴォーグ」で編集長アシスタントをしていた経歴があります。

この作品は彼女の実体験が基となっていて、同誌のカリスマ編集長アナ・ウィンターが作中に登場する編集長のモデルではないかという噂が!?

ワイズバーガーはその噂を否定していますが。原作では、編集長の移動手段は運転手付きリムジン、アシスタント数名を従え、お洒落な個室を執務室に持つなど、日本では考えられない待遇が描かれています。

映画では、小説の筋書きの基礎は元のままでしたが、細かいところに多数の変更が行われました。映画の脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナが物語の最後のほうで小説と全く違う危機を作ったのが原因だとか。

 

 

てっきり、職場のワンシーンでも登場するのかと思いきや、双子ちゃんたちと一緒に映っているとは・・・ちょっと気づきませんよね。

 

「プラダを着た悪魔」の名言集6選!

 

映画の中で、必死に仕事と向かい合って頑張っている出演者の言葉だからこそ、心が動かされます。あなたも共感する名言がこの中にありますか?

「ミランダ・プリーストリーにプランBはないの」

 

ミランダの双子の娘に「ハリーポッター次作の原稿を届ける」という理不尽なミッションに奔走するアンディ。「ほかに方法はない!やるしかないのよ!」そんな決死の覚悟が伝わりますよね。

 

「アンディいいか?キミは努力せずただ愚痴を並べているだけだ」

 

アンドレアがこぼした弱音に、ナイジェルが「じゃあ、辞めてしまえ。代わりは5分でみつかる」といいます。彼はモード界の巨匠を引き合にし、最先端のファッション誌「ランウェイ」誌の伝統をアンドレアに伝えます。

「キミが働く雑誌は世紀のアーティストたちを掲載した。ホルストン、ラガーフェルド、デ・ラ・レンタ……。彼らが創造してきたのは、美術品より偉大だ。ただの雑誌だと思うかい? 輝かしい希望の光だ」

まだ、がむしゃらにやってないでしょ!みんなが憧れる「ランウェイ」で働いているんだから前を向いて走りなさい!そんなふうに言っているようじゃないですか?

 

 

 

「仕事ができるようになると、プライベートが崩壊するよ。昇進のタイミングだ」

 

アンドレアはミランダに献身的な一方、彼氏ネイトとの関係がギクシャクしていきます。そんなアンドレアを褒めたセリフです。ナイジェルらしいちょっと皮肉めいた言葉ですよね。

 

 

「あなたのいない『ランウェイ』なんて」

 

アンドレアが一番慕っていたのはナイジェル。そんな彼がランウェイを辞めて新しいブランド、「ジェイムズ・ホルト」への転職を祝い、伝えたひと言です。

ナイジェルの門出を祝福するも、自分を支えてくれた彼がいなくなってしまう心細さから、本音がぽろっと出てしまったのでしょうね。

 

 

「あの子を雇わなかったら、大バカ者よ」

 

パリコレから帰国後、アンドレアはジャーナリストになる夢を叶えるべくミラー紙の面接へ向かいます。ミランダが、アンドレアが転職を希望するミラー紙にFAXで推薦のコメントを送っていたのです。

 

 

「もういいわ(ザッツ・オール)」

 

 

会話の終わりを示すミランダの決まり文句です。ちなみに作中で“That’s all.”と発した回数は8回!さすがに8回も出てくると、耳に残りますよね。

「お!また出た。はい、おしまい。の合図だ!」もう、聞きたくない!のアピールにも聞こえて・・ワンマン編集長の強さが現れていますよね。

 

「プラダを着た悪魔」の続編小説が発売された!

 

原作となったローレン・ワイズバーガーの同名小説は、2013年に続編が刊行されました。前作から10年後、自分の雑誌を立ち上げ結婚も決まり順風満帆な日々を送るアンドレアの前に、ミランダが再び現れ・・・

「プラダを着た悪魔 リベンジ!」というタイトルで上下巻に分かれています。ちょっと気になりますよね!?映画ファンは是非こちらも読んでみるのもいいですよね。

ミランダとの再会は、いったいどんなものなのでしょうか!?ファッション界での10年は目まぐるしく変わっているはずです。いったいなぜミランダがアンドレアに会いにきたのでしょうか・・・

 

終わりに

 

仕事に取り組むには何が大事かが描かれています。言いつけられたことだけではなく、求められている以上のことをこなすことが何より求められます。

変身したアンドレアが「仕事ができる」人間になったのは、スリムになったからでも、高い衣服を着たからでもなく、彼女がプロとしての自覚をもって仕事と向き合えたからでしょう。

この作品は、働く女性たちの家庭と仕事の間での悩みも描いています。時には何かを失うことがあっても目的に向かって走り続けること、ゴール地点を見失わずに突き進む大事さ。

13年たった今でも働く女性への、応援歌のようなこの作品。重くならずコミカルに仕上がっています。是非とも、視聴してみてはいかがですか?勇気と希望を与えてくれるはずですよ!

 

ABOUT ME
なおれお
現在は、フルタイムで契約社員として働いています。ライターとして活動しつつ子育てブログ、特化ブログ運営中です。様々な分野の記事執筆をこなしています。