実話を元に製作された『英国王のスピーチ』を紹介！※一部ネタバレあり

今回は2011年公開の映画『英国王のスピーチ』の魅力を紹介していきます。

あなたは数十人、数百人の前でスピーチをした経験はありますか？数人の前でも緊張して、手が震えて声も震えて上手く話せない。こうなる人も多いと思います。

その中、英連邦数億の国民全てに生放送でスピーチしなければならない。『英国王のスピーチ』はそんな責任を背負ったジョージ6世(最初のイギリス連邦元首)を主人公とした、真実の物語です。

『英国王のスピーチ』の概要

実際にジョージ6世は吃音症(きつおんしょう)で悩まされていたのですが、脚本家のデヴィッド・サイドラーも吃音症でした。

この映画を製作するのに必要な記録を手にする事が出来なかったため、デヴィッド・サイドラーは、30年以上この企画を考え、温め続けていました。

そしてついに2010年9月4日にアメリカのテルライド映画祭、続いてカナダのトロント国際映画祭でプレミアム上映され、日本では2011年2月26日に公開されています。

『英国王のスピーチ』の出演キャスト

『英国王のスピーチ』に出演している主要キャストを3名紹介します。

コリン・ファース（ジョージ6世 役）

コリン・ファースはイギリス・ハンプシャー州出身の俳優で、舞台作品『アナザーカントリー』で役者デビューしました。

『アナザーカントリー』でデビュー後、『シングルマン』『英国王のスピーチ』で主演男優賞を受賞し、主演を務めた『キングスマン』は全米でヒットを記録しています。

ジェフリー・ラッシュ（ライオネル 役）

ジェフリー・ラッシュはオーストラリア・クイーンズランド出身の俳優で、1981年に映画デビューしています。近年では『パイレーツ・オブ・カリビアン』のバルボッサ役を演じました。

ヘレナ・ボナム＝カーター（エリザベス 役）

作中ではジョージ6世の王妃のエリザベス役で出演し、近年では『ハリー・ポッター』シリーズに登場する悪役、ベラを演じました。

コリン・ファースの演技が魅力的！

出演キャストの中でやはり魅力的なのが、ジョージ6世を演じた“コリン・ファース”です。

吃音症(きつおんしょう)という、言葉が円滑に話せず途中で止まってしまう病気の演技や、重大な責任感から不安やストレスを感情で現すシーンまで迫力のある演技をしています。

またイギリスのジーンズメーカーが行った【最も魅力的なイギリス人男性】の投票で、数々のイケメン俳優たちを抑えて、１位になるなどその容姿も魅力の１つです。

『英国王のスピーチ』のストーリー

ジョージ6世はイギリスの王でありながら内気で、吃音症(きつおんしょう)という言葉が上手く話せない疾病を持っていました。

その吃音症を治す為に言語療法士のライオネル・ローグが彼の前に現れ、治療をすすめる中でライオネルへの反抗やすれ違いを経て、最後には他には立ち入れない深い友情へと変化していきます。

物語はドイツとの開戦へと移り、1939年イギリスはドイツに宣戦布告しその開戦にあたりジョージ6世はラジオで国民に向けてスピーチをすることに。

ライオネルと共に弱気になりながらも、練習していきスピーチ本番を迎えます。国王として国民を導けるのか？彼とライオネルの奮闘を描いた感動のヒューマンドラマ映画です。

『英国王のスピーチ』の評価は？

上記の３サイトで５つ星のうち３以上の評価を得ており、他の評価サイトでも高い評価を得ているので完成度の高い映画と言えます。

もちろん見た人全員が高い評価では無いですが、Amazonレビューをみると星4以上をつけた人が全体の83％を占めていることから、良い評価率が高い作品であることを証拠付けているでしょう。

『英国王のスピーチ』を実際に視聴した人のコメント

『英国王のスピーチ』の映画としての魅力

この映画の魅力は“男の友情”、“苦手な事に立ち向かう勇気”、“スピーチの重要さ”。主にこの3つが挙げられます。

立場や年齢が違えど、吃音(きつおん)を治すために努力するライオネルの姿と、苦手な事に立ち向かうジョージ6世の姿に友情を感じます。

そしてこの映画のタイトルにも入っている“スピーチ”。スピーチの本質は「分かりやすく伝える」事になります。この映画の魅力として“伝える事の重要さ”も知る事ができます。

『英国王のスピーチ』はこんな人にオススメ

オススメしたい人の中でも「スピーチや話すのが苦手な人」には特に観ていただきたい作品です。この映画は作中で実際に吃音症(きつおんしょう)を治療する方法が撮られています。

なので、吃音症ではないよと思う人も「スピーチの前の練習方法」「上手く話せる方法」など映画の本編で紹介されているので、観て損はないでしょう。

『英国王のスピーチ』を視聴する方法

2011年に公開されたこともあって様々な映画サイトで見られるようです。どのサイトもある一定期間の無料お試し期間を行なっています。

サイトによって受けられるサービスや配信状況は異なりますので、あなたの希望にあった配信サイトを利用して視聴して貰えればと思います。

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『英国王のスピーチ』のまとめ

この映画は吃音(きつおん)という、言葉が上手く話せないジョージ6世が国民の前でスピーチできるように奮闘するストーリーです。

実際にあった物語を実力派キャストで再現しており、数々のサイトで評価の高い映画です。以上『英国王のスピーチ』の紹介でした。

この記事を読んで、作品への興味がさらに湧いた方は配信サイトを利用して、実際に映画を視聴してみてください！