1人のキャラが送る2つの人生を観られる映画『スライディング・ドア』について紹介していきます。
この記事には今作のストーリーやメインキャストの情報、筆者がオススメする見どころなどが書かれています。読み終わる頃には、あなたは『スライディング・ドア』の魅力にハマっていることでしょう!
そして『スライディング・ドア』を低価格でレンタルできるサイトも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Njq3Nz6-5rQ)
『スライディング・ドア』って、どんな映画?
まずは『スライディング・ドア』の作品情報から紹介していきます。
- 公開:1998年
- 監督:ピーター・ハウイット
- 主演:グウィネス・パルトロー
- ジャンル:ラブ・ストーリー映画
今作は「電車に乗れなかったとき」と「電車に乗れたとき」で、主人公の人生がどう変わっていくかを観られる、独特なラブ・ストーリーです。
誰もが一度は思う”あの時、こうしていれば…“”の続きを描いているので、あなたの後悔を払拭したり、希望を持って前を向いたりするのに役立てられる映画ですよ。
【分岐点は”電車”】『スライディング・ドア』のストーリー
ここで『スライディング・ドア』のストーリーを、簡単に紹介していきます。
恋人と同棲している主人公:ヘレンは、ある日仕事に遅刻してしまい、会社をクビになってしまいました。ショックを受けながら帰りの電車に乗ろうとするところで、今作のストーリーが分かれます。
「帰りの電車に乗れなかったとき」は、その後も様々なトラブルに遭いながら帰宅すると、浮気のあとを隠す恋人がいて…というストーリーになりますよ。
「帰りの電車に乗れたとき」は、恋人が浮気をしている現場に出くわしてしまう…というストーリーになります。
今作は「電車に乗れなかったとき」と「電車に乗れたとき」のストーリーが、同時に進んでいきますよ。
『スライディング・ドア』で大活躍するメインキャストを紹介!
『スライディング・ドア』で大活躍する”2人”のメインキャストを紹介していきます。
ヘレン(演:グウィネス・パルトロー)
今作の主人公で、2つのストーリーで大きく違うの人生を進んでいく女性がヘレンです。
演じているのは、『アイアンマン』シリーズの”ペッパー”役でもおなじみの女優:グウィネス・パルトローさんですね。
「電車に乗れたとき」は後述するジェームズが隣に座っていることで、「電車に乗れなかったとき」とは大きく違う人生を歩んでいきます。
ジェームズ(演:ジョン・ハナー)
「電車に乗れたとき」のヘレンの横に座り、彼女を慰めようとした男性がジェームズです。
演じているのは、イギリス出身の俳優:ジョン・ハナーさんですね。
最初はヘレンにあしらわれたジェームズですが、その後は彼女と仲良くなっていきます。
筆者オススメ!『スライディング・ドア』の注目ポイント!!
ここで筆者がオススメする『スライディング・ドア』の注目ポイントを紹介していきます。
その注目ポイントとは「ヘレンが送る2つの人生は、どれだけ大きな違いがあるのか?」ですね!
「電車に乗れなかったとき」と「電車に乗れたとき」で共通するシーンもあるのですが、本当に多くのシーンが大きく違っていきます。
しかも、その2つの人生は”どちらの方が素晴らしい”と言い切ることができません。”あの時、こうしていれば…”が叶っても、すべてが上手くいくわけではない事がよく分かりますよ。
ときどき入る”2つの人生で共通しているシーン”が大事!
ときどき入る”2つの人生で共通しているシーン”ですが、観ている側にとっては非常に助かるシーンになっています。
と言うのも、あまりにも2つの人生が違うので「同じキャラの人生を観ている感覚」が薄れていきます。
しかし”2つの人生で共通しているシーン”が入ることによって、その感覚を思い出す事ができるんですね。
その感覚を思い出す事で、”同じキャラが送る2つの人生を見守る”という、ある意味公平な目線で今作を楽しむ事ができますよ。
2つの人生が織りなす”予想できないストーリー”が楽しい!
今作には「ストーリーが予想できない」という、大きな特徴があります。
2つの人生が同時に進んでいき、しかもお互いに影響しあうシーンもあるので、ストーリーが本当に予想できませんよ。
筆者も片方の人生がハッピーエンド&もう片方がバッドエンドで終わるのか、それとも両方ハッピーエンドor両方バッドエンドで終わるのかは、最後まで予想できませんでした!
どちらの人生も山あり谷ありで進んでいくので”自分だったら、どっちの人生が良いかなぁ”なんて考えながら今作を観るのも、すごくオススメですよ。
『スライディング・ドア』を観た人のレビューを紹介!
『スライディング・ドア』を観た人のレビューを紹介していきます。
この作品が秀逸なのは、同時進行のパラレルワールドを描く点だ。当時も斬新だったし、現在もこんな演出の映画は稀だ。
更に面白いのは、このパラレルワールドが時々、影響しあうところ。その極みがラストシーンで二人が発するモンティ・パイソンの言葉。
20年の時を経て観ても全く色褪せない。むしろ、当時気付かなかったことを気づかせてくれる映画。
間違いなく名作です。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84319/review/256/?c=7&sort=lrf
「IFもしも」というドラマシリーズが大好きだったので、この映画も公開日に観に行きました。
電車に乗れたか乗れなかったで運命が変わっていく様子が巧く描かれていて、本当に面白いです。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84319/review/223/?c=9&sort=lrf
「間違いなく名作」や「人生の変わっていく様子が、観ていて面白い」というレビューが多かったです。
筆者も「ちょっとした事で、人生がこんなに変わる可能性もあるんだな」と、楽しみながら最後まで観ていました。
そして、2つの人生で共通していたり影響したりするシーンもあるので、『スライディング・ドア』は何回観ても考えさせられる名作だと思っています。
今作に出るのは、強い魅力を感じないキャラばかりですが…
筆者の感想になるのですが、今作の登場キャラのなかで強い魅力を感じるキャラはいませんでした。
「ストーリーは面白いんだけど、キャラが弱いなあ」と思っていたのですが、あるサイトに書かれていた感想を読んで「なるほど!そういうことか!!」と衝撃を受けましたよ。その感想を紹介します。
特別に応援したい、うまくいってほしい、というキャラクターを作らせないことで、観る人は常に第三者目線を保持でき、結果的に最後の結末を実にフラットな気持ちで受け入れることができるの、作り込まれたキャラクター設定と言える。
引用:https://mihocinema.com/sliding-doors-16109
たしかに魅力を感じず応援したいキャラがいなかった事で、どちらかの人生に肩入れすることもなく、最後まで公平な目線で楽しむ事ができました。
「キャラが弱いことが、結果的に大きな楽しみに繋がる」経験をして、筆者が持っていた”キャラが強くないと、映画は面白くならない”という価値観はひっくり返りましたよ。
”低価格”で『スライディング・ドア』をレンタルできるサイト
2020年10月現在、”無料”で『スライディング・ドア』を観られる動画サイトはありませんでした。
なので『スライディング・ドア』のDVDを”低価格”でレンタルできるサイトを紹介していきます。
「ゲオ宅配レンタル」では、105円+送料(319円)の424円で『スライディング・ドア』をレンタルできますよ。
送料は7枚までなら319円なので『スライディング・ドア』と一緒に、気になっていた作品を6枚レンタルするのもオススメです。
『スライディング・ドア』についての情報まとめ
1人のキャラが送る2つの人生を観られる映画『スライディング・ドア』について紹介しました。
「電車に乗れるかどうか」だけで大きく変わっていく、主人公の人生を観て楽しめる映画ですよ。
”あの時、こうしていれば…”が、必ずしも良い方向には進むわけではないことを教えてくれる、最高の名作になっています。
DVDをレンタルできるサイトも紹介したので、今すぐ『スライディング・ドア』をレンタルして楽しんでくださいね!