【禁断の恋！】『恋に落ちたシェイクスピア』の見所・あらすじ紹介

『恋に落ちたシェイクスピア』は恋愛悲劇の名作『ロミオとジュリエット』を背景としたロマンチックコメディ映画です。

本作は第71回アカデミー賞で作品賞をはじめ7部門を受賞する快挙を達成した作品で、その映画としての評価は高いです。

今回は、そんな『恋に落ちたシェイクスピア』のあらすじや見所、口コミまで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてください。

『恋に落ちたシェイクスピア』の作品情報

まずは、『恋に落ちたシェイクスピア』の基本的な作品情報を紹介していきます。

監督はイングランド・ポーツマス出身の舞台演出家でもあるジョン・マッデンで、ミュージカルの最高峰、ブロードウェイで活躍した経歴を持ちます。

今作は虚構と史実を織り交ぜながら作られた作品で、実際に存在したエリザベス1世やシェイクスピアのライバル・クリストファーマウロウも登場します。

そんな『恋に落ちたシェイクスピア』はどのようなストーリーになっているのでしょうか？次にあらすじを見ていきましょう。

『恋に落ちたシェイクスピア』のあらすじ

16世紀のロンドン、劇作家シェイクスピアは、新作を考案しようとするもなかなか筆が進まずに嘆いていた。

そんな時、劇団のオーディションに来ていた上流階級の娘ヴァイオラに恋をしてしまう。当時女性は舞台に立つことを禁じられていたため彼女は男装していたが、シェイクスピアはヴァイオラが女性であることを見抜いた。

ところが、シェイクスピアは既婚者で、ヴァイオラは結婚を直前に控えている身であり、2人が結ばれることは許されるものではなかった。

しかし2人の禁断の恋はやがて燃え上がっていき、新作『ロミオとジュリエット』のセリフを生み出していく…。

『恋に落ちたシェイクスピア』の予告映像

ここでは、『恋に落ちたシェイクスピア』の予告映像を紹介していきます。映像は1分半ほどなので、ぜひ一度観てみてください

いかがだったでしょうか？衣装も綺麗で華やかなルネサンス期の世界を観ることができたかと思います。

このような舞台でシェイクスピアはヴァイオラとの禁断の恋を成就させていきながら、様々な困難に立ち向かっていきます。

そして今作には2人が愛を確かめ合う際どいシーンも多く、本編ではそんな2人の燃え上がる恋の様子をたっぷり観ることができますよ。

『恋に落ちたシェイクスピア』のメインキャスト

ここでは、『恋に落ちたシェイクスピア』のメインキャストを紹介していきます。

ジョセフ・ファインズ（シェイクスピア 役）

イングランド・ウィルトシャー州出身の俳優で、父は写真家、母は小説家、兄は俳優という芸能・芸術関係の一家に生まれました。

1875年に設立された歴史ある劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに在籍していた経歴を持ちます。

今作では運命に翻弄されながらも、恋に猛進していくシェイクスピアを熱演しています。

グウィネス・パルトロー（ヴァイオラ 役）

アメリカ・カリフォルニア州出身の女優。今作で、第71回アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

2013年には、40歳にして「世界で最も美しい人」で1位に選ばれ、歳をとっても衰えぬ美貌の持ち主です。

作中では、女性の姿のヴァイオラと男装したケントの2つの顔を演じ分ける多彩な演技も披露しています。

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『恋に落ちたシェイクスピア』の見所

ここでは、筆者がぜひ注目してほしい『恋に落ちたシェイクスピア』の見所を紹介していきます。

燃え上がる2人の恋の行方

身分の異なるヴァイオラに何としても会いたいシェイクスピアは彼女の屋敷に、メイドの手助けを借りて忍び込むことに成功します。

そこで再開を果たした2人の熱い抱擁シーンは、かなりドキドキしてしまう展開になっていきます。

『ロミオとジュリエット』の公演

当初、男性が女装をしジュリエット役を演じていたのですが、結婚式から抜け出してきたヴァイオラがジュリエット役を演じることになります。

ヴァイオラは、当初ロミオ役をやっていたのでジュリエットのセリフも完璧で、シェイクスピア(ロミオ役)と迫真の演技を披露します。

『恋に落ちたシェイクスピア』の口コミ

ここでは、『恋に落ちたシェイクスピア』を視聴した人たちの口コミをいくつか紹介していきます。

ロマンチックの塊

詩、セリフが綺麗で女が憧れる要素満載。
現実ではそう起こらないからこそロマンチックだなって言える。

結末はロミジュリだからまあなんとなく予想はつくけど、シェイクスピアの人生とロミジュリの話が重なってて飽きずに観られます！
あと個人的に衣装が好き！！！

出典：https://filmarks.com/movies/32605/reviews/99245283

シェイクスピアの生み出す言葉とはこうも美しい物なのかと彼の才能に驚かされ続けた

劇中誰よりもかっこ良かったグウィネス パルトローの男装っぷりにも驚かされた

出典：https://filmarks.com/movies/32605/reviews/95289545

衣装やセリフなど一つ一つが綺麗で、この作品で一つの舞台芸術作品とも言えるかもしれませんね。

そして、「グウィネス・パルトローの男装がかっこいい」という声が多かったです。今作ではそんな彼女が見せる女性としての一面とのギャップも楽しむことができますよ。

『ロミオとジュリエット』を題材にしているだけあって結末は予想がつくベタな展開ですが、それでも美しい終わり方をしているので満足感があります。

『恋に落ちたシェイクスピア』を視聴した筆者の感想

ルネサンス期の劇作家の恋物語ということで、少しお堅いイメージがあって観る前はあまり面白さを期待していなかったのですが、視聴後はそのイメージが一変。

コミカルとロマンティックの展開がテンポよく進んでいき、いつの間にか作品に引き込まれていきました。

さすがアカデミー賞受賞作だけあり、よく練りに練られたストーリーになっていると感じます。

観ていると次第に、ヴァイオラに恋するシェイクスピアに感情移入してしまいます。きっと男性であれば、ヴァイオラの男装した姿と女性の姿のギャップにやられてしまうでしょう。

『恋に落ちたシェイクスピア』を観る前に知っておきたい予備知識

今作ではシェイクスピアは情熱的な劇作家として描かれていましたが、実際はどのような人物だったのでしょうか？

実はシェイクスピアは現代でも上演される数多くの名作を残してきたものの、自身の日記や手紙などの歴史的な資料は残されていませんでした。

なので、シェイクスピアという人物は実は存在せず、同時代に活躍した哲学者フランシス=ベーコンのペンネームではないかという説さえあるのです。

また、シェイクスピアは作品を生み出す中で、数多くの名言も生み出して来ました。ここではほんの一部を紹介します。

成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。

出典：https://iyashitour.com/meigen/greatman/shakespeare#page1

時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ。

出典：https://iyashitour.com/meigen/greatman/shakespeare/2

恋は盲目で、恋人たちは恋人が犯す小さな失敗が見えなくなる。

出典：https://iyashitour.com/meigen/greatman/shakespeare/4

心に突き刺さるものはあったでしょうか？シェイクスピアは現代の私たちにも通じる教えをくれるように思います。筆者はこの作品を通してシェイクスピアという人物の思考に大変興味を持つようになりました。

もしかすると、今作を観たらあなたもそのようになるかもしれませんね。

『恋に落ちたシェイクスピア』の視聴方法

ここでは、本記事執筆時点(2020年10月)で『恋に落ちたシェイクスピア』が視聴可能な動画配信サービスを紹介します。

作品の配信が終わると観れなくなってしまうので今すぐ登録して映画を観ることをおすすめします。

上記のように無料期間が設けられているため、この期間内であればタダで視聴することが可能です。

ぜひ、『恋に落ちたシェイクスピア』をこちらのサービスで楽しんでみてください。

禁断の恋の原型『恋に落ちたシェイクスピア』の紹介まとめ

今回は『恋に落ちたシェイクスピア』のあらすじ・見所の紹介ということでここまで解説してきました。

今作はルネサンス期に活躍した劇作家シェイクスピアと上流階級の娘ヴァイオラの熱い恋、そして彼らの運命を描いた作品です。

一度観たらその非日常的な世界観と留まることを知らない2人の熱い恋に引き込まれてしまうはずです。ぜひ、先ほど紹介した動画配信サービスを利用してこの作品を視聴してみてください。