ビートルズが消えた？映画『イエスタディ』の見どころや評価を紹介！

この記事では映画『イエスタディ』の、あらすじ、見どころ、評価などを紹介していきます。

”もしもビートルズがこの世にいなかったら、どうなっていたのか”という世界観を主人公のジャック（演：ヒメーシュ・パテル）が、奇想天外な展開で広げていく映画です。

この記事を読めばあなたも『イエスタディ』が観たくなること間違いなし！ぜひ最後までご覧くださいね。

映画『イエスタディ』の作品情報

まずはじめに、『イエスタデイ 』の作品情報について紹介します。

『イエスタディ』は2019年にイギリスで制作されたコメディ・SF映画です。

監督を勤めるのは『トレインスポッティング』や『スラムドッグ＄ミリオネア』を手掛けたあの有名なダニーボイル監督です。

脚本は『ラブアクチュアリー』や『アバウトタイム』などの作品を作ったリチャード・カーティスです。異彩と呼ばれる監督と脚本家の夢のコラボに期待が止まりませんね！

映画『イエスタディ』の予告映像

映画『イエスタディ』を、より知っていただくために予告映像をぜひご覧ください！

たった1分38秒ですが、これからジャックの人生がどう変わっていくのか気になりませんか？

予告映像にも出ていますが、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランも登場。エド・シーラン本人として映画に出演しています。

彼が登場したことによって、作中での音楽シーンがより一層リアルに感じられます。

笑いあり涙あり！時々切ないラブロマンスの要素も含め、最後まで楽しめること間違いなしです！

映画『イエスタディ』のあらすじ

イギリスの小さな海辺の街に住んでいるジャック（演：ヒメーシュ・パテル）はミュージシャンを目指して、ライブ活動をしています。

幼なじみの親友エリー（演：リリー・ジェームズ）はマネージャーとして彼を全力サポートしていますが、いつまで経っても芽が出ません。

ジャックは夢を諦めようと「この長旅はもう終わりだ」とエリーに伝え、家に帰ろうとしたその瞬間、世界規模の停電がおきました。

停電している12秒間にジャックは事故を起こしてしまい、目覚めたら病院のベッドの上でした。前歯が二本なくなっている。しかしなくなっていたのは前歯だけではなく、あのビートルズも世界から消えていたのです。

映画『イエスタディ』の登場人物紹介

この章では『イエスタディ』で活躍する登場人物について紹介します。

ジャック・マリク（演：ヒメーシュ・パテル）

スーパーのバイトをしながらミュージシャンの夢を追いかけるジャック。この世界でビートルズを知っているのは、自分だけという状況に見舞われます。

エリー・アップルトン（演：リリー・ジェームズ）

ジャックの幼なじみで親友のエリー。才能を信じてジャックをミュージシャンデビューさせようと献身的に支えます。

ロッキー（演：ジョエル・フライ）

ジャックの友人で、ちょっとおバカな所があるロッキー。エリーが仕事の都合でモスクワについて行けない代わりに、ライブのサポート役を頼まれました。

エド・シーラン（エド・シーラン本人役）

有名アーティストのエド・シーラン。TVで演奏しているジャックの姿を観て才能を感じ「ライブの前座役として出演してほしい」とオファーします。

映画『イエスタディ』の見どころ！夢のような妄想を描いた演出

世界的に有名なスターになりたい！誰もが一度は考えたことのある妄想ですよね。

「誰もビートルズの曲を知らないのなら、自分が作ったことにしてみたら？」とジャックは思いつきます。

始めは小さな会場で細々と演奏していたジャック。しかしビートルズのおかげで徐々に大きなステージへ上がり、夢を実現させます。

ファンタジー映画ではよくありそうな演出ですが、ビートルズの存在によって運命が大きく動かされていくのが注目してほしいポイントです！

世界からはビートルズ以外にも”あるモノ”が消えている？！

作中では、ジャックの前歯以外にも、”あるモノ”が消えてしまいました。この世界から消えてしまったものは、ビートルズだけではなかったことが次第にわかってゆきます。

ビートルズがいなかったら存在していなかったモノやコトを、考察するのが『イエスタディ』を楽しめるもう一つの要素と言えるでしょう。

今まで存在していた当たり前のものがなくなってしまった時、自分はどうするのか？と考えることができる興味深い映画になっています。

映画『イエスタディ』の良い口コミ

この章では『イエスタディ』の良い評価をしている、口コミを紹介していきますね。

ビートルズの名曲たちとジャックの誠実さがとても良かった。

特にラストは誰でも幸福感に浸れる時間になると思う。

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96337612

ビートルズが消えてしまった世界のなかで、その曲を知る存在となった1人のミュージシャンの活躍や葛藤を描いた本作。

コメディタッチな部分も多いながら、ビートルズの楽曲を自分のものとして世界に発表していく過程のなかでの葛藤も描かれ、ラストの展開なども含めて鑑賞後の後味は爽やかな作品。

個人的には鑑賞前の期待値が高かったため、こんなものかと思う事もあったが、全体的には満足感のある良作ではないだろうか。

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96358956

ビートルズは一時期よく聴いていたけど、どちらかといえばBGMのような心地よさが好きだっただけで、真剣に聴き込んでいたわけではなく、彼らに対してわずかな経歴を知っているくらいだった。

本作はビートルズの面々が音楽作りをしなかった世界で、なぜか彼らの音楽を記憶している青年の物語ではあるが、彼らの音楽のすごさより、もしこうだったらと誰もが思う可能性に叙情性を感じた。

また、主演のヒメーシュ・パテルの憎めない人間性と、リリー・ジェームズの適度な距離感が魅力的で、映画の雰囲気に合っていたと思った。

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96332701

主人公ジャックの人間性に惹かれるといったコメントが多く見られますね。曲を完璧に再現しようと懸命に練習している姿には、ビートルズへの純粋な愛を感じられてグッときます。

次第にジャックはビートルズの力で有名になっていくのですが、事実上の盗作疑惑に悩まされ葛藤する姿にも、彼の誠実さが顕著に表れていますね。

ストーリーのテンポも良く、飽きることなく最後まで存分に楽しむことができる作品でしょう。

映画『イエスタディ』の悪い口コミ

一方で『イエスタディ』の悪い評価の口コミもありましたので、こちらも紹介しますね。

ビートルズがこの世から消されてしまったら、というアイデアはすごく面白い！ただ内容は薄かったかなーと感じました。

ビートルズの曲ももっと使われることを期待したけど、思いの外一部しか使われてなくて残念…。

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96350404

ビートルズへのリスペクトが感じられない。友人ロッキーのキャラとエンドロールのHey Judeくらいしかいいところがなかった。非常に残念

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96334381

「もしもビートルズが存在しない世の中だったら？」

ビートルズの曲をただ歌うだけでスターダムにのし上がる主人公。

うーん…時代背景や個人のカリスマ性も含めてのビートルズなわけで…。50年以上追っかけをしているビートルズマニアの母には薦められないなと思ってしまった作品。

それにしても彼らの曲は本当に名曲ばかり。

引用出典：https://filmarks.com/movies/82978/reviews/96368440

ビートルズの熱烈なファンからはすこし不評な声も多いようですね。曲も有名どころが多いためか、曲のチョイスに対して批評する声もあがっていました。

ビートルズはメンバー全員が天才的な才能を持っているという異例なグループでした。

何の変哲もない売れないミュージシャンだったジャックが、イギリスが産んだ天才バンドビートルズを超えてくるのには、無理があるという意見です。

それほどビートルズは偉大で多くの人々に影響を与えた、素晴らしいバンドだったことがわかりますね。

『イエスタディ』をネットで観る方法

この章では『イエスタディ』が視聴可能な、ネット動画配信サービスについて紹介しますね。

2020年9月現在は、Amazon Prime Videoで視聴することができます！Amazonでprime会員になれば、月額500円でAmazon prime Videoを利用し放題です！

prime会員には30日間のお試し無料サービスもあるので、この機会に一度登録してみてはいかがですか？

ビートルズが消えた世界を描いた映画『イエスタディ』まとめ

以上、映画『イエスタディ』のあらすじや、みどころ、口コミについての紹介でした。

なんといってもこの映画の面白いところは「本当に誰もビートルズを知らない」様子が顕著に伝わってくるところです！

ジャックとエリーのじれったくも温かい関係性にも、ぜひ注目してほしいです！

ビートルズを知らなくても、楽しめる映画なので、この記事をきっかけに一度観てみてください！最後までご覧いただきありがとうございました。