出展:http://lily-james.com/photos/displayimage.php?album=lastup&cat=6&pid=32505#top_display_media女性だったら誰しも憧れたであろうシンデレラ、実写映画｢シンデレラ｣で主役を務めたリリージェームズさんの紹介をします。
無名の役者からまさかの世界映画で主役抜擢！まさにシンデレラストーリー！
そんな彼女ですが調べてみるとシンデレラとはかけ離れた努力の人、という側面がありました。
彼女のプロフィール、主演作品を通じてリリージェームズさんの人生を紹介します。
リリー･ジェームスのプロフィール
- 本名:リリークロエニネットトムソン(Lily Chloe Ninette Thomson)
- 生年月日:１９８９年４月５日
- 出身地:イギリスサリー州
- 祖母はアメリカ出身の女優ヘレン・ホートン
- Tring Park School for the Performing Artsで演技を学んだ後ギルドホール音楽院を２０１０年に卒業
リリージェームズのお父さんは短い時期ですが俳優をしていたそうです。祖母から三代揃って俳優！正に演劇界のサラブレッドですね！
2008年に彼女の父親は癌で他界してしまいます。その父ジェイミー・トムソンの名前をとってリリージェームズという芸名で女優活動をされています。
彼女の順風満帆な女優人生は、もしかしたら父親が空から見守っているからかもしれません。
ダンスに歌に演技に‥マルチな才能を持つリリージェームズは芸術家一族の生まれであるというバックボーンがあります。
リリー・ジェームズ出身のギルドホール音楽院って？
出典:https://www.gsmd.ac.uk/acting/programmes/リリージェームズはTring Park School for the Performing Artsで演技を学んだ後、世界的な名門ギルドホール音楽院(The Guildhall School of Music & Drama)で演技の勉強を重ねます。
出典:https://www.gsmd.ac.uk/about_the_school/shared_left_nav/life_at_the_school/本校は、Teaching Excellence Framework （最優良教育機関選考会）にて金賞を受賞。
また、英国高級紙ガーディアン紙大学ガイド２０１９年度音楽部門で「イギリス・トップの専門教育機関」と認定された、イギリスの名門校です。
当校の特徴は、世界トップレベルの実技を誇ると共に、革新的な研究を重ね、時として実験的な創造すら推進するところにあります。
つねに、一歩先を見て、一歩先をリードする教育機関です。
ギルドホール音楽院のHPより引用
タレントでもあり、演出家の鴻上尚史さん曰くギルドホール音楽院は演劇界の東大。
演劇科は２８名の学生がいますが、オーディションの倍率は１００倍を超えると云われています。
もっともオーディションを受けるだけでエリートといえるでしょう。その中で１００倍の倍率、その水準は推して知るべし‥
ギルドホール音楽院は演技科の他にオペラ科、声楽家もあり、舞台芸術に関わる総合的な教育を受けることができます。
また、オーランド・ブルーム、ユアン・マクレガーなどそうそうたる面子を輩出しています。(ギルドホール音楽院卒業生)
出典:https://www.gsmd.ac.uk/about_the_school/alumni/people_who_studied_at_guildhall/acting_alumni_include/orlando_bloom/
出典:https://www.gsmd.ac.uk/about_the_school/alumni/people_who_studied_at_guildhall/acting_alumni_include/ewan_mcgregor/彼女の演技力、そして歌唱力はそんな教育の賜物と云えるでしょう。
まさにリリージェームズは女優のトップエリート！女優として選ばれた人間であることが解ります。
順風満帆！リリー・ジェームズのシンデレラストーリー
彼女はギルドホール音楽院を卒業した後、イギリスのテレビドラマ｢Just William｣で2010年に映像女優としてデビューします。
シーズン６まで続いているイギリス時代劇ドラマ｢Downton Abbey｣でメインキャストとしてシーズン４から６まで出演。
2012年では映画｢タイタンの逆襲｣で長編映画デビュー。そして2015年、｢シンデレラ｣で見事初主演となるシンデレラ役を勝ち取ります
出典:http://lily-james.com/photos/displayimage.php?album=345&pid=16059#top_display_media当然世界に知られている物語シンデレラ‥ほぼ無名の彼女がディズニー映画の主役に抜擢、彼女はシンデレラガールともてはやされました。
シンデレラを演じるリリー・ジェームズにかかったプレッシャー
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Cinderella poster and trailer online now!! Ahhhhh!! 🙊💙🙊💙 #cinderella #disney
彼女は映画｢シンデレラ｣を姉妹役を希望してオーディションを受けます。
当日彼女はキャスティングディレクターに今日はエラ(シンデレラ役)を演じてみて、とオファーを受け、その役を演じてみたところ、本人もディレクターも驚くほどピッタリだったそうです。
リリーは映画シンデレラの主演が決まった時の喜びをこう表現しています。
その時の思いを「心臓が破裂しそうだったわ！それから、すごく、すごく怖くなったの(笑)」と、振り返った。
引用:MovieWalker｢シンデレラ｣のヒロインはリアルにシンデレラ？
リリージェームズの地毛は茶髪だった？
シンデレラでは金髪ブロンドのシンデレラを演じたリリーですが彼女の地毛は茶髪です。
オーディションを受けるにあたってブロンドに染め上げたそうです。
キャスティングディレクターは彼女のブロンドに惹かれてシンデレラ役をオファーした模様
もしブロンドに染めてなかったらシンデレラに抜擢されてなかったかもしれませんね。
まるで城からの兵士がお前も靴を履いてみろよ、とチャンスを与えられたシンデレラの物語のように、見事にビックチャンスをものにしました！正にシンデレラストーリー！
シンデレラを演じた故の葛藤
美しい美貌を持ち、なおかつ心の美しさで王子を魅了したシンデレラ
しかしこの後リリージェームズはこのシンデレラ役のイメージ脱却に苦労をします。
レオナルド・ディカプリオがタイタニックを抜け出せなかったように、またキーファ・サザーランドがジャック・バウワーを抜け出せなかったように‥
もともと彼女はイジワルな義姉役としてオーディションを受けました。
しかしシンデレラを演じた彼女にはそういった役のオファーは来ませんでした。
ここからリリーの俳優活動は時代劇、そしてドレスそんなシンデレラの呪縛を受けます。
アクション映画｢高慢と偏見とゾンビ｣そして抜けられない時代劇
出典:https://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E6%85%A2%E3%81%A8%E5%81%8F%E8%A6%8B%E3%81%A8%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93-DVD-%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA/dp/B01N7K34KJ｢高慢と偏見とゾンビ｣は1800年代を舞台にしたアクション怪奇映画です。｢Downton Abbey｣は1900年代初頭の貴族の物語、｢シンデレラ｣は昔話の物語。
どちらも共通項は時代劇、ドレス、この作品でもリリーはドレスを着てゾンビハンターである主人公従者エリザベスを演じます。
シンデレラのイメージである、ドレスの麗人。エリザベスも同様、ドレスの麗人。もしも、シンデレラの貰われた家がゾンビハンターの一族だったら？そんな連想が拭えませんでした。
しかしリリーはエリザベスとして力一杯に役を全うします。馬に乗ってゾンビ相手に男顔負けの斬る！殴る！蹴る！のアクション！
物語は進み、やがてゾンビハンターの彼女も恋をする、明日を生きるかも解らない身分、恋などもってのほか
出典:http://lily-james.com/photos/displayimage.php?album=lastup&cat=52&pid=26116#top_display_media果たして彼女の恋は実るのか？その前にゾンビ感染を止められるのか？それ以前に生き残れるのか？そんな映画です。
‥歌とダンスだけじゃなくてアクションもできちゃうんですね、乗馬もできるなんて、流石エリート‥！
悲恋のラブロマンスのシーンは、シンデレラをひきづっている印象をうけました。
そこから遂にシンデレラからの脱却を果たしたのが、映画｢マンマミーア！ヒアウィーゴー｣です
リメイク作品マンマミーアを演じるに当たって
｢マンマミーア！ヒアウィーゴー｣はミュージカル映画｢マンマミーア!｣の続編です。
｢マンマミーア！｣を観ずにヒアウィーゴーを観るとお前誰やねん？となるので｢マンマミーア！｣を鑑賞してから観るのがオススメです。
シングルマザーの母親と娘のお話ですが‥コメディー特有の複雑なオハナシでして‥。
そのソフィの結婚式が明日に迫り、招待客が船で島に到着しはじめる。
ドナは古い友人のロージーとターニャを迎えに行き、久し振りの再会に大喜び。一方ソフィは自分の友人達にある計画を打ち明ける。
ドナの日記を盗み読みした彼女は、自分の父親候補が3人いることに気付き、その3人の男性にドナの名前で招待状を送っていたのだった。
ヴァージン・ロードを父親と歩きたいと願うソフィ。もちろんドナはこの計画を知らない。父親候補のサム、ハリー、ビルはそんな事情も知らずに、20年ぶりにドナに会いに戻ってくる。
三人の父親候補って‥欧米には藪の蛇を突くなってことわざはないんですかねぇ‥。
そんな修羅場も葛藤も歌って踊って解決！だってこれはミュージカル！
そして｢マンマミーア！ヒアウィーゴー｣はそれから数年後の出来事です。
パーティーの準備は順調に進んでいたが、突然の大嵐がやってきて開催の危機に陥る。
時代は遡り、若き日のドナはオックスフォード大学を卒業後、広い世界で自分を見つめるために旅にでる。
カロカイリ島へ向かう途中でハリー、ビルと出会い、島でサムと出会い恋に落ちる。サムには婚約者がいて、彼は島を後にする。ドナは自分が妊娠していることに気づく。彼女はカロカイリ島で暮らしていくことを決める。
現在と過去が交互に進んで行く物語、最後は主人公のソフィと、もう一人の主人公ドナ、そして遠い世界から娘のソフィに寄り添うドナ、それが一つになってリングのように話が完結します。
リリー・ジェームズはこの映画で主人公の母の若かりしドナの青春時代を演じます。
シンデレラとはかけ離れた希望に満ちた青春を謳歌する元気いっぱいの女の子｢ドナ｣
舞台は1979年のギリシャ！脱！ドレス！脱！時代劇！見事に「ドナ」をリリーは演じきりました。
出典:http://lily-james.com/photos/displayimage.php?pid=32164#top_display_media若さいっぱいにその青春を謳歌するリリーはとてもキュートでした。
リリージェームズの魅力が満載
この映画でもリリーの歌唱力は遺憾なく発揮されています。マイク一本でアンプに繋げて彼女は歌を歌います。
加工された音でない、生の彼女の歌声に鳥肌が立ちました。ダンスに歌に、彼女の魅力がいっぱいです。
そして夏の衣装にリリーのスタイルが映える！三人の男を虜にするには充分すぎる魅力！
人気映画の続編を演じるという重さ
人気映画の続編っていうのは難しいもので、前作を超えなければいけません。
前作を下回るクオリティだったらバッシングをうけるし、前作と同じ程度のクオリティだったらそれはそれで評価をうける‥
前作を上回って初めて１は最高！でも２がスゴイ！となります。作り手にとっても、演者にとってもそれは挑戦と言えるでしょう。
｢マンマミーア！ヒアウィーゴー｣を演じるにあたって彼女は前作の｢ドナ｣というキャラクターを徹底的に分析したそうです。
前作の｢ドナ｣のセリフをいれて、完全にコピーするほど芝居を作りこんだ上で、撮影に臨んだそうです。まさにストイック！
リリー ジェームズが心がける美貌の秘訣
シンデレラのドレスを着こなす締ったウエスト。そしてマンマミーア！ヒアウィーゴーでも見せたプロポーションの美しさ
そのプロポーションを保つ身体づくりにはどんな秘密と努力があるのでしょうか？
彼女は体育会系ではなく、どちらかというとインドア派で決まり決まったスポーツはやっていないそうです。
彼女のルーティンは毎晩、自分のルーツである舞台演劇ロミオとジュリエットを演じること
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ロミオとジュリエットは悲劇的な恋の物語。ジュリエットは物語の中で恋に落ちたり、悲劇の中で哀しみにくれます。
たかが芝居とあなどるなかれ、その消費カロリーは1時間のランニングを上回るはずです。
そしてお芝居は人に観せることを強く意識します。毎晩人から見られることをイメージする、その訓練が彼女の美貌の秘訣なのかもしれません。努力の仕方もエリート！夢中は人を育てる！
リリー ジェームズのプライベートは？
プライベートではドクターフーの11代目主人公役を演じたイギリス俳優マットスミスさんと交際しています。
同棲もされており、結婚間近とイギリスのワイドショーを賑やかしております。
彼女の左薬指には指輪が輝いていますが、プロポーズはまだうけてないそうです。
マットスミスの少し危険な色気と、笑顔がチャームポイントのリリー・ジェームズとても素敵なカップルですね。
マットスミスさんと結婚したとして生まれる子どもは4世俳優‥一体どんな人生を送るのでしょうか？少し気が早いかもしれませんが、楽しみです。
リリー ジェームズの今後の活躍
そんなプライベートも仕事も順調なリリーは2019年公開の｢YESTEDAY｣に出演します。YESTERDAYは往年のロックバンド、ビートルズの名曲です。
マイケル・ジャクソンのコンサートのドキュメンタリーフィルム｢this is it｣のヒットを皮切りに、フレディマーキュリーの人生を自伝的に描いた｢ボヘミアンラプソディー｣の世界的大ヒット。
最近の映画のトレンドはミュージシャン映画といえるのではないでしょうか。
映画｢YESTERDAY｣は一風変わったビートルズのリスペクト映画です。
トレーラーはビートルズの名曲と彼らの人生をパロディするようなシーンに溢れています。
この横断歩道を歩く姿、ビートルズを知らずとも観たことある人はいるのではないでしょうか？
あらすじをまとめるならば、クルマに弾かれたらビートルズのいない世界だった！ビートルズの名曲を世に出して大もうけしちゃえ！そんな笑えて、きっと泣けるコメディー
日本でも2019年の10月に公開が予定されています。リリーはビートルズを歌う主人公のパートナー役を演じるようです。脱シンデレラ！今から公開が楽しみですね！
まとめ
リリージェームズさんについて知れば知るほどシンデレラからはかけ離れた人物でした。
彼女は親子三代俳優であり、名門の演技学校を出ているエリート‥。彼女が掴んだ世界的な女優という成功は彼女の人生だけのものではなく親子三代で成し遂げたものなのかもしれません。
そしてシンデレラという枠から脱したリリージェームズさんの新たな挑戦に期待します！
研鑽を怠らず、チャンスを掴む、そんな彼女の人生に感銘を受けました。毎日僕も頑張れねば！最後まで読んで頂きありがとうございました！
