『ストロベリーナイト』は、2013年に公開されたサスペンス映画です。竹内結子主演の作品で、連続ドラマや特別ドラマなどシリーズ化されている人気作品です。
今回は、この映画『ストロベリーナイト』のあらすじや口コミ、ストロベリーナイトのシリーズ作品についてまとめてみました。
「連続ドラマは見ていないけど映画版を見ても大丈夫？」「実際の評判はどうなの？」など、当映画が少しでも気になる方はぜひ、最後まで読んで参考にしてくださいね。
映画『ストロベリーナイト』はどんな作品？
- 製作年：2013年
- 製作国：日本
- 監督 ：佐藤祐市
- 脚本 ：龍居由佳里・林誠人
- 原作 ：誉田哲也『インビジブルレイン』
映画『ストロベリーナイト』の監督は佐藤祐市さん。『WATER BOYS』や『世にも奇妙な物語』など様々な人気作品の監督をされています。
脚本は、龍居由佳里さんと林誠人さん。龍居由佳里さんは『砂の器』や『四月は君の嘘』、林誠人さんは『相棒』や『ドクターX』など、いずれも人気ドラマや人気映画を多く手掛けてきた脚本家です。
これだけの人気作を手がけてきた方々の作品ですので、当作品への期待も高まりますね。
映画『ストロベリーナイト』のあらすじ
出典：https://pixabay.com/ja/photos/ビデオ制作-ビデオ-映画-機器-4223885/ここでは、映画『ストロベリーナイト』のあらすじをネタバレなしで紹介します。
直感と行動力を武器に、数々の難事件の真相に迫り、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課・姫川玲子。
その姫川玲子率いる姫川班の管轄で発生した殺人事件。左目が縦に切り裂かれる４つの死体。手口も一致していることから、警察は連続殺人事件とみて、合同特別捜査本部を設置。
そんな折り、「犯人は柳井健斗」という不審な電話を受けた玲子。そして「柳井健斗には触れるな」という上層部からの指示。
納得のいかない玲子は、部下の菊田に姫川班を託し、単独捜査を始める。たどり着いた「柳井健斗」のアパートで、マキタという男と出会うが…。引用：https://www.toho.co.jp/movie/lineup/strawberrynight/story.html
当作品での殺人では、単なる連続殺人事件というわけではなく、過去の事件と複雑に絡み合うストーリーとなっています。
映画中盤までは警察上層部に邪魔をされ、思うように捜査ができない姫川玲子（竹内結子）の姿にもどかしさを感じます。そんな困難に立ちむかいながらも真実を忠実に追いかける姫川の姿に心が打たれる作品です。
また刑事である姫川と暴力団幹部牧田勲（大沢たかお）との禁断の恋、姫川に想いを寄せる部下菊田和男（西島秀俊）との三角関係といった人間模様も描かれています。
こういった刑事としてではなく、男女としての人間模様も見どころの１つと言えるでしょう。
本編予告映像はこちら
早速ですが、『ストロベリーナイト』の本編予告映像をご覧いただきましょう。
警察上層部からの圧力に立ち向かう姫川玲子の姿が印象的な予告となっていますね。
特に予告に出てくる「警察から消えていただきます」というセリフや「姫川玲子最後の事件」という字幕はどういう意味なのか、どのような結末を迎えるのかかなり気になるところです。
連続殺人犯は誰なのか、なぜ警察上層部は隠蔽しようとするのかなど、推理しながら見ると更に面白いと思います。
映画『ストロベリーナイト』の注目ポイントは？
映画『ストロベリーナイト』の注目ポイントは、予告映像にも描かれているように、捜査の邪魔をされながらも、真実を突き止めようとする姫川玲子と姫川をサポートする部下たちの姿です。
「上司の命令は絶対」とされる警察組織の中で、それに歯向かってでも、真実を突き止めるために捜査を続ける芯の強さは人間として憧れるものがあります。
上司の指示に従わない姫川ですが、部下たちからの信頼は厚く、姫川班が一丸となって真実を突き止めていく様子にも注目して欲しいポイントです。
映画『ストロベリーナイト』のメインキャストを紹介！
映画『ストロベリーナイト』に出演する主要キャストをご紹介していきます。
竹内結子【役：姫川玲子（ひめかわ れいこ）】
主演は竹内結子さん。1996年に女優デビュー後、映画、ドラマ、CMなど様々なシーンで活躍される女優さんですね！
当映画では、正義感が強く、とことん真実を追い続ける女性刑事役を演じています。個人的には、竹内結子さんの整った顔立ちが自分を曲げないクールさを引き立てているという印象です。
西島秀俊【役：菊田和男（きくた かずお）】
竹内結子さん演じる姫川玲子を慕う部下役として、西島秀俊さんが出演しています。
西島秀俊さんは、1992年に俳優デビュー。その後、『MOZU』や『流星ワゴン』など数多くの人気作に出演しています。2014年に一般女性との結婚を発表後、「西島ロス」が起きるほどの人気俳優ですね！
当映画では、姫川を最大限にサポートする優秀な部下の姿と、姫川に想いを寄せながらも叶わない切ない男性としての姿を演じています。
大沢たかお【役：牧田勲（まきた いさお）】
大沢たかおさんは、1987年にモデルとしてデビュー。映画やドラマ、舞台などで活躍される俳優ですね。
当映画では幼少期に暗い過去を持つ暴力団幹部、そして、姫川の禁断の恋の相手として出演しています。
映画『ストロベリーナイト』の評価レビュー
出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-3700116/- Yahoo映画 ：3.21（総レビュー数：全1,053件）
- filmarks映画：3.40（総レビュー数：全1,045件）
- 映画.com ：3.30（総レビュー数：全59件）
全体の評価平均は、3.30でした。好みが分かれるサスペンス映画で、この評価はなかなかの高評価ですね。
ただ連続ドラマを見ていた方にとっては、少し物足りなさを感じる作品だったようです。では、実際の評価レビューを見てみましょう！
犯罪によって狂わされた姫川さんの人間性が垣間見えた今作ですよね。姫川班のチームワークと姫川を信用し尊敬する部下達の眼差しに胸を熱くしてしまいました。
槙田と姫川の相関性、観てて辛いものがありました。菊田には相容れないという事実も。なんといっても菊田役の西島秀俊めっちゃかっこいいな。
（引用：https://filmarks.com/movies/53086/reviews/94776114）
ストロベリーナイトは、すごいリアルなところが好き。首を吊って死んだ死体なんて、大体はキレイだけど、ストロベリーナイトは、死体って本当はこういう感じか……って思ってしまうくらいリアル。
思わず息を飲んでしまった。ストロベリーナイトのキャストはやっぱり彼らしかいない。
（引用：https://filmarks.com/movies/53086/reviews/94825584）
テレビドラマが、とてもテンポが良く、すごく楽しめたので、期待しすぎたのかも知れませんが、はっきり言って、あまり面白くはなかったです。
（引用：https://movies.yahoo.co.jp/movie/343364/review/461/?c=55&sort=lrf）
ストロベリーナイトらしい。映画を観た後のいい意味での絶望感、悲壮感は久しぶり。人間の深い闇、照らそうともがいても照らせない暗がりを理解しようとする人にはぜひ見てほしいと思う。
主たる登場人物のだれもが悲しみを抱えて終わる（たぶん生瀬さん除く）というこの途方もない切なさ。しばらく鬱になりそうです。
（引用：https://movies.yahoo.co.jp/movie/343364/review/455/?c=60&sort=lrf）
連続ドラマの続編として公開された映画でしたが、連続ドラマを見ていなくても十分楽しめるというレビューも多かったので、誰が見ても楽しめる作品と言えるでしょう。
注意が必要な点として、レビューにもあるようにリアルな死体のほか、暴力的なシーンが多くあるため、そういった映像が苦手な方にとっては、後味が悪い映画かもしれません。
映画『ストロベリーナイト』を視聴する方法は？
出典：https://pixabay.com/photos/room-office-modern-lectronic-2559790/#content映画『ストロベリーナイト』を視聴できるVOD（ビデオ・オンデマンドサービス）は、2020年9月時点では、FOD、Amazon Prime Video、dTVの3つのサービスでした。
以下に3つのサービスの特徴や取扱作品などをまとめたので、これを機にVODに登録してみてはいかがでしょうか？
| VOD | 料金 ( 税別 ) |
取り扱いのある 媒体・ジャンル |
特徴 | 無料 お試し |
| FODプレミアム | 月額 888円 |
映画・アニメ・ドラマ バラエティ・雑誌 など |
|
2週間 |
| Amazon Prime Video | 月額 500円 |
映画・アニメ・ドラマ バラエティ など |
|
30日 |
| dTV | 月額 500円 |
映画・アニメ・ドラマ カラオケ音源・ニュース バラエティなど |
|
31日 |
Amazon Primeへの登録を検討している学生には、“Prime Student”がオススメです！
Prime Studentなら、月額たったの250円(税込)でPrime会員と同じサービスが受けられます。登録から半年間は無料で使えるのも魅力的ですね。
Amazon Prime Videoで映画を観ようと考えているなら、この機会にぜひPrime Studentに登録しましょう！
映画『ストロベリーナイト』の原作本を紹介！
映画『ストロベリーナイト』の原作となった小説を紹介します。原作本は、誉田哲也さんの『インビジブルレイン』です。
『ストロベリーナイト』のシリーズの原作は、全て誉田哲也さんの小説が原作となっており、累計で300万部を超えるほどの人気作品となっています。
映画とセットで見ることで、また違った視点で作品を楽しむことができると思いますので、原作本も読んでみてくださいね。
『ストロベリーナイト』のシリーズ作品
竹内結子さんが姫川玲子役を演じる『ストロベリーナイト』はドラマや映画など、全5作品のシリーズ作品です。ここでは、全5作品を時系列で紹介します。
- スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』
放送日：2010年11月13日 - 連続ドラマ『ストロベリーナイト』
放送日：2012年1月10日～3月20日 - 劇場版『ストロベリーナイト』
公開日：2013年1月26日 - ショートドラマ『ストロベリーミッドナイト』
放送日：2013年1月22日～1月25日 - スペシャルドラマ『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン』
放送日：2013年1月26日
この他、2019年には二階堂ふみさんが姫川玲子役を演じた『ストロベリーナイトサーガ』という作品もあります。
これだけシリーズ化されていることから根強い人気作品であることが分かりますね。
まとめ
この記事では映画『ストロベリーナイト』のあらすじや口コミ、シリーズ作品などについて紹介しました。
暴力的なシーンなど過激な映像があるので、その点だけは注意が必要ですが、これまで『ストロベリーナイト』のシリーズ作品を見たことがない方も十分楽しめるストーリーとなっています。
サスペンス映画好きの方、当映画が気になっている方にはオススメの作品ですので、ぜひ一度見てみてくださいね。
