みなさんは『スターウォーズエピソード1/ファントム・メナス』で主役を演じた方をご存知ですか?その方こそ、リーアムニーソンです。
彼は『バットマン ビギンズ』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』など”世界的有名作品”で主役クラスのキャラをいくつも演じていますよ。
この記事では彼のプロフィールや魅力・出演作品をガッツリ紹介していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
リーアムニーソンのプロフィール
- 【名前】リーアム・ニーソン
- 【本名】Liam Neeson
- 【生年月日】1952年6月7日
- 【国籍】アメリカ
- 【出身地】北アイルランド
- 【身長】191cm
- 【職業】俳優
190cmを超える長身と、9才の時から始めてアマチュアとしても活躍したボクシングのテクニックを活かして、アクションシーンをダイナミックに演じることが出来ます。
彼にしか出来ないほど『渋い大人の雰囲気を醸しだした演技』で、世界中の女性のハートを掴むだけでなく、男性の尊敬を集めていますよ。
リーアムニーソンの生い立ち
北アイルランドで生まれたリーアムニーソンは、世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイがあるアントリム州で育ちました。
カトリック系の小学校で管理人をしていた父バーナード・ニーソン、そして調理師である母キャサリン(旧姓ブラウン)の3番目の子供です。
1971年にクイーンズ大学ベルファストに入学しますが、演劇に興味を持ち中退。ビール工場や助建築家などで働きながら、ベルファストの劇団で演技を学びました。
大学を中退してまで演劇の道を進んだ彼は、根っからの俳優なのかもしれませんね。
リーアムニーソンのキャリア
演技を学んで力をつけたリーアムニーソンは、ダブリンのアビー・シアターの一員として舞台俳優のキャリアをスタートさせました。
舞台で発揮された非凡なセンスを映画監督ジョン・ブアマンに見出され、1981年に『エクスカリバー』で映画デビューを果たします。ここから彼の映画俳優としての人生がスタートしました。
以下では、リーアムニーソンの主な受賞歴などを紹介していきます。
- 1993年アカデミー主演男優賞にノミネート。(スティーヴン・スピルバーグ監督映画『シンドラーのリスト』でオスカー・シンドラーを演じる)
- 同年、トニー賞にノミネート。(『アンナ・クリスティ』でブロードウェイデビューを果たす)
- 1996年ヴェネツィア国際映画祭で男優賞を受賞。(『マイケル・コリンズ』でマイケル・コリンズを演じる)
- 2015年、スパイクテレビ主催のガイズ・チョイス・アワードで「ビゲスト・アス・キッカー(最もタフな男)」賞を受賞。
リーアムニーソンの出演作品
リーアムニーソンは、これまで数多くの映画に出演してきました。ここでは出演してきた映画の一部をご紹介します!
- 1981年:エクスカリバー
- 1990年:ダークマン
- 1996年:マイケル・コリンズ
- 1999年:スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- 2003年:ラブ・アクチュアリー
- 2005年:バッドマンビギンズ
- 2008年:96時間
- 2008年:崖の上のポニョ(吹き替え)
- 2010年:特攻野郎AチームTHE MOVIE
- 2011年:アンノウン
- 2014年:フライト・ゲーム
- 2014年:誘拐の掟
- 2018年:トレイン・ミッション
- 2019年:メン・イン・ブラック:インターナショナル
洋画に詳しくなくても知っているような、数多くの有名作に出演されてますね。しかも、ほとんどが主役クラスです。
お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、2008年には『崖の上のポニョ』の吹き替え担当の1人として出演されてますよ。
担当したキャラは、ポニョの父親である「フジモト」です。非常に重要なキャラクターなので、リーアムニーソンはピッタリの配役ですね。
この2つを見ればリーアムニーソンを語れる!
リーアムニーソンの代表作は数多くありますが、この2つを見れば彼を語れるほど、魅力や個性がつまっている映画がありますよ。それが『フライト・ゲーム』と『トレイン・ミッション』です。
筆者がリーアムニーソンのことを知るキッカケになったのが『フライト・ゲーム』で、彼の魅力にドップリハマったのが『トレイン・ミッション』です。
双方の映画とも、プロフィールの項目で述べた『渋い大人の雰囲気を醸しだした演技』でキャラを熱演されていますよ。
この2つに彼の魅力がギュギュっと凝縮されているので、まだ見てない方も見たことある方もぜひご覧になってくださいね。
『フライト・ゲーム』あらすじ
先ほどオススメした『フライト・ゲーム』のあらすじを紹介していきます。動画だけでは分からないところをメインで説明しますね。
ニューヨーク発ロンドン行きの旅客機に乗ったビル(リーアムニーソン)。
離陸直後、ビルの携帯に「1億5000万ドル送金しなければ20分ごとに機内の誰かを殺す」と匿名のメールが届きます。
そして1人目の犠牲者が出てしまい、2人目3人目と犠牲者が増えていく中で、犯人の指定する口座がビルの名義だと分かる…
機内や乗客を調べても手がかりが見つからず、増えてしまう犠牲者。このハラハラドキドキの事件をどう解決するのかがスゴく面白いですよ。
『トレイン・ミッション』あらすじ
こちらも先ほどオススメした『トレイン・ミッション』のあらすじを紹介していきます。
元警察官で家族思いの主人公マイケル(リーアムニーソン)は、通勤電車で毎日会社へ向かう日々を送っていました。
そんなある日、マイケルは電車の中でジョアンナという女性と出会います。
彼女は、マイケルが電車にいる「プリン」という人物のカバンにGPSを取り付ければ、10万ドルを渡すと言いました。
そして訳もわからないまま、見知らぬ人物を探すことになってしまい…
妻を人質に取られたリーアムニーソンは「プリン」を見つけて妻の命を救えるのか、こちらもハラハラドキドキの展開が続き、まばたきするのを忘れるほど引き込まれますよ。
スピルバーグとのタッグを解消していた!
実は、2010年に『シンドラーのリスト』以来となるスティーヴン・スピルバーグ監督とのタッグで、第16代米大統領の伝記映画『リンカーン』を撮ることになっていました。
リーアムニーソンは主役のエイブラハム・リンカーンを演じることが決まっていましたが、このプロジェクトは時間がかかりすぎたため、彼の年齢は58才になったのです。
「58才になった自分が56才で死去したリンカーンを演じるのはふさわしくない」と感じたリーアムニーソンが降板を決意したので、リンカーン役にダニエル・デイ=ルイスが選ばれ公開されました。
もし時間がかからずスムーズに撮影が完了していれば、リーアムニーソンとスピルバーグの黄金タッグは解消されず、リーアムニーソンのリンカーンとして公開されていましたね。
リーアムニーソンの悲しい過去
『トレイン・ミッション』では、妻の命を救うために全力を尽くす男を演じましたが、現実のリーアムニーソンは最愛の妻を事故で亡くしています。
1994年に女優のナターシャ・リチャードソンと結婚。2人の子宝にも恵まれます。しかしナターシャは、2009年にスキー場で転倒したことがキッカケで脳死状態になりました。
そして事故前の本人の希望に従って全ての生命維持装置が取り外され、彼女は45歳という若さで死去。悲しみに打ちひしがれた彼は葬儀のとき、義母に支えられて歩いてました。
この深い悲しみを経験したことも、彼の役者としての深みにつながってるかもしれませんね。
まとめ
数多くの主役を演じて、その名が世界中で知られているリーアムニーソンについて紹介しました。
彼の波乱万丈な人生経験から生まれる彼にしかできない演技は、見る人すべてを虜にします。筆者もその内の1人ですよ。
今後も多くの映画で主役クラスを演じることが予想されるので、今からでも彼に注目してみてくださいね。
きっとあなたも、すぐ虜になるでしょう。彼にしか出来ない『渋い大人の雰囲気を醸しだした演技』を堪能してくださいね。