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後輩俳優から尊敬を集める大物!ゲイリー・オールドマンの経歴まとめ

ゲイリー・オールドマンといえば、90年代から活躍しているベテラン俳優ですね。

『JFK』や『レオン』、『ハンニバル』といった名作映画で、印象に残る名演技を披露してきたゲイリー。そんな彼のことを、あなたはどこまで知っていますか?

今回はそんなゲイリー・オールドマンの出演作品や性格、交際歴について調べたので公開していきます。

この記事を読めば、彼の経歴について詳しくなれるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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ゲイリー・オールドマンの基本情報

  • 本名:Gary Leonard Oldman
  • 生年月日:1958年3月21日(20201月現在61歳)
  • 出身地:イギリスのロンドン
  • 職業:俳優、映画監督・プロデューサー、脚本家
  • 活動期間:1979年〜
  • デビュー作:『Remembrance(1982)

ゲイリー・オールドマンはイギリスの首都、ロンドン出身の俳優です。映画界に多大な影響を与えた大物で、監督やプロデューサー、脚本家といった面でも功績を残しています。

伝説のミュージシャン、シド・ヴィシャスを演じて注目を浴びる

1979年に舞台俳優としてデビューしたゲイリー・オールドマンは、1982年にイギリスで製作された映画『Remembrance』に出演し、映画界進出を決めました。

その後しばらくの間、テレビドラマのゲスト出演やテレビ映画の脇役を担当して演技経験を積んでいきます。

映画俳優デビューから4年後、ゲイリーは恋愛映画の『シド・アンド・ナンシー』で初主演を務めました。

『シド・アンド・ナンシー』は、イギリス出身のミュージシャン、シド・ヴィシャスとその恋人ナンシー・スパンゲンの儚くも激しい恋愛模様を描いた作品です。

シド・ヴィシャスは、1970年代に世界中を沸かせたパンクロックバンド“セックス・ピストルズ”のベーシストで、ライブでの過激なパフォーマンスが人気のミュージシャンでした。

また、彼は麻薬の過剰摂取により21歳という若さでこの世を去っています。(1979年没)

そんな伝説のミュージシャン、シド・ヴィシャスを演じたゲイリー・オールドマンは、伝説の男にふさわしい名演技を披露し、映画界の注目を一挙に浴びることになります。

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高い演技力で数々の個性的なキャラクターを演じてきた実力派

ゲイリー・オールドマンは演技力の高さに定評があり、数々の作品で個性的なキャラクターを演じた実績があります。

『JFK(1991)』や『レオン(1994)』、『ハンニバル(2001)』に『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)』など、様々な作品で印象的な演技を披露しました。

彼が出演していた作品で、筆者が特にオススメしたいのは1994年公開のアクション映画『レオン』ですね。

当時13歳のナタリー・ポートマンが初主演を担当した『レオン』は、家族を殺された少女マチルダ(演:ナタリー・ポートマン) が、家族を殺した悪人に復讐を誓い、殺し屋に弟子入りするというストーリーです。

ゲイリー・オールドマンはノーマン・スタンスフィールドという麻薬密売組織のボスを演じています。マチルダの父が麻薬を横領したことが原因で、彼女の家族を皆殺しにしました。

ノーマンが登場するシーンはどれも印象深く、徹底的に残忍で狡猾な悪役として描かれています。『レオン』はシナリオ、キャスト、音楽、演出どれをとっても最高の傑作なので、ぜひご覧ください!

『ウィンストン・チャーチル』でアカデミー主演男優賞に輝く

高い演技力で業界からもファンからも高い人気を誇るゲイリー・オールドマンですが、不思議なことにアカデミー賞の舞台に立つ機会には長年恵まれませんでした。

2011年に映画『裏切りのサーカス』でようやくアカデミー主演男優賞にノミネートされた後、2018年公開の『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でついに同賞の受賞を果たします。

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は、第二次世界大戦中にイギリスの首相を務めた政治家、ウィンストン・チャーチルを主人公にした作品です。

ゲイリー・オールドマンは、チャーチル首相を演じるためにチャーチル本人が愛用していた仕立て屋で衣装を揃えたり、専用の特殊メイク職人を起用するなど役作りを徹底的にこだわりました。

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ゲイリー・オールドマンの出演作品一覧

ここまで紹介した作品の他にも、ゲイリー・オールドマンは様々な作品に貢献してきました。そこで、こちらの項目ではゲイリーが出演した作品を一覧で掲載します。※一部抜粋。

※タイトルが太字になっている作品は、ゲイリーの演技が映画賞に選ばれたオススメの作品です。

出演作品一覧
  • 1982年 Remembrance デビュー作品
  • 1986年 シド・アンド・ナンシー 主演
  • 1987年 プリック・アップ 主演
  • 1989年 クリミナル・ロウ 主演
  • 1990年 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ 主演
  • 1991年 ステート・オブ・グレース
  • 1991年 JFK
  • 1992年 ドラキュラ 主演
  • 1993年 蜘蛛女 主演
  • 1994年 レオン
  • 1994年 不滅の恋/ベートーヴェン
  • 1995年 告発
  • 1995年 スカーレット・レター
  • 1997年 フィフス・エレメント
  • 1997年 エアフォース・ワン
  • 1998年 ロスト・イン・スペース
  • 2000年 ザ・コンテンダー 製作総指揮兼務
  • 2001年 ハンニバル
  • 2002年 アメージング・ハイウェイ60
  • 2003年 タイニー・ラブ
  • 2004年 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
  • 2005年 バットマン ビギンズ
  • 2005年 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
  • 2006年 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
  • 2008年 ダークナイト
  • 2009年 アンボーン
  • 2009年 レイン・フォール/雨の牙
  • 2009年 Disney’s クリスマス・キャロル
  • 2010年 ザ・ウォーカー
  • 2011年 赤ずきん
  • 2011年 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
  • 2011年 裏切りのサーカス 主演
  • 2012年 ダークナイト ライジング
  • 2013年 パワー・ゲーム
  • 2014年 ロボコップ
  • 2014年 猿の惑星:新世紀
  • 2015年 チャイルド44 森に消えた子供たち
  • 2015年 マン・ダウン 戦士の約束
  • 2016年 クリミナル 2人の記憶を持つ男
  • 2017年 キミとボクの距離
  • 2017年 ヒットマンズ・ボディガード
  • 2017年 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 主演
  • 2018年 TAU/タウ
  • 2018年 ハンターキラー 潜航せよ
  • 2019年 死霊船 メアリー号の呪い 主演
  • 2019年 ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-
  • 2020年 The Women in the Window
  • 2020年 Dreamland
  • 公開時期未定 Mank 主演
  • 放送時期未定 Slow Horses テレビドラマ 主演

裏方としても確かな実績を残したゲイリー・オールドマン

ゲイリー・オールドマンは俳優としてだけでなく、監督や製作、脚本といった裏方の仕事でも確かな実績を残しています。

ゲイリー本人は出演していませんが、1997年公開の『ニル・バイ・マウス』という映画で彼は監督と脚本、製作を担当しました。

『ニル・バイ・マウス』はカンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)にノミネートされています。

この他にも1999年公開の映画『プランケット&マクレーン』で、ゲイリー・オールドマンは製作総指揮として作品に貢献しました。

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配役のイメージとは対照的なゲイリー・オールドマンの性格

先述した『レオン』でのノーマン・スタンスフィールド役をはじめ、ゲイリー・オールドマンは悪役や個性的なキャラクターを演じることが多い俳優です。

しかし、ゲイリー本人はとても穏やかで心優しい性格をしています。「悪役のオファーをかける人は、私の性格なんか想像もしてないだろうね」とコメントしたことも。

悪役を演じ続けることに悩んだ彼は、次第に悪役としての出演依頼を断るようになります。すると少しずつ若い主役を陰で支える、優しいサブキャラクターを演じる機会に恵まれるようになりました。

ゲイリーが演じた魅力的なサブキャラクターとして『ハリー・ポッター』シリーズのシリウス・ブラックなどがあります。

ゲイリー・オールドマンの影響を受けた後輩俳優たち

ゲイリー・オールドマンの演技力に憧れ、影響を受けたと発言する後輩俳優が数多く存在します。

影響を受けたと公言している主な俳優に、ブラッド・ピットダニエル・ラドクリフジョセフ・ゴードン=レヴィットジョニーデップ、さらにクリス・パインライアン・ゴズリングなどがいます。

中でもブラッド・ピットは、ゲイリー・オールドマンのことを“神”と崇めるほどに尊敬しているそうです。

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ゲイリー・オールドマンは5回も結婚を経験しています

1989年に初めての結婚を経験して以降、ゲイリー・オールドマンは様々な女性と結婚・離婚を繰り返し、2017年までに5回も結婚を経験しています。

ゲイリー・オールドマンの歴代奥さん
  • 1989年 レスリー・マンヴィル 女優
  • 1990年〜1992年 ユマ・サーマン 女優
  • 1997年〜2001年 ドニャ・フィオレンティーノ モデル
  • 2008年〜2015年 アレサンドラ・エデンボロー 歌手・女優
  • 2017年〜 ジゼル・シュミット 作家・アートキュレーター

彼女たちの他、女優のイザベラ・ロッセリーニと同棲していた時期もあるゲイリー。彼は1人目の妻との間に長男が1人、3人目の妻との間に2人の息子を授かっています。

若い頃悪役ばかりを演じ、子供に観せられる作品が皆無だったゲイリーは、息子に自分の活躍を見せたくて子供でも安心して観られるファミリー向け映画の『ロスト・イン・スペース(1998)』に出演しました。

しかし、映画を視聴した長男から「パパの気持ちは嬉しいけど、出る作品は選ばなきゃね」と厳しい評価を受けてしまいました。悲しいような、微笑ましいような複雑な気持ちになるエピソードです。

ゲイリー・オールドマンの紹介まとめ

俳優、裏方として映画界に大きく貢献し、後輩たちからも尊敬される大物俳優、ゲイリー・オールドマンについて紹介させていただきました。

2018年には還暦を迎えたゲイリーですが、その勢いはとどまることを知らず2020年以降も数々の作品で主役を務めています。これからも彼の活躍に注目したいですね!

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでゲイリー・オールドマンへの関心が深まったら、出演作品ぜひ視聴してみてください。

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naotosato
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