海外映画(ドラマ)

映像美が話題を呼んだ感動作品『ヒューゴの不思議な発明』のまとめ。

今回は、2011年に公開した『ヒューゴの不思議な発明』について紹介していきます。本作は日本で興行収入10億円を超え、話題を呼びました。

そんな『ヒューゴの不思議な発明』について知ってもらうため、ネタバレなしで本作のあらすじやキャスト、見どころを紹介していきたいと思います。

記事の最後の方では本作の視聴方法についても紹介していくので、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください!

(トップ画像出典:http://blog.livedoor.jp/momovie2/archives/17264552.html)

『ヒューゴの不思議な発明』の作品情報

2011年に公開された『ヒューゴの不思議な発明』は、ブライアン・セルズニック著作の児童書『ユゴーの不思議な発明』を原作としたファンタジー映画です。

本作は1930年代のパリを舞台に、亡き父が遺した機械人形の修理に奮闘する少年の物語です。機械人形に隠された謎を解き明かすため、冒険を繰り広げる少年の姿を美しい3D映像で描いています。

監督は『タクシードライバー』『ディパーテッド』などの名作を生み出した巨匠マーティン・スコセッシです。本作はスコセッシ監督が初めて挑戦した3D映画として話題を呼びました。

ちなみに『ヒューゴの不思議な発明』は第84回アカデミー賞で、同年最多の11部門にノミネートされ、5部門で受賞を獲得しました。

『ヒューゴの不思議な発明』のあらすじ

1930年代の雪が降るパリ、モンパルナス駅の時計台で孤児の少年ヒューゴは暮らしていた。亡き父親の形見である壊れた機械人形とその修復の手がかりになる手帳がヒューゴの心の支えだった。

そんなある日、ヒューゴは駅構内にあるおもちゃ屋で機械人形を修理するための部品をくすねようとするが、店主のジョルジュに捕まってしまう。

その場で見逃されたものの、父の形見である手帳は取り上げられてしまう。あきらめきれないヒューゴは、手帳を取り戻すためにジョルジュのおもちゃ屋の手伝いをはじめることになる。

手伝いの際中にジョルジュの娘イザベルとも仲良くなるのだが、機械人形の修理の途中でイザベルの持つペンダントがその部品を一つであることに気付く。

物語のカギを握るジョルジュ・メリエスってどんな人?

本作の物語のカギとなる人物ジョルジュ・メリエスは、実在した同名人物がモデルとなっています。

1861年に生まれたジョルジュは、ストップモーションやコマ抜き撮影などの撮影技法を生み出し、世界で初めてSF映画を制作した映画界のパイオニアです。

映画黎明期を支えたとされる彼は「映像の魔術師」と呼ばれ、様々な功績を残しましたが、成功の裏腹にかなり苦しい生活を強いられていたとされます。

そんな苦しい時期を歩んでいた頃のジョルジュが本作で描かれています。ジョルジュの人生がどうやって物語に絡み、どのようなドラマを生むのかに注目していただきたいですね。

『ヒューゴの不思議な発明』のメインキャスト

ヒューゴ・カブレ役/エイサ・バターフィールド

エイサ・バターフィールドは1997年4月1日生まれのイングランドの俳優です。

エイサは2008年公開の『縞模様のパジャマの少年』で、数百人の候補の中から主演に抜擢され、英国インディペンデント映画賞新人賞を受賞した経験を持つ実力者です。

イザベル役/クロエ・グレースモレッツ

クロエ・グレースモレッツは1997年2月10日生まれのアメリカの俳優です。

5歳から芸能活動を始めたクロエは映画『キックアス』『モールス』の出演で注目を浴びました。

2014年には「最も影響力のある25人のティーン」に選ばれるほどの人気を誇り、現在でも映画やエンタメで活躍しています。

ジョルジュ・メリエス役/ベン・キングズレー

ベン・キングズレーは、1943年12月31日生まれのイギリスの俳優です。

映画『バグジー』『セクシー・ビースト』『砂と霧の家』で3度アカデミー賞の候補になっているほど演技に定評があるベンは、映画や舞台、テレビドラマなど幅広い分野で活躍するベテラン俳優です。

『ヒューゴの不思議な発明』の見どころ

本作には注目していただきたい2つの見どころがあります。1つ目は本作のストーリー、そして2つ目は目を疑うような映像美です。

見どころ①:感動のストーリー

本作の見どころは、ヒューゴの父の遺産である壊れた機械人形を中心に繰り広げられる感動のストーリーです。機械人形の秘密を紐解いていくうちに暴かれる秘密を知れば、涙することでしょう。

見どころ②:映像美

本作の監督であるマーティン・スコセッシが初挑戦したという3D映像には息をのむことでしょう。時計台の歯車の細かい部分まで忠実に再現した臨場感あふれる映像美は必見です。

映画館で見る際は迫力満点の3D映像でした。ご家庭で視聴する際は映画館で観るよりも迫力は見劣りします。しかし映像自体がとても綺麗なので十分に堪能できますよ!

『ヒューゴの不思議な発明』の映画サイト評価

『ヒューゴの不思議な発明』の世間の評価はどうなっているのでしょうか。各映画サイトの評価を見ていきましょう。

  • 映画.com:3.4点
  • Yahoo!映画:3.29点
  • Amazon:3.2点

本作は比較的に高い評価を得ていますね。各映画サイトでは以下のようなレビューをよく見かけました。

  • ファンタジーなんだけど、切なく感動した。
  • 物語も映像も温かみが全体にあってとても良い。
  • 全編を通じて人間賛歌と映画愛に包まれた監督からのメッセージに感動しました。

引用元:https://eiga.com/movie/56064/review/、https://eiga.com/movie/56064/review/all/2/、https://eiga.com/movie/56064/review/all/4/

やはりストーリーと映像に対する称賛の声が多くありました。また作品に込められているメッセージに感動した方の感想も多く見受けられました。

『ヒューゴの不思議な発明』視聴者のSNSでの感想

『ヒューゴの不思議な発明』視聴者のSNSでの感想・口コミはどうなっているのでしょうか。ツイッターで見つけた感想・口コミをいくつか挙げておきます。

SNSの感想を見ても本作の評価の高さがうかがえますね。魅力的な登場人物たちも本作の見どころなようです。

映画サイト、SNSでも高い評価を得た本作は観なきゃ損ですよね。なので次章では本作を視聴できる動画配信サービスを紹介したいと思います。

『ヒューゴの不思議な発明』の視聴方法

『ヒューゴの不思議な発明』を視聴するにはどうしたらいいのか気になりますよね。本作を配信している動画配信サービスを一覧でまとめておきます。

  1. U-NEXT
  2. Amazonプライムビデオ
  3. TSUTAYA TV
  4. ビデオパス
  5. mieru-TV
  6. dTV

U-NEXT、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TV、ビデオパスでは見放題プランで視聴が可能です。

mieru-TV、dTVでは本作が見放題プランに入っていないためレンタル料金が発生します。

なので『ヒューゴの不思議な発明』を視聴したい場合は、①~④の動画配信サービスを使って視聴することを強くおすすめします!

VOD 料金(税込) 取り扱いのある媒体・ジャンル 特徴 無料体験期間
U-NEXT
月額¥2,189 映画、ドラマ、アニメ、雑誌、マンガ、書籍、R-18etc… ・最新作の配信がダントツで速い
・1契約で4アカウント作成可能
・映画チケットの割引サービス
31日間
Amazon Prime ビデオ 月額¥500
年額¥4,900
映画、アニメ、ドラマ、バラエティetc… ・Prime会員になれば、買い物やその他のサービスもお得に利用できる
・月額料金がダントツに安い
30日間
ビデオマーケット 月額¥550 映画、アニメ、ドラマ、韓流ドラマetc… ・民放各局の人気ドラマが見られる
・韓流ドラマの取り扱い数が豊富
・取り扱い作品本数が圧倒的に多い
初月
Hulu 月額¥1,026 映画、アニメ、ドラマ、バラエティ、ニュースetc… ・フジテレビと日テレ系列のアニメ作品が多い
・リアルタイムのコンテンツが豊富
2週間
FODプレミアム 月額¥976 映画、アニメ、ドラマ、バラエティ、雑誌、マンガetc… ・フジテレビ系列の映画やドラマが豊富
・見逃し配信の期間が限定されない
31日間
dTV
月額¥550 映画、アニメ、ドラマ、カラオケ音源、ニュース、バラエティetc… ・カラオケ音源がある
・過去に放映された海外映画が多い
・キャッシュバックキャンペーンがあり
31日間
WOWOW 月額¥2,530 映画、ドラマ、アニメ、スポーツ、音楽番組etc… ・アーティストのライブ映像やスポーツが観られる
・人気作品のリピート放送がある
・アカデミー賞、グラミー賞の中継もある
初月
TSUTAYA TV 月額¥1,026 映画、ドラマ、アニメ、R-18etc… ・ダウンロード機能付き
・TSUTAYAの宅配レンタルがセットになったプランがある
30日間
Netflix 月額¥990 映画、ドラマ、アニメ、ドキュメインタリーetc… 定額、低価格で、いつでもどこでも、好きなだけ視聴することができ、広告は一切ありません。 なし

エイサ・バターフィールドの出演作品一覧

主人公ヒューゴを演じたエイサ・バターフィールドは、本作以外でどのような作品に出演したのでしょうか。一覧でまとめておきます。

  • 2007年 リトル・ランボーズ
  • 2008年 縞模様のパジャマの少年
  • 2010年 ウルフマン
  • 2010年 ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ
  • 2011年 ヒューゴの不思議な発明
  • 2013年 エンダーのゲーム
  • 2014年 僕と世界の方程式
  • 2016年 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
  • 2017年 キミとボクの距離
  • 2018年 タイム・フリーク

まとめ

今回は、巨匠マーティン・スコセッシ監督が描いた3Dファンタジー映画『ヒューゴの不思議な発明』について紹介しました。

時計台で暮らす少年と、彼の父の遺産である機械人形を中心に繰り広げられる感動のストーリーは必見です。

また物語では実在したジョルジュ・メリエスという人物にも焦点が当てられるので、彼がどのような人物でどんな人生を歩んだのかにも注目するとより本作を楽しめるでしょう。

この記事を通して本作が気になっていたという方は、記事内で紹介した動画配信サービスを利用してみてください!

ABOUT ME
ちゃまる
東京在住の大学生です。ライティングを自分の武器にできるように努力します。