今回は、ファンタジー映画の金字塔として有名な映画『ハリーポッターと賢者の石』についてネタバレなしで紹介していきたいと思います。
2001年に公開されて今もなお、世界中で愛されている本作の登場人物や見どころはどういったものなんでしょうか。
本記事では「ハリーポッター」シリーズの始まりでもある本作について、分かりやすく気になる情報をまとめたのでぜひ最後まで読んでみてください!
(トップ画像出典:https://news.nicovideo.jp/watch/nw4031034)
『ハリーポッターと賢者の石』の作品情報
2001年に公開した『ハリーポッター 賢者の石』は、イギリスの児童文学作家であるJ・K・ローリングが書いたファンタジー同名小説を映画化した作品です。
同名小説は1997年に刊行されて以来、世界中で愛読され、子供から大人まで楽しめる人気作品として世界的な社会現象になりました。
『ハリーポッター』の小説シリーズは、全8作品あります。シリーズを通して魔法使いの少年ハリー・ポッターと、彼の両親を殺害した闇の魔法使いヴォルデモートの因縁の戦いが描かれています。
小説シリーズの8作品中7作品が映画化しており、その中でも1作目である映画『ハリーポッターと賢者の石』は、シリーズ最多のアカデミー賞3つにノミネートしています。
『ハリーポッターと賢者の石』のあらすじ
10年前に両親を亡くしてから、意地悪な親戚の家庭で育った少年ハリー・ポッターは、11歳の誕生日に迎えた日に、魔法界のホグワーツ魔法魔術学校からの入学書を受け取る。
このことをきっかけにハリーは、両親が魔法使いだったことや、自身も魔法使いの血を引いていることを知り、ホグワーツ魔法魔術学校の入学を決意する。
学校に入学してからハリーはさっそく魔法使いになるための勉強を始め、仲間たちと楽しい学園生活を送るのだが、やがて自分の命を狙っている存在、そして学校に隠された驚くべき秘密に気づくことになる。
『ハリーポッターと賢者の石』の主要登場キャラ
『ハリー・ポッター 賢者の石』のどのようなキャラクターが登場するのでしょうか。主な登場人物をキャストと交えて紹介していきます。
ハリー・ポッター/演:ダニエル・ラドクリフ
本作の主人公であるハリー・ポッターは、額にある稲妻型の傷がトレードマークです。赤ん坊の頃に、闇の魔法使いに命を狙わるのですが生き残り、この出来事から周りに「選ばれし者」と呼ばれます。
ハリーを演じたダニエル・ラドクリフはイギリス出身の俳優で、10歳のころに芸能界デビューを果たしています。『ハリーポッター』シリーズでヒットしてから現在も映画などで活躍しています。
ロン・ウィーズリー/演:ルパート・グリント
ロン・ウィーズリーはハリーの大親友です。魔法界で純血家系の両親のもとに生まれたロンには兄が5人おり、優秀な兄たちに引け目を感じています。
ロンを演じたルパート・グリントはイングランド出身の俳優で、2010年に「最もリッチな30歳以下のイギリス人スターランキング」にランクインするなど資産家としても有名です。
ハーマイオニー・グレンジャー/演:エマ・ワトソン
ハーマイオニー・グレンジャーもハリーの大親友です。魔力を持たない両親のもとに生まれたことで差別を受けながらも、生真面目に勉学に励む努力家な女の子です。
ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンはフランス出身の女優で、2009年に「過去10年間で最も興行収入を稼いだ女優」としてギネス記録認定などの功績を残しています。現在でも映画などで活躍を見せています。
『ハリーポッターと賢者の石』の見どころ
本作の見どころは、なんといっても魔法ですよね。劇中では生きているカエルのチョコや喋る帽子や絵画が登場し、ホウキで空を飛ぶ、人や物が変身などの魔法が映画を盛り上げてくれます。
魔法使いとそれにまつわる世界観を楽しめるだけでなく、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が描く友情ストーリーも見どころの一つです。
苦難を乗り越えることで芽生えていく3人の友情から、真の勇気とは何なのか、そして友達を信じることの大切さを学ぶことができるでしょう。
また3人の主要キャラクター以外にも、物語を引き立てる個性的なキャラクターたちにも注目していただきたいですね!
撮影のほとんどはイギリスの歴史的建造物で行われた!
本作の撮影のほとんどは仮設されたセットではなく、イギリスに実在する歴史的建造物で行われました。
主人公ハリー・ポッターが通う”ホグワーツ魔法魔術学校”内部のシーンは、グロスター大聖堂で撮影されました。グロスター大聖堂は1300年前に建てられた祈りの場所で、英国内でも最も美しいとされています。
また”ホグワーツ魔法魔術学校”行きの試着駅であり、ハリーとロンの出会いの場所である”9と3/4番線”は、ロンドンの中心部にあるキングスクロス駅で撮影されました。
このように実在する場所から撮影することによって放たれるリアルな世界観も本作の見どころの一つです。ファンタジー映画なのにここまでセットにこだわった作品はほかにはないでしょう。
『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画サイト評価
『ハリーポッターと賢者の石』の評価は高いのでしょうか。各映画サイトの星の数を見ていきましょう。
- 映画.com:3.8点
- Yahoo!!映画:3.9点
- Amazon:4.3点
さすがファンタジー映画の金字塔として名高い『ハリーポッターと賢者』の評価は高いですね。サイトのレビューでは以下のようなコメントを多く見かけました。
- やっぱり何度観てもファンタジーな世界観にワクワクが止まりませんね!
- 年齢性別問わず楽しめる王道ファンタジー。
- 「非日常的な」魔法使いの世界に入っていくストーリー展開が見事で、いつの間にか映画の世界にすっかり浸っていました。
引用元:https://eiga.com/movie/1076/review/all/3/
手の凝った世界観は多くの人をワクワクさせたようです。また物語や登場人物といった設定が、簡単かつ緻密なことから幅広い年齢層が楽しめたと考えられます。
『ハリーポッターと賢者の石』の続編
『ハリーポッター 賢者の石』の続編は何作品あるのでしょうか。続編のタイトルに公開日を交えて一覧でまとめておきます。
- 2002年 ハリー・ポッターと秘密の部屋
- 2004年 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- 2005年 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- 2007年 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- 2009年 ハリー・ポッターと謎のプリンス
- 2010年 ハリー・ポッターと死の秘宝part1
- 2011年 ハリー・ポッターと死の秘宝part2
約10年の月日をかけてシリーズが完結したと考えると、とても感慨深いですよね。ちなみに小説版だと、本編終了から19年後を描いた8作品目『ハリーポッターと呪いの子』が出版されています。
『ハリーポッターと賢者の石』のスピンオフ作品
本作のスピンオフ作品は、2016年に公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』です。本作の舞台は『ハリーポッターと賢者の石』から70年さかのぼったアメリカとなっています。
あらすじは、魔法動物を研究する魔法使いニュートが、ある日自分のトランクを取り間違えられてしまい、トランクの中に入っていた魔法動物たちが世界中へ逃げ出してしまうというものになっています。
本作には続編があり、タイトルは『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』です。2018年に公開されました。
『ハリーポッター』シリーズの前日譚として描かれた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全世界で8億200万ドルの収益をあげ、2016で8番目に興行収入が多い映画となりました。
『ハリーポッターと賢者の石』の視聴方法
2020年2月現在、『ハリーポッターと賢者の石』は4つの動画配信サービスで視聴可能です。4つの動画配信サービスを一覧でまとめておきます。
- U-NEXT
- TSUTAYA TV
- ビデオパス
- Amazonプライム
U-NEXT、TSUTAYA TVでは初回入会時に配布されるポイントを使えば無料で観ることができます。ビデオパス、Amazonプライムでは視聴するのに別途料金が発生します。
なので『ハリーポッターと賢者の石』をなるべく無料で観たい方は、U-NEXTとTSUTAYA TVを強くおすすめします。
まとめ
今回は、ファンタジー映画の金字塔として世界中で愛されている映画『ハリーポッターと賢者の石」について紹介しました。
『ハリーポッター』シリーズの物語の始まりである本作は見どころたっぷりで、人生で一度は見ておきたい作品の一つです。
本作で描かれる独創的世界観、そしてハリーたちの友情物語が気になる方はぜひ観てみてください。動画配信サービスを通して観る場合は、U-NEXTとTSUTAYA TVがおすすめです!