アメリカの大人気SFコメディ映画『ゴーストバスターズ』に出演していたケイト・マッキノン。
彼女がコメディ番組の出身で、モノマネが得意なコメディエンヌだったってこと、あなたは知っていましたか?
今回はケイト・マッキノンの経歴や出演番組とそれに関するエピソードをまとめてみました!
(トップ画像出典:http://wall.kabegami.com/editorial/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%83%B3?page=10)
ケイト・マッキノンの基本情報
- 本名:Kathryn McKinnon Berthold
- 生年月日:1984年1月6日(2019年8月現在35歳)
- 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州
- 職業:コメディエンヌ、女優
- 活動期間:2006年〜
- デビュー作:コメディ番組『Big Gay Sketch Show(2006年)』
ケイト・マッキノンはニューヨーク州シー・クリフ生まれのコメディエンヌ・女優です。父は建築家でしたが、彼女が18歳の時に亡くなってしまいました。
地元の高校を卒業後、コロンビア大学へ進学しそこで演劇を専攻して演技を学び始めます。
ケイト・マッキノンは大学在学中にコメディ軍団を結成
コロンビア大学在学中に、ケイト・マッキノンは同級生たちとコメディ軍団を結成し、お笑いの道を目指して日々励んでいました。
大学卒業後にアメリカ国内のデジタルチャンネル、LOGO TVが製作したコメディ番組『Big Gay Sketch Show』に出演してコメディエンヌデビューを果たします。
豊かな表情と体を張ったギャグが人気を博し、2006〜2010年までの4年間レギュラー出演していました。
アメリカの人気番組『サタデー・ナイト・ラブ』のレギュラー
『Big Gay Sketch Show』を卒業してから2年後の2012年。今度は全米で人気のバラエティ番組『サタデー・ナイト・ラブ』のレギュラーになります。
この番組では得意としていたモノマネを次々と披露し、一躍人気コメディエンヌに登りつめました。
モノマネのレパートリーにはジョディ・フォスター、ヒラリー・クリントン、エレン・デジェネレスなどの女性有名人はもちろん、なんとイケメン歌手のジャスティン・ビーバーも出来るみたいです。
ケイト・マッキノンのモノマネシーンをまとめた映像があるので、どうぞご覧ください。
モノマネの他にも、コント企画では妙なアクセントの外国人女性というキャラクターでお茶の間を沸かせています。
レパートリーのエレン・デジェネレスと番組で共演
ケイト・マッキノンのモノマネのレパートリーの1人、女優でコメディエンヌのエレン・デジェネレスと番組内で共演したことがあります。その時の映像がこちら!
動画で見ていると、まるで双子のようによく似ています。どちらが本物なのか見分けがつかないほどです。
それにしても動画冒頭でエレン・デジェネレスと同じ衣装を預かって嬉しそうにスタジオ裏へと駆けていくケイト・マッキノンはちょっと可愛いですね。
2014年に『アメリカン・コメディ・アワード』を受賞
2014年、長年テレビ番組で芸を披露していたケイト・マッキノンは、その才能が認められてアメリカの芸人なら誰もが憧れる『アメリカン・コメディ・アワード』という栄誉ある賞を受賞しました。
この賞の他にも『プライムタイム・エミー賞』という主に夜間の番組で活躍した芸能人に贈られる賞にも数回ノミネートされています。
コメディエンヌとして確固たる地位を築くことができたケイト・マッキノンは『アメリカン・コメディ・アワード』の受賞以降、声優や女優の仕事もこなすようになります。
女優・声優としても活動しているケイト・マッキノン
前述の通り、ケイト・マッキノンは2014年以降女優、声優の仕事も増えます。
2015年公開のテッド2では本人役でカメオ(サービス)出演したり、CGアニメ映画の『アングリーバード』や『ファインディング・ドリー』では声優を担当しています。
テレビアニメでは『ファミリー・ガイ』や『ザ・シンプソンズ』の単発エピソードにゲスト出演しました。
これらの作品以外にも『クレイジー・パーティー』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』『君はONLY ONE』などの映画に出演しており、いつか主演を任される日が来るかもしれません。
女優、ケイト・マッキノンの代表作は『ゴーストバスターズ』
ケイト・マッキノンの女優としての代表作といえば、大人気のSFコメディ映画『ゴーストバスターズ』です。
1984年に公開された同名映画のリブート(作り直し)作品で、ケイト・マッキノンはゴーストバスターズの一員で原子力に詳しく整備開発を担当する女性、ジリアン・ホルツマンを演じました。
1984年度版と2016年度版でどんな違いがあるのか、見比べながら鑑賞してみると面白いかもしれません。
ケイト・マッキノンの出演作品一覧
ケイト・マッキノンが出演している作品一覧です。どんな作品に出演していたのかがすぐにわかります。
- 2012年 My Best Day
- 2012年 Hannah Has a Ho-Phase
- 2014年 ライフ・パートナーズ
- 2014年 しゃかりきにフットボール
- 2015年 テッド2
- 2015年 スタテン・アイランド・サマー
- 2015年 シスターズ
- 2016年 アングリーバード (声優として)
- 2016年 ファインディング・ドリー (声優として)
- 2016年 ゴーストバスターズ 代表作
- 2016年 クレイジー・パーティー
- 2017年 ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティ
- 2018年 君はONLY ONE
- 2019年 イエスタディ
- 2007〜2010年 The Big Gay Sketch Show コメディエンヌデビュー作品
- 2012〜 サタデー・ナイト・ライブ 代表作
- 2013年 トイ・ストーリー・オブ・テラー! (声優として)
- 2014〜2015年 The Awesomes (声優として)
- 2015年 ファミリー・ガイ (声優として)
- 2015〜 Nature Cat (声優として)
- 2016年 ザ・シンプソンズ (声優として)
元々コメディエンヌとしてテレビ番組でレギュラー出演していたせいか、出演本数自体はまだあまりないですね。
といっても、モノマネが得意な人は演技も上手でしょうし、これからいろんな役柄にチャレンジしていくことでしょう。
ケイト・マッキノンはレズビアンと公表しています
ケイト・マッキノンは自身がレズビアンだということを公表しています。自覚するきっかけはSFテレビドラマ『X-ファイル』に出演していた女優、ジリアン・アンダーソンにときめいたからだそうです。
コメディエンヌ仲間で同じくレズビアンのジュリー・ゴールドマンとセクシュアリティについて語り合う対談映像があります。
当たり前ですが全編英語の対話なので、ケイトが発言した内容の一部を日本語訳しました。
- わたしは100%のレズビアン。
- 本当に好きな人としか寝ないし、まして男性とはセックスするほどの仲になれない。
- 『X-ファイル』を見てときめいた時に最初は俳優、ディヴィッド・ドゥカヴニーに惚れたからだと思ったけど、それは間違いで女優のジリアン・アンダーソンに惚れていた。
- 母にレズビアンを告白すると母は「それでいいのよ。なんでもなりたいものになっていいんだよ」と言ってくれた
世間でかなりの認知度を誇るケイト・マッキノンのような人が公表してくれると、同じような感覚を持っているけど言えずに悩んでいる人たちの心は軽くなりそうですね。
ケイト・マッキノンについてまとめ
立派なコメディエンヌを目指して学生時代から芸を磨き、テレビで一躍コメディスターとなってからは女優・声優業界と精力的に活動しているケイト・マッキノン。
彼女のように明るく楽しい女性は、これからも男女問わず人気を維持し続けることでしょう。今後もテレビ・映画問わず活躍して欲しいですね。
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事でケイト・マッキノンのことを知って貰い、彼女の出演作も楽しんでもらえると嬉しいです。