『X-MENシリーズ』のエリック/マグニートー役として有名なイケメン俳優のマイケル・ファスベンダー。
多数の映画で主役を経験している実力派俳優ですが、今回はそんな彼の出演作品や趣味、交際関係をまとめてみました。
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マイケル・ファスベンダーの基本情報
- 本名:マイケル・ファスベンダー(芸名と同じ)
- 生年月日:1977年4月2日(2019年8月現在42歳)
- 出身地:西ドイツ・ハイデルベルク生まれアイルランド育ち
- 職業:俳優
- 活動期間:2001年〜
- デビュー作:テレビドラマ『バンド・オブ・ブラザーズ(2001年)』
マイケル・ファスベンダーはドイツ人の父と北アイルランド人の母を持つ俳優で、ドイツ・アイルランド・イギリスの3重国籍です。
母親の先祖にはアイルランド独立運動のリーダー、マイケル・コリンズがいたそうです。また、父の影響かドイツ語が得意でペラペラに話せます。
マイケル・ファスベンダーの幼少期
マイケル・ファスベンダーが生まれたばかりの頃はドイツの工業地帯に住んでおり、のどかな田舎で育って欲しいと思った両親は彼が2歳のころ、アイルランドのケリー州へ引っ越しを決めました。
ケリー州に引っ越してからは家族でレストラン『West End House』を経営していました。
幼少のマイケル・ファスベンダーはカトリック教の教えを受けて育ち、堂役(教会のお手伝い)をしていたこともあります。
ちなみに姉のキャサリン・ファスベンダーは現在、神経心理学者として働いているようです。
2001年『バンド・オブ・ブラザーズ』で俳優デビュー
マイケル・ファスベンダーは24歳の頃にアメリカのテレビドラマ『バンド・オブ・ブラザーズ』で俳優デビューします。
2001年に製作されたこの作品は、第二次世界大戦中のアメリカ陸軍の訓練からドイツ戦の勝利、そして終戦までを描いたノンフィクションドラマです。
この作品で知名度を上げたマイケル・ファスベンダーは、当時メインで活動していた舞台でも注目されるようになり、その演技力の高さを評価されるようになります。
映画デビュー作は『300 <スリーハンドレッド>(2007年) 』
2007年に公開された『300 <スリーハンドレッド>』でマイケル・ファスベンダーは映画デビューしました。
この映画は紀元前480年のヨーロッパに存在したペルシア帝国を舞台に、当時勃発した戦争でも壮絶な死闘と呼ばれる、スパルタ軍とペルシア軍による戦闘『テルモピュライの戦い』を描いた作品です。
スパルタ軍の戦士300人に対しペルシア軍の戦士は100万人という圧倒的な戦力差にも関わらず、スパルタ軍は複雑な地形を利用するなどして奮闘しました。
マイケル・ファスベンダーはスパルタ軍の勇敢な戦士の1人、ステリオスを演じています。
初主演作品、2008年公開の『ハンガー』
『300 <スリーハンドレッド>』での映画デビューからわずか1年後、マイケル・ファスベンダーは主役の座を掴みます。それがこの映画、2008年公開の『ハンガー』です。
1981年に北アイルランドの刑務所で起きた囚人暴力に対する抗議運動や、ハンガー・ストライキ(断食による抗議)という実際に起こった出来事を描いた作品です。
この映画は評論家から大変好評で、カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞しました。
主演のマイケル・ファスベンダーも英国インディペンデント映画賞主演男優賞の受賞や、ヨーロッパ映画賞男優賞にもノミネートされました。
他にも多数の受賞歴を誇るマイケル・ファスベンダー
マイケル・ファスベンダーは『ハンガー』に出演以降も、多数の映画で素晴らしい賞を受賞しています。
2011年『SHAME -シェイム-』でヴェネチア国際映画祭男優賞や、英国ゴールデングローブ賞主演男優賞など13の賞にノミネートされました。
2013年『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演男優賞や、英国アカデミー賞助演男優賞など11の賞にノミネートされました。
2015年『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされています。
この他にも『ジェーン・エア』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『危険なメソッド』といった作品でロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞を受賞しました。
マイケル・ファスベンダーの出演作品一覧
マイケル・ファスベンダーが出演している作品を一覧で紹介します。観たい映画を探す時の参考にしてください。
- 2007年 300<スリーハンドレッド> 映画デビュー作品
- 2008年 ハンガー 初主演作品 主演男優賞受賞
- 2009年 イングロリアス・バスターズ メインキャスト
- 2010年 センチュリオン 主演
- 2011年 ジョーン・エア 主演 主演男優賞受賞
- 2011年 X-MEN: ファースト・ジェネレーション メインキャスト 主演男優賞受賞
- 2011年 危険なメソッド 主演 主演男優賞受賞
- 2011年 SHAME -シェイム- 主演 主演男優賞受賞
- 2012年 プロメテウス メインキャスト
- 2013年 悪の法則 主演
- 2013年 それでも夜は明ける メインキャスト 助演男優賞ノミネート
- 2014年 X-MEN: フューチャー&パスト メインキャスト
- 2014年 FRANK -フランク- 主演
- 2015年 マクベス 主演
- 2015年 スティーブ・ジョブズ 主演 主演男優賞ノミネート
- 2016年 X-MEN: アポカリプス メインキャスト
- 2016年 光をくれた人 主演
- 2016年 アウトサイダーズ 主演
- 2016年 アサシン クリード 主演
- 2017年 エイリアン: コヴェナント 主演
- 2019年 X-MEN: ダーク・フェニックス メインキャスト
- 2001年 バンド・オブ・ブラザーズ 俳優デビュー作
- 2004年 レジェンド・オブ・サンダー
- 2004年 シャーロック・ホームズ 淑女殺人事件
- 2004年 A Bear Named Winnie
- 2004〜2005年 Hex
- 2005年 名探偵ポワロ
- 2006〜2007年 ロンドン警視庁犯罪ファイル
俳優デビューから数年間はテレビドラマの単発出演ばかりでしたが、2007年に映画デビューしてからは全ての作品で主要キャストに選ばれたりと素晴らしい活躍を見せています。
特に2011年は4本の出演作全てで主演男優賞を獲得しているので、彼の演技力が開花し業界からも認められる一流俳優の仲間入りを果たした飛躍の年と言えますね!
マイケル・ファスベンダーの趣味は音楽
マイケル・ファスベンダーは音楽が趣味で、ピアノ、アコーディオン、ギターが特技なんです。
特にヘヴィメタルが好きで、10代の頃はヘヴィメタルのギタリストになることを夢見ていました。以下、男性向けファッション雑誌『GQ』に掲載されたインタビューです。
10代の半ば、マイケル・ファスベンダーの夢といえばヘヴィメタルのギタリストになることだった。そう思い出を語るうちに席を立ってiPadを取ってくると、お気に入りのSlayerの曲をYouTubeで検索にかける。その「Seasons in the Abyss」が流れ出すと、熱狂的なエアギターをひとしきり披露し、白い歯を見せてニヤリと笑った。
(引用:https://www.gqjapan.jp/life/business/20120911/michaelfassbender2)
親友とバンドを組んだものの、ドラマーとベーシストに恵まれず夢半ばで途絶えてしまいます。パブのステージに立ったこともあるのですが、お客さんから大変不評で、1度きりの出演となりました。
「そりゃそうさ。ランチタイムにMetallicaを聴きたい人なんているわけないよな」。
(引用:https://www.gqjapan.jp/life/business/20120911/michaelfassbender2)
自分の好きな音楽と世間とのズレにより音楽の夢は挫折してしまったマイケルですが、そのおかげで俳優という職業に出会えて、現在こうして活躍していると思うと複雑な気分ですね。
大人気イケメン俳優の交際関係を紹介
イケメン俳優として大活躍な上、楽器まで得意なマイケル・ファスベンダーですが、交際関係はどうなっているのでしょうか?
12歳年下の美人女優、アリシア・ビカンダーと2014年頃から交際を開始して2017年10月に結婚しました。ちなみにアリシアとは2016年公開の映画『光をくれた人』でも共演しています。
2人の結婚式はスペインのイビサ島で近親者のみでささやかに挙げられたそうです。
マイケル・ファスベンダーについての紹介まとめ
2007年『300 <スリーハンドレッド>』での映画デビューから、2019年3月で映画俳優として丸12年が経過したマイケル・ファスベンダー。
順調にキャリアを伸ばし続けている彼ですが、これからも様々なジャンルの映画に出演して、更に演技に磨きをかけていって欲しいですね!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでマイケル・ファルベンダーへの興味が深まったら、出演作品もぜひご覧ください。