映画「検察側の罪人」という2018年8月24日に公開された映画をご存知ですか?
木村拓哉さんや二宮和也さん、吉高由里子さんなど豪華キャスト陣が出演している作品です。
そんな映画「検察側の罪人」をネタバレなしで紹介していきます!
(アイキャッチ画像出典:https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1028063697007202304)
検察側の罪人の作品情報
- 公開・・・・2018年8月24日(日本)/2018年8月29日(香港)/2018年10月19日(台湾)
- 原作・・・・雫井脩介『検察側の罪人』
- 監督・・・・原田眞人
- 脚本・・・・原田眞人
- 制作・・・・臼井央(企画・プロデュース)/佐藤善宏/西野智也
- 配給・・・・東宝
- 音楽・・・・富貴晴美/土屋玲子
映画「検察側の罪人」は日本では2018年8月24日に全国公開された映画です。その後順次、香港と台湾でも上映されました。
主演は元SMAPの木村拓哉さんで、同じくジャニーズ事務所から嵐の二宮和也さんも出演を果たしています。
検察側の罪人の原作
映画「検察側の罪人」の原作は雫井脩介さんの小説『検察側の罪人』です。
小説『検察側の罪人』は『別册文藝春秋』(電子小説誌)の2012年9月号(301号)から2013年9月号(307号)まで連載されて、2013年9月に文藝春秋から単行本が刊行されました。
雫井脩介さんは1968年11月14日生まれ愛知県出身の小説家で、小説家・推理作家です。今作品のようなミステリー小説や恋愛小説、家族小説など幅広く執筆しています。
検察側の罪人のあらすじ
都内で発生した不可解な強盗殺人事件。犯人はわかっていません。そんな事件を担当する検察官は、東京地検刑事部の最上毅(木村拓哉)と刑事部に配属されたばかりの刑事の沖野啓一郎(二宮和也)です。
最上刑事は、複数候補に挙がっている被疑者の中から、松倉(酒向芳)という男に狙いを定めていきます。その松倉は、過去に時効を迎えてしまった未解決事件の重要参考人でした。
松倉は過去の未解決事件の容疑は時効ということもあっさり認めましたが、今回の事件に関しては手がかりもなく、犯行を否定し続けます。松倉が犯人だと断定し捜査を続ける最上に付き添っていた沖野。
しかし全く証拠を掴めない状況に沖野は「最上さんは、犯人を松倉に仕立て上げたいだけでは?」と疑問を持ち始めます。そんな2人の刑事にどんな結末が待っているのでしょうか…
検察側の罪人のメインキャスト
最上毅役 – 木村拓哉
木村拓哉さんは1972年11月13日生まれ、東京都出身の俳優・歌手・声優です。国民的アイドルグループSMAPの元メンバーで愛称は「キムタク」です。
SMAP解散後もジャニーズ事務所に所属しており、現在は主に俳優としての活動が多い印象です
沖野啓一郎役 – 二宮和也
二宮和也さんは1983年6月17日生まれ、東京都葛飾区出身の歌手・俳優・タレント司会者で人気アイドルグループ嵐のメンバーでもあります。
愛称は「ニノ」で嵐の中でもトップクラスの人気を誇るメンバーです。
橘沙穂 役- 吉高由里子
吉高由里子さんは1988年7月22日生まれ、東京都出身の女優です。主な代表作はテレビドラマ『美丘-君がいた日々-』やテレビドラマ『わたし、定時で帰ります。』映画『GANTZ』など多数あります。
丹野和樹役 – 平岳大
平岳大さんは1974年7月27日生まれ、東京都世田谷区出身の俳優です。平さんは双子で、二卵性双生児の妹がいるそうです。
主な代表作は映画『のぼうの城』や映画『悪の教典』映画『関ヶ原』などがあります。
主演を務める木村拓哉について
映画「検察側の罪人」の主演を務める木村拓哉さんは、国民的に抜群の知名度を誇る俳優です。
木村さんの妻は女優・歌手の工藤静香さんで、次女はファッションモデルのKōkiさんです。
2016年に惜しまれながら解散したSMAPのメンバーで「夜空ノムコウ」や「世界に一つだけの花」など数々の名曲を生み出してきました。
木村さんは元SMAPのメンバーの中では俳優としての評価が高く、「視聴率男」と称されることもあります。今作品でもそんな木村さんの定評のある演技に注目です。
共演の二宮和也について
主演の木村拓哉さん演じる最上の相方として沖野を演じる二宮和也さんは、SMAPに次ぐ人気アイドルグループ嵐のメンバーです。
二宮さんも俳優としての評価が高く、代表作にはテレビドラマ『山田太郎ものがたり』や『フリーター、家を買う。』映画『GANTZ』や『暗殺教室』など様々なテレビドラマや映画で主演を演じています。
二宮さんは無類のゲーム好きで知られており、休日の過ごし方はもっぱら家にこもってゲームをするそうです。
検察側の罪人の見所
映画「検察側の罪人」の見所は何と言ってもジャニーズ屈指の人気者の木村拓哉さんと二宮和也さんが共演しているところです。上記で紹介をしたように、2人とも俳優としての演技力には定評があります。
木村さんは『ロングバケーション』や『HIRO』、『武士の一分』など幾多となる「ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞」を受賞しています。
また、二宮さんも『フリーター、家を買う。』で「東京ドラマアウォード2011 個人賞 主演男優賞」「ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞」を受賞するなど評価されてきました。
今作品では人気と実力を兼ね備えている2人が刑事役として出演し、殺人事件解決に向けて勇敢に捜査していく姿は見所です。
検察側の罪人の評価
映画「検察側の罪人」が公開された翌日の、2018年8月25日と26日の土日2日間全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、初登場1位に輝くなど、ヒット作品となりました。
また、報知新聞社が主催する映画賞と「第43回 報知映画賞 助演男優賞」と「第42回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞」に二宮和也さんが受賞されるなど、映画だけでなく役者も評価される結果となりました。
検察側の罪人を観た人の感想
映画「検察側の罪人」を観た方の感想はいかがなものでしょうか?簡単にまとめてみました。
- キムタクの友人の伏線を混ぜながら結構分かりやすくてよかった。
白骨街道のくだりなんかも不気味さを出していて良かった。
昔の黒澤明みたいな暗くて重い感じが凄く良かった。
悪かった点はセリフが聞き取れない所が多くて残念。- wowowで放送されたものを録画して、やっと観ました。う~ん、これは木村さんがただの罪人だったという映画ですか?はっきり言って凄く残念です。観た率直な印象として、役者さんの演技が問題ではなくて、ストーリーがあまりにもあっけなくブツっと終わって、呆気に取られました。その後のふたりはどうなったのかも分からずじまい。原作もこんな感じで終わってるんでしょうか?折角いい役者さん を起用してるのに勿体ない。
- 見どころはニノの演技力
期待値高めだっただけに、消化不良は否めない
特に後半は、置いてけぼりにされたような展開
原作読んでないから、わからないだけなのか??
闇堕ちする話は嫌いではないが、説得力ない話でした。
繰り返すが、そんなストーリーでも、二宮和也の演技力は凄かった。(出典:https://eiga.com/movie/87053/review/)
映画の感想は賛否両輪というイメージでしょうか…演者の演技には評価が高いものの、内容があまり面白くないという声も多数ありました。
まとめ
今回は木村拓哉さんと二宮和也が共演した映画「検察側の罪人」についてネタバレなしで紹介をしました。
ジャニーズ事務所きっての人気の2人が共演するということで、映画公開前はかなり話題にもなった作品です。
また、メガホンをとった原田眞人監督は過去に「日本アカデミー賞優秀監督賞」を受賞したことのある実力のある監督です。
感想の方は賛否両論でしたが、この2人の迫真の演技を観たいという方は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。