日本映画(ホラー)

【あの海猿の伊藤英明がサイコパスになる】悪の教典についての紹介

皆さんはグロテスクな作品はお好きですか?今回はグロテスク好きの方は必見の「悪の教典」についてご紹介します。

「教師がクラスの生徒を全員殺す」という目を疑うような内容となっている「悪の教典」。一体どんな作品なのでしょうか?

(トップ画出典:http://cinema.pia.co.jp/title/img-159167/cf/1/)

悪の教典とは?

映画「悪の教典」は2012年11月10日に東宝系で公開されたサイコ・ホラー映画です。監督は三池崇史さん、主演は伊藤英明さんで、R15+指定になりました。

原作は、小説作家の貴志祐介さんによる日本の小説作品です。ジャンルは「サイコ・ホラー」になります。

原作の小説では、「第1回山田風太郎賞受賞作」「第144回直木三十五賞候補作」「第32回吉川英治文学新人賞候補作」「2011年本屋大賞ノミネート作」になり話題を集めた作品です。

悪の教典のあらすじ

高校教師の蓮実聖司(伊藤英明)はハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集めていました。

生徒だけではなく、ほかの教師や保護者も一目置く模範的な教師でしたが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者だったのです。

自身のトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実でしたが、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまいます。

それを隠すために悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことでした。生徒は一体どうなってしまうのでしょうか。

悪の教典の主なキャスト陣

蓮実聖司役:伊藤英明

ハスミンの愛称で生徒から親しまれる主人公の蓮見役を演じるのは伊藤英明さんです。詳しい情報は次の項目で紹介します。

片桐怜花役:二階堂ふみ

二階堂ふみさんは1994年9月21日生まれの女優・ファッションモデル・タレントです。主な代表作は、映画「オオカミ少女と黒王子」やNHK大河ドラマん「西郷どん」などがあります。

最近では「ぐるぐるナインティナイン」の「グルメチキンレース・ゴチになります!」にレギュラー出演をするなどバラエティにも積極的に参加しています。

早水圭介役:染谷将太

染谷将太さんは1992年9月3日生まれの俳優です。妻は女優の菊地凛子さんということでも有名です。主な代表作は映画「寄生獣」や映画「バクマン。」などがあります。

前島雅彦役:林遣都

林遣都さんは1990年12月6日生まれの俳優です。主な代表作として映画「バッテリー」やテレビドラマ「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」テレビドラマ「おっさんずラブ」などがあります。

柴原徹朗役:山田孝之

山田孝之さんは1983年10月20日生まれの俳優です。主な代表作として映画『「クローズZERO」シリーズ』映画「50回目のファーストキス」テレビドラマ『「勇者ヨシヒコ」シリーズ』があります。

悪の教典の主演の伊藤英明とは?

今作品の主演で、狂気的な殺人教師役を演じる伊藤英明さんとはどんな方なんでしょうか?

伊藤秀明さんは1975年8月3日の俳優です。身長は183センチあり、かなりの高身長。また、映画「海猿」シリーズでも主演を務め、海上保安官として命がけで人命救助をする姿に賞賛を受けています。

実はサイコパス殺人鬼を演じた「悪の教典」と、人命救助を使命とするヒーローを演じる海猿シリーズ「BRAVE HEARTS 海猿」は、ほぼ同時期に上映されています。

同時期に両極端の二役を演じた伊藤さんですが、これを気に役柄の幅が広がったと賞賛の声が挙がりました。

悪の教典の見所

「悪の教典」のメガホンをとった三池崇史監督はバイオレンス描写にかなり定評のある監督で、今作品も注目を集めました。

そんな映画の見所は、伊藤英明さん演じる蓮見がサイコパスとなって生徒を狂気的に殺していくシーンです。

賛否両論あるかと思いますが、「海猿」での紳士的なイメージ強い伊藤さんが殺人鬼を演じているところは、見る人の感情を大きく揺さぶります。

しかしグロテスクなシーンが苦手な方は見続けるのは難しいかもしれません。

悪の教典の主題歌

映画「悪の教典」の主題歌は THE SECOND from EXILEさん「THINK ‘BOUT IT!」が起用されました。

THE SECOND from EXILEさんは2012年に誕生したEXILE初の派生ユニットで、この「THINK ‘BOUT IT!」はデビュー曲になります。

2012年10月18日付でレコチョク(R)ランキングで初登場2位を記録し、2012年11月19日付のオリコン週間シングルチャートでも初登場2位(106161枚)にランクインするなどヒットとなりました。

劇中の劇中歌が狂気的?

今作品の劇中歌として「Mack The Knife(マック・ザ・ナイフ)」というジャズの曲が起用されています。歌詞の内容は和訳すると「血まみれの死体」というフレーズがあり、怖い歌となっています。

「Mack The Knife」は劇中で冒頭にも流れていますが、主に主人公の蓮見の殺人のシーンで流れています。

ポップな曲調とは裏腹に、狂気的に殺人を繰り返すシーンで流れているので、より「Mack The Knife」が狂気的に聞こえてきて、だんだん怖くなってくるという印象です。

「この映画嫌い!?」大島優子の評価

映画「悪の教典」の評価として有名なのが、当時AKB48の大島優子さんが試写を見た際に、
「わたしはこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした。映画なんだからという方もいるかもしれませんが、わたしはダメでした。ごめんなさい」と本音を吐き、物議を醸しました。

狂気的に殺人を繰り返すシーンには賛否両論があり、評価は真っ二つに別れたのではないかと思います。

悪の教典の感想

上記に書いたように大島優子さんは否定をする形でしたが、他の方の感想はどんなのがあるのでしょうか?

  • 良かった。序盤は退屈だけど早々と盛り上がるお手軽展開。前半はスリラー、終盤はバトロワ的な内容やね。終盤やられる一方だったので、もっと生徒諸君には頑張ってほしかった。
  • ザ・サイコって感じね。ラスト40分前からのポップな音に合わせた殺戮シーン超好み
  • こんなサイコパスが現実にもいるんじゃないかと考えたら怖くなった。伊藤英明がその役をしているのが良い。
  • 正直、評価をすることが難しい作品。
    全然ダメかというと、そうではなく評価点として1点単位での加点なら例えば伊藤英明の演技とか、地味ながらも一人一人延々殺していく過程とか。概ね良くできている。

(出典:https://filmarks.com/movies/21586?page=3)

感想では、伊藤英明さんの狂気的な演技を評価する声やグロテスクな面に対しての賛否両論が多く寄せられていました。

やはり、海猿での紳士的なイメージが強い伊藤英明さんがサイコパスを演じるところは見所です。

まとめ

今回は伊藤英明さん演じるサイコパスが生徒を次々と殺していく「悪の教典」についてまとめてみました。

かなりグロテスクで非人道的ということで、見る方によっては否定的な評価になる場合もありますが、ハマる人にはハマる作品みたいです。

グロテスクでバイオレンスなものが好きな方や、ご興味を持った方はぜひ「悪の教典」見てみてください。今回の記事で「悪の教典」を気になっていただけたら嬉しいです。

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