『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は1960年代に実在した詐欺師フランクと、それを追うFBI捜査官カールとの物語です。
監督は巨匠スティーブン・スピルバーグ、主演をレオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクスと超豪華な面々の揃い踏みの作品なので誰でも楽しめること間違いなしです!
今回は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のあらすじや見所を紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの作品情報
まずは、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の作品情報について紹介します!
- 監督;スティーブン・スピルバーグ
- キャスト:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス
- 公開日:2002年12月25日(米)/2003年3月21日(日)
- 制作費:5,200万ドル
主演は『タイタニック』でお馴染みのレオナルド・ディカプリオ、『プライベート・ライアン』のトム・ハンクスです。
パイロットや弁護士などに偽装した実在の詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jrと彼を追う捜査官カール・ハンラティを主軸に描かれています。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのあらすじ
舞台は1960年代のアメリカ。両親の離婚を機に16歳の少年フランクは単身ニューヨークへ飛ぶ。それから生きるための手段として小切手詐欺を思いつき、簡単に金儲けができると知る。
それ以来、パイロットや弁護士、医者など様々な身分になりすまし、小切手詐欺をエスカレートさせていく。
後にそれがFBI捜査官カール・ハンラティの目に留まり追われるようになるがフランクは幾度も危機を乗り越える。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのキャスト
続いて、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に出演しているキャストを見ていきましょう。
フランク・W・アバグネイル・Jr(演:レオナルド・ディカプリオ)
実在した天才詐欺師。端正なルックスと抜群の人心掌握術、とっさの機転を利かせて多くの人を手玉に取る。
その反面、父親に頼ったり、自らを追う捜査官に電話したりといった子供らしい要素もある。
カール・ハンラティ(演:トム・ハンクス)
フランクを追跡するベテランのFBI捜査官。実在の人物ではなく、フランクに関わった複数の人物をモデルにしている。
仕事に対して非常に真面目だが、フランクを何度も取り逃してしまう。
本作のモデル・フランクはどんな男だったのか
本作を視聴すると「本当に実話なのか?」と誰もが目を疑います。
高校年代からパイロットや弁護士といった身分に偽装し、21歳になるまで警察に捕まらない巧妙さは特筆すべきですが、さらに驚くべきは出所後の物語です。
通常、犯罪者のレッテルを貼られるとなかなかのし上がることはできませんが、フランクは自らが行ってきた金融詐欺を防ぐためのコンサルタントとして成功するのです。
さらに本作の原作小説『Catch Me if You Can 』を執筆し、それが映画化とミュージカル化までなされており、もはや偉人扱いです。そんな稀有な男の物語の中身を本作で見届けましょう。
見所①詐欺師の巧妙過ぎる演技
見所の1つ目はフランクの巧妙過ぎる演技です。映像はフランクが新しい学校に転校してきたシーンです。制服を着て教室に来るまでは生徒の振る舞いでしたが、突然「代理教師」になるフランク。
見た目は若く学生にしか見えないのに、その自然な教師としての振る舞いで他の生徒たちに「自分が教師」だと信じさせ、しまいには本当の代理教師まで追い返してしまいます。
「生徒じゃなかったっけ?」と思わず疑うほどの大胆ぶりに驚かされること間違いなしです。
見所②フランクと父親との関係性
見所の2つ目は、フランクと父親との関係性です。フランクは家出して小切手詐欺で稼ぎ始めますが、父親との連絡を欠かさず行い、時にはいきなり会いに行くほど父親を慕っています。
父親はFBI捜査官カールからフランクが詐欺を働いていると聞かされても、彼の居場所は教えようとせずカールから守ろうとします。
通常、息子が犯罪者であれば捜査に協力するのが一般的ですが、それでも息子を守ろうとする父親の愛の深さが溢れるシーンに感動させられるでしょう。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを視聴した方のレビュー
続いて、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を視聴した方のレビューを見ていきましょう。
コメディのようなベールに包み込まれた悲しい話でした。
詐欺を働いている部分は手際が良く、実話にもとづいている、とわかっていてもびっくりの連続です。
主人公の偽りの笑顔の下にある、両親の愛を渇望する姿に胸が痛くなりました。出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2VARHOW81G9QA/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00FYND5UK
雰囲気の違うルパン三世と銭形警部のような、憎み切れない爽やかさを兼ね備えた主人公とライバルのお話。
創作ならわかると言いたいが、これが実話だなんて信じられない! そう思えるほど大胆な天才の主人公と、そんな彼を徹底的に追いつめつつも不思議な友情を感じさせるFBI捜査官。
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RWU1O0VFRGN60/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00FYND5UK
「大胆で器用な詐欺の手口に何度も驚いた」「家族との絆やFBI捜査官との関係にほっこりした」といった感想が多かったです。
本作は主人公フランクの偽装が中心的に描かれており、教師、パイロット、医者、弁護士などの演技の上手さに誰もが騙されます。
またフランクと彼を追跡するFBI捜査官カールの関係も魅力的で、ルパン三世と銭形警部のように対立する間柄ながらも友情が芽生えていく様子が楽しめます。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを視聴した筆者の感想
筆者は主人公フランクの天才っぷりに「次は何をするんだろう?」とワクワクしながら本作を観ていました。
パイロットや医者の時に専門用語が分からず、ぎこちない会話になる場面も上手くやり過ごすなど要所要所で危機回避能力がずば抜けています。
相手を騙すために、相手の名前を呼ぶ、所作や言葉遣いも真似るといった様々なテクニックを駆使するので、自分でも騙されるだろうなと思いました。
ただのシリアスな映画ではなく、コメディ要素や家族との絆を感じられる場面もあり様々な要素で楽しめる作品です。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの視聴方法
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を視聴できる動画配信サービスはNetflixやU-NEXTです。Netflixは月額880円で韓流系のオリジナルドラマなど人気作品も揃っています。
一方、U-NEXTは月額2,189円と割高ですが21万本以上の見放題作品や雑誌見放題といった特典がありますよ。
コスパを求めるならNetflix、映像作品と雑誌を幅広く楽しみたい方はU-NEXTを試してみてはいかがでしょうか。
類まれなる人心掌握術をご覧あれ
今回は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のあらすじや見所を紹介してきました。本作は実在した若手詐欺師フランクとそれを追うFBI捜査官カールを主軸に描いた作品です。
詐欺師と捜査官の戦いを描くサスペンス映画と思いきや、父親の深い愛情、FBI捜査官カールとの友情など人間味も溢れる作品です。ぜひNetflixやU-NEXTといった動画配信サービスでご視聴くださいね。