上戸彩さんが8年ぶりに主演を務めた映画『武士の献立』について紹介していきます。
この記事には今作のストーリーやメインキャストの情報、8年ぶりに主演を務めた上戸彩さんのコメントなどが書かれています。最後まで読み切れば、今作を三倍以上楽しめることでしょう!
さらに、今なら”無料”で『武士の献立』を観られる動画サイトも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/4ipNSvtkPIM)
【”包丁侍”をユーモラスに描く!】『武士の献立』の作品情報
まずは映画『武士の献立』の作品情報から、簡単に紹介していきます。
- 公開:2013年12月14日
- 監督:朝原雄三
- 主演:上戸彩、高良健吾
- キャッチコピー:家族の歴史は、毎日の献立とともにあった
今作は、江戸時代の加賀藩(石川県金沢市)に仕えた”包丁侍”(剣術ではなく料理をするために将軍や大名に仕える侍)を、独特でユーモラスな観点から描いている映画です。
2006年に公開された映画『武士の一分』、2010年に公開された映画『武士の家計簿』に続き、”松竹(映画配給会社)武士シリーズ”の三作目として公開されました。
【お願いされて嫁入りする上戸彩!】『武士の献立』のストーリー
ここで映画『武士の献立』のストーリーを、簡単に紹介していきます。
加賀藩藩主の愛人である”お貞の方”に仕えている春は、加賀藩の料理人として働いている舟木伝内から、伝内の息子:安信の嫁になってほしいとお願いされました。
そのお願いを春は断りますが、何度もお願いしてくる伝内の姿を見て、安信の嫁になることを決めます。
安信は伝内と同じく加賀藩の料理人として働いていましたが、料理の腕はさっぱりで仕事にも身が入りません。そして身内から批判される安信を見た春は、料理の味付けをこっそり変える…というストーリーですね。
「包丁侍なぞつまらぬ」との考えを持っていた安信は、春とも対立してしまいます。
【上戸彩&高良健吾!】今作で大活躍するメインキャスト
『武士の献立』に出演しているキャストは、他の映画ではなかなか見られないほど豪華です!ここでは、その豪華なキャストの中から、今作で大活躍する”2人”のメインキャストを紹介します。
舟木春(演:上戸彩)
今作の主人公で、舟木伝内にお願いされて安信の嫁になった女性が舟木春です。
演じているのは、ドラマ『半沢直樹』でも大活躍している名女優:上戸彩さんですね。
春は伝内が作った「鶴もどき」の調理法を言い当てたことをキッカケに、安信の嫁に来てほしいとお願いされることになりました。
舟木安信(演:高良健吾)
今作のもう一人の主人公で、剣術の腕がありながら”包丁侍”として働いているのが舟木安信です。
演じているのは、映画はもちろんドラマや舞台でも大活躍している名俳優:高良健吾さんですね。
安信は”包丁侍”としての仕事に不満を持っており、その不満に注意をした春と対立することになります。
『武士の献立』では、上戸彩さんが8年ぶりに映画で主演!
数多くのドラマや映画で主演を務めてきた上戸彩さんですが、冒頭でも書いた通り今作では8年ぶりに映画の主演を務めました。
今作の主演を務めるにあたり、撮影が始まる前の上戸さんは以下のコメントを残しています。
「今も昔も変わることのない夫婦の関係を、せつなく、でも楽しくユーモラスに描くものになると聞いています。現代の人たち、特に女性が見て楽しんでいただけるものになればいいな、と思っています」
引用:https://eiga.com/news/20130124/2/
このコメントの通りユーモラスに描かれている今作は、上戸さんの名演技もあって現代の人たちを大いに楽しませる作品になりました。
メインの2人の脇を固めるのは、日本を代表する名俳優たち!
メインの2人だけでも十分豪華なのですが、今作の脇を固めるサブキャストも日本を代表する名俳優たちが務めています。このサブキャストたちだけで、もう一本の映画が作れそうなほどですよ。
ここでは、今作でメインキャストの脇を固めた日本を代表する名俳優たちを、一覧で紹介します。
- 西田敏行
- 余貴美子
- 成海璃子
- 笹野高史
- 中村雅俊
これらの豪華な俳優たちの中でも、筆者はとくに西田敏行さんの演技に引き込まれました。西田さんは舟木伝内として、春と安信が結ばれるキッカケになっています。
西田さんの他にも多くの名俳優たちが好演しているので、あなたもお気に入りの俳優・キャラクターを見つけてみてくださいね!
筆者オススメ!『武士の献立』の見どころを紹介します!
今作には数多くの見どころがありますが、ここでは筆者が厳選してオススメする『武士の献立』の見どころを紹介します。
その見どころとは「”包丁侍”の仕事に不満を持っていた安信が、その仕事に誇りを持つようになるまでの流れ」ですね。
最初こそ「料理なんて女子供の仕事、なんてつまらないんだ」という考えから、”包丁侍”としての仕事に不満を持っていました。しかし、その考えを春に注意されます。
そして春と対立したり、料理の修行を積んだりしたことによって、次第に”包丁侍”としての仕事に誇りを持つようになりました。どんな心の動きがあって安信が誇りを持つようになったかを、ぜひ注目してください!
【涙なしでは観られない…】『武士の献立』を観た人のレビュー
『武士の献立』は公開されてからの二日間で約8,000万円の興行収入を達成したほど、たくさんの人たちに楽しまれました。そしてその人たちは、多くのレビューも残してくれています。
ここでは今作に残された多くのレビューの中から、とくに筆者が共感したレビューを紹介します。
どうせ加賀藩を舞台にした美味しんぼだろうと高をくくって劇場鑑賞しなかったことが悔やまれる。家計簿とは違い武士道をも描き、「算盤侍」ならぬ「包丁侍」としての藩に仕え、加賀騒動の悲話をも伝えてくる重厚な作品でした。
刀を隠して家を飛び出した春のシーンだとか、海辺でイカを焼いている春だとか、もう涙なしでは見れない。
加賀藩の武士の性格としても、最大の外様大名として徳川に気遣っていたり、大槻派を復職させる直躬(加賀丈史)の心意気だとか、すがすがしさも感じられる作品でした。
引用:https://eiga.com/movie/78136/review/02402140/
料理の腕を見込まれて、包丁侍の女房になった上戸はやる気のない旦那を叱咤激励しながら育てていく。と言っても古だぬきと言われても可愛い上戸さん、でも負けん気は強く、お家の為にはどんな事でもする。
招待料理の頭に旦那が選ばれた時、二人での能登方面の料理の見聞に行く事で、二人の距離もちじまった。だから招待料理の祝宴が終わり。
役目を果たしたと思った上戸が家を出ても、旦那には苦労して廻った能登にいると確信していたと思う。実際にあった話と言う事で出口に祝宴に出たお膳が有ったのは嬉しかった。
引用:https://eiga.com/movie/78136/review/0476007/
「涙なしでは観られない」や「春を演じる上戸彩さんが可愛かった」というレビューが多く、筆者も共感しました。
可愛い春と”包丁侍”としての仕事に誇りを持つまで成長していく安信が描き出す、涙なしでは観られないストーリーを、あなたもぜひ楽しんでくださいね。
今作に出演した二人の女優が「日本アカデミー賞」を受賞!!
先ほども紹介しましたが、今作は公開されてからの二日間で約8,000万円の興行収入を達成したほど大ヒット映画です。その大ヒットを評価され、『武士の献立』は日本アカデミー賞を受賞しました。
さらに詳しく説明すると、今作は第37回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞(受賞者:上戸彩)と優秀助演女優賞(受賞者:余貴美子)を受賞しています。
上戸彩さんは春の演技、そして余貴美子さんは安信の母:舟木満の演技が高く評価され、受賞に至りました。
日本アカデミー賞は、もちろん簡単に受賞できるものではありません。そんな栄誉ある賞を受賞している今作は、多くの有識者が認めた名作映画ですね。
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『武士の献立』についての情報まとめ
上戸彩さんが8年ぶりに主演を務めた映画『武士の献立』について紹介しました。
主演の上戸彩さんや高良健吾さんの脇を、日本を代表する豪華な俳優たちが固めている作品でしたね。
今作のストーリーは基本的にユーモラスな雰囲気で進んでいきますが、筆者を含めた多くの人が「涙なしでは観られない」と感じるほどの感動も持ち合わせています。
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