日本の俳優

倍返しだ!『半沢直樹』でお馴染み堺雅人ってどんな人?まとめてみた

近年、ドラマシリーズ『半沢直樹』『リーガルハイ』などに出演し注目を集める俳優・堺雅人。

彼は一体どのような人物なのでしょうか。この記事では俳優・堺雅人の経歴や代表作、普段の様子などを詳しく紹介していきます。

なんらかのきっかけで俳優・堺雅人を知ったあなたがまだ知らない情報もあると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/すれ-ハリウッド-映画館-2140602/)

プロフィール

まずは、堺雅人の基本的なプロフィールをご紹介していきたいと思います。

  • 生年月日…1973年10月14日
  • 出身…宮崎県宮崎市
  • 身長…173cm
  • 血液型… O型
  • 配偶者…菅野美穂
  • 活動期間…1992年〜

堺雅人は1973年、宮崎県に三人兄弟の長男として生を受けます。出生自体は兵庫県神戸市だったものの、出身は宮崎県宮崎市としているとのことです。

事務所は2020年9月現在、田辺エージェンシーに所属しており、配偶者は女優・タレントの菅野美穂です。

堺雅人のこれまでの経歴

堺雅人が役者の道を志すようになったのは、大学受験のタイミングでした。高校時代までは官僚を目指していたとのことです。

そして早稲田大学入学後の1992年、「劇団オレンジ」という団体の旗揚げに関わり、同劇団の看板俳優として注目を集めるようになりました。(現在も「劇団オレンジ」名誉団員)

その後、タモリや研ナオコ、永作博美などを抱える芸能事務所「田辺エージェンシー」に所属し、プロの俳優としてのキャリアをスタートさせていくことになります。

堺雅人の代表作①『半沢直樹』

堺雅人の代表作として挙げるなら、まずはなんと言っても『半沢直樹』でしょう。この作品から堺を知ったという人も多い、絶大な人気を誇る作品です。

本作で堺は半沢直樹という、銀行業界を変えんとする信念を持った有能な銀行マンを演じています。

「倍返しだ!」という決めセリフは流行語に選出されるなど反響も大きく、2013年版は制作陣の予想をも遥かに上回る異例の高視聴率を叩き出すことになりました。

堺雅人の代表作②『リーガル・ハイ』

次は、前の章でご紹介した『半沢直樹』とも関係の深い『リーガル・ハイ』をご紹介。本作で堺雅人は、古美門研介(こみかどけんすけ)役として主演を務めています。

『リーガル・ハイ』は2012年4月から放送されたテレビドラマで、堺は古美門研介として傍若無人な弁護士の役を熱演しました。

本作は、演じている堺つながりで『半沢直樹』のパロディシーンも描かれるなど、ファンにとってより楽しめる仕掛けも随所に施された作品になっています。

そもそも『半沢直樹』で堺が主演を務めるに至ったのは、『半沢直樹』原作者の池井戸潤が『リーガル・ハイ』での彼の演技を観て主演に推したことがきっかけとのことです。

堺雅人の代表作③『新選組!』

続いてご紹介するのは2004年1月から放送された、尊皇攘夷の名の下に若者たちの青春を描いた大河ドラマ『新選組!』です。

香取慎吾が主演を務めた本作で堺雅人は、新選組副長にして後の総長、山南敬助(やまなみけいすけ)を演じています。

堺演じる山南が切腹をする第33話「友の死」は視聴者からの大きな支持を集め、その支持の高さは同年末に「アンコール2004」という形で異例の再放送を行うほどのものでした。

堺雅人の代表作④『真田丸』

最後にご紹介するのは、2016年に放送された大河ドラマ『真田丸』です。この作品で堺雅人が演じたのは、主人公の真田信繁(別名:真田幸村)。

前の章でご紹介した『新選組!』と同じく、脚本を三谷幸喜が手がけており、2010年以来続く原作なしのオリジナル作品となっています。

本作も非常に大きな人気を博し、全50話の平均視聴率16.6%と「大河復権」と報じられるほどの視聴率を記録しました。

堺雅人への共演者からの評価

続いては、実際に作品を通して共演した役者から見た堺雅人はどのようなプレイヤーなのか、幾つか抜粋してご紹介していきます。

まずは、『その夜の侍』で共演した堺雅人と山田孝之の対談インタビューからの引用です。

山田も堺の演技には以前から驚かされていたといい「どこまでが嘘なんだろう、どこから本当なんだろうと思うんです」と独特の表現でたたえた。

(出典:https://eiga.com/news/20121116/10/)

この他には、以下のような話も出回っているため、芝居や役者としての仕事に対してかなりストイックな方であるようです。

『真田丸』で共演した長澤まさみ(30)は堺のことを『役者オタク』と言っていますね。同じく共演者の草刈正雄(65)は『真面目で芝居が大好き』と堺を評しています。

草刈曰く、緻密に役を作ってくるので、稽古が長引くこともあるとか。

(出典:https://dot.asahi.com/dot/2017120700064.html?page=3)

このような姿勢から繰り出される魅力的なお芝居があるからこそ、ファンや共演者の心を掴んで離さないのでしょうね。

堺雅人への友人からの評価

次に共演者目線ではなく、役者になる前から堺雅人を知る友人は彼をどのように見ていたのか。こちらもご紹介していきます。

「小学生のとき、『買いたい本がある』と、新聞に投書して図書券をもらっていました。『どんなことを書けば採用されるか、わかる』と豪語するほどでした。

高校時代の模試では、偏差値が80を超えることもありました」(地元の同級生)

(出典:https://smart-flash.jp/entame/110483)

小学生の時から、既に非凡な一面を見せていたようです。役者にとって台本を読み解く力は必須なので、幼少期から文章を読み解いて構成していく力に長けていたのではないでしょうか。

また、高校の演劇部時代を知る友人も、彼の突出した一面を目に留めていました。

「部員がほとんどいないので、自由にできるのがよかったのでしょう。最初は先輩がひとりしかいなかったのに、堺くんに憧れた後輩が入ってきて、彼が高校3年のときには、部員が20人ほどに増えていました。『ファンクラブ』を結成する女子もいました」(地元の友人)

(出典:https://smart-flash.jp/entame/110483)

この当時から、役者として人を引きつける魅力があったことは間違い無いですね。

ここから大学へと進学し、役者・堺雅人として徐々に頭角を現していくことになります。

堺雅人への監督からの評価

最後に製作陣を代表して、各出演作の監督から堺雅人への評価をご紹介していきます。

まずはこれまでとは少し趣向を変えて、アニメ映画『プロメア』の今石洋之監督からの評価です。

堺が演じたクレイについて、今石監督は「(キャラクターがもつ)二面性を期待して、堺さんにお願いしたんですけど、いざアフレコしたら『えぇ〜!』となって。最高だな、この壊れ方と。想像を超えてました」と大絶賛

(出典:https://www.lmaga.jp/news/2019/06/68514/)

普段の活動ジャンルは実写の映像作品である堺ですが、ジャンルの垣根を超えてアニメーションの分野でも評価が高いようですね。

また、オリジナルドラマ『パンドラ』で監督を務めた河毛俊作からも非常に高い評価を受けていました。

それで思ったのは、たとえば、優れたスポーツカーのデザインです。美しいスポーツカーは、止まっていても速度を感じさせてくれる。堺さんの演技にも同じような印象を受けました。

今回の『パンドラ』は「永遠の命」というのがサブタイトルなんですが、堺さんの目は永遠を見ているように感じさせる。動いていなくてもスピードを感じさせる。そこは凄いと思いました。

(出典:https://www.gqjapan.jp/life/business/20140624/masato-sakai-2)

制作サイドからも実力を認められ愛されているからこそ、役者として大活躍できているということですね。

堺雅人の出演作を観るには

ここで堺雅人の出演作品の視聴方法をご紹介していきます。下記の表にまとめましたので、本章を参照の上、作品をチェックしてみてください。

  • 半沢直樹…Paravi
  • リーガル・ハイ…TSUTAYA DISCAS
  • 新選組!…TSUTAYA DISCAS
  • 真田丸…TSUTAYA DISCAS

上記の表は2020年10月現在視聴可能な媒体になりますが、テレビドラマシリーズということもあり、配信されている媒体がそもそも少ないようですね。

Paraviは動画配信サイト、TSUTAYA DISCASはレンタルDVD宅配サービスです。

本来は利用料を払って使用するサービスですが、それぞれ無料期間があるためお試しで登録して利用することができますよ。

【まとめ】堺雅人ってどんな人?

以上が、俳優・堺雅人についての基本的な情報まとめになります。

確かな実力と人柄、役者としてのスタンスを以てファンに愛され、共演者に愛され、そして制作陣からも愛されているからこそ、様々な作品で活躍している堺雅人。

この記事を読むことで俳優・堺雅人をより深く知り、まだ観たことのない彼の出演作や、知らなかった彼の魅力に触れるきっかけになりましたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
伊南地尋
伊南地尋と申します。(旧名クロ) デザイン、動画制作、楽曲制作、脚本・小説執筆などを勉強しつつ仕事にしているニンゲンです。 日本語を愛する者として、わかりやすく、誠実に、時に面白く執筆することをモットーにしています。