この記事では、日本女優のトップランナーである「永作博美さん」について紹介していきます。
永作さんはデビューから30年以上にわたって活躍しており、日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を獲得するなど、女優として確固たる地位を築いていますよ。
彼女のプロフィールや代表作、受賞歴などを紹介していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Lq6rcifGjOU)
永作博美さんのプロフィール
まずは、永作博美さんのプロフィールについて紹介していきますね。
- 本名:永作博美(現:内藤博美)
- 生年月日:1970年10月14日
- 出身地:茨城県行方郡(現:行方市)
- 職業:女優、タレント、歌手
- デビュー年:1989年
永作博美さんは1988年に行われた美少女コンテストで、ベストパフォーマー賞を受賞しました。
それがきっかけとなり、翌年の1989年にアイドルグループ「ribbon」を結成してデビューします。そう、永作さんは元々アイドルでした。
そして1994年にドラマ「陽のあたる場所」で女優デビューを果たし、日本を代表する名女優としての一歩目を踏みました。
永作博美さんの代表作を3つ紹介!!
ここでは永作博美さんの代表作である映画を3つ紹介します。この3作は彼女が出演した作品の中でも、とび抜けて高い評価を受けていますよ。
- 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年)
- 人のセックスを笑うな(2008年)
- 八日目の蝉(2011年)
数多くの賞を受賞した『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』と『八日目の蝉』、そのタイトルで世間からの注目を独占した『人のセックスを笑うな』。
次の項目からこの3作について永作さんが演じたキャラクターをメインにして紹介していきますね。
幸薄い嫁役がピッタリ!『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は、自己中心的な長女にかき回される、地方のある家庭を描いたブラック・コメディです。永作博美さんは主人公の兄嫁である和合待子を演じました。
待子は子供のときに孤児院で育った天涯孤独の女性です。その境遇から「家族」というものに強い憧れがあり、夫にひたすら尽くしますが、なかなか報われない幸薄い人ですね。
永作さんはこの幸薄い待子を熱演していて、とくに失明寸前の「目が痛い」と叫ぶシーンは必見の価値ありです!
本作では「第50回ブルーリボン賞 助演女優賞」をはじめ、数多くの賞を受賞しました。
衝撃の話題作!『人のセックスを笑うな』
このタイトルに目を奪われない人はいないほどの衝撃作『人のセックスを笑うな』。
本作で永作さんは、自分より20才も年下である19才の青年と恋に落ちる「ユリ」という女性を演じました。
ユリは既婚者なので本作では不倫の関係になりますが、アーティスト気質の彼女はあまり気にしていません。
そんな積極的で小悪魔のようでありながら、気まぐれに優しい女性を演じた永作さんは、本作を見た人全員から「永作さんにしかできないハマり役だった」と最高の評価を受けていますよ。
日本アカデミー賞10冠!!『八日目の蝉』
そして永作博美さんを語るうえで絶対に外せない作品が『八日目の蝉』です。永作さんは本作で、悲しい過去と優しい心をもった誘拐犯を演じました。
この映画を見た人すべてが涙を流し「日本でもっとも感動する映画」と、非常に高い評価をする方も多いほどの作品です。
なんと言っても永作さんの演技が素晴らしく、とくにお子様がいらっしゃる女性はラストシーンでの感動が止まらないでしょう。
公開翌年の日本アカデミー賞では、永作さんの「最優秀助演女優賞」を含む10冠を達成し、日本映画史にさんぜんと輝く至極の名作になっています。
永作博美さんの代表作を今すぐ見てみよう!
ここでは先ほど紹介した3作の中から『八日目の蝉』、『人のセックスを笑うな』を視聴できる動画サイトを紹介します。
(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は、現在視聴できる動画サイトがありませんでした)
この3つの動画サイトには「30日のお試し期間」があり、その期間内なら無料で見ることができますよ。ぜひどれかのサービスに登録して視聴してみてはいかがでしょうか?
永作博美さんの輝かしい受賞歴!
ここで、数多くの作品に出演してきた永作博美さんの受賞歴を紹介します。名女優なだけあって受賞歴も素晴らしいですよ。
2007年映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
- 2007年:第17回日本映画批評家大賞 助演女優賞
- 第50回ブルーリボン賞 助演女優賞
- 第81回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞
- 第29回ヨコハマ映画祭 助演女優賞
- 第32回報知映画賞 助演女優賞
- 第12回日本インターネット映画大賞 助演女優賞
2011年映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
- 第20回日本映画批評家大賞 主演女優賞
- 第35回山路ふみ子映画賞 女優賞
- 第3回TAMA映画賞 最優秀女優賞
- 第36回報知映画賞 主演女優賞
2011年映画『八日目の蝉』
- 第16回日本インターネット映画大賞 主演女優賞
- 第35回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞
- 第54回ブルーリボン賞 主演女優賞
- 第66回毎日映画コンクール 女優助演賞
- 第85回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞
- 第3回TAMA映画賞 最優秀女優賞
- 第36回報知映画賞 主演女優賞
受賞作が1つの作品
- 1996年:ドラマ『ひとり暮らし』…第11回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞
- 1999年:ドラマ『週末婚』…第21回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞
- 2006年:映画『好きだ、』…第21回高崎映画祭 最優秀助演女優賞
- 2010年:映画『脇役物語』…第13回カリフォルニア・インディペンデント映画祭 最優秀女優賞
- 2015年:映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』…第17回台北映画祭 最優秀主演女優賞
なんと合計20個もの賞を受賞しています。とくに『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で6個、『八日目の蝉』では7個を受賞しているので、この2作は永作さんを象徴する作品になっていますね。
永作博美さんは結婚してる?独身?
永作博美さんは2009年に、映像作家やイラストレーターをしている内藤まろさんと結婚しました。なので彼女の現在の本名は「内藤博美」になっています。
ご主人であるまろさんと永作さんは、2005年に出会いました。まろさんが手掛けたCM:月桂冠『つき』に、永作さんが出演したことがキッカケですね。
そして2009年4月に結婚し、翌2010年5月に男の子を、2012年12月には女の子が誕生しました。
良妻賢母として2人のお子さんを育てながらも、日本女優のトップランナーとして走っている永作さんには尊敬の念を抱きますね!
永作博美さんの公式Facebookを紹介!!
永作博美さんはFacebookにて、おもに自身の出演作や出演CMについての情報を発信していますよ。永作さんの公式Facebookアカウントはコチラです。(永作博美公式Facebookアカウント)
BSやWOWOW、舞台や雑誌など永作さんが出演するものをすべて紹介してくれています。
テレビや新聞、CMなどではなかなか最新の出演作や情報をゲットできません。この機会にぜひフォローしていただいて、永作さんの最新情報をゲットしてくださいね。
永作博美さんに関する情報まとめ
日本を代表する名女優・永作博美さんについて紹介しました。この記事を読んで、改めて永作さんの魅力に気付いた方もいるでしょう。
いろいろと紹介しましたが、筆者は「とにかく『八日目の蝉』を見てほしい!!」と思っています。
『八日目の蝉』では、永作博美という女優の凄さと魅力を、100%堪能することができるからですね。本作の彼女の演技で、涙を流さない人はいないと断言できます。
現在(2020年9月)、49才である永作博美さん。これからもますます女優としての魅力やオーラが大きくなっていきます。そんな永作さんの活躍に注目していきましょう!