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【美しい街並み】『ミッドナイト・イン・パリ』の見所を紹介

『ミッドナイト・イン・パリ』は、美しいパリの街並みを舞台にした幻想的なラブコメディで、第84回アカデミー賞の脚本賞に輝いた名作です。

今回は、そんな『ミッドナイト・イン・パリ』のあらすじや見所、口コミまで詳しく解説していきます。

この記事が『ミッドナイト・イン・パリ』を視聴するきっかけになれば幸いです。ぜひ、参考にしてみてください。

トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/パリ-夜-シーン-フランス-4793193/

『ミッドナイト・イン・パリ』の作品情報

まずは、『ミッドナイト・イン・パリ』の基本的な作品情報を紹介していきます。

『ミッドナイト・イン・パリ』の作品情報
  • 劇場公開日:2012年5月26日 (日本)
  • 監督/脚本:ウディ・アレン
  • 上映時間:94分
  • 制作国:アメリカ・スペイン
  • 製作費:1,700万ドル (約18億円)
  • 興行収入:1.5億ドル (約16兆円)

監督は『アニー・ホール』などでも知られ、コメディアン・俳優の経歴を持つウディ・アレンが務め、脚本も手がけています。

彼は、『アニー・ホール』でアカデミー賞の監督賞・脚本賞を受賞しましたが、授賞式には出席せず、その後ハリウッドとは疎遠になっていました。

そして今作を始め、『それでも恋するバルセロナ』や『ローマでアモーレ』などヨーロッパの都市を舞台にした映画を数多く制作してきました。

そんな監督が手がける『ミッドナイト・イン・パリ』はどのようなストーリーになっているのでしょうか。次の項目ではあらすじを簡単に紹介していきます。

『ミッドナイト・イン・パリ』のあらすじ

https://unsplash.com/photos/nnzkZNYWHaU

ハリウッドの映画脚本家であるギルは、婚約者のイネスと共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れていた。

そんなある夜、酒に酔ってパリをうろついていたギルは、いつの間にか芸術と文化が花開いた1920年代パリに迷い込んでいた。

ギルの前には、次から次へと歴史上の偉人が現れる。初めは困惑していたが、尊敬するヘミングウェイとの出会いもあり、次第にその世界へ惹かれていき毎晩通うように。

さらにギルは、ピカソの愛人アドリアナと出会い親密な関係になっていった。そんな彼が真夜に突然いなくなるのを不審に思ったイネスの父は、探偵を雇いギルを尾行することになったのだが…。

『ミッドナイト・イン・パリ』の予告映像

ここでは、『ミッドナイト・イン・パリ』に様子をのぞいてもらうため、予告映像を紹介します。映像は、2分ほどなので、ぜひ一度観てみてください。

いかがだったでしょうか?2分間の短い動画でしたが、パリの綺麗な街並みや優雅な雰囲気を観ることができたかと思います。

最初は雅やかにパリの観光を満喫していましたが、真夜中になると一変、ドタバタのコメディに変わっていきます。

このように落ち着いた雰囲気からのドタバタ劇へのギャップこの映画の面白さの一つです。

『ミッドナイト・イン・パリ』のメインキャスト

ここでは、『ミッドナイト・イン・パリ』の主要人物を演じるメインキャストを紹介していきます。

オーウェン・ウィルソン (ギル役)

1968年生まれ、アメリカ・テキサス州ダラス出身の俳優。脚本やプロデューサーも務める多才な面を持っています。

脚本を手掛けた『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』では、アカデミー賞脚本賞にノミネートされています。

他の出演作品
  • 『アルマゲドン』
  • 『アナコンダ』

 

レイチェル・マクアダムス (イネス役)

1978年生まれ、カナダ・オンタリオ州出身の女優。私生活では、数多くの大物俳優との交際経験を持ち、恋多き女優として有名です。

『きみに読む物語』で共演していた、ライアン・ゴスリングと交際していましたが、2007年に破局。現在は脚本家ジェイミー・リンデンとの間に子供を出産したそうです。

他の出演作品
  • 『スポットライト 世紀のスクープ』
  • 『シャーロック・ホームズ』

マリオン・コティアール (アドリアナ役)

1975年生まれ、フランス・パリ出身の女優。『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で第80回アカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

2013年にはアメリカの映画サイト「TC Candler」が毎年行っている「世界で最も美しい顔100人」で1位に選ばれています。

他の出演作品
  • 『TAXi』
  • 『ビッグフィッシュ』

『ミッドナイト・イン・パリ』の口コミ

https://pixabay.com/ja/illustrations/twitter-1848505/

ここでは、『ミッドナイト・イン・パリ』を視聴した人たちのツイッターでの口コミをいくつか紹介します。

https://twitter.com/usatancha/status/1300693536837259265?s=20

https://twitter.com/jckzs/status/1299734089189056512?s=21

まず「パリに行きたくなった」とういう感想が多かったです。これは本当に筆者も同感で映画を観ている間は、少なくともパリに来ている気分になれますよ。

そして「芸術がテーマなだけあって画が綺麗」というように、この映画はワンシーンを切り取っただけで絵画になるようなシーンばかりです。

また、約90分という上映時間の短さは、気軽に観れて良いという意見もありました。この短さに様々な展開やメッセージが詰まっていて無駄のない作品になっていると思います。

『ミッドナイト・イン・パリ』の見所

https://unsplash.com/photos/pdWc5wm1STw

ここでは、筆者がぜひ注目してほしい『ミッドナイト・イン・パリ』の見所を紹介していきます。

オープニングでのパリの街並み

映画のオープニングは、パリの街並みをただお洒落な音楽とともに約3分間にもわたってダイジェストで紹介するところから始まります。

ここを観るだけで、「パリにいるんだなぁ」と妄想を膨らませることができ、世界観にいきなり引き込まれます。

1920年代パリで出会った女性との恋の行方

主人公のギルは、1920年代のパリで出会った美しい女性に惹かれていくのですが、その恋の最終的な結末は見所です。

ギルは現代に婚約者がいるのでどう考えても浮気です。しかし、現代とはまた違った美しい恋模様を観ることができると思います。

『ミッドナイト・イン・パリ』を視聴した筆者の感想

口コミにもあったように、「パリに行きたくなった」という感想は、本当に筆者も同感で、パリのお洒落なカフェで紅茶を飲む自分を想像してしまいました。

また、この映画には歴史上の偉人がたくさん出てきますが、歴史の知識が浅いと「誰だったっけ?何した人?」となってしまいます。実際、筆者は観終わった後に登場した偉人について調べることがありました。

そして、この映画が良いと思ったところは、「現代はつまらないものなのか?」この問いを投げかけてくるところです。「当たり前のように生きているけど現代は素晴らしいよ」そんなメッセージのように感じます。

ただ街並みが綺麗なだけの映画に終わっていなくて、かなりメッセージ性の強い作品になっているように思いました。

『ミッドナイト・イン・パリ』に登場する偉人

https://unsplash.com/photos/zeH-ljawHtg

本作には、歴史上の偉人がたくさん登場します。ここでは主な3名を紹介していきます。

アーネスト・ヘミングウェイ

アメリカの小説家・詩人。1954年にノーベル文学賞を受賞。シンプルで力強い文体が特徴で、アメリカの古典文学として愛されています。

第一次世界大戦への出兵体験など、男らしい生き様を描いた『老人と海』や『武器よさらば』などが有名。

サルバドール・ダリ

スペインを代表する最も多才な画家。垂れたような時計の絵『記憶の固執』で有名です。

1920年代、パリを中心にシュルレアスリム(超現実主義)という芸術運動が盛んになり、ダリもそれに参加していました。

パブロ・ピカソ

スペイン出身でその人生の大半をフランスで過ごした20世紀最大の芸術家

『ゲルニカ』『アビニオンの娘たち』『泣く女』など数多くの傑作を世に残してきました。

『ミッドナイト・イン・パリ』の視聴方法

https://unsplash.com/photos/ngMtsE5r9eI

ここでは、本記事執筆時点(2020年9月)で『ミッドナイト・イン・パリ』が視聴可能な動画配信サービスを紹介します。

  • Amazon Prime Video (月額¥500または年額¥4,900、初回30日間無料)
  • hulu(月額1026円、初回2週間無料)

上記のように無料トライアル期間が設けられているので、気になったものがあれば試しに使ってみてはいかがでしょうか?

街並みに惹かれる映画『ミッドナイト・イン・パリ』の紹介まとめ

今回は『ミッドナイト・イン・パリ』のあらすじ・見所ということでここまで解説してきました。

この映画を観たら必ず「パリに行きたい」という感想を多くの人が持つことでしょう。

そして、この作品はただのお洒落な映画ではなく、深いメッセージが込められた映画でもあります。

1度観たら不思議な魅力に取り憑かれ、映画の世界に引き込まれていくはずです。ぜひ先ほど紹介した動画配信サービスを利用してこの作品を視聴してみてください。

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こすけ
場所や時間にとらわれない自由な働き方を目指しています。 【経歴】 自動車部品メーカーのエンジニア→ブロガー/ライター 【趣味】 ピアノ、読書