海外映画(サスペンス)

逆転のカタルシスで興奮間違いなし⁉『女神の見えざる手』の情報を紹介

『女神の見えざる手』は2016年に公開されたアメリカ合衆国の社会派サスペンス映画です。監督はジョン・マッデン、主演はジェシカ・チャステインが務めています。

本記事では、『女神の見えざる手』のあらすじやキャストに加えて、口コミと見どころも合わせて紹介していきます。

『女神の見えざる手』を120%楽しめるよう情報をまとめました。ぜひ最後まで読んで、衝撃的な展開で観客を興奮させた『女神の見えざる手』の世界を覗いてみませんか?

『女神の見えざる手』ってどんな映画?


『女神の見えざる手』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国の社会派サスペンス映画です。ジェシカ・チャステインが演じる、影で政府を動かす凄腕ロビイスト「エリザベス・スローン」が主人公となっています。

エリザベス・スローンは世界から畏敬の念を持たれるほどのロビイスト。どんな仕事も成功に導いてきた彼女がある依頼をきっかけにライフル業界と対立していくストーリーです。

あらすじ

天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン。そんな彼女のもとに銃の擁護派団体から、銃規制強化法案を廃案に持ち込んでくれとの依頼が入る。しかし彼女はその依頼を断ります。

その噂を聞きつけた小さなロビー会社のCEO、シュミットに誘われて、部下を引き連れてシュミットの会社に移籍します。

だが、巨大な権力をもつ銃擁護派団体や元同僚たちにエリザベスの過去のスキャンダルを暴かれ、事態は予測できない方向へと進んでいきます…。

『女神の見えざる手』視聴前に知っておきたい知識

『女神を見えざる手』を充分に楽しむために、視聴前にある程度頭に入れておきたい知識がいくつかあります。なぜ視聴前に知っておくべきかというと、この映画の展開の早さに関係します。

この映画は、油断していたら置いて行かれそうな程の怒涛の展開が最初から続くので、聞きなれないワードが出てきたりすると理解する前に次の展開に進んでしまいます。

映画に置いて行かれないためにも、あらすじと合わせてここで用語を2つ確認しておきましょう。

用語

・ロビー活動:特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。議会の議員、政府の構成員、公務員などが対象となる。
・ロビイスト:ロビー活動を行う私的人物・集団はロビイストと称される。

『女神の見えざる手』の主な登場人物

次に、『女神の見えざる手に』の主な登場人物を紹介していきます。

エリザベス・スローン

本作の主人公であり、敏腕ロビイスト。勝つためには手段を問わず、一切の妥協を許しません。

大手ロビー会社「コール=クラヴィッツ&W」で活躍していましたが、銃擁護団体の依頼を断り、銃規制派の小さなロビー会社に移籍します。

不利な状況もひっくり返していく彼女ですが、やがて「コール=クラヴィッツ&W」や銃擁護団体から彼女の過去のスキャンダルも暴かれていきます。

ロドルフォ・シュミット

小さなロビー会社「ピーターソン=W」のCEOであり、エリザベス・スローンをスカウトした人物です。

しかし、次第にエリザベスのなりふりかまわないやり方に疑念を抱くようになります。

エズメ・マヌチャリアン

「ピーターソン=W」の社員。高校時代に銃乱射事件に巻き込まれたという過去を隠して生きていましたが、エリザベスの戦略によってロビー活動に利用されます。

ジョージ・デュポン

「コール=クラヴィッツ&W」でのエリザベスの上司。銃擁護派団体の依頼を断ったエリザベスに解雇を言い渡した人物です。

「ピーターソン=W」に移籍したエリザベスを失脚させるためにエリザベスの過去のスキャンダルを暴こうとします。

ジョーン・モロイ

「コール=クラヴィッツ&W」の社員。ロビー活動の汚れた現実に幻滅して、学業に戻ることを望むようになります。

エリザベスの腹心の部下でしたが、エリザベスが移籍する際、「コール=クラヴィッツ&W」に残ることを選択します。

パット・コナーズ

エリザベスの移籍後に銃擁護派団体に依頼された工作チームのリーダー。

エリザベスの部下を買収したりと、あらゆる手段を用いてエリザベスの前に立ちはだかります。

ロナルド・M・スパーリング

エリザベスが召喚された上院倫理規則違反に関する聴聞会の議長を務める上院議員。

『女神の見えざる手』の出演キャスト

次に、『女神の見えざる手』の出演キャストを紹介していきます。

ジェシカ・チャステイン(エリザベス・スローン役)

本作の主人公、エリザベス・スローンを演じるのは、アメリカ合衆国の女優ジェシカ・チャステインです。

1977年3月24日にカリフォルニア州サクラメントで生まれ、女優として活躍しています。

彼女はこれまでにロサンゼルス映画批評家協会賞 助演女優賞などの数多の賞に受賞、ノミネートされています。

主な出演作品
  • 『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』
  • 『オデッセイ』

マーク・ストロング(ロドルフォ・シュミット役)

ロドルフォ・シュミットを演じるのはイギリスの俳優、マーク・ストロングです。

1963年8月5日にロンドンで生まれ、主にイギリス国内のテレビや映画で活躍しています。

主な出演作品
  • 『ロビンフッド』
  • 『シャーロック・ホームズ』

ググ・バサ=ロー(エズメ・マヌチャリアン役)

エズメ・マヌチャリアンを演じるのはイギリスの女優、ググ・バサ=ローです。

1983年4月21日にイギリスオックスフォードで生まれ、女優として活躍しています。

主な出演作品
  • 『美女と野獣』
  • 『幸せの教室』

サム・ウォーターストン(ジョージ・デュポン役)

ジョージ・デュポンを演じるのはアメリカ合衆国の俳優、サム・ウォーターストンです。

1940年11月15日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジで生まれ、俳優として活躍しています。

主な出演作品
  • 『ビリーブ 未来への大逆転』
  • 『ル・ディヴォース/パリに恋して』

アリソン・ピル(ジョーン・モロイ役)

ジョーン・モロイを演じるのはカナダの女優、アリソン・ピルです。

1985年11月27日にカナダ・オンタリオ州トロントで生まれ、映画、テレビ、演劇等で活躍しています。

主な出演作品
  • 『バイス』
  • 『ヘイル・シーザー!』

マイケル・スタールバーグ(パット・コナーズ役)

パット・コナーズを演じるのはアメリカ合衆国の俳優、マイケル・スタールバーグです。

1968年7月5日にアメリカ合衆国 カリフォルニア州ロングビーチで生まれ、舞台、映画、テレビ等で活躍しています。

主な出演作品
  • 『シリアスマン』
  • 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

ジョン・リスゴー(ロナルド・M・スパーリング役)

ロナルド・M・スパーリングを演じるのはアメリカ合衆国の映画、舞台俳優のジョン・リスゴーです。

1945年10月19日にアメリカ合衆国 ニューヨーク州ロチェスターで生まれました。

人気アニメ映画『シュレック』では声優としても活躍しています。

主な出演作品
  • 『ガープの世界』
  • 『クリフハンガー』

『女神の見えざる手』の見どころ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%A7%98%E5%AF%86-%E6%B8%A1%E5%8F%A3-%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E5%8F%A3-%E5%8F%A3-2681508/

『女神の見えざる手』の見どころは逆転のカタルシスであり、公開時に多くの観客が騒然とし、興奮しました。

この作品は冒頭からかなりのスピードで物語が展開されていきます。早い展開のおかげで物語中盤辺りの早い段階で視聴者は衝撃を受けることになるでしょう。

そこからは怒涛の展開が続き、次から次へと視聴者に衝撃を与えていきます。もちろんそれは最後まで続き、見終わった後に邦題である『女神の見えざる手』の意味を理解することになるはずです。

ジェシカ・チャステインの演技にも注目!

主演であるジェシカ・チャステインは「強い女」を演じることに定評があり、『女神の見えざる手』においても冷徹な女性、エリザベス・スローンを見事に演じ切っています。

本作品まではそこまで有名ではなかった彼女ですが、過去に一緒に仕事をしたことがあるジョン・マッデン監督がその才能に気づきエリザベス・スローン役でオファーをしました。

本作に登場するエリザベス・スローンは勝つためには手段を選ばない人物で、ジョン・マッデン監督にとって最高のキャラクターと言われています。

敵はもちろん味方をも欺くエリザベス・スローンを演じるジェシカ・チャステインの演技にはあなたもきっと騙されることでしょう。

『女神の見えざる手』の口コミ紹介

『女神の見えざる手』のレビューサイトでの口コミを紹介していきます。

ジェシカチャンステイン、オデッセイの時もカッコ良かったけど、更に良かった。
この役、頭がいいとはこういう人のことをいうんだろうね。今年見た中で一番スカッとした。

(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/361391/review/2163/?c=7&sort=hrf)

 

計算しつくされたシナリオに圧倒されました。完璧すぎるくらいに仕事ができるのに独身で安定剤依存症で可哀想という設定は主人公が男だったらきっとなかったのでは?と・・・

女が仕事で成功するにはまだまだ、こうでないといけない社会だという現実がまかり通っているってことだな。
ラストシーンの孤独な空気にふわっと、そんなことを考えてみました。

(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/361391/review/1895/?c=22&sort=hrf)

 

レンタルで1度観たあと、すぐに2〜3度繰り返し観てしまった。

(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/361391/review/2216/?c=3&sort=hrf)

この映画の評価するポイントとして、エリザベス・スローン演じるジェシカ・チャステインの演技と怒涛の展開が続く脚本を挙げる意見が多い印象でした。

全体的に高い評価をしているレビューが多く、視聴した人のほとんどは満足できる映画であることが伺えますね。おすすめの映画の1本として紹介されることもあるようですよ。

『女神の見えざる手』の筆者の視聴した感想

未視聴だった筆者が実際に『女神の見えざる手』を視聴してみたのですが、見終わったときの感想は圧巻の一言です。

物語冒頭から展開の早さに驚きましたが、中盤辺りから最後まで何度も衝撃を受け続けるような映画でした。

セリフや情報量が多い本作品ですが、ラストはすっきりさせてくれるので視聴し終えた時の感情は感動というよりも感激の方が大きかったです。

しかし、情報量の多さと展開の早さを考えると、事前に知識とあらすじを頭に入れておかないと映画に置いて行かれそうな感じではあるので、未視聴の方は視聴前におさらいしておくことをお勧めします。

『女神の見えざる手』の視聴方法

ここでは、『女神の見えざる手』の視聴方法について紹介していきます。

『女神の見えざる手』はAmazonでDVDが発売されています。お家でゆっくり鑑賞したい方は、ぜひ購入してみてください。

また、Amazonプライム会員の方ならPrime Videoで無料視聴ができます。ネット環境さえあればスマホやタブレット、PCなどでいつでも楽しめるので、休日や長時間移動する際に観ることができますよ。

まだAmazonプライムを利用してない方も、簡単に加入できるのでこの機会にぜひどうぞ!

『女神の見えざる手』の情報まとめ

今回は『女神の見えざる手』についての情報を紹介していきました。

物語冒頭からラストまで続く怒涛の展開の連続は観れば必ず衝撃を受けることになるはずです。ですが、その展開の早さに置いて行かれないためにも、事前に知識やあらすじをチェックしておきましょう。

また、本作品の評価するポイントの一つでもある「強い女」エリザベス・スローンを演じるジェシカ・チャステインの演技も要チェックです。

もしこの映画が気になった方はぜひ視聴してみて下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました。