【松本清張原作!】映画『砂の器』について紹介!!

この記事は映画『砂の器』について紹介しています。本作は同名小説を原作にして1974年に公開された、悲しい殺人事件を描いている名作ですね。

原作者はあの松本清張さんです。松本さんが描く作品特有の「事件の背景にある社会的問題」もしっかり表現されていますよ。

本作のあらすじや登場人物、原作との違いなども紹介していきます。ぜひ最後まで読んでくださいね。

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/8QrPJ3Kfie4)

映画『砂の器』あらすじ


昭和46年(1971年)6月24日の早朝、国鉄の操車場(停車場の1つで、貨物列車などの組成・入換などをおこなう場所)の中で初老の男性の死体が発見されました。

死体は「バァーろん」と印刷されたマッチを持っており、男性が殺される直前に若い男と一緒にバーにいたことが分かります。

そのバーのホステスは、殺された男性が方言で話しながら「カメダ」と言うワードを繰り返していたと証言しました。

最初は人名だと思われていた「カメダ」ですが、ベテラン刑事である今西は、秋田県に「羽後亀田」と言う駅名があることに気付き…というあらすじです。

映画『砂の器』登場人物

ここから映画『砂の器』の登場人物を紹介します。この3人を中心に、物語は進んでいきますよ。

  • 今西栄太郎
  • 吉村弘
  • 和賀英良

本作のメインキャストであるベテラン刑事の今西。若手刑事で今西と一緒に秋田へ行った吉村、そして天才的な音楽家である和賀

今西と吉村は秋田でなにを見つけ、どんな推理をしていくのでしょうか。そして和賀はどのように事件に関わるのか。

次の項目から順番に、この3人について詳しく説明していきますね。

映画『砂の器』登場人物:今西栄太郎

本作の主人公であるのが今西栄太郎です。演じるのは、鬼平犯科帳でも主演を務めた名優・丹波哲郎さんですね。

彼は警視庁捜査一課の警部補であり、ベテランと呼ばれるほど経験豊富な刑事ですよ。

頭が良かったり特別なひらめきがあったりする訳ではないですが、粘り強い捜査をすることが持ち味です。

殺された男性がバーで言っていた「カメダ」と言う言葉を頼りに、後述する吉村と共に秋田県へと向かいます。

映画『砂の器』登場人物:吉村弘

今西のことを尊敬しており、秋田へ向かう今西に同行したのが吉村弘です。演じるのは、現在の千葉県知事でもある森田健作さんですね。

西蒲田警察署の刑事課にて巡査をしている、体力と元気あふれる若手刑事です。

今西と共に行った必死の聞き込みによって、男性が殺される前日にバーにいたことが分かりました。

作中で重要なワードになる「紙吹雪」について、真相解明の糸口になることをひらめいた人物でもありますよ。

映画『砂の器』登場人物:和賀英良

本作でもっとも重要な人物と言っても過言ではないのが和賀英良です。演じるのは紫綬褒章と旭日小綬章を受章している加藤剛さんですね。

和賀は近年話題になっている若手文化人集団「ヌーボー・グループ」のメンバーである、天才ピアニスト兼作曲家です。

秋田で手がかりを得られず、帰りの電車に乗っている今西・吉村とすれ違うシーンで初登場します。

殺された男性と和賀の関係性、そしてそこに込められた悲しい過去が本作の面白さを盛り上げていますよ。

映画『砂の器』原作との違い

映画『砂の器』と原作には、いくつか違うところがあります。この項目では、それを紹介していきますね。

電車が変わっている

今西と吉村が「カメダ」に向かうときに乗った電車が違います。これは原作が発刊した時代と、映画が撮影された時代が違うからですね。

原作では夜行列車で1日以上かけて向かうのですが、映画では新幹線と特急を乗り継いでいます。

病気の説明が多くなっている

本作には「ハンセン病」という病気が大きく関わってきます。原作ではその病気に関して、簡潔に説明されているだけでした。

しかし映画では、かなりの時間を使ってこの病気についての描写がされています。

さらに原作には無かった、ハンセン病の診療所を訪れるシーンが映画には加えられていますよ。

映画『砂の器』ロケ地

黒のデジタル一眼レフカメラを使用している人

https://unsplash.com/photos/SfLf0RZBPMQ

映画『砂の器』は、東京をはじめとして日本各地でロケをしました。そこでその数あるロケ地の中から、厳選して2つを紹介します。

(本当はもっと紹介したいのですが、ネタバレにも繋がってしまうので2つのみにさせていただきますね)

羽後亀田駅

「カメダ」というワードから今西と吉村が向かい、降り立った駅が秋田県の「羽後亀田駅」です。本作の始まりの地でもありますね。

映画撮影時には無かった跨線橋が作られていますが、それ以外は当時と変わらない姿で現在でも運用されていますよ。

宍戸駅

今西は真相解明の手がかりを掴むため、出雲にも向かいます。そこで乗り換えのために使われた駅が島根県の「宍戸駅」ですね。

映画では4番ホームで乗り換えの電車を待っていましたが、現在では4番ホームは無くなり、3番ホームまでになっています。

しかしそれ以外はほとんど変わっておらず、現在でも映画とほぼ同じ景色を見られますよ。

映画『砂の器』口コミ

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https://pixabay.com/ja/photos/%E6%8C%87-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%A2%BA%E8%AA%8D-3530353/#content

ここでは映画『砂の器』の口コミを紹介します。本作は評価が非常に高く、参考にした「映画.com」のレビューでは平均4.00点となっていますよ。

もう何度見返したか忘れました。

そして、見れば見るほど、冒頭の早い段階における、
今西警部補(丹波哲郎)と吉村巡査(森田健作)の
何気ないやり取りが、粋だなあと感心するのです。
この秋田県のシーンは確かに「無駄足」なのですが、
彼ら二人の信頼関係やら捜査への熱意やらを
実は無駄なく表現しているのでないかと解釈してます。

それでもって映画の最後に、吉村巡査の問いかけに、
冷静な今西警部補が「そんなことは決まっとる!・・・・・・」と
感極まって返すシーンに繋がっていると思い込んでいます。
というよりもこのセリフのために、私は見てしまいます。

引用元:https://eiga.com/movie/37374/review/02379334/

 

いやー、後半凄かったなー
セリフほとんどなく、音楽と回想のみで気持ちを伝えてきて
驚いた。確実に最近にはない演出で良かったし、とにかく凄かった

引用元:https://eiga.com/movie/37374/review/02344093/

このように絶賛している口コミが非常に多く、見た人のほとんどが満足していますね。しかし中にはこんな意見も…

中盤の長めの回想シーンは台詞が無く、悲壮感のあるピアノ曲がずっと流れていて、アニメの演出のようで狙いすぎだと思いました。しかも終わったと思ったらピアノ曲がまた来るので、しつこいです。

引用元:https://eiga.com/movie/37374/review/02334937/

本作の重要人物である和賀がピアニストであるため、ピアノ曲が流れる演出が多くあります。その演出を苦手に思う方もいらっしゃるようですね。

映画『砂の器』を視聴するなら

ここまで読んでいただいて、映画『砂の器』を視聴したくなったのではないでしょうか?

そこで映画『砂の器』を視聴できる動画サイトを、3つ紹介します。

映画『砂の器』を視聴できる動画サイト

この3つの動画サイトの内、amazon prime videoとU-NEXTには「30日のお試し期間」があり、その期間内なら無料で見ることができます。

しかしVideoMarketは「登録初月無料」となっており、月末に登録すると翌日から月額がかかってしまうので、注意してくださいね。

これらの中から、ぜひどれかのサービスに登録して視聴してみてはいかがでしょうか?

映画『砂の器』まとめ

映画『砂の器』を紹介しました。あの松本清張さんが原作を書いているだけあって、話の作り込みがとても深い作品になっています。

40年以上前に撮影・公開された作品ではありますが、いまだに熱烈なファンがいるほど名作ですよ。

口コミの評価も非常に高いので、個人的に一度は見るべき作品だと思っています。

また、2つだけでしたがロケ地も紹介しました。ネタバレの関係で紹介しなかったところもあるので、実際に本作を視聴してそのロケ地を訪れてみるのも一興だと思いますよ。

映画をお得に見るなら、DVDショップでのレンタルもいいのですが、動画配信サイトを利用するのが非常にお得です。それぞれに特徴がありますので、まずは1度自分自身に合うサイトかどうかを確認してみてください。

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