今回の記事では、映画『残穢 住んではいけない部屋』の見どころや筆者の感想を詳しく紹介する内容となっています。
「みたことないけどどんな映画なんだろう?」と、気になっている方こそ観て欲しい今回の映画。ホラー映画なのですが、謎解き要素満載のサスペンス映画でもあります。
記事を読んでいく中で、「普通のホラー映画とは違う恐怖を感じられるんだな」とおわかりいただけると思いますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
『残穢 住んではいけない部屋』の基本情報
まず、映画『残穢 住んではいけない部屋』の基本的な情報からお伝えします。
- 劇場公開日:2016年1月30日
- 監督:中村 義洋
- 脚本:鈴木 謙一
- 原作:小野不由美『残穢』(新潮社刊)
- 製作総指揮:藤岡 修
- 制作会社:ザフール
- 配給:松竹
- 上映時間:107分
- 制作国:日本
- 興行収入:5.21億円
『残穢(ざんえ) 住んでいけない部屋』は、『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズの監修・ナレーションを務めた中村義洋が監督を務めたホラーサスペンス映画となっていますよ。
原作の『残穢』は、小説家の小野不由美が「一生で一度しか使えないアイデア」を用いて本格ホラーへ挑んだという長編小説となっています。
小野不由美は累計発行部数1000万部以上の『十二国記』シリーズや、累計発行部数140万部以上の『屍鬼』などで知られる人気の作家です。
『残穢 住んではいけない部屋』の主な登場人物
この見出しでは、映画『残穢 住んではいけない部屋』の主な登場人物を紹介していきます。
小松由美子(演:竹内結子)
心霊現象に否定的な小説家。半年前からホラー小説を連載を持っています。読者からの投稿を元に短編小説を書いています。
久保亜紗美(演:橋本愛)
建築デザインを学ぶミステリー好きな女子大生。引っ越してきたアパートで怪奇現象に見舞われます。
三澤徹夫(演:坂口健太郎)
福岡県出身の会社員。九州の怪奇現象に詳しい心霊マニアです。映画の後半から登場し、小松・久保と一緒に謎の紐解きに参加します。
『残穢 住んではいけない部屋』のあらすじ
この見出しでは、映画『残穢 住んではいけない部屋』のあらすじを紹介します。なお、「私」という小説家をする主人公が、謎解きをしつつ物語のナレーションもする映画の構成となっていますよ。
ホラー小説家の「私(主人公の小松由美子)」は、読者からの投稿を元に小説を書いています。そのため、読者からの心霊エピソードの手紙は欠かせません。
そんな手紙の中の一つに、ある怪奇現象が書いてあるものがありました。
それは、大学生の久保(手紙の投稿者)が引っ越した部屋に、畳の上で箒で掃くような音が聞こえ、覗いた先には和服の帯のようなものがあったらしいのです。
しかし、「私」には違和感がありました。なんと以前にも同じような内容の手紙を読んだ記憶があったのです。「私」と久保は、怪奇現象の原因をより深く探っていきます。
『残穢 住んではいけない部屋』の見どころ①豪華なキャスト
ここからは、映画『残穢 住んではいけない部屋』の見どころを2つ紹介します。1つ目は、豪華なキャストで構成されているところです。
主演の竹内結子と橋本愛、坂口健太郎といった俳優だけでなく、怪奇現象の解決に関わっていく滝藤賢一や佐々木蔵之介もキャストとして採用されています。名実ともに実力ある俳優陣です。
脇役として実力名高い山下容莉枝や、今や人気俳優の成田凌やなどが起用されており、映画をより見応えよくしてくれます。
『残穢 住んではいけない部屋』の見どころ②推理ホラー
映画『残穢 住んではいけない部屋』2つ目の見どころは、推理ホラーであることです。
多くのホラー映画は、出血したり、追い討ちをかけるように幽霊が襲ってきたりするものが多いもの。
しかし、『残穢 住んではいけない部屋』では、謎解きをしていく中で怪奇現象の原因を探っていきます。その中で、じわりと恐怖がくるのです。
別々に発生していた怪奇現象を総合し、分析していくとある共通点が見えてくるのですが…その結末は実際に映画を視聴してみてのお楽しみ。
実際に視聴した筆者の感想①じわりとくる恐怖
ここからは、映画『残穢 住んではいけない部屋』を実際に視聴した筆者の感想を2つ紹介していきますよ。感想1つ目は、じわりとくる恐怖がある映画だったなと思ったことです。
映画では、他にも怪奇現象があることが判明し、事故事件に詳しい人に話を聞きにいったり、実際の現場にいくことで、多くの怪奇現象の根本原因は1つだとわかっていきます。
『残穢』の「穢れ(けがれ)」の意味は、「その発生源を離れて他の場所・人に移る」とされ、人間が穢れた場所に立ち入ったり、穢れた人間と関わったりすること伝染するようです。
その穢れが残っているから、『残穢』というタイトルなのでしょう。事故物件は引っ越せば解決しますが、穢れはどこに行っても連鎖して人についてくるので怖いと思いました。
実際に視聴した筆者の感想②ホラー映画のイメージが変わった
映画『残穢 住んではいけない部屋』を実際に視聴した筆者の感想2つ目は、ホラー映画のイメージが変わったということです。
ホラーとサスペンスが合わさった映画というのは、実は近年あまりないんです。『残穢』は、『呪怨(2002年)』や『リング(1998年)』とかに近いリアルな恐怖感のある映画でした。
最近のホラー映画は、「くるぞ、くるぞ、いなかった。(振り向くと)うわー!」といった演出や血が吹き出る演出が多いです。
後からじわりと来る恐怖を味合わせる映画もあるんだなと、筆者のホラー映画のイメージが変わりました。
ちなみに、『リング』は、『残穢 住んではいけない部屋』で主役をした竹内結子(当時18歳)がスクリーンデビューした映画ですよ。
興味のある方はぜひ『リング(主演:松島菜々子)』も視聴してみてください。
『残穢 住んではいけない部屋』の映画レビュー
ここで、映画『残穢 住んではいけない部屋』の口コミを映画レビューサイトから確認しましょう。
映画.com 3.1点
純粋に面白いと思いました。
最近よくあるグロい系や大きな音で驚かす系ではなく、
ジャパニーズホラーっぽい、湿っぽい薄気味悪い感じです。
ホラーというより怪談という感じです。呪怨とかリンネとか昔のリングとかそこに似た感じのホラーだと思います。
謎解きもあり、また見たくなります。
キャストが豪華で演技力十分なところも見ていて集中できる要因の一つですね。出典:https://eiga.com/movie/82365/review/02299930/
映画.comでは、5点中3.1点とまずまずの評価となっています。豪華なキャストで演技力が良かったという感想がありました。
Yahoo!映画 3.2点
久々に良いJホラー観た感じがした・・
霊障もの映画って、事の経緯を突き詰めすぎるとサスペンス映画みたいなって
興ざめするんだが、この作品は曖昧にする事と解明する事の加減が絶妙なのか
「リアルな霊体験とはこういうものなのかな?」と思えた。出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/353459/review/2099/?c=28&sort=lrf
Yahoo!映画では、3.2点とこちらもまずまずの評価です。急に驚かして、グロテスクな演出がない分、リアルな描写が多い映画となっていて良かったという意見がありました。
『残穢 住んではいけない部屋』を実際に視聴する方法
ここまで記事を読んでくると、実際に映画『残穢 住んではいけない部屋』を視聴してみたいと思いませんか?
映画『残穢 住んではいけない部屋』を定額見放題の動画配信サービスは6社あります。
幸いにも、定額見放題できるサービスは6社もありますし、無料お試し期間が用意されているサービスもあるので、どれかに登録してみてくださいね。
動画配信サービス | 月額料金(税抜き) | 無料お試し |
U-NEXT | 1,990円 | 31日 |
Amazon Prime Video | 455円 | 30日 |
dTV | 500円 | 31日 |
FOD | 888円 | 14日 |
Paravi | 925円 | 14日 |
Netflix | 800円(ベーシックプラン) | なし |
Amazon Primeへの登録を検討している学生には、“Prime Student”がオススメです!
Prime Studentなら、月額たったの250円(税込)でPrime会員と同じサービスが受けられます。登録から半年間は無料で使えるのも魅力的ですね。
Amazon Prime Videoで映画を観ようと考えているなら、この機会にぜひPrime Studentに登録しましょう!
『残穢 住んではいけない部屋』のまとめ
今回の記事では、映画『残穢 住んではいけない部屋』の見どころや筆者の感想を詳しくお伝えしました。
『残穢 住んではいけない部屋』は、「うわー!」といった恐怖が追い討ちをかけるホラー映画ではなく、じわじわと恐怖がわかってくる推理系のホラーサスペンス映画となっています。
現実にもありそうな感じなのが、じわりと恐怖を感じさせる一因になっているのでしょう。一味違ったホラー映画を見たい方にぜひみて欲しい映画です。
興味を持たれた方は、動画配信サービスに登録してぜひ視聴してみてくださいね。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。