タイムマシンに乗ってウイルスに支配された未来を変えようと奮闘する映画『12モンキーズ』。ミステリーとSFを掛け合わせたストーリーはドラマにもなり、今日まで愛されてきました。
この記事ではそんな『12モンキーズ』の情報と、多くの人の心をつかんで離さないその魅力に迫ります。
(トップ画像引用元:https://pixabay.com/ja/illustrations/時間-ポータル-タイムマシン-2034990/)
『12モンキーズ』はどんな作品?
- 監督:テリー・ギリアム
- 脚本:デヴィッド・ピープルズ
ジャネット・ピープルズ - 制作国:アメリカ合衆国
『12モンキーズ』は1995年12月27日に公開されたSF映画です。タイムスリップとウイルスの拡散をテーマに繰り広げられるミステリーを追い求めるストーリーが特徴です。
1995年度の第五十三回ゴールデングローブ賞を始めとし、サターン賞の最優秀SF映画作品賞を受賞するなどで話題になりました。
『12モンキーズ』のあらすじ
主人公ジェームズ・コールは2035年の世界から来た未来人。彼の住む世界はウイルスによって全人類の99%が死滅し、生き残った人類も暗闇の地下に住むことを余儀なくされているという惨状であった。
犯罪者として服役中の彼が与えられた任務は、ウイルスを散布したとされる謎の団体「12モンキーズ」を探り、ワクチンを作るために必要となる純粋なウイルスのありかを突き止め、それを入手することだった。
果たして彼は任務を達成し、未来を変えることができるのでしょうか…?
『12モンキーズ』の本篇予告映像
こちらが『12モンキーズ』の本篇予告映像になります。2分04秒と予告編としてはやや長めの動画ですね。
「1996年 人類は死滅した」「その謎の鍵を握っているのは”12モンキーズ”」というメッセージが流れるシーンから始まります。
自分が未来から来たことや人類が滅亡することを訴えかけるも相手にしてもらえず、やきもきしている様子が描かれていますね。
段々と人々がパニックに陥っていき、真相に少しずつ近づいているかのような描写がされています。最後の「み・ん・な・消・え・る」の文字が不気味ですね。
『12モンキーズ』の主要キャラクター
『12モンキーズ』に登場し、ストーリーの根本を担う主要キャラクターを紹介します。
ジェームズ・コール(演:ブルース・ウィリス)
本作品の主人公であり、2035年の未来世界の囚人です。特赦を条件に、1996年にタイムスリップして謎のウイルスの原因を探る任務に就くことになります。
しかし、タイムマシンの故障により1990年の世界にたどり着いてしまいます。前途多難な中、彼に待ち受ける運命は…?
キャサリン・ライリー博士(演:マデリーン・ストウ)
精神病医学者であり、1990年の世界にて不審な言動により逮捕されてしまったジェームズと出会います。
ジェームズが自分が未来世界から来たことや、そこがウイルスによって甚大な被害を受けていることを聞くも信じず、精神病院に入院させます。
ジェフリー・ゴインズ(演:ブラッド・ピット)
ジェームズが入院させられた精神病院にて出会う男で、自らの父が神であると主張します。物語においてどのように関わってくるのかが気になりますね。
演じるブラッド・ピットはこの作品において、助演男優賞を受賞しています。彼の演技にも注目です!
『12モンキーズ』の注目ポイント
登場人物の一つ一つの行動がどのように関わってくるのかが見どころです。タイムマシンによる時間移動で未来や過去が変わっていく様子が描かれるのがタイムトラベル物のストーリーの面白いところですね。
制作年が1995年ということもあり、ブラッド・ピットなど大物俳優の若い頃が古き良き味のある映像で映し出されるのも新鮮です。
本作品のタイトルでもある謎の組織「12モンキーズ」がどのようなものなのか、そして誰がメンバーなのかも考察しながら映画を見ると、より楽しむことができますね!
『12モンキーズ』の魅力
『12モンキーズ』の魅力の一つはやはり、豪華俳優を多数採用しているところでしょう。特にブラッド・ピットが珍しく狂人キャラとして起用されているのには目が離せません。
ブラッド・ピットは今作において、1995年度のゴールデングローブ賞と1996年度のサターン賞にて助演男優賞を受賞しています。彼の味のある演技に圧倒されること間違いありません。
今作のストーリーにおいて、彼はどのような関わり方をすることになるのでしょうか。映画をご覧になって、その目でお確かめください!
『12モンキーズ』の良いレビューの紹介
今回比較に利用したサイトである映画.comでの評価は3.5でした。全体的に肯定的なレビューが多く、非常に読みやすくなっています。ネタバレ投稿もしっかりと隠されており、映画を見る前に見ても安心です。
昔学生の頃リアルタイムで観て、ストーリーの巧みさとブラット・ピットの演技の素晴らしさを何となく覚えてたのですが、24年の時を経てAmazonプライムで再鑑賞。
改めて観て、やっぱりよく出来た映画だなぁと感心しました。しかもこのコロナ騒ぎの今観るとちょっと考えさせられます。
そしてやっぱりブラット・ピットは若い時から上手い役者さんだったなぁと再認識👍
タイムトラベルものは数多くあるけど、主人公が時間の行き来をする内に、それが現実なのかおかしくなった自分の脳内で創り出された妄想なのか葛藤するストーリーを上手く作った稀有な作品です。
最後のシーンの解釈はいろいろ出来ると思うのですが、それは観た人が語り合う種としてもイイんじゃないでしょうか?
(引用元:https://eiga.com/movie/47142/review/02349745/)
ストーリーの作りこみや終わり方に満足したというレビューがよく見られます。「タイムトラベルで未来を変える」という単純なストーリーながら、引き込まれるものがあるということですね。
また、ブラッド・ピットの名演技に触れるコメントも多く寄せられています。
『12モンキーズ』の否定的なレビューの紹介
どんな映画にも、良い評判と悪い評判があります。映画.comでは星2評価と星1評価それぞれ2%となっています。どのようなものがあるか、見ていきましょう
テレビドラマを先に見たから、話はわかるけれど、いきなりコレを見て理解出来たかな。
イヤ、テレビドラマを見てしまったから、比較してややこしくなってしまったか…(引用元:https://eiga.com/movie/47142/review/02319289/)
ストーリーの難解さや古い映像に抵抗があるという声が主に挙げられています。また、テレビドラマシリーズの『12モンキーズ』と比較して違和感を感じるというレビューも見られました。
また、ブラッド・ピットを狂人役として起用したことも賛否両論のようです。
『12モンキーズ』の視聴方法
映画『12モンキーズ』が視聴出来るVOD(ビデオ・オンデマンドサービス)は以下のようなものが挙げられます。
VODは非常に手軽に映画などの色々な作品を観れるので、ぜひご登録ください。今なら30日間無料などのお得なサービスもありますので、早いうちにどうぞ。
Amazon prime video、U-NEXT、dTVで視聴するには別途料金が発生するので注意。TSUTAYA TVでは配布されるポイントを消費することで視聴可能になります。
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おわりに
今回の記事では『12モンキーズ』の紹介をしました。この記事によって、名作のうちの一つであるこの映画の魅力に気づいていただける人が一人でも増えてくれれば幸いです。
タイムトラベルで未来を変えるというストーリーにはいつだって心が躍らされますね。ぜひ見ていただきたいストーリーです!
この記事を読んだからには普段の1000倍楽しめること間違いなし!記事に書いてあった知識を生かして、『12モンキーズ』の世界をお楽しみください!