今回は、トム・クルーズ主演で大ヒットした『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』についてネタバレなしでご紹介していきます。
メイキング映像や主人公が演じる「米陸軍憲兵隊捜査官」とはどういう部隊なのかなど、本編を観る前に知っておくと楽しめる情報をまとめました。ぜひ、最後まで記事を読んでから映画本編をご覧ください。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/kVVKHGNgsAw)
『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』の作品概要
まずは、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の作品概要をチェックしていきましょう!
- 監督:エドワード・ズウィック
- 脚本:リチャード・ウィンク、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコビッツ
- 制作:トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー
- 原作:Never Go Back(著:リー・チャイルド)
- 制作会社:スカイダンス・プロダクション
- 公開:2016年11月11日
- 上映時間:118分
- 製作費:5,000万ドル(約53億円)
- 興行収入:2.2億円(約224億円)
- 前作:『アウトロー』
登場人物とキャスト
『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』の主要登場人物と演じるキャストをご紹介します。後述する予告映像で迫力満点の格闘シーンを自ら演じている実力派の俳優陣なので、他の出演作品にも要注目です!
ジャック・リーチャー(演:トム・クルーズ)
ジャック・リーチャーは、後述する「米軍憲兵隊捜査官」でした。除隊後は、放浪生活を送っていましたが、元同僚が逮捕されたことを知ります。そして鋭い洞察力と格闘スキルで事件を解決へと導いていきます。
ジャック・リーチャーを演じるのは、1981年から活動するアメリカの俳優トム・クルーズです。有名出演映画には『ミッションインポッシブル』シリーズ(イーサン・ハント役)があります。
スーザン・ターナー少佐(演:コビー・スマルダーズ)
スーザン・ターナーは、ジャック・リーチャーの元同僚で、アメリカ陸軍少佐です。彼女は、無実のスパイ容疑で逮捕されてしまいます。
スーザン・ターナー少佐を演じるのは、2001年から活動するカナダの女優コビー・スマルターズです。有名出演映画には『アベンジャーズ』シリーズ(マリア・ヒル役)があります。
ハンター(演:パトリック・ヒューシンガー)
ハンターは、ジャックとスーザンを狙う謎の傭兵。高い戦闘能力と追跡能力を駆使して2人に迫ります。その正体と目的とは…?
ハンターを演じるのは、2005年から活動するアメリカの俳優パトリック・ヒューシンガーです。有名出演映画には『私がクマにキレた理由』(カーター役)があります。
前作『アウトロー』のおさらい
今作の予告映像を観る前に、前作『アウトロー』について、ネタバレなしでおさらいしましょう。
アメリカのピッツバーグ郊外で無差別に5人が狙撃される事件が発生します。警察は、事件発生から1時間という速さで元軍人を容疑者として拘束。
しかし、容疑者は黙秘を続け、元アメリカ陸軍憲兵隊捜査官「ジャック・リーチャーを呼べ」と書かれたメモを警察に渡します。
ジャック・リーチャーは事件を独自に捜査し、事件の真相へと迫っていきます。真犯人は?そして狙撃事件の真の目的とは?
一作目『アウトロー』も併せて観ることで『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』をより楽しむことができます。ぜひ、ご覧ください!
『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』のあらすじ
前作のおさらいが済んだところで、『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』の予告映像とあらすじをチェックしていきましょう。
ジャック・リーチャーは、米陸軍時代の同僚スーザン・ターナー少佐の元を訪ねます。しかし、彼女は無実の罪で逮捕されてしまいます。
彼女は、逮捕される直前、自分の部下がアフガニスタンでの任務中に不審な死を遂げたことを調査していました。
ジャックは、この件には大きな黒幕がいると考え、ターナー少佐とともに捜査を開始。捜査を進めるにつれて、驚きの真相が明らかになっていきます。
原作小説『ジャックリーチャー』シリーズは全23作品もある!
原作小説『ジャック・リーチャー』シリーズは、アメリカで1997年から2018年までに23作品が刊行されています。
著者は、イギリスの小説家リー・チャイルドです。彼は、1998年にアンソニー賞、1998年と2005年にバリー賞、2005年にネロ・ウルフ賞を受賞しています。
今回ご紹介した『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』は2013年に18作品目として『Never Go Back』のタイトルで刊行。
前作『アウトロー』は2005年に9作品目として『One Shot』のタイトルで刊行されました。この2作品は、日本でも翻訳出版されているので、ぜひチェックしてみてください。
ジャックリーチャーが所属していた「米陸軍憲兵隊捜査官」とは?
ジャック・リーチャーが所属していた「米陸軍憲兵隊捜査官」とは、いったいどのような部隊なのでしょうか。ここでは、あまり知られていない任務内容などについてご紹介していきます。
米軍憲兵隊捜査官とは、戦闘支援兵科の一種であり「Military Police」の略称で「MP」と呼ばれます。他にも「軍警察」や「憲兵隊」と呼ばれることもあります。
主な任務は、罪を犯した兵士の逮捕、事件の捜査などを行います。そして、戦時には捕虜の管理、重要施設の警備等を行います。実際に戦闘に参加することもあるため、様々な重火器の取り扱いや格闘術に精通しています。
メイキング映像からみるアクションへのこだわり
今作で繰り広げられる迫力満点の格闘シーンは、俳優陣自らが演じています。ここでは、メイキング映像とインタビューから『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』の魅力に迫っていきましょう!
今作では、主人公の「ジャック・リーチャー」と「スーザン・ターナー少佐」そして2人の前に立ちはだかる謎の傭兵「ハンター」が激しい格闘シーンを繰り広げます。
その格闘シーンのために、俳優陣は肉体作りから取り組んだそうです。また、ジャックリーチャーを演じたトム・クルーズは、自らも制作に加わり格闘シーンの型を考案しています。
そのため、俳優たち自身が納得できる格闘シーンを製作陣とともに作り上げ、作品を引き立てているのです。
『ジャックリーチャーNEVER GO BACK』の見どころ
今作では、これまでに紹介してきた登場人物の他に「ジャックリーチャーの娘」だという少女が登場します。
彼女は一体何者なのか、そして母親は誰なのか?前作『アウトロー』にはなかった、ジャックリーチャー本人の秘密にも迫ったストーリーにも注目です。
そして、一番の見どころポイントは、なんといっても、ジャックリーチャーを演じているトム・クルーズの体を張ったアクションシーンの数々です!
前述した、メイキング映像からもトムを含めた俳優陣の体を張った撮影シーンを観ることができます。ぜひ、ストーリー展開だけではなく、前作を超えるアクションシーンにも注目してみてください。
『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』の視聴方法
ここまで、『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』と前作『アウトロー』の紹介を見たあなたは、本編が見たくなっていることでしょう。
それでは、2020年6月現在で2作品を視聴できる動画配信サービスをまとめたので、みていきましょう。
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まだ、未加入という方は30日間の無料トライアル加入ができるので、この機会にぜひ加入してみてはいかがでしょうか。
『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』のまとめ
映画『ジャックリーチャー NEVER GO BACK』は、イギリスの小説家リー・チャイルド氏によって刊行された作品の一つです。
前作『アウトロー』の続編に相応しく、アクション、ストーリー展開が大きく進化し見応えのある作品となっています。
2020年6月現在では、Amazonプライムビデオで2作品を視聴することが可能です。まだ観たことがないという方は、この記事をきっかけに、ぜひご覧ください。