あなたは、ビル・ナイというイギリスの俳優さんを知っていますか?
今回はビル・ナイのことを知らないという方に向けて、ビル・ナイの経歴と出演作品をまとめ紹介します。
ビル・ナイのプロフィール
それでは、簡単にビル・ナイについてのプロフィールをまとめましたので参考にしてください。
- 本名:William Francis Nighy
- 生年月日:1949年12月12日
- 出生地:イングランド サケー州ケイタラム
- 職業:俳優
- 身長:183cm
- 活動期間:1975年〜
- デビュー作:1981年公開の映画『針の目』
身長が183cmとスタイルも抜群で、俳優としては今年で45年目になります。
ビル・ナイの経歴
ビル・ナイは若い頃はジャーナリスト志望だったのですが、十分な資格がなかったため雑誌社で雑用係として働いていました。
それからイギリスに戻り、当時の彼女の勧めでギルドホール音楽演劇学校にて演技を学ぶことになります。
それから1975年にテレビドラマ『Softly Softly:Task Force』に初出演して俳優として活動を開始し、1981年には映画『針の目』に出演を果たします。
2006年にはサム・メンデンスが演出を務めた舞台『ヴァーティカル・アワー』でブロードウェイデビューを果たし、その演技が高く評価されました。
ビル・ナイの主な出演作品
- 2003年 『ラブ・アクチュアリー』
- 2003年 『アンダーワールド』
- 2005年 『ナターシャの歌に』
- 2006年 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
- 2012年 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
- 2013年 『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
と、いろんな作品に出ているビル・ナイ。他にも『ハリーポッター』の魔法大臣のルーファス・スクリムジョール役などもしてます。
ビル・ナイ出演作品①『ラブ・アクチュアリー』
一つ目に紹介するのは、ビル・ナイが注目を集めることになったきっかけの映画『ラブ・アクチュアリー』です。
この映画はロンドンでのとあるクリスマスを舞台に、19人の男女のそれぞれの恋愛や生き方を描いたストーリーで、出演者にはリーアム・ニーソンやアラン・リックマンなどの有名な俳優たちも出ています。
ビル・ナイはこの作品で演じたビリー・マックの演技が高く評価され、英国アカデミー賞では助演男優賞に輝きました。
ビル・ナイ出演作品②『アンダーワールド』
二つ目に登場するのは映画『アンダーワールド』です。こちらは3シリーズ出ている人気の作品です。
2003年に制作されたアメリカの映画で、吸血鬼一族と狼男一族の間に続く、何百年にもわたる戦いを描くアクション映画となっております。
ビル・ナイはこの作品で、最強のヴァンパイアの3長老の一人「ビクター」を演じました。
また、豆知識として古き時代のゴシックの世界観を出すために、画面全体の色調をブルーに統一して、主演キャストもあえてイギリス人俳優のみでキャスティングしています。
ビル・ナイ出演作品③『ナターシャの歌に』
三つ目に紹介するのは、2005年放送のテレビ映画『ナターシャの歌に』です。
共演者は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に出演していた、ミランダ・リチャードソンと『プラダを着た悪魔』に出演していた、エミリー・ブラントです。
1990年代に実際に起きた事件なども入れながら、熟年男性(ビル・ナイ演じるギデオン)の葛藤と人生の転機を描いた作品です。
この作品でビル・ナイとエミリー・ブラントはゴールデン・グローブ賞を受賞しました。
ビル・ナイ出演作品④『パイレーツ・オブ・カリビアン2』
四つ目に紹介するのは、皆さんご存知『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの二番目の作品『パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト』です。
この映画は2006年に上映され、2007年には続編となる映画『パイレーツ・オブ・カリビアン3/ワールド・エンド』が上映されました。
ビル・ナイはこの2作品でデイヴィ・ジョーンズという海賊達が恐る、タコの顔をした化物役を演じました。
普段の優しいイメージのビル・ナイからでは予想できないほどの極悪ぶりに、ビル・ナイの演技力が素晴らしいことを証明しています。
ビル・ナイ出演作品⑤『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
五つ目は映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』です。2015年には続編となる『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』が上映されています。
2012年に上映され、老後を優雅に過ごそうとイギリスからインドのジャイプールに来た7人の熟年男女の新しい生き方を模索するコメディ・ドラマ映画です。
ビル・ナイはこの映画でジュディ・デンチ演じるイヴリンに、恋心を抱くダグラスを演じました。
笑いあり涙ありの心温まる熟年男女の、ちょっと変わった日常を描いた作品。見終わった後は、幸せな気持ちになります。
ビル・ナイ出演作品⑥『アバウト・タイム愛おしい時間について』
最後に紹介するのは映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』です。2013年にリチャード・カーティス監督によって作られた、イギリスのSF恋愛映画です。
主人公のティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は、ある日、父(ビル・ナイ)からタイムトラベルが使える一族だと告げられます。
金儲けではなく理想の人生を送るために能力を使えと父に忠告され、ティムは恋愛のために能力を使おうと思いますが…
「今日という日を生きる。それが人生を素敵にする。」見終わった後、そう思うでしょう。
まとめ
今回は2020年8月現在、70歳という高齢でも俳優活動を続けているビル・ナイについて紹介しました。
2019年には映画『名探偵ピカチュウ』に出てくるハワード・クリフォードの声優としても活躍されています。
幅広いジャンルの役柄を演じる演技力と、人間としての魅力が溢れ出ている。そんな俳優さんだと思いました。
いつまで現役で続けられるのかは分かりませんが、今後の作品にも期待したいと思います。