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『美女と野獣』等に出演している女優エマ・トンプソンの経歴・出演作品まとめ

エマ・トンプソンとは、イギリスを代表する大女優であり、今までたくさんの映画に出演しています。

その活躍ぶりは、アカデミー賞に5度ノミネートされて、2度受賞するほどです。

映画や舞台だけでなく、ラジオやコメディアンツアーなど様々な場面で活躍しています。

今回はエマ・トンプソンの若い頃やキャリア、結婚に加えて代表的な出演作品を紹介していきます。

エマ・トンプソンの基本情報

エマ・トンプソンの基本情報
  • 本名:Dame Emma Thompson
  • 生年月日:1959年4月15日
  • 出身地:イギリスのシティ・オブ・ウェストミンスターのパディントン
  • 職業:女優、脚本家
  • デビュー作:映画『彼がステキな理由』

エマ・トンプソンはイギリスのパディトン出身の女優、脚本家です。父親は俳優・舞台監督のエリック・トンプソン、母親は女優のフィリダ・ロウ、妹も女優のソフィー・トンプソンと芸能一家に生まれました。

エマ・トンプソンの若い頃

エマ・トンプソンは1959年4月15日にイギリスのシティ・オブ・ウェストミンスターのパディントンで芸能一家の子として生まれました。

大学はケンブリッジ大学ニューナム・カレッジで英文学を専攻していました。在学中には女性だけのレビュー”Woman’s Hour”を手掛けたことで注目を浴びることになります。

大学卒業前にエージェントと契約をして1980年に大学を卒業しました。

エマ・トンプソンのキャリア

ケネス・ブラナー率いるルネッサンス・シアター・カンパニーに参加します。BBCラジオやコメディアン・ツアーなどに参加し、数多くの舞台に立ちました。後に自身の番組を持つほどの人気者になっていきます。

1989年に映画『彼がステキな理由』で映画デビューを果たします。1993年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞を受賞したのを皮切りに、5度のノミネート、2度の受賞を果たします。

2018年6月には女優としてのキャリアが評価され、大英帝国勲章第2位DBEを叙勲し、女性の騎士号「Dame(デイム)」を冠することを許されたのです。

エマ トンプソンの結婚について

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB-%E7%B5%90%E5%A9%9A-%E5%BC%8F-1353829/

エマ・トンプソンはルネッサンス・シアター・カンパニーを率いているケネス・ブラナーと1989年8月20日に結婚をしますが、1995年の10月には離婚をしてしまいます。

その後、『いつか晴れた日に』で共演した俳優のグレッグ・ワイズと交際し、1999年に長女ガイア・ロミリーを出産して2003年に再婚しました。

また、再婚をした同年には当時16歳のルワンダ人の少年ティンジェブワ・アバガを養子に迎えています。

エマ トンプソンの出演作品

エマ・トンプソンの出演作品はかなり多く、ここではすべてを紹介しきれないので代表作をいくつかピックアップして紹介していきます。

出演作品
  • ハワーズ・エンド
  • 日の名残り
  • 父の祈りを
  • いつか晴れた日に
  • ラブ・アクチュアリー
  • ハリーポッター シリーズ
  • メン・イン・ブラック シリーズ
  • ウォルト・ディズニーの約束
  • 美女と野獣
  • エンジェルス・イン・アメリカ

『ハリーポッター』シリーズでは教職員のシビル・トレローニー役『メン・イン・ブラック』シリーズではエージェントO役といったように、大人気シリーズに出演していたので顔を知っている人は多いでしょう。

エマ・トンプソンの出演作品①美女と野獣

2017年公開の『美女と野獣』ではポット夫人役で出演しています。登場シーンでは、エマ・トンプソン本人が実際に素晴らしい歌声を披露を煌びやかな映像に合わせて披露するシーンは感動的な場面になっています。

王子が主催する舞踏会に一人の乞食が現れて、一晩泊めてほしいと一輪のバラを渡しながらお願いされますが、申し出は王子に拒否されてしまいます。

その後、乞食は魔女の正体を表して王子を野獣に、家来達を家具に変えてしまいます。

魔女は王子に対し、「薔薇の花びらが全て落ちるまでに、愛し愛されることを学ばなければ、呪いは永遠に解けない」と告げて、人々から王子たちの記憶を消し去ってしまいます。

エマ・トンプソンの出演作品②いつか晴れた日に

1995年制作の『いつか晴れた日に』では主演と脚本を務めており、しっかり者の長女エリノア役で出演しています。また、エマ・トンプソンはこの作品で共演したグレッグ・ワイズと再婚を果たしました。

ダッシュウッド家当主が、息子ジョンに夫人とエリノア、マリアンヌ、マーガレットの3人の娘たちの世話を託してこの世を去ってしまいますが、ジョンの妻ファニーにそれを阻止されてしまいます。

そして、ノーランド・パークを相続したジョンと妻ファニーが、彼女達に立ち退きを迫るよう屋敷に乗り込んできます。その後、遅れてファニーの弟エドワードも合流します。

やがてエリノアは礼儀正しく控えめなエドワードと恋に落ちるが、ファニーの侮辱に耐えかねた母娘4人は、ダッシュウッド家を離れて新生活を始めます。新居でエドワードの来訪を心待ちにするエリノアだったが…。

エマ・トンプソンの出演作品③ハリーポッター


3つ目に紹介するのは大人気シリーズの『ハリーポッター』です。エマ・トンプソンは第3作『アズカバンの囚人』の教職員のシビル・トレローニー役で初出演しました。

魔法界で著名な「予見者」であるシビル・トレローニーですが、その予言はあまり当たりません。しかし、ごくまれに普段の人格が意識を失い「本物の予言」を残すことがある不思議なキャラクターです。

その後第5作『不死鳥の騎士団』と第8作『死の秘宝Part2』と度々登場し、最後まで主人公のハリーポッター達の味方として一緒に戦ってくれます。

エマ・トンプソンの出演作品④メン・イン・ブラック

最後に紹介するのは、こちらも大人気シリーズのアメリカの映画『メン・イン・ブラック』です。エマ・トンプソンは「エージェントO」として「メン・イン・ブラック3」から登場します。


ニューヨーク市警のジェームズ・エドワーズ刑事はKと名乗る男に秘密機関メン・イン・ブラック(MIB)のスカウトを受け、試験会場を訪れる。

試験を合格したジェームズは、今までの名前も存在も消去されて“エージェントJ”としてKとコンビを組むことになります。地球には多くのエイリアンが生活しており、彼らを監視するのがMIBの任務になるが…

エマ・トンプソンに関する情報のまとめ

今回紹介したように、エマ・トンプソンは『ハリーポッター』シリーズや『メン・イン・ブラック』シリーズなど様々な作品などに出演してきたイギリスのベテラン女優であり脚本家です。

彼女のその実力はアカデミー賞5度ノミネート、2度受賞と世界的に認められるほどです。2018年には大英帝国勲章第2位DBEを叙勲し、女性の騎士号「Dame(デイム)」を冠することを許されました。

まだまだ引退せずに活躍するエマ・トンプソンはこれからも色々な作品で私たちの前に姿を現してくれるでしょう。