日本映画(ドラマ)

未知のウイルスと闘う医療現場を描いた映画『感染列島』を解説!

今回の記事では、映画『感染列島』の作品情報登場人物あらすじや見どころを紹介しています。

「まだ見たことがない」「どんな映画なのか知りたい」と思っている方が、この記事を読んだら『感染列島』に興味を持つに違いありません。ぜひ最後まで目を通してください。

『感染列島』の作品情報

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まず最初に、映画『感染列島』の作品情報について紹介していきます。

『感染列島』の作品情報
  • 劇場公開日:2009年1月17日
  • 監督:瀬々 敬久
  • 脚本:瀬々 敬久
  • 配給:東宝
  • 上映時間:138分
  • 制作国:日本
  • 興行収入:19.1億円
  • 主題歌:レミオロメン「夢の蕾」

『感染列島』は、2009年に公開された日本映画です。キャッチコピーは「神に裁かれるのは、人間か?ウィルスか?」となっています。

『感染列島』は、漫画が原作となっており、記事の後半では原作について紹介していますよ。

『感染列島』の登場人物とキャスト

『感染列島』の主な登場人物と演じた役者について紹介していきます。

松岡剛(演:妻夫木 聡)

市立病院に勤務する救急救命医。未知のウイルスに感染した患者第1号が運び込まれた病院に勤務しています。

小林栄子(演:檀れい)

WHOから派遣されたメディカルオフィサー。未知のウイルスの感染経路、治療方法を模索します。

鈴木浩介(演:カンニング竹山)

フリーのウイルス研究者。未知のウイルスの解明をするために、松岡と協力します。

『感染列島』のプレビューとあらすじ

Youtubeムービーの公式アカウントより、映画のプレビューが公開されています。

いずみ野市立病院に務める救命救急医の松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてきました。

その患者には高熱、けいれん、吐血などの症状があり、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されてしまいます。あらゆるワクチンを投与するも虚しく、患者は死亡。

さらに、未知のウイルスは医療スタッフや他の患者たちにも感染し、病院も日本社会もパニック状態に陥ってしまいます。

『感染列島』の見どころ①映画でわかる医療崩壊

未知のウイルスと対峙する恐怖、病棟の廊下まで溢れるベッド、やっても終わりが見えない患者への対応。

そういった迫りくる感染症の猛威に対し、現場で働く医療スタッフの肉体的にも精神的にもキャパオーバーになり、人間関係がこじれていきます。

また、そこで働くスタッフも感染する恐れがあるなか、病院としては専従スタッフを募って、未知のウイルスに闘っていきます。

現実に発生した新型コロナウイルスによって生じた医療崩壊に類似した映画とも言えるでしょう。

新型コロナウイルスは、2020年5月現在も世界中で猛威を振るっています。今まで通りの生活が送れるように早く収束して欲しいですね。

『感染列島』の見どころ②未知のウイルスに翻弄される人々

未知のウイルスは、日本社会に多大な混乱をもたらしますが、これは現実に発生した新型コロナウイルスにまつわる混乱と通じるものがあります。

映画では、感染の拡大する地域から人々が逃げ出そうとしたり、自宅で巣籠もり生活するために、生活用品を買いあさったりする様子が印象的です。

ウイルスに関する情報がまだ正確ではない段階で、人々はパニックに陥り、偏見で特定の人を非難し、その影響で自殺してしまう人も出てきてしまいます。

ウイルスとともに広がる偏見、差別を止めるには、正しい知識に基づいて冷静に行動することが大切であることを改めて教えてくれる映画です。

『感染列島』の映画評価

次に、映画『感染列島』のレビューサイトを2つ見てみましょう。

映画.com 2.9点

エンターテイメントとしての誇張はあるにせよ、現実との類似点が多く10年近く前にこれが着想されていたことには驚かされた。確かに感染の規模は全然違うけれど、医療現場の心理的なひっ迫は近いものがあるのではと思った。
明日地球が滅びるとしても今日君はりんごの木を植える。現実にもそういう志を持った社会機能維持者によって支えられているのだと、頭が下がる思い。

引用:https://eiga.com/movie/53451/review/

映画.comの評価は、2.9点と平均的な点数です。現実に発生した新型コロナウイルスと似たような描写が多く、医療現場のひっぱくさを感じることができたという感想が非常に多かったですね。

Yahoo!映画 2.82点

たしかにちょっと現実離れしているところが多かったり、医療現場のシーンなどは突っ込みどころ満載だが、そこは医療もののフィクションのお約束なのでご愛嬌。

なにが驚いたかといえば、感染者やクラスター発端者に対する村八分問題、医療現場の疲弊や医療崩壊、日常生活や人間関係がいとも簡単に壊されるというまさに今直面している感染症に纏わる社会問題を荒削りながらもこのときにちゃんと描いているところ。

当時観ていたらこんなこと起こるわけない!と茶番で吐き捨てる感想だったろうが、今観るからこそパンデミックか発生したときの本当の恐怖がなんなのかがよくわかる気がする。

引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/331288/review/1814/?c=10&sort=lrf

Yahoo!映画の評価は、2.82点とこちらもまずますの点数です。

2009年に公開された『感染列島』ですが、2020年以降のレビュー数が非常に多く、新型コロナウイルスの拡大に合わせて、「時代を先どった映画」だと高評価が増えています。

『感染列島』を鑑賞したSNSの反応

Twitterを中心に、『感染列島』を鑑賞した人たちの感想をまとめました。

町中が廃墟と化したり、現実的ではない描写もあるとの意見もありますが、新型コロナウイルスがもたらした社会の変化に近いものを表しているとの反応が多かったです。

院内感染医療従事者への感染など、まさに新型コロナウイルスの様子を描写しており、病院や政府の対応に追われる様もリアルに見ることができると感想を述べる方もいました。

『感染列島』の視聴方法は?

さて、『感染列島』を実際に見る方法ですが、動画配信サービスを利用して視聴することをおすすめします。

2020年5月時点で、定額見放題で、動画配信しているサービスは以下のです。

動画配信サービス 月額料金(税抜き) 無料お試し
U-NEXT 1,990円 31日
Amazon Prime Video 455円 30日
TSUTAYA TV 2,417円 30日
dTV 500円 31日

どの動画配信サービスも最初の1ヶ月は無料お試し期間として用意されているので、ぜひ契約してご覧になってください。

『感染列島』の原作と作者は?

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小学館
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『感染列島』は漫画が原作となっており、小学館が発行する「ビッグコミックスペリオール」に2008年から『感染列島』が連載されています。

連載したものを一冊にまとめた物も発売されていますので、興味のある方はぜひ購入して読んでみてはいかがでしょうか。漫画版の方が、感動する描写が多いとのレビューが多いですよ。

作者は、北海道出身で漫画家の柿崎正澄です。柿崎正澄の代表作は、他に「闘獣士 ベスティアリウス」や「GREEN BLOOD」などが挙げられます。

まとめ

今回の記事では、日本映画『感染列島』の作品情報や登場人物、あらすじ、そして見どころを解説しました。

2009年に劇場公開された映画ですが、2020年以降の映画レビューが非常に多く見られ、日本でも流行した新型コロナウイルスの有様がよく表現されているとの反応が多くあります。

この記事を読んで『感染列島』が面白そうだなと感じたら、4つ紹介した動画配信サービスのどれかに契約して見ることをおすすめします。

ABOUT ME
ひろき
2019年10月より、ライター業を始めました。映画系・金融系・恋愛系など幅広いジャンルで執筆しています。Google検索で1位をとった実績あり。ブログリライトや見出し構成もしています。3つのブログを運営し、収益化に成功しています。