海外映画(スリラー)

観ると忘れられない!サイコスリラー映画『ハンニバル』の情報紹介!

一度観ると忘れられない作品に、あなたは出会ったことがありますか?

映画『ハンニバル』は、衝撃的なシーンや強い印象を与えてくるキャラクターによって、時が経っても記憶に残っている人が多い作品です。

本記事では、映画『ハンニバル』のあらすじや登場人物などに加えて、レビューや視聴方法などを紹介していきます。

映画『ハンニバル』が一層楽しめるようになるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

映画『ハンニバル』とは


映画『ハンニバル』とは、2001年に公開されたアメリカ・イギリス・イタリア製作のスリラー映画です。

アメリカの小説家、トマス・ハリスが執筆した小説『ハンニバル』が原作となっており、監督はリドリー・スコット、主演はアンソニー・ホプキンスが務めています。

『ハンニバル・レクター博士』シリーズの一つであり、1991年に公開された『羊たちの沈黙』の続編である本作品は、猟奇的なシーンが多いため、日本公開時にはR-15指定で公開されました。

『ハンニバル・レクター博士』シリーズとは

ハンニバル・レクター博士とは、小説家トマス・ハリスの作品に登場する架空の登場人物です。

著名な精神科医であり、猟奇殺人犯でもある彼は、「人食いハンニバル」と呼ばれています。

彼が登場する作品は、『ハンニバル・レクター博士』シリーズと呼ばれており、全4部作で構成されています。以下、映像化された順で紹介していきます。

『ハンニバル・レクター博士』シリーズ一覧
  • 『羊たちの沈黙』
  • 『ハンニバル』
  • 『レッド・ドラゴン』
  • 『ハンニバル・ライジング』

本記事で紹介する『ハンニバル』は、『ハンニバル・レクター博士』シリーズの2作目にあたります。

映画『ハンニバル』は前作未視聴でも楽しめる?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%96%91%E3%81%84-%E8%82%96%E5%83%8F%E7%94%BB-%E7%96%91%E5%95%8F-%E8%80%83%E3%81%88-2072602/

『羊たちの沈黙』の続編である映画『ハンニバル』ですが、前作未視聴でも楽しめるのか、解説していきます。

続編ということもあり、前作からストーリーが繋がっている映画『ハンニバル』ですが、前作から10年後のお話ということもあり、未視聴の方でもしっかりと楽しむことはできます。

ですが、『ハンニバル』は続編として制作されているので、前作を視聴した方がより楽しめることには間違いありません。なので、時間のある方は、事前に前作『羊たちの沈黙』を視聴することをおススメします。

映画『ハンニバル』のあらすじ

全米を恐怖に陥れた「バッファロー・ビル事件」から10年後、ハンニバル・レクターが精神病院から脱獄してしまいます。

ボルティモアの大富豪メイスン・ヴァージャーは、レクターに恨みを持っているため、彼の行方を追っていました。

マスコミの報道により、当時レクターと接触していたFBI特別捜査官クラリス・スターリングの存在を知ったメイスンは、彼女をレクターの捜査に復帰させようと目論見ますが…。

映画『ハンニバル』の登場人物紹介

それでは、映画『ハンニバル』に登場する人物を紹介していきます。

ハンニバル・レクター(演:アンソニー・ホプキンス)

著名な精神科医であり、猟奇殺人犯。殺害した人間の臓器を食べることから「人食いハンニバル」と呼ばれています。

10年前にボルティモアの精神病院に拘置されていましたが、隙をついて脱獄します。

クラリスのことを気に入っており、女性としてではなく特別な思い入れがある様子を時折覗かせます。

クラリス・スターリング(演:ジュリアン・ムーア)

FBI女性捜査官であり、聡明な頭脳と勇敢さ、強い正義感を併せ持っています。

猟奇殺人犯であるレクターに特別な興味を持たれる彼女ですが、彼女もまた、自分の忌まわしい過去を見抜き、心に接近してくるレクターに対して、恋愛感情とは異なる特別な感情を抱くようになります。

メイスン・ヴァージャー(演:ゲイリー・オールドマン)

父親の精肉事業を引き継いだボルチモアの大富豪。経営者としての能力の高さや、生物学などに対して高い知識を持っていますが、異常な性格でもあります。

レクターの被害者の中で数少ない生存者であり、自身の地位を利用してFBIよりも早く彼の情報を手に入れる等、レクター殺害に並々ならぬ執念を持っています。

映画『ハンニバル』の出演キャスト紹介

それでは、映画『ハンニバル』に出演するキャストを紹介していきます。

アンソニー・ホプキンス(ハンニバル・レクター役)

ハンニバル・レクター役を務めるのは、イギリス出身の俳優・作曲家・画家のアンソニーホプキンスです。

代表作
  • 『冬のライオン』
  • 『人形の家』
アンソニー・ホプキンスさんのプロフィールや代表作について紹介!!この記事では、アカデミー賞を受賞したこともある大物俳優・アンソニー・ホプキンスさんについて紹介していきます。 アンソニー・ホプキン...

ジュリアン・ムーア(クラリス・スターリング役)

クラリス・スターリング役を務めるのは、アメリカ合衆国の女優ジュリアン・ムーアです。

代表作
  • 『エデンより彼方に』
  • 『めぐりあう時間たち』

ゲイリー・オールドマン(メイスン・ヴァージャー役)

メイスン・ヴァージャー役を務めるのは、イギリスの俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサーであるゲイリー・オールドマンです。

代表作
  • 『裏切りのサーカス』
  • 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
後輩俳優から尊敬を集める大物!ゲイリー・オールドマンの経歴まとめゲイリー・オールドマンといえば、90年代から活躍しているベテラン俳優ですね。 『JFK』や『レオン』、『ハンニバル』といった名作映画で...

ハンニバル・レクターの魅力に引き込まれる!

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC-820017/

本作品の見どころと言えば、ハンニバル・レクターの存在感が挙げられることでしょう。

圧倒的な残虐性・異様さを魅せてくれるレクターですが、彼の凶暴性からは確かな知性を感じます。

それは、残酷な行動を起こすレクターがいつの間にか美しく感じられるようになる程の、魔の魅力がそこにはあるのです。

残酷であり美しくもあるハンニバル・レクターは、見た人の記憶に確かに残る魅力を感じさせてくれる人物です。

映画『ハンニバル』のレビュー紹介

それでは、映画『ハンニバル』のレビューサイトのレビューを紹介していきます。

「羊たちの沈黙」の続編。

不穏な空気感は良かった。しかし、CGなどを駆使した派手なグロ描写も目立った。前作が派手な映像を使わずに、空気感だけであれだけの怖さを演出したいたので、物足りなさを感じた。

クラリスの役がジョディ・フォスターじゃ無くなったのも残念だった。

前作同様、アンソニー・ホプキンスの演技が凄まじかった。

(出典:https://eiga.com/movie/1075/review/02062968/)

とてもドラマチックで、前作とは違った魅力のある作品だ。
別物として、気持ちを切り替えて観たほうが楽しめる。

前作よりも残虐なシーンが多く、それに頼った感は少しあり。
ただし、テンポとカメラワークの良さ、音の使い方は高く評価できる。

とにかく、アンソニー・ホプキンスの演じるレクター博士をもう一度観られただけでも嬉しい。
またいつか、ひょっこり出てきてほしい。
その際は続編としてではなく、他の映画に特別出演として数秒出るぐらいのほうが面白いかも。

(出典:https://eiga.com/movie/1075/review/01284131/)

前作である『羊たちの沈黙』を視聴した方からすると、『ハンニバル』は別物といった印象のようで、「物足りなさを感じる」という意見がありました。

一方、『ハンニバル』には残虐なシーンが前作より多く、『羊たちの沈黙』が苦手だった方は、視聴する際には注意が必要です。

アンソニー・ホプキンスが演じるハンニバル・レクターは、非常に魅力的なキャラクターに仕上がっています。ぜひ注目してみて下さい。

映画『ハンニバル』の視聴方法

2020年12月現在、映画『ハンニバル』を視聴する方法を紹介していきます。

映画『ハンニバル』を配信している動画配信サービスは、『Amazon Prime Video』『dTV』『GAYO!ストア』『TSUTAYA DISCAS』で、全て有料で配信されています。

また、AmazonではDVD、Blu-rayも販売されているので、お家でゆっくり鑑賞したい方は、ぜひ購入してみて下さい。

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映画『ハンニバル』の情報まとめ

本記事では、映画『ハンニバル』の情報を紹介していきました。かなりインパクトのある映画であることが伝わったのではないでしょうか?

映画の主役でもある「ハンニバル・レクター」の、残虐であり美しくもあるキャラクターの魅力にぜひ注目して観て下さい。

映画『ハンニバル』は前作未視聴でも十分楽しめますが、時間のある方や気になる方は、事前に前作『羊たちの沈黙』から視聴することをオススメします。