マッツ・ミケルセンは、すらっとした細身の体型と、妖しい色気が魅力的なデンマークを代表する一流俳優です。
その実力や実績から“北欧の至宝”とまで呼ばれているマッツ。今回はそんな彼の出演作品や趣味、交際相手について紹介していきます。
この記事を読めば、マッツ・ミケルセンの経歴について詳しくなれるので、どうか最後までお楽しみください!
(トップ画像出典:https://www.imdb.com/name/nm0586568/)
マッツ・ミケルセンの基本情報
- 本名:Mads Dittman Mikkelsen
- 生年月日:1965年11月22日(2019年12月現在54歳)
- 出身地:デンマーク、コペンハーゲン
- 職業:俳優
- 活動期間:1996年〜
- デビュー作:『プッシャー(1996年)』
マッツ・ミケルセンはデンマークの首都コペンハーゲン出身の俳優です。兄のラース・ミケルセンも俳優として活動しています。
俳優になる前はプロのダンサーだったマッツ・ミケルセン
俳優になる前、マッツ・ミケルセンはプロのダンサーとして活動していました。約9年間ダンサーとして腕を磨いたマッツ。そのキャリアの中で、徐々に演技に対する興味が湧いてきます。
そして30歳の時に一念発起し、デンマークの都市オーフスにある国立演劇学校に入学します。在学中に多数の短編映画を経験したのち『プッシャー(1996年)』で長編映画デビューしました。
デンマークの映画やドラマに続々出演し、国内での知名度を上げていったマッツ・ミケルセン。2000年にはデンマークの刑事ドラマ『Rejseholdet』にレギュラー出演しています。
マッツ・ミケルセンのハリウッドデビュー作『キング・アーサー』
デンマーク国内で演技力を磨いたマッツ・ミケルセンは、2004年公開の映画『キング・アーサー』に出演し、ハリウッドデビューを果たしました。
『キング・アーサー』はアメリカ、アイルランド、イギリスが合同で製作した歴史映画です。古代のヨーロッパを舞台に、アーサーという青年が王様になるまでを描いています。
マッツ・ミケルセンはアーサーと共に戦った伝説の騎士、トリスタンとして出演しました。
『007 カジノ・ロワイヤル』で悪役を演じ知名度を上げる
マッツ・ミケルセンは人気スパイ映画『007』シリーズで悪役を務めてから、世界中にその名前が知られるようになりました。
彼が悪役を務めた映画は、2006年に公開された『007 カジノ・ロワイヤル』。テロ組織の資金を運用し利益を得る男、ル・シッフルとして登場します。
作中ではダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと、マッツ・ミケルセン演じるル・シッフルの緊迫感溢れるポーカー対決を観る事が出来ます。
2年連続でアカデミー賞外国語映画賞にノミネート
ハリウッド映画で一定の地位を築いた後も、マッツ・ミケルセンは定期的にデンマーク製の映画に出演しました。
デンマーク映画の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(2012)』と『偽りなき者(2013)』で、彼は共に主演を務めています。
そしてこの2作品は、アカデミー賞のアカデミー外国語映画賞にノミネートされました。
海外でも認められるほどの演技力・実績を手に入れたマッツ・ミケルセンは、いつしか“北欧の至宝”とまで呼ばれるようになります。
マッツ・ミケルセンの出演作品一覧
ここまで紹介した作品の他にも、マッツ・ミケルセンは様々な作品に登場しました。
この項目ではマッツ・ミケルセンが出演している作品を一覧で紹介します。※一部抜粋。
- 1996年 プッシャー デビュー作品
- 2000年〜2004年 Rejseholdet テレビドラマ
- 2001年 シェイク・ユア・ハート 主演
- 2002年 しあわせな孤独
- 2005年 アダムズ・アップル 主演
- 2006年 アフター・ウェディング 主演
- 2006年 007 カジノ・ロワイヤル
- 2006年 Julie テレビドラマ
- 2008年 誰がため
- 2009年 シャネル&ストラヴィンスキー 主演
- 2009年 ヴァルハラ・ライジング 主演
- 2009年 ザ・ドア 交差する世界 主演
- 2010年 タイタンの戦い
- 2012年 ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 主演
- 2013年 偽りなき者 主演
- 2013年 バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い 主演
- 2013年〜2015年 ハンニバル テレビドラマ
- 2014年 悪党に粛清を 主演
- 2016年 ドクター・ストレンジ
- 2018年 残された者 -北の極地- 主演
- 2018年 永遠の門 ゴッホの見た未来
- 2019年 ポーラー 狙われた暗殺者 主演
- 2020年 Chaos Walking
デンマークやフランスから栄誉ある勲章を授与される
“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンは、母国デンマークやフランスから栄誉ある勲章を受け取りました。
2010年にデンマークの女王から“ダネブロー騎士勲章”が授与されます。この勲章はイギリスの大英帝国勲章に近い扱いで、文化的にデンマークへ多大な功績を残した人物へ贈られる勲章です。
フランスは2016年にシュヴァリエ(騎士)の称号にあたる“芸術文化勲章”をマッツ・ミケルセンに授与しました。
デンマーク出身のマッツがなぜ、フランスから勲章を贈られたのかと言うと、彼がいくつかのフランス製の映画に出演し貢献したことや、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した功績などが評価された為です。
(参考:https://www.lefigaro.fr/cinema/2016/04/29/03002-20160429ARTFIG00084-les-danois-mads-mikkelsen-et-thomas-vinterberg-decores-par-la-france.php)
マッツ・ミケルセンはスポーツが大好き!
マッツ・ミケルセンはとてもアクティブな人物です。彼の趣味はスポーツで、球技全般が好きなんだとか。
来日した際のインタビューでは、特に好きなスポーツにテニス、ハンドボール、バスケットを挙げました。また、自転車にもよく乗るそうです。
レジャーとして楽しんで体を動かすのは大好きなマッツですが、「役作りの為にするトレーニングはつまらない」ともコメントしています。
(参考:http://www.moviecollection.jp/interview_new/detail.html?id=460&p=2)
俳優デビューする前から1人の女性を愛し続けた愛妻家
マッツ・ミケルセンは1987年から交際している女性と、2019年現在も関係を続けている愛妻家です。
彼が愛してやまない女性は、振付師で女優の経験もあるハンネ・ヤコブセン。マッツがダンサーとして活動していた頃に出会ったと言うわけですね。
2人の間には1992年に女の子が生まれました。その5年後には男の子が誕生しています。
子供が先に出来てしまいましたが、マッツとハンネは2000年に晴れて結婚しました。そのまま関係は続き、2019年現在も仲良し夫婦として毎日幸せに過ごしているそうです。
マッツ・ミケルセンの紹介まとめ
デンマークが生んだトップスター、マッツ・ミケルセンについて紹介させていただきました。
現在製作中の映画『Chaos Walking』ではメインキャストとして登場します。どんな活躍を魅せるのか、今から非常に楽しみですね!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでマッツ・ミケルセンへの関心が深まったら、出演作品に触れて貰えると嬉しいです。