【アダム・ドライバー】海兵隊だった過去を持つ世界的人気俳優

今回は海兵隊だった過去を持つ、世界的人気俳優の一人アダム・ドライバーについて紹介していきます。

海兵隊から俳優への転向という異色の経歴を持つアダムは、一体どのような人物なのでしょうか。

今回はそんなアダムの気になる情報をたくさん集めたのでぜひ最後まで読んでみてください。この記事を読めば、アダム・ドライバーの全てが分かるはずです！

（出典：https://starwarz.org/2019/01/adam-driver-knew-where-it-was-all-going/）

アダム・ドライバーのプロフィール

アダムはパラリーガルだった母と、アメリカ南部にルーツを持つ父の間に生まれました。

両親の離婚をきっかけに、当時7歳だったアダムは母、姉とともにインディアナ州に引っ越しました。また母はパブテスト教会の牧師と再婚します。

パブテスト教の教えを受け育ったアダムは、幼いころから聖歌隊に参加していたそうです。2001年には地元のミシワカ高校を卒業し、名門音楽大学のジュリアード音楽院を受験しますが、不合格になります。

９.11テロをきっかけに海兵隊に入隊したアダム・ドライバー

アダムは、2001年の9.11同時多発テロ事件をきっけけに海兵隊への入隊を決意します。

アダムは入隊中だった2008年に、役者としての経験を積むため非営利団体の「アーツ・イン・ザ・アームド・フォーシズ(AITAF)」を創設。

AITAFは各地のアメリカ軍基地を慰問し、軍人たちやその家族に演劇を楽しんでもらうことを目的としているそうです。

こうして海兵隊に2年8か月も在籍していたアダムですが、マウンテンバイクの事故で胸骨を骨折し、イラクへ派遣される前に海兵隊を名誉除隊します。

海兵隊退役後、演劇に励み俳優デビュー！

アダムは海兵隊退役後、インディアナポリス大学に1年間通います。そして一度不合格になったジュリアード音楽院の受験を見事合格し、そこで演劇を学びます。

2009年に美術学士号の学位を取得して卒業したアダムは、アルバイトをしながらオフブロードウェイを中心に多くの舞台に出演しました。またいくつかのテレビシリーズ、短編映画にも出演を重ねます。

アダムが一躍有名になったきっかけは、テレビドラマ『GIRLS／ガールズ』の出演です。主人公の恋人役を演じたアダムは、シーズン2からシーズン4の間でエミー賞助演男優賞に3度ノミネートされました。

その後も映画の出演を続け、2015年にはハリウッドのSF超大作シリーズの7作目『スターウォーズ/フォースの覚醒』で新たな敵カイロ・レン役に大抜擢。世界中で注目される俳優の一人となりました。

アダム・ドライバーの出演作

海兵隊から俳優へ転向するという異色の経歴を持ったアダム・ドライバーは今までどのような作品に出演してきたのでしょうか。一覧で見ていきましょう。

アダムが出演したお薦め作品①：スターウォーズ/フォースの覚醒

『スターウォーズ/フォースの覚醒』は、2005年公開の『スターウォーズ エピソード３ シスの復讐』で新3部作が完結してから10年ぶりに制作された『スターウォーズ』シリーズの7作目の作品です。

砂漠の惑星で廃品回収をして暮らしている主人公レイが、ある日重要な秘密を託されたロボットBB-８や帝国軍の脱走兵フィンに出会い、帝国軍との争いに巻き込まれていくというのがこの作品の物語です。

この作品でアダムは、帝国軍の残党部隊の結成された組織”ファースト・オーダー”の精鋭部隊のリーダーであるカイロ・レン役を演じています。

前作から10年ぶりに制作された本作ですが、過去作品を観ていなくてもある程度楽しめるストーリーになっています。主人公のレイとカイロ・レンが繰り広げるライトセーバーのバトルは必見です！

アダムが出演したお薦め作品②：ブラック・クランズマン

『ブラック・クランズマン』は、黒人警察が白人至上主義団体「KKK」(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査した実話を綴ったノンフィクション小説を映画化した作品です。

1979年にコロラド州の警察署で初の黒人警察として採用されたロンが、ある日「KKK」のメンバー募集にこぎつけ、同僚の白人刑事のフリップと協力しながら捜査を始めるというのがこの作品の物語です。

この作品でアダムは、主人公の同僚刑事フリップを演じています。アダムはこの役を演じたことでゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされました。

人種差別や偏見についてコメディテイストで描いた本作は、「KKK」とは一体どのような組織なのか教えてくれるとともに、ラストに驚きの展開を見せてくれます。

アダム・ドライバーの今後の出演作

アダムの今後の出演作は、テリー・ギリアム監督の映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』です。

本作は1989年から構想されてたのですが、撮影開始の度にハプニングが起き何度も企画がとん挫していました。“映画史上最も呪われた企画”と謳われるほどでしたが、約30年の時を経てようやく完成したそうです。

物語は仕事への情熱を失ったCM監督のトビーが、スペインの田舎での撮影中にある謎めいた男からDVDを渡されることから始まります。

アダムはこの作品で主人公のトビー役を演じています。2020年1月24日に全国公開が決まっているので気になる方は、劇場に足を運んでみてください！

アダム・ドライバーは結婚している？相手は？

アダムは2013年6月に女優のジョアン・タッカーと結婚しています。ジュリアード音楽院在学中にアダムとジョアンは知り合ったそうです。

プライベートについてあまり語られないとされるアダムは、公式に結婚相手や子供についての発言はなかったのですが、2019年10月にあったThe New Yorkerのインタビューで告白しました。

アダムとジョアンの間には二人の子供がいるそうです。学生時代から長年交際し、今では二人の子がいるアダムとジョアンの関係はとても良好だと言えるでしょう。

アダム・ドライバーが日本の芸人に激怒？

2019年6月16日に放送した「世界の果てまでイッテQ！」の、芸人の出川哲朗が世界の著名俳優と2ショット撮影をするという企画で、アダムを怒らせたのではないかと話題になりました。

この日出川一行は、カンヌ映画祭に訪れています。他の俳優や女優たちとは２ショットに成功していた出川ですが、アダムとは一向にツーショットはできていませんでした。

その日の夜に出川は、またアダムと撮ろうと「スターウォーズ」のテーマ曲を大声で歌いながらアピールするのですが、アダムは出川の目の前で方向転換しその場を去りました。

この放送を見た視聴者からは、出川の執拗なアピールや大声について非難の声が殺到したそうです。放送を見る限りアダムの表情はよろしいものでなかったので、非難の声が上がっても仕方がないですね。

（参考サイト：https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12156-309358/）

まとめ

今回は、9.11同時多発テロ事件をきっかけに海兵隊に入隊。退役後は演劇に励み、多くの映画で活躍を見せて世界的に人気となった俳優アダム・ドライバーについて紹介しました。

9.11同時多発テロ事件をきっかけに軍に入隊した事実だけでアダムがどれほど愛国心が強く、正義感のある人なのか分かりますね。またアダムのマッシブな体系も元軍人だとすれば、納得がいきますね。

この記事を通して少しでもアダムについて興味を持っていただけたのなら、彼の出演作にも触れてみてくだい！この記事で紹介したおすすめ作品は優先的に観てみてくださいね。