「『エジソンズゲーム』っていう映画が面白いらしい。とりあえずネタバレを見てから、本編を観るか決めたいな」
面白いという評判があっても「自分も楽しめるか」は別なので、まずは内容を一通りチェックしたくなりますよね。
そこでこの記事では、発明家同士の電気をめぐる争いを描いた映画『エジソンズゲーム』のストーリーについて紹介していきます。
今作を無料で観られる動画サイトも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/ahi73ZN5P0Y)
まずはメインキャストの特徴だけ覚えておこう!
それでは『エジソンズゲーム』のストーリーを紹介…の前に、メインキャストの特徴だけ覚えておきましょう。ストーリーをとてもスムーズに理解できるようになりますよ。
トーマス・エジソン(演:ベネディクト・カンバーバッチ)
本作の主人公であり、のちに世界一有名な発明家となる男性がトーマス・エジソンです。
「直流送電方式」の生みの親であり、他にも蓄音器や電球など多くの発明を世に残しました。
そんな彼を演じているのは、映画『ドクター・ストレンジ』でも主演を務めたベネディクト・カンバーバッチさんです。
ジョージ・ウェスティングハウス(演:マイケル・シャノン)
発明王であるエジソンとしのぎを削る発明家&実業家で、エジソンのライバルとして数えられることも多い男性がジョージ・ウェスティングハウスです。
現代でも世界中で使われている「交流送電方式」を生み出した人物として、歴史を代表する偉人となりました。
そんな彼を演じているのは、映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でジョン・ギヴィングスを演じたマイケル・シャノンさんです。
ニコラ・テスラ(演:ニコラス・ホルト)
数多くの電気ユニット(発電機・変圧器・電動機など)を作った天才発明家の男性がニコラ・テスラです。
彼はエジソンと比較されることも多く、そして「悲運の天才」として語られることも多いですよ。
そんなテスラを演じているのは、映画『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』でハンク・マッコイを演じたニコラス・ホルトさんですね。
『エジソンズゲーム』のネタバレ:天才発明家、エジソン登場
舞台は1880年アメリカ。電気によって「夜を葬る」と宣言した人物がいました。
その人物の名はトーマス・エジソン。アメリカ中から天才発明家と崇められている彼は、気に入らなければ大統領からの仕事でさえ断る男でした。
技術者で裕福な実業家:ウェスティングハウスはエジソンの腕を認め、手を組もうと晩餐会に招待します。
ところが金に興味がなかったエジソンは、これをすっぽかしてしまいました。
『エジソンズゲーム』のネタバレ:直流VS交流の争いが始まる!
そして時間は過ぎて、1882年ニューヨーク。エジソンは自らが発明した電球を光らせることに成功します。
その一方でウェスティングハウスは、エジソンの「直流送電方式」より「交流送電方式」のほうが優れていると考えていました。
直流送電には大量の発電機が必要でしたが、交流送電なら1つの発電機だけで遠くまで電気を送れるからですね。
同じ頃、エジソンの会社:エジソン・エレクトリックで働くテスラも「交流のほうが効率的だ」と提言しました。しかしエジソンには受け入れられません。
「ウェスティングハウスに発明を盗まれた!!」
そして1886年。ウェスティングハウスは、交流送電の実演会にエジソンを招待します。
この実演会は大成功を収め、ニュースで大きく取り上げられました。しかしそこで使われたのは、エジソンが発明した電球だったのです。
電球のことを知って激怒したエジソンは新聞記者を集め「ウェスティングハウスに発明を盗まれた!!」と訴えました。
さらには「ハゲタカ」とまで罵倒し、交流は感電しやすく死を招くと攻撃します。
他人を攻撃しまくるエジソンを観て「偉人にもこんな一面があるんだな」と感じてみてくださいね!
『エジソンズゲーム』のネタバレ:窮地に追い込まれるエジソン
エジソン&彼の出資者:JPモルガンから訴えられたウェスティングハウスは、電球の特許部分をちょろまかして逃げきりました。
やがてアメリカ各地では、交流送電方式が広がっていきます。そしてエジソンはプライドを粉々にされたうえに、開発資金も底をつきました
さらには同じ時期に、最愛の妻:メアリーを病気で亡くしてしまいます。
追い込まれたエジソンは、動物実験によって交流式の危険性を訴える”ネガティブキャンペーン”を実施。しかし実際に人的被害は出ていませんでした。
『エジソンズゲーム』のネタバレ:テスラに注目が集まりはじめる
そんな中、ウェスティングハウスにずっと力を貸していた技術者:フランクリンが事故により命を落とします。
その事故を知ったエジソンは交流式の危険を強く訴え、さらにウェスティングハウスは所有している電力会社を売りに出しました。
一方その頃、エジソンの元を離れて「交流モーター」を開発したテスラは、世の中から関心を集めはじめます。
ウェスティングハウスはそんなテスラのもとを訪れ、手を組むことを提案。2人はシカゴ万博に出展することを決めました。
資金に困ったエジソンは「電気イス」を発明する
同じ頃のエジソンは、これからの開発資金をどう捻出するか悩んでいました。
長年エジソンの助手をしているインサルの提案で開発・発売した「フォノグラフ(※蓄音機のこと)」は人気商品になりましたが、開発資金には全然足りません。
そしてエジソンは自身が望まない発明をするようになり、その結果生まれたのが死刑執行に使われる「電気椅子」でした。
しかしエジソンが電気イスを作ったことを知ったウェスティングハウスは、マスコミにリーク。エジソンは人生最大のピンチに追い込まれます。
資金を得るため、苦悩しながら電気イスを発明するエジソンの表情に注目してみましょう!
そしてシカゴ万博が開幕されました。ここでエジソンとウェスティングハウスがプレゼンを行い、最後の「直流送電VS交流送電」が始まります。
そしてこのプレゼンに勝利したのは交流送電。エジソンは電流を巡るビジネスバトルから、撤退することになります。
その後ウェスティングハウスとテスラは、ナイアガラの滝で発電事業をはじめました。エジソンも多くの発明をこの世に残し、84歳で死去。
そして電気工学の栄誉であるエジソンメダルを獲得したテスラは、86歳の時にニューヨークのホテルで死去しました…というシーンで今作は終わります。
ネタバレだけでなく、本編も0円で観てみよう!
ここまで『エジソンズゲーム』のネタバレを紹介しました。しかしこの記事では割愛したシーンがあったり、各俳優の名演なども楽しめたりするのでぜひ本編も観てみましょう!
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『エジソンズゲーム』のネタバレについての情報まとめ
発明家同士の電気をめぐる争いを描いた映画『エジソンズゲーム』のネタバレを紹介しました。
エジソン・ウェスティングハウス・テスラの3人をメインに、電力ビジネスの主導権を勝ち取るための争いを描いていますよ。
「過去のアメリカでは、こんなことが起きていたんだ」という観点から今作を視聴すれば、より深く楽しめることでしょう。
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