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【丸っと1巻分】『平穏世代の韋駄天達』のネタバレを紹介!

「もうすぐ『平穏世代の韋駄天達』っていうアニメが放送されるけど、どんな内容なんだろう?ネタバレを見てみたいな」

名作『小林さんちのメイドラゴン』の作者がイラストを手がけており、注目度も高いため内容が気になりますよね。

そこでこの記事では、神・魔族・人間の争いを描いた『平穏世代の韋駄天達』について紹介していきます。

かずひさ
かずひさ

この記事では今作の内容を簡単に理解してもらうため、原作コミックス第1巻の内容をネタバレしていきます。

アニメでもしっかり描かれる部分だと思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/XIKBB9upCcI)

『平穏世代の韋駄天達』って、どんな作品?

まずは『平穏世代の韋駄天達』が、どんな流れで進んでいくかをザックリ紹介します。

今作の舞台となるのは、神・魔族・人類が一緒に存在している世界。

圧倒的な速さ&強さを誇る戦いの神:韋駄天が、世界を破滅させる魔族を封じ込めてから800年経ちました。

そして現在。平穏世代の韋駄天たちは生まれてから一度も戦わず過ごしていましたが、その隙に魔族を復活させられてしまいます。

「韋駄天VS魔族」をメインに、人間同士の戦争についても描かれている作品ですよ。

『平穏世代の韋駄天達』のメインキャラを紹介!

ここでは『平穏世代の韋駄天達』のメインキャラを紹介していきます。

ハヤト(声:朴璐美

今作の主人公であり、リンという韋駄天のもとで修行している韋駄天がハヤトです。

80年ほど前に生まれた新世代であり、自分が強くなることしか頭にないハヤト。しかしだからこそ、最強の韋駄天になる可能性を持っています。

そんな彼に声をあてるのは、アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』でエドワード・エルリックを演じた朴璐美(ぱくろみ)さんですよ。

イースリイ(声:緒方恵美)

100年ほど前に自然発生的に生まれた韋駄天で、韋駄天の頭脳といえる存在であるのがイースリイです。

自然発生したゆえに「自分自身の正体を知る」ことに力を注いでおり、その手段として人体実験も行なっていますよ。

そんな彼に声をあてるのは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた緒方恵美さんですよ。

ポーラ(声:堀江由衣)

鳥たちと会話ができ、韋駄天たちの中で唯一「心優しき良識派」と言えるのがポーラです。

すぐに突っ走るハヤト&すぐにウラの顔を見せるイースリイに挟まれつつ、いつも2人を和ませるムードメーカーですよ。

そんな彼女に声をあてるのは、アニメ『SHAMAN KING』でアイアンメイデン・ジャンヌを演じている堀江由衣さんですよ。

リン(声:岡村明美)

800年前に起こった魔族との戦いで生き残り、ハヤトを鍛えている韋駄天がリンです。

魔族の封印を守りながらハヤトたちに修行を付けていますが、その内容は「平気になるまで叩きのめし続ける」という大雑把なものですよ。

そんな彼女に声をあてるのは、アニメ『ONE PIECE』でナミを演じている岡村明美さんです。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:魔族、復活!

男、霧、シルエット、ひざまずく、ひざまずく、祈る、祈るhttps://pixabay.com/photos/man-fog-silhouette-kneeling-kneel-1868418/#content

今から800年前、人類は魔族に滅ぼされかけていました。近代兵器がほとんど通用しない魔族に対して、人類はただ祈ることしかできません。

しかしその祈りが韋駄天を呼び起こし、韋駄天たちは激しい争いの末に魔族の封印に成功します。

そして現在。魔族との戦いが終わったあとの平和な時代(平穏時代)で、ハヤトやイースリイ・ポーラたちは好き勝手に生きていました。

しかし平穏世代の韋駄天たちは、知らない間に魔族が復活していたことを知ることになります。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:ボコボコにされる韋駄天!

水域の白い氷https://unsplash.com/photos/L8zeg82Ghro

復活していたのは、大きな体格をしている魔族。この魔族は氷漬けとなっているものの、仮死状態で生きていました。

そしてゾブル帝国のオオバミという科学者がその氷を砕き、凍っていた魔族を完全に復活させてしまいます。

オオバミは人間では知りえない、魔族の存在や韋駄天について知っていました。

イースリイは「オオバミ=魔族の生き残りではないか?」と考えますが、そうこうしている間に復活した魔族が暴れ出してしまいます。

その圧倒的すぎる力にポーラとイースリイは手も足も出せず、イースリイは身体を貫かれてしまいます

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:実はめちゃくちゃ強いハヤト

ロボット、メカ、機械、テクノロジー、アーバン、アイhttps://pixabay.com/photos/robot-mech-machine-technology-2301646/#content

ポーラとイースリイはボコボコにされました。しかし80年間も強さを追い求めてきたハヤトにとっては相手ではなく、魔族の体に風穴を開けて勝利します

韋駄天は体に穴が開いただけでは死なないので、ポーラはもちろんイースリイも無事でした。

そしてオオバミはマッハ2のスピードを出せる戦闘機で逃げますが、そんな速さくらいで韋駄天は撒けずハヤトに撃墜されます。

しかしオオバミの正体は「遠隔操作されたロボット」であり、オオバミは自爆して証拠隠滅。

その裏ではイースリイは何者かと連絡をとり、魔族の死骸を秘密裏に回収していました。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:特訓スタート!

魔族にボコボコにされたイースリイとポーラは「強くなる必要がある」と考え、ハヤトの師匠(かつてはイースリイの師匠でもあった)リンの元に向かいます。

しかしリンは逃げたイースリイを許しておらず、今にも殺しかねない勢い。しかしイースリイが土下座して詫びたので、リンはイースリイを許して特訓を行いました。

そしてリンと初対面のポーラは「自分はプロンテアという韋駄天に引き出された存在」だと言います。

韋駄天は基本的に「自然発生」するもの。しかし別の韋駄天がその存在を察知&干渉することで、即座にその場から引き出すことができます。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:思念によって強さが変わる

「平気になるまで叩きのめし続ける」というリンの特訓で、ポーラとリースリイは血と内臓が何回もはじけ飛んでいきます。

「これで強くなれるのか?」という疑問を持つポーラですが、イースリイは「理にかなった修行法だ」と言いました。

韋駄天は人間とは違う存在なので、何も食べなくても生きていける&心臓を潰されても死なない体質。

それは韋駄天という存在が、人や動物の思念から生まれているからです。

つまりは、思念によっていくらでも変わる存在である韋駄天。「これくらい平気」と思えるまで殺され続けるのは、強くなるために手っ取り早い方法なのです。

ただし強さを手に入れることは、頭脳派のイースリイらしい行動ではありませんでした。彼は何かを企んでいます。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:救いを求める心が必要!

虫眼鏡を使用して金と白のデバイスギアを見る人https://unsplash.com/photos/mQHEgroKw2k

リンとの訓練が終えたハヤトは、小さなメカがリンの体についていることに気付きます。

それは発信機でしたが、そういうのに無頓着だったリンは握りつぶし、ハヤトも気にはしませんでした。

場面は変わってゾブル軍の最前線。そこでは金髪巨乳の軍人であるピサラ大将が、兵士たちに略奪と蹂躙(じゅうりん)をけしかけています。

ピサラ大将はミサイルが直撃しても死なず、戦車くらいなら片手で持ち上げられるくらい高い戦闘能力を持っていました。

ゾブル軍によって自治区が占拠されたことを知ったイースリイは、ポーラに「韋駄天は思念があるだけでは発生しない。救いを求める心が必要だ」と言います。

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレ:滅ばなければ、それで良い

アルマゲドン、災害、破壊、戦争、放棄https://pixabay.com/photos/armageddon-disaster-destruction-war-2721568/#content

そもそも韋駄天は、魔族に滅ぼされかけた人間たちの祈りによって生まれた存在。魔族が滅んでから何百年間は、誰も生まれていませんでした。

しかし最近は立て続けに韋駄天が生まれており、その原因は人間が行っている戦争だとイースリイは考察します。

戦争の被害者が救いを求めた結果、ハヤトやイースリイ・ポーラが発生したのです。

しかし彼らは人間を助けません。人間同士が争うくらいでは、人間が滅ぶことはないからです。

魔族のときは人間が絶滅する状況でしたが、人間同士の争いでは人間は滅亡しない。だからこそ平穏世代の韋駄天たちは無意味に発生し、そして何もしないのです。

かずひさ
かずひさ

ココで原作コミックの第1巻が終わります。この先はアニメでもおそらく描かれるので、放送スタートをぜひ心待ちにしましょう!

『平穏世代の韋駄天達』のネタバレについてまとめ

神・魔族・人間の争いを描いた『平穏世代の韋駄天達』について紹介しました。

一度は滅ぼされかけた人間、人間を滅ぼしかけた魔族、魔族を封印した韋駄天たちにスポットをあてている作品ですよ。

かずひさ
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かつては人間を守った韋駄天ですが、「滅ばなければ人間同士で殺し合っても構わない」というスタンスが面白さを引き立てています。

もうすぐアニメ放送もスタートするので、ぜひワクワクしながら2021年7月を待ちましょう!

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かずひさ
ブロガー&ライターとして暮らしてます。