「イガル・ノールっていう俳優が魅力的らしいけど、一体どんな人なんだろう?」
海外作品をメインに活躍している彼のことを、日本の人が知らなくても当然でしょう。
そこでこの記事では、イスラエルの個性派俳優:イガル・ノールさんの情報について紹介していきます。
ノールさんの経歴や代表作など、たくさんの魅力を知ることができる記事になっています。ぜひ最後まで読んでくださいね!
イスラエルの個性派!イガル・ノールさんのプロフィールを紹介
まずはイガル・ノールさんのプロフィールから紹介していきますね。
- 本名:Igal Naor
- 生年月日:1958年6月25日
- 出身地:イスラエル
- デビュー年:1987年
- 家族構成:妻
イガル・ノールさんは、イスラエルで生まれ育った個性派俳優です。
2021年5月現在では60才を優に超えていますが、観る者を引きこむ演技で今なお活躍されていますよ。
結婚して奥様はいますが、お子様はいないと言われています。
イガル・ノールさんの代表作を3つ紹介!
イスラエル人のルックスを活かして、作中のキャラを演じることもあるノールさん。そんな彼の代表作を4つ紹介します。
※下のボックスは「出演年:出演作(役名)」の順番で表記しています。
- 2008年:ハウス・オブ・サダム(サダム・フセイン)
- 2010年:グリーン・ゾーン(ムハンマド・アル=ラーウィー)
- 2014年:300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜(ダレイオス)
- 2018年:スパイ・ミッション シリアの陰謀(フアド将軍)
ノールさんはこれらの作品でメインキャストや目立つ脇役など、記憶に残りやすいキャラを演じていますよ。
次の項目からは、これらの作品について詳しく紹介していきます。
イガル・ノールさんが独裁者に!?『ハウス・オブ・サダム』
『ハウス・オブ・サダム』は、かつて実在したイラク独裁者:サダム・フセインの人生を描いたドラマです。
彼が権力を手に入れつつ、自分以外の権力者を消していくことで、イラクの全権力を掌握する過程を楽しめますよ。
そんな今作でノールさんは、主役でありどんどん独裁者になっていく男性:サダム・フセインを演じました。
一介の政治家でしか無かったフセインが、どうやって権力争いのトップに立ったのか。その様子を熱演しています。
フセインが処刑によって人生を終えるまでを描き切っている『ハウス・オブ・サダム』、ぜひチェックしてみましょう!
今作のストーリーは”パート4”まであり、合計4時間ほどですべてを観られます。
偽情報で隠された真実を追う!『グリーン・ゾーン』
『グリーン・ゾーン』は、2003年に起こった「イラク戦争」をモデルにして作られた映画です。
”とある場所に大量破壊兵器が隠されている”という偽情報が入ったことから、戦争に隠された真実が明らかになっていく…というストーリーですね。
そんな今作でノールさんは、旧イラク軍の上級将校:ムハンマド・アル=ラーウィーを演じました。
彼はアメリカに対して敵意を持っており、他の将軍たちを味方にして「反米行動」を行おうとします。
実際にイラク戦争へ参加した人が、ストーリーへのアドバイスを行っている『グリーン・ゾーン』。
「誰が・どんな真実を・なぜ隠しているのか?」を考えながら、今作を楽しんでみましょう!
『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』
『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』は、ギリシャ連合軍VSペルシャ帝国海軍の戦いを描いた映画です。
前作『300 〈スリーハンドレッド〉』と同じタイミングで起こった別の戦いをフォーカスしており、今作は大迫力の「海上戦」を楽しめますよ。
そんな今作でノールさんは、ペルシャ帝国の王:ダレイオスを演じました。
夥(おびただ)しいほどの人間が、簡単に死んでいく『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』。
果たして勝利の女神は、ギリシャ連合軍・ペルシャ帝国海軍のどちらに微笑むのでしょうか?
シリアに潜入したスパイ!『スパイ・ミッション シリアの陰謀』
『スパイ・ミッション シリアの陰謀』は、シリアの危険地帯で極秘ミッションに挑むスパイの戦いを描いた作品です。
シリアに取り残されたスパイ仲間を、なんとかして助け出そうとする主人公。そんな彼が「大きな陰謀」に巻き込まれる様子を楽しめますよ。
そしてノールさんは今作で、ストーリーの真相に大きく関わっているフアド将軍を演じました。
フアド将軍はシリアの権力者ですが、ライバルの権力者によって行動を妨害されています。
ストーリーが二転三転し、終盤では「そうだったんだ…」とこぼすであろう『スパイ・ミッション シリアの陰謀』。
スパイ映画に付き物のアクションシーンも満載なので、ぜひ視聴してくださいね!
筆者は『スパイ・ミッション シリアの陰謀』をイチオシします!
ここまでノールさんの代表作を紹介しましたが、筆者イチオシの作品は『スパイ・ミッション シリアの陰謀』です。
ドキドキするアクション&どんでん返しのストーリーが続く中で、”フアド将軍の正体”についてぜひ考えながら観てもらいたいです!
ビックリしながらも笑っちゃう正体が、ラストシーンであなたを待っていますよ。
ベッドシーンも多めの構成となっているので、とくに男性はぜひ視聴してみてくださいね。
イガル・ノールさんの代表作を、”無料”で観られるサイト
ここで「イガル・ノールさんの代表作」を、”無料”で観られる動画サイトを紹介します。
※2021年5月現在、『ハウス・オブ・サダム』 を無料で観られるサイトはありませんでした。
これらのサイトには「30日間のお試し期間」があり、無料で楽しむことができますよ。
しかしVideoMarketのみ「登録初月無料」なので、月末に登録すると翌日から料金が発生します。そこだけ注意しましょう。
次の項目では、フセインを演じたノールさんへのインタビューについて紹介していきますね。
フセインを演じたイガル・ノールさんは、何を思っていたのか?
『ハウス・オブ・フセイン』でフセインを演じたノールさん、彼はどんなことを思いながらイラク独裁者を演じたのでしょう。
※引用ボックスの下では、各文章を日本語に直して紹介しています。
“The minute I heard about it, I knew that I and no one else would play him,”
“I am him, and he is me.”
“The soul, the essence, we share it, me and him. I was astonished to realise that, but playing him, I felt that everything he did was exactly what I would do if I were in his place.”
引用:https://www.theguardian.com/culture/2008/aug/26/television.bbc
“この話(サダム・フセイン役を募集している)を聞いた瞬間に、彼を演じるのは他の誰でもない私だと確信しました”
“私(ノールさん)は彼(サダム・フセイン)であり、彼は私である“
“魂、本質、それを共有しているのが私と彼です。私が彼の立場だったら、まったく同じことをするだろうと感じました”
なんとノールさんはフセインのことを心から理解しており、「自分とフセインは同じ人間である」とも取れる言葉を残しています。
「立場が同じなら、フセインと同じ行動を取っていた」とも口にしており、まさにハマり役だったと言えるでしょう。
「自分はまごうことなく”サダム・フセイン”である!」と思いながら、イラク独裁者を演じていたことが窺えますね。
イガル・ノールさんについての情報まとめ
イスラエルが誇る個性派俳優:イガル・ノールさんについて紹介しました。
あのサダム・フセインを演じ切ったことから、俳優としての実力は疑いようもありません。
もちろん他のキャラを演じるときも、存在感たっぷりな演技で観客の視線をクギ付けにしていますよ。
筆者オススメの代表作も4つ紹介しましたが、とくにイチオシな『スパイ・ミッション シリアの陰謀』をぜひ今すぐ観てみてくださいね!