映画『ターミナル』は入国できず空港で過ごすことになる、男の友情と恋愛そして夢を叶えるまでの物語です。
監督はスティーブン・スピルバーグ、主演をトム・ハンクスが務めた豪華作品で、きっと誰もが楽しめることでしょう。
今回は『ターミナル』のあらすじや見どころ、視聴方法などを紹介していくので、是非最後までご覧ください。
映画『ターミナル』の作品情報
まずは、『ターミナル』の作品情報について詳しく紹介していきます。
- 監督:スティーブン・スピルバーグ
- キャスト:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ
- 公開日:2004年6月18日(米)/2004年12月18日(日)
- 上映時間:129分
本作は巨匠スティーブン・スピルバーグと名優トム・ハンクスがタッグを組んだ豪華作品です。トム・ハンクスが話す架空の言語や実話が元になっていることで話題になった映画です。
映画『ターミナル』のあらすじ
東欧の小国クラコウジアからニューヨークを訪れるため、ビクター・ナボルスキーはJFK空港に降り立った。しかし、その直後クラコウジアでクーデーターが発生し、ビクターのパスポートは無効となる。
帰国も入国もできず、やむなく空港で過ごすことになるビクターだが、とある目的を果たすために入国できる日を待ち続ける。
空港で過ごすにつれ、素直さと優しさから次第に空港職員たちから気に入られるようになるが…。
映画『ターミナル』のキャスト
続いて、『ターミナル』に登場する主要キャストを紹介していきましょう。
ビクター・ナボルスキー(演:トム・ハンクス)
クラコウジア人の本作の主人公。非常に素直な性格のためフランクに良いように利用されるが、他の職員たちからは気に入られるようになる。
序盤はたどたどしい英語だが空港生活の中で自ら英語の本を買って勉強し、次第に話せるようになっていく。
アメリア・ウォーレン(演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
ユナイテッド航空のファーストクラス担当のCA。悪い男たちを選んでは後悔するという悪循環をたどっている。ビクターと何度か会話するうちに、次第に親しくなっていく。
フランク・ディクソン(演:スタンリー・トゥッチ)
JFK空港の国境警備局主任。非常に真面目に仕事に取り組むが腹黒い一面もあり、ビクターをとにかく困らせようとする。
見所①機転を利かせ見知らぬ男を助けるシーン
続いて、『ターミナル』の見所を紹介していきましょう。1つ目はビクターが取調室で暴れる男を助けるシーンです。
男は重病の父のために持ち込んだ薬が没収されかけていて、言葉が通じず暴れていました。言葉の通じるビクターがそのことを通訳することになります。
動物用の薬であれば没収されないというルールを知るビクターは機転を利かせ、ヤギのための薬であると嘘をつきます。
その結果、薬は没収されずに済み、男を救ったビクターの噂が空港職員たちに広まり、一躍人気者へと駆け上がるのです!
見所②待ちに待った入国がついに訪れる
見所の2つ目は長く待ちわびた入国シーンです。映像を見ると分かるように主人公ビクターの後をついてくるように大勢の空港職員たちが彼の入国を心から祝福しています!
このシーンに至るまでビクターは職員たちに貢献し、いつの間にか彼らの中で人気者になっていたことが証明されるシーンです。
出入り口で待ち受ける警官たちからも祝福され、とうとう待ちに待ったニューヨークの地に足を踏み入れます。
この感動はここまでのストーリーを把握していないと分からないので、ぜひ映像でお確かめください。
実話を元に作られている
実は『ターミナル』はイラン人のマーハン・カリミ・ナーセリーという男性の実話を元にして作られた映画です。
彼はフランスのパリにあるシャルル・ド・ゴール空港で18年間も生活し、その生活を綴った日記が元になり本作が制作されています。
空港でアルバイトを始めるなど、映画と共通している場面もありますが、実際は社交的ではなく精神的な問題を抱えてしまったそうです。
映画では美談のように描かれていますが、現実で何年間もやりたいことをできずに住む場所を強制されるというのは誰もが病んでしまうでしょう。
映画『ターミナル』のレビュー
続いて『ターミナル』を視聴した方がどんな感想を抱いたのかレビューを紹介していきます。
誠実さ、素直さ、まっすぐな想い、の強さを感じられる映画。周りに伝染していく主人公の人の暖かさにほっこりし、コミカル要素もあり、笑顔勇気をもらえる作品。
出典:https://filmarks.com/movies/268/reviews/108273059
飛行機を「待つ」場所である空港を舞台に、「待つ」を壮大に描いた作品。
空港という狭い空間のなかで人同士の掛け合いが組み立てられていくのが痛快だった。
英語を話せない外国人の役を演じ切るアメリカ人俳優トム・ハンクスには脱帽。出典:https://filmarks.com/movies/268/reviews/107877288
「主人公が人気者になっていく過程が面白かった」「トム・ハンクスの演技がうますぎた」というレビューが多く見られました。英語を話せず喋りに訛りのある役をアメリカ出身ながらも非常に自然に演じきっていました。
彼の演じたビクターの不器用ながらも誠実さや芯の強さを貫く人柄に空港職員だけでなく、観ている私達も気づけば「頑張れ!」と応援していることでしょう!
映画『ターミナル』を視聴した筆者の感想
トム・ハンクスは聡明な役柄を演じるイメージがありましたが、英語を話せない不器用な役柄を自然に演じていて、その意外性が面白かったです。
主人公ビクターは空港職員たちの優しさに包まれ、そのおかげで夢を実現させるハッピーエンドを迎えます。
それは彼が積んできた徳のおかげでなし得たものであり、誠実に生きることが夢につながるのだと勇気をもらえました。
アクション映画が好きな筆者は大事件が起きない展開に多少物足りなく感じましたが、それでも人の温もりに触れたいときに見返したい映画だと言えます。
映画『ターミナル』の視聴できるサービス
続いて『ターミナル』を視聴できる動画配信サービスを紹介していきます。
VOD | U-NEXT | Hulu | Netflix |
料金(税込) | 月額2,189円 | 月額1,026円 | 月額880円 |
見放題作品数 | 21万本以上 | 約7万本 | 非公開 |
オリジナルコンテンツ | なし | あり | あり |
雑誌見放題 | あり | なし | なし |
『ターミナル』はU-NEXTとHulu、Netflixで視聴できます。U-NEXTは料金が高い分、豊富なコンテンツ数と雑誌見放題といった強みがあります。
一方でHuluとNetflixは月額料金が安く、オリジナルコンテンツにも優れています。
毎月多くの映画やドラマを視聴する方はU-NEXT、コストパフォーマンスを求める方はHuluやNetflixを試してみてはいかがでしょうか。
絆がもたらす夢の実現まで見届けよう
今回は『ターミナル』のあらすじや見どころ視聴方法などを紹介してきました。本作はパスポートが無効になり、やむなく空港で生活することになる男の物語です。
主人公ビクターが築き上げる空港職員たちとの絆や恋愛模様、そして念願の夢を果たすシーンにきっとあなたも感動することでしょう。
本作が気になった方は是非U-NEXTやHulu、Netflixといった動画配信サービスでご視聴ください。