『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はワイルド・スピードシリーズ第3作目で、ドリフト走行発祥の地・日本を舞台にした作品です。
本作は、ドリフトの世界に魅了されたアメリカの高校生が、大都会東京でエキサイティングなレースを繰り広げます。
今回は、そんな『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のあらすじや見所、口コミまで詳しく解説していきます。ぜひ、最後まで読んでみてください。
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『ワイルド・スピードX3』の作品情報
まずは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の基本的な作品情報を紹介していきます。
- 劇場公開日:2006年9月16日 (日本)
- 監督:ジャスティン・リン
- 上映時間:104分
- 制作国:アメリカ、ドイツ
- 興行収入:約1億6千万ドル (約175億円)
今作はシリーズ3作目ですが時系列的には6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』から7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の序盤までの時期を描いた作品です。
監督は『ワイルド・スピード MAX』をはじめとした同シリーズの多くの作品でメガホンをとった台湾出身のジャスティン・リンです。
また、今作にはドリフトの第一人者と言われる土屋圭市さんの出演や、日本の往年の名車が数多く登場するなど、日本の車文化をフィーチャーした作品にもなっています。
そんな『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はどのようなストーリーになっているのでしょうか?次にあらすじを見ていきましょう。
『ワイルド・スピードX3』のあらすじ
アリゾナ州の高校生ショーン・ボズウェルはある日、違法なストリートレースで大事故を起こし警察に補導されてしまう。
少年院行きを回避するため、母親はショーンに対して、東京のアメリカ軍基地に勤務する父の元で暮らすように命じた。
日本の高校へ通うことになったショーンは転校初日に友人となったトゥインキーに誘われ、立体パーキングで行われるドリフト・レースに挑むことになるも惨敗してしまう。
その様子を見ていたハンはショーンにドリフト走行の才能があることを見抜き、自身のガレージに招き入れ指導するようになっていった…。
『ワイルド・スピードX3』の予告映像
ここでは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の予告映像を紹介していきます。映像は2分ほどなので、ぜひ一度観てみてください
いかがだったでしょうか?車通りの多い大都会東京を縦横無尽に爆走する様子を観ることができたかと思います。
『ワイルドスピード』といえばその過激なカーアクションが売りですが、今作では特に大破する車の数も多く激しいクラッシュシーンも観ることができます。
本編ではさらに華麗なドリフトと激しいレースで視聴者を魅了してくれますよ。
『ワイルド・スピードX3』のキャスト紹介
ここでは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のキャストを紹介していきます。
ルーカス・ブラック
アメリカ・アラバマ州出身の俳優。子役として『アメリカン・ゴシック』に出演していた経験があります。
本作では、ドリフトの才能を開花させていく主人公の高校生ショーン・ボズウェルを演じています。
ナタリー・ケリー
アルゼンチン人の父・ペルー人の母を持つ女優。ニコールキッドマンなどを輩出したNorth Sydney Girls’ High Schoolへ通い女優を志すようになり、今作で映画デビューを果たしました。
今作ではヒロインである、日本出身の外国人ニーラを演じセーラー服姿を披露している。
サン・カン
ジョージア州出身の韓国系アメリカ人俳優。自身のルーツであるアジア人の地位向上に尽力するなど俳優業以外の活動もしています。
今作ではショーンにドリフトを指導するハン役で出演。ハンは続編にも登場する人気キャラでもあります。
日本人キャスト
今作にはメインキャストでは無いものの日本の有名人も多く出演しています。ここではその名前だけを列挙して紹介しておきます。
- 北川景子
- 妻夫木聡
- 千葉真一
- 真木よう子
- 柴田理恵
- 土屋圭市
『ワイルド・スピードX3』に登場する車を紹介
ここでは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に登場する車をいくつか紹介します。
日産・フェアレディZ Z33
ショーンのライバル・タカシの愛車。作中ではマットブラックの塗装で登場します。爆発的なパワーを生み出すNOSシステムを採用し460馬力が出ます。
日産・シルビア S15
ハンが立体駐車場のレースでショーンに貸した車。車両も比較的安く、パーツが安価に手に入るという理由でドリフトでは定番の車とされています。
フォード・マスタング
ショーンがタカシとの最終レースで使用した車。レース前にショーンの父が所有していたマスタングに日産シルビアのエンジンを載せ換えるなどの改造をして使用されました。
マツダ・RX-7
ハンの愛車。こちらもNOSシステムでを採用しており350馬力が出る。作中では派手なオレンジのボディカラーで登場する。
『ワイルド・スピードX3』の見所
ここでは、筆者がぜひ注目してほしい『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の見所を紹介していきます。
東京の街中を大爆走
ショーン、ハン、タカシの3者がそれぞれ東京の都心を猛スピードで駆け抜けるシーンはかなり手に汗を握ります。
特に大勢の人が行き交う渋谷のスクランブル交差点に猛スピードで突っ込むシーンは思わず目をつむってしまうでしょう。
お互いの進退をかけた最終レース
ショーンはタカシと「負けた方が街を去る」という条件でレースをすることになります。
お互いが激しくぶつかり合いながら峠道をドリフトで駆け抜ける様子は物凄い迫力で、レースの勝敗の行方にも注目です。
『ワイルド・スピードX3』の口コミ
ここでは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の口コミをいくつか紹介していきます。
もうワイルドシリーズの舞台が東京というだけでも嬉しい。東京の知っている都心でのカーレースやカーチェイスにワクワクが止まらない。
東京の公道でもこんな迫力あるカーアクションが撮れるのですね。渋谷のスクランブル交差点のシーンなんかド迫力。ハリウッド映画、恐るべしです。出典:https://eiga.com/movie/1748/review/02337772/
暗い雰囲気で、他のシリーズとは一線を隠していて、引き込まれ要素は十分にある。
ドリフト言うだけあって、ドリフトメインのカーレースは見応えがある。
日本車に対する尊敬、憧れもこの作品からひしひし伝わってきて、嬉しくなる。
4作目から、ハンがメインメンバーに出てきて、えらい驚いたが
出典:https://eiga.com/movie/1748/review/01557333/
東京が舞台ということもあり、同シリーズの他作品とは少し雰囲気が異なっている印象を持つ人が多かったです。
そして、やはり私たちが日常的に利用している日本の公道、しかも東京のど真ん中でのカーアクションは興奮せざるを得ないようですね。
続編にも登場するハンが初めて今作に登場してきますが、その勇姿も十分に堪能することができます。
『ワイルド・スピードX3』を視聴した筆者の感想
日本が舞台ということで、筆者個人的にはカーアクション以外に日本をどのように魅せるのかという点にも注目してこの作品を鑑賞しました。
日本の高校生の日常をリアルに描いているシーンがある一方、日本的でないと違和感も感じる部分もありました。とはいえ「海外から見ると日本ってこういうイメージもあるんだ」とわかって良くも悪くも面白かったです。
ヒロイン・ニーナ役のナタリー・ケリーが日本のJKの制服姿で登場してきますが、人によってはかなり萌えると思うのでそういった点でも楽しめるかもしれません。
また、日本の俳優陣は本当にちょい役という感じで、ものの数秒くらいしか出てこないのは少し残念でしたが、短いからこそ出てきたときには感動を覚えますよ。
『ワイルド・スピードX3』の視聴方法
ここでは、本記事執筆時点(2020年10月現在)で『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』が視聴可能な動画配信サービスを紹介します。
- Amazon Prime Video (月額¥500または年額¥4,900、初回30日間無料)
- U-NEXT (月額¥1,990、初回31日間無料)
- hulu(月額1026円、初回2週間無料)
- dTV (月額¥500、初回31日間無料)
上記のように初回登録後に無料期間が設けられているので、この間に視聴すればタダで今作を観ることができます。ぜひ、これらいずれかのサービスで楽しんでみてください。
東京都心を大爆走『ワイルド・スピードX3』の紹介まとめ
今回は、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の見所・口コミ紹介ということでここまで解説していきました。
本作は東京を舞台にした大迫力のドリフト・カーアクションが楽しめ、日本の車文化をフィーチャーした作品になっています。
一度観始めると、手に汗握る展開で画面に釘付けになっていくはずです。ぜひ、先ほど紹介した動画配信サービスでこの作品を視聴してみてください。