海外映画(サスペンス)

実際の社会問題を描いた『ウインド・リバー』の魅力やあらすじを徹底解説!

今回はジェレミー・レナーと、エリザベス・オルセンが主演の作品、『ウインド・リバー』についてご紹介します。

『ウインド・リバー』は、かなりハラハラする展開が多く、進んでいくストーリーから目が離せなくなってしまうような作品になっています。

この記事では、本作のあらすじ、主要人物、見どころなどを、スリラー作品をあまり見ない方でもわかりやすく解説しています。

ぜひ本記事で、『ウインド・リバー』の予習をしてから映画を楽しんでください!

『ウインド・リバー』の作品情報

こちらでは『ウインド・リバー』の作品情報について、簡潔にまとめています。

映画の作品情報
  • 公開日:アメリカ…2017年8月4日/日本…2018年7月27日
  • 主演:ジェレミー・レナー/エリザベス・オルセン
  • 監督:テイラー・シェリダン
  • 脚本:テイラー・シェリダン
  • 制作:ベイジル・イヴァニク/ピーター・バーグ/マシュー・ジョージ/他
  • 配給:アメリカ…ワインスタイン・カンパニー/日本…KADOKAWA
  • 上映時間:107分

以上が、『ウインド・リバー』の作品情報になります。この映画はアメリカ合衆国で作成された、スリラー映画です。

『ウインド・リバー』本編予告映像

それではここで、『ウインド・リバー』の魅力が詰まった予告映像をご覧いただきましょう!

ご覧になりましたか?謎の死を遂げる少女達の、真相を突き止めるために動く主人公達の姿に魅了される予告映像でしたね。

筆者が気に入ったのは、主人公が銃を撃つシーンですね!思わず息を飲んでしまいました。

他のポイントは、少女達が謎の死を迎えている事件の解決のために派遣された、新人女性捜査官が登場するところですね。そこからの展開は目が離せないような予告映像でした!

『ウインド・リバー』のあらすじ

ハンターをしている主人公、コリー・ランバートは雪山に囲まれた中でネイティブ・アメリカンの少女、ナタリー・ハンソンの死体を発見します。

署長に捜査を依頼しますが、派遣されたのは新人捜査官のジェーン・バナー。過酷な環境での捜査だったので、コリーに捜査の協力を依頼します。

少女の検死をしたところ、殺人の可能性はあるが直接の死因は、冷気を吸ったことによるものでした。

謎が深まるばかりの事件でしたが、あることをきっかけにネイティブ・アメリカン社会の闇に、直面してしまうことになります。

『ウインド・リバー』の主要人物

『ウインド・リバー』に登場する、魅力的なキャラクター達を紹介します!表記→役名(キャスト/日本語吹き替え)

コリー(演:ジェレミー・レナー/吹:阪口周平)

娘を亡くしていますが、今は1人息子のケイシーを持つお父さんです。雪山でハンターを生業としている彼は、銃とスノーモービルを巧みに操ります。

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ジェーン(演:エリザベス・オルセン/吹:行成とあ)

捜査の依頼を受けた、新人捜査官です。彼女はコリーに捜査の協力を依頼し、共に事件解決への道を見つけます。

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ベン(演:グラハム・グリーン/吹:楠見尚己)

ネイティブ・アメリカン部族警察の署長である彼は、コリー達と共に捜査に協力します。

ナタリー(演:ケルシー・アスビル/吹:石井未紗)

ネイティブ・アメリカンの少女である彼女は、雪山の中で死体で発見されます。

『ウインド・リバー』の見どころは?

事件が起こった瞬間からが見どころになります。目を逸らす時間はありませんよ!

淡々と進んでいくストーリーですが、その中で起こる事件の重さと哀しみを、深く知っていくことになります。

殺人事件なはずなのに、死因が別の原因であったがために、捜査が思うように進まず苦悩するシーンから、私はトイレに行くことを忘れ去りましたw

何かの闇が深く関わっていることを、少しづつ知っていくコリー達の姿から目が離せなくなるでしょう。

『ウインド・リバー』の良いレビュー

『ウインド・リバー』につけられた、良いレビューを各サイトごとに見ていきましょう。

映画.comより
  • なんとなく軽い気持ちで見始めたら、途中で止めれなくなっていた。バランスが秀逸でした。
  • 単なるサスペンス映画かと思って視聴しましたが、サスペンス要素も十分にあり、深く考えさせられる良い映画でした。
  • ラストまで一気に魅せてくれて、様々な演技は必見。ゆっくり見てほしい作品でした。

参考:https://eiga.com/movie/87616/review/

映画.comのサイトでは、3.8の評価。記載されていたコメントは、絶賛の嵐で、1回以上の視聴をしている方も多く見られました。

Yahoo!映画より
  • 良い映画は最初から最後まで、一切退屈しない。ストーリー、脚本、俳優陣の抑えた演技も最高でした。
  • 久しぶりに良い映画に出会った。引き込まれる演技に考えさせられる作品でした。
  • 前からずっと気になっていて、やっと視聴しました。淡々とした作りで、無駄な音楽がなく好きな作品でした。

参考:https://movies.yahoo.co.jp/movie/363117/

Yahoo!映画のサイトでは3.9の評価。非常に肯定的なコメントが多く見られました。

2つの映画評価サイトを見ましたが、かなりの高評価が多くあり、中には「こんな実態が本当に存在するのか」といった声もありました。

他にも長文での絶賛コメントが多く、『ウインド・リバー』がどれだけ素晴らしい作品なのかがわかります。

『ウインド・リバー』の悪いレビュー

『ウインド・リバー』につけられた、悪いレビューを各サイトごとに見ていきましょう。

映画.comより
  • 結論は物理的な破壊力であり、道徳も法規制も役には立たない。この世の厳しさが物語られているような、そんな気がしました。
  • サスペンスとしてはいいが、現実世界で起こっていると実感したときの気分が良くない。虐げられてきた歴史に向き合う作品でした。
  • 生まれ育った場所で、こんな運命を辿らなければならないのは、あまりにもむごすぎる。

参考:https://eiga.com/movie/87616/review/

映画.comのサイトでは、実話に基づいている作品ゆえに見ていられない、悲しい、腹立たしいなどと言ったコメントが見られました。

Yahoo!映画より
  • 人が死ぬという事の哀しさが痛いほど胸に染みました。見なければよかったと思いましたが、高評価がついている理由はわかりました。
  • あまり知られていないアメリカの事を、知ることのできる作品ですが、あまり良い思いをしない。傷が癒えない作品でした。
  • アメリカ社会の闇の1つで、とても切なくやりきれなく感じた。全編にわたり、暗い雰囲気で自分はあまり好きではない。

参考:https://movies.yahoo.co.jp/movie/363117/

Yahoo!映画のサイトでは、作品自体はいいが、現実世界の闇を感じて悲しい、と言ったコメントが見られました。

2つの映画評価サイトで悪いレビューを集めましたが、世の中には、深い社会の闇が普通にある事を改めて実感したというコメントが、多く見られました。

『ウインド・リバー』を見た筆者の感想

個人の意見ではありますが『ウインド・リバー』は、私がおすすめしたい映画の中で上位に入る作品になっています。

こんなにも心を締め付けられるなんて、思ってもいませんでした。なんの不便もなく幸せに暮らせていることに、これほどまでに感謝したことはないです。

自分達の知らない土地では、今でもこのような事が起こっているのかと思うと、心がキュッとなりました。

見る人を魅了しつつ、深く考えさせるような作品は他にはないのでは?と思うような映画でした!

『ウインド・リバー』の視聴方法

『ウインド・リバー』を視聴するにはどうしたらいいのでしょうか?視聴可能な動画配信サイトをまとめました。

動画配信サイト一覧
  • U−NEXT
  • TSUTAYA  DISCAS
  • amazon  prime video
  • NETFLIX
  • dTV
  • FODプレミアム
  • music.jp

紹介した動画配信サイトでは月額料金が発生しますが、無料期間付きのところもあり、無料期間だけ様々な作品を楽しむのもおすすめします!

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お家でまったりしたいときは、TVの大画面で映画を楽しむのもいいですね!

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おわりに

『ウインド・リバー』はストーリーの展開が、徹底して組み込まれた作品になっています。

「人々が知らない社会の闇を、作品にして伝えたい」という監督の意思を、強く感じ取れました。

社会の闇のほんの一部をダイジェストして映画にしているので、現実世界の闇がどれほどまでに大きく深いものなのかがわかります。

様々な視点から見れて、深く考えさせられるような内容になっているので、ぜひ『ウインド・リバー』を視聴してみてください!